妊娠中は、旦那にイライラしたり、すれ違いが生まれたり、出産までの旦那との関係で関係が悪くなることがよくあります。
性別が異なるのはもちろんのこと、妊娠している女性の気持ちをわかってもらえないのはある程度しかたのないことかもしれません。
しかし、それでは妊娠や出産、育児という夫婦の問題が自分にだけ押し寄せてしまいます。
ここでは、妊娠中の日々を通して、少しでも女性の負担を理解してもらうにはどうすればいいