
女は男の一歩後ろをついてこい。女は男の世話をしろ。女は男の言うことに口ごたえするな。女が外を遊びまわるな。家にいて家庭を守れ。
…最近はこうした「亭主関白」な考え方、女性軽視だとして世の中では淘汰されつつありますが、「えっ?今まさにそんな感じの彼氏と付き合っていて、喧嘩ばかりしちゃうんだけど…」という女性って、いまだに案外多いんですよね。
彼女である私に対してすごく威張ってる…彼の習慣や常識に合わせてあげないとすぐ怒りだしてしまう…そんなプライドが高い彼と付き合うのはなかなか大変。
「亭主関白」な彼にはどう対応するのが正解なのか、なぜ彼は亭主関白な振る舞いをしてしまうのか。今から解き明かしちゃいますよ!
目次
あまりにも理不尽に威張られたり怒られたりしていると、あなただって我慢の限界が来て喧嘩にもなってしまいますよね。亭主関白な彼とのお付き合い、疲れるなぁ…と思っていますか?
ところがです!実は、この手の男性って一番「チョロい」んですよ!コツさえつかめば、彼もあなたもいい気分でお付き合いできるようになります。
…というのも、うちは父がすごい亭主関白な男で、それを観察していて見えてきたことなんですけどね。
亭主関白男の性格・心理の傾向とは?
亭主関白男の大きな特徴…それは「分かりやすすぎるプライドの高さ」です。亭主関白男は気が強く横柄で、一度自分がこうだといったら絶対まげない頑固さを持っています。
自分に否定的な人間がいれば徹底的に抗戦し、一方的に押さえつけることで自分の考えが正しいことを証明しようとしてきます。
しかし、それは必ずしも本当に強くて自信があるからではありません。人一倍思い込みが強く、「こうあらねばならない」という自分の価値観が揺らぐのを恐れている人だとも言えるのです。
とくに男女の力関係に関して「男尊女卑」的な価値観を持ち、身内の女性に対しては身近な存在であるがゆえに「自分が上でいたい」「自分が上でなければならない」という思いが強くなります。
そうでなければ自分の男がすたると思っているのです。
だから、彼女や奥さんから同等かそれ以上の態度を取られると彼のプライドが激しく揺らぎ、絶対に負けまいとムキになってしまうのです。女より強くいたい。女より有能でいたい。
有能な自分を肯定し、実感させてほしい。それが彼の本当の心なんです!
まぁ、そういう気持ちはどんな男性にもあったりするのですが、亭主関白男はとりわけ自分が育った環境(自分の父親が母親に威張り散らす家庭だったとか)などによって、その考えを見直したり自制したりできない、というケースがままあります。
人間、自分の幼いころから身につけてきた価値観というのはなかなか変えられないもの。
亭主関白な彼と喧嘩しても一向話し合いにならず、一方的にねじふせられて終わってしまうのはこういった理由があったのですね。
そこで、賢い女性はこういう男性に真っ向から立ち向かわず、理想の女性を演じてうまく立ち回ることで上手に転がしてきたのです。それってどんな女性で、どんな方法なのでしょう?
亭主関白男が思い描く『理想の女性』
プライドの高い亭主関白男の理想の女性。それは、「いつもニコニコ自分の言葉にうなずいてくれて、彼の自尊心を満足させてくれる女性」です!
彼のやることに文句をつけず、盲目的に従ってくれる女性に彼は心癒されます。彼のその高く揺らぎやすいプライドが無条件に受け入れられることこそ、彼の一番の願望だからです。
彼が靴下を脱ぎ散らかしても、晩御飯を好き嫌いをしても、「しかたないわねぇ」とおおらかに流し、「メシの準備が遅い!」と言われても「ごめんね、手際がよくなくて」と素直に受け入れる。
すると彼の「男は女より強くなければならない」という価値観(世間一般的には間違っているとしても)は一旦満足され、あなたに必要以上に強くあたらずに済むのです。
彼氏の言うことに納得できない!我慢できない時は?
とはいえ、あなただって立派な人格を持った1人の人間であって、彼の所有物じゃありませんよね。彼に上から目線で怒られたりこき使われたりするのにもう我慢できない!と思ったらどうしたらいいでしょう?
亭主関白の彼を動かす最も効果的な方法は「頼る形でお願いする」ことです。「~して!」「やめて!」では、先述の理由から彼は受け入れられません。
「お願い、助けて!」と言うのです。例えば「メシの準備が遅い!」と言われたなら、「ごめんね、手際が悪くて。あぁー大変、お味噌汁が煮えちゃう!彼氏君お味噌汁よそって!」
・・・こんな風に、「彼氏に助けてもらう」形をとると、彼も「しょうがねぇなあ、お前俺がいないとほんとダメだな!」といいながらも内心はニヤニヤしながら手伝ってくれます。
もし手伝ってくれたときやお願いを聞いてくれたときは、思いっきり「ありがとう!!」と言いましょう。
彼は「女にあれこれ指図される」ことはプライドが許しませんが、「女が困っているのを助けてやる」のはまんざらでもないのです。
男は感情を見せるものじゃない!という思い込みがあるのであまり表情には出しませんが、甘えられることにも実は弱いです。それは彼の「男は女より強くあるべき」という価値観に反さないものだから。
彼氏の言うことに無理や限界を感じたら、「無理~」「助けて!」「お願い~」を使いこなして彼の「男の自尊心」をくすぐり、あなたの意見を通しましょう。
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やっぱり喧嘩になってしまった時、早く仲直りする方法
とにかく早めに、あなたのほうから素直に「ごめんなさい」と言ってしまうのがベストです。
今まで述べてきたように、彼には「女より上でなくてはならない」というプライドがあります。だから絶対に彼のほうから過ちを認めることはないでしょう。
よしんば本当は俺が悪かったのかも…と思っていたとしても、それを表に出すことができず、(なんだよ…あいつから仲直りに来てくれないかな…)なんて思っていることも…。
いつも彼の下手に出ることは悔しいかもしれませんが、あなたのほうから謝ってくれることに彼は内心感謝するでしょう。
すぐには自覚しなくても、いずれそんなあなたの性格に救われていたと気付くのです。彼が「本当の亭主関白」ならば。
亭主関白な彼氏と喧嘩しないコツ
亭主関白な彼氏とうまくいくコツは、ずばり「肯定する」「受け流す」、上級編として「おだてる」この3つです!
亭主関白な男というのは自分の間違いを認めることをがんとして嫌います。
彼があまりにも自分勝手だ!彼が間違っている!と思っても、「~しないで!」とか「そうじゃなくて、こうでしょ!」という言いかたをすると、彼は「おまえごときが生意気な!」と怒りだしてちっともあなたの言うことなんか聞いてくれないでしょう。
正直、亭主関白な彼を変えるのって至難の業。ですから、あなたのほうが対処法を変えてしまうのが最も早い解決法なのです。
例えば、「この煮物まずい。お前、料理下手だな」と言われたとしましょう。
「は?!じゃあどうすればいいかあなたに分かるの?!」とか、「せっかく一生懸命作ったのにそういう言い方やめて!」と言うと、彼氏は彼女に反抗されたと感じ、火が付いてしまいます。
ここは一旦、「そうなの、私煮物料理って苦手なんだよね~」くらいに言っておきましょう。
これが「肯定」して「受け流す」答え方です。上級編の「おだてる」を取り入れるなら、この言葉の後に「彼氏君のほうが上手に作れちゃったりしてね」など言うといいです。
そこまですれば、逆に彼もまんざらでもない顔になったりします。
あなたにだってプライドがあり、彼氏に下手だの何だのと言われっぱなしでは不満があるかもしれません。
でも、亭主関白男にとって自分の発言を取り消したり改めたりするのはとても難しいこと。
子供に接してるくらいに思って軽く流し、とりあえず真っ向から喧嘩するのを回避できるようになりましょう。
亭主関白男との喧嘩がとっても不毛なことは、彼女のあなたが一番よく知ってますものね。ひとまずは負けるが勝ちです。
注意!『モラハラ男』と『亭主関白』は違う
さだまさしの『関白宣言』という歌をご存知ですか。まさに「亭主関白」な男の目線から、妻への要望をうたった歌です。
何々してはいけない、こうしてはいけない、でもどうしろああしろと、随分勝手な男の要求が歌われますが、最後の最後でそこにはまごうことなき妻への「愛」があったからこそなのだ、と分かるというものです。
そうです。「亭主関白」は、妻に色々要求し仕えさせるような面もありながら、「女の拠り所になり守り続けること」にも立派なプライドを持っているのです。
あなたの彼からは、愛を感じますか?亭主関白の意味を勘違いしている人々が見受けられます。
わがままで身勝手で傲慢な彼でも、あなたのことを愛している「亭主関白」ならば、あなたが本当に困っている時は引っ張ってくれたり守ってくれたりするもの。
この記事で書いてきた対処法で仲良くやっていけるでしょう。
でも、なかには「俺は亭主関白なんだ」と自称して、ただただあなたの尊厳を踏みにじり、罵倒して、奴隷のように扱う男がいます。
あなたの用意したご飯がまずいとか、お風呂のタイミングが合わないとかで極端に不機嫌になり、ご飯をひっくり返したり家具を蹴って脅したり、というような男です。
あなたが外に出れないよう生活費を一切渡さない、というパターンもあります。これらは全部、ただのモラハラです。
好きな男性が相手だと判断が難しいこともあるでしょうが、女に愛情や保護などの一切の見返りを与えず、自分のプライドのためだけに女性を攻撃し、搾取を続けるような男からはどうか逃げてください。
あなたが頼ったり甘えることもできない男とは、付き合い続けないでください。
今ではほとんど絶滅したような価値観で生きている、亭主関白な彼。
そんな彼に対しては現代の常識で迎え撃つのではなく、彼の本音を読み解き、それに合わせた対処を女性がしていくことで、いい関係が築けるというお話でした。
- ・亭主関白な彼に対しては「肯定する」「受け流す」「おだてる」で喧嘩を回避しよう!
- ・亭主関白な彼は男女の力関係に対してつよい思い込みやこだわりがあり、それを崩されるのを許さない
- ・頑固な彼に真っ向から向かっていかず、助けてもらう・甘えさせてもらうという形で彼を操作しよう
- ・喧嘩になってしまったらあなたから謝ろう。それはおいおい彼に感謝される
- ・あなたを踏みにじることそのものが目的になっているような男は亭主関白ではなく、ただのモラハラ男。あなたが頼ったり甘えたりできないような男からは逃げよう。
あなたが我慢するばかりではなく、亭主関白な彼の「男前」な部分にも触れて幸せを感じるお付き合いができるよう願っています!
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