女性は結婚すると昔なら旦那の家に入って旦那の両親や、祖父母がいる場合は祖父母と、兄弟姉妹がまだ結婚していなければ兄弟姉妹とも同居しなければななりませんでした。
しかし、今は核家族化が進んでいるので、まず旦那の家族と同居することはありませんよね。
でも、それが自分と旦那の家族との距離がいつまでたっても縮まらない原因でもあります。また、生活を別々に始めてしまうことでいざという時、接点を持つのが難しくなってしまうのです。
結婚して旦那の家族と同居していれば、祖父母がいる場合は祖父母の面倒を見たり最期を看取ることもあるし、着父母の具合が悪くなれば介護をするのは当たり前です。
ですが、同居をしていないと、まず同居をすることにストレスを感じるし、介護をしなければならなくなると同居のストレスと一緒に介護のストレスもダブルでやってくることになります。
介護のために同居を迫られた奥さんが、ダブルでやってくるストレスを恐れて、なんとか同居を円満に回避したいと思ったとしても仕方がありません。
目次
絶対ムリ!義母との同居を円満に回避したい...。
義母との同居を円満に回避したい場合の対処法を考えてみました。まず、旦那が義母と同居しないことに納得してくれなければ話になりません。
なぜ義母と同居するのが難しいのかを旦那に説明して納得してもらいましょう。
同居して失敗した例をたくさん集めて、旦那に話して聞かせるのも1つの手です。
旦那が義母と同居しても上手くいかないことに納得してくれたら旦那の口から自分達のケースに合った理由をいくつか見つけて挙げてもらい義母にそのことを伝えてもらいます。
嫁から伝えると義母に与えるショックが大き過ぎるし、犬猿の仲になってしまう可能性が高いのでNGです。必ず旦那から伝えてもらいましょう。
もう1つの案は、家を建てる時に、自分と旦那の両親のことを考えて、両方の実家の中間地点に家を建て、同居ではなく何かあったら助けに行くからという形で納得をしてもらうという手もあります。
我が家も自宅は両方の実家の中間地点に決めました。あとは同居ができない代わりに、定期的に電話をかけてあげたり何かあったらすぐ行くようにしてあげると義母も安心できていいですよ。
まずは夫とよく話し合うのが最重要の課題
義母とは、その時の状況によって同居ができたりできなかったりするし、義母の介護ができる人もいれば事情があってできない人もいます。
そのことに皆が納得できれば問題は起きないのですが、納得できないからもめるのです。
まず最初に納得してもらう必要があるのは夫です。義母は夫にとっては実の母親なので私の旦那のように、親子で仲が悪ければ話は別ですが大抵息子なら母親の面倒は見てあげたいと思うものです。
なのに、奥さんから自分の母親の面倒は見たくない、同居したくないと言われたら夫はどう思うでしょう。嫌な気持ちになりますよね。
それこそ喧嘩になった挙句離婚の危機に陥ってしまったら元も子もありません旦那に義母との同居がムリなワケを感情論で話すのではなく、具体的に理由を提示して納得してもらうために話し合いましょう。
前にも述べましたが同居して失敗した例をたくさん集めて、旦那に話して聞かせるのも1つの手です。義母と同居することでどのようなトラブルが起きるのかを理解してもらいましょう。
メリットとデメリットを家族全員で把握しましょう
私の場合、同居前に仕事をしていたのは旦那だけで私は義母との同居後に仕事を始めました。子供も1年生に入ったばかりでしたが、義母が家にいたので面倒を見てくれました。
私のお弁当も義母が作ってくれました。生活習慣の違いでもめることはありましたが、基本的に義母は私も孫も可愛がってくれたのです。
同居してみて気づいたメリットは、核家族よりも義母が一緒にいてくれた方が私も子供も安心して生活できるということでした。
それは義母にとっても同じでした。義母は車の運転をすることができなかったので、街へ買い物に出かける時や病院へ行く時は、私が車を運転して連れて行きました。お互いに助け合うことができたのです。
私達の場合のデメリットは、旦那の就職先を地元で探すのが難しく、結局実家から少し離れたところにアパートを借りて別居しなければならなくなったことです。
どのような環境に義父母が住んでいるかや誰と同居しているかによって、メリットやデメリットが変わってくるので、予めよく調べておく必要があります。
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同居回避なら代替案をしっかりと提示して
最初のところでも触れましたが、介護が必要な義母と同居ができない場合は、できる人に代わりにやってもらうしかありません。家族会議を開きましょう。
その際、同居ができない理由ばかりを言って拒絶するのではなく、自分達が手伝える時には手伝わせてもらうので大変な時は言って下さいと参加する意思があるということ伝えましょう。
現実に助け合うことが難しくてもその方が義母も安心するので。
避けられない時は同居前に生活のルール決めを
我が家の場合を例に挙げて、義母との同居について書いてみるので参考にしてみて下さい。我が家も結婚当初は核家族で生活がスタートしました。
私達の結婚はデキ婚だったので最初から旦那の義母には結婚を反対されていて、新婚生活をバックアップしてくれたのは私の両親でした。
旦那は私の父が経営していた会社に就職することが決まっていたので就職先にも困らず、私の両親が持っていた家具付きマンションで新婚生活がスタートしたのです。
私達が住んでいたのは東京都内で旦那の義母が住んでいたのは東北でした。
私達の結婚を巡っては双方の親同士がもめたこともあり、親同士が仲が良いとは決して言えませんでした。
旦那も自分の両親を嫌っていましたし、そんな中にあって私は義母に良いイメージを抱くことができなかったのです。もし当時義母の介護を頼まれていたら私も「絶対ムリ!」と思ったでしょうね。
でもある時私は子供を連れて旦那の実家で同居を始めたのです。理由は旦那に手を焼き始めていて、どうしていいのかわからなくなっていたからです。
私は旦那との価値観や金銭感覚、食生活のズレをなんとか修復したくて、旦那が生まれ育った環境を見てみたいと思いました。
当時どちらの親もまだ若かったので介護の心配はありませんでしたが、同居し始めてから義母の具合が悪くなると病院へ連れて行くのは私の役目でした。
今考えると同居し始めてストレスを感じていたのは、私より義母だったのかもしれません。
旦那の実家の義父は出稼ぎで家におらず、義母は私達親子が家に来るまでは、毎日自分しかいない家でストレスフリーの生活をしていたからです。
人は自分の力だけでは解決できない問題にブチ当たると誰かに助けてもらいたいと思いますよね。
私には手に負えない旦那についてもっと詳しく知るために、旦那の両親の力が必要だったので同居に踏み切ったのです。義母がもし病気になっていたら立場は逆になっていたわけです。
現在、旦那の両親のそばには義姉がいて見てくれています。なぜそうなったのかというと、旦那の義父母は昔の人なので、最初両親の面倒は長男が見るものだと言っていました。
旦那は自分の母親は自分より弟のことを可愛がっていると思っていたので、なかなか首を縦に振らなかったのですが、私が義母と同居をするようになり、そこへ旦那が加わると親子の溝が少しずつ埋まり始めたのです。
旦那がようやく両親から必要とされていることに気づいたことで、何かあれば長男が面倒を見てくれると両親も安心し、転勤が多い旦那の仕事の都合で同居ができなくても何も言わなくなりました。
お互いの気持ちがしっかりとつながることで義母の中に安心感が生まれ、結果、同居をしなくてもすむようになったのです。
まず同居についてですが同居を怖がることはありませんよ。自分の旦那を育ててくれた義母ですから、旦那が生まれた頃のことや学生時代のことなど、旦那と出会う前のエピソードを聞かせてもらうといいです。旦那への理解が深まります。
但し、同居前にそれぞれ違う生活をしてきているのでルール作りが必要です。
- 義母と一緒に過ごす時間と別々に過ごす時間を決める
- 冷蔵庫を一緒にするのか別々にするのか決める
- 買い出しは一緒にするのか別々にするのか決める
- 光熱費の負担額を決める
- 車を使った場合のガソリン代をどうするかを決める
- 家事を分担するのか一緒にするのかを決める
- 固定電話を使う場合は電話料金の負担額を決める
同居前に決めておいた方がよいことを書いてみました。同居し始めるとプライバシーがなくなります。
プライバシーがなくなるということは、常に相手のことを気にしたり気を使わなければならなくなるので、これだけは自分の自由にできるという時間や空間が必要になってきます。
好きな食べ物を気兼ねなく食べることができたり、好きなことに没頭できるような環境作りが必要なのです。
- 義母との同居がムリなわけを旦那に理解してもらい、旦那から義母に同居ができない理由を説明してもらう。
- 同居はムリでも代替案を提示する。
【例】自分と旦那の実家の中間地点に家を建てる、定期的に電話をかけて様子を窺う、何かあったらすぐに駆けつける
義母が病気になって同居を求められた時、上手に同居を回避できる方法をまとめてみました。病気になった義母との同居は勇気がいるかもしれません。同居と介護のストレスが1度にやってくるのですから。
でも、同居にはデメリットばかりでなくメリットもあります。お互いに助け合って生きて行こうとする気持ちさえあれば代替案を提示するにしても同居するにしてもきっとうまくやっていけるはずです。
お互いに思いやりを持って、家族みんなで仲良く生きていけるといいですね。
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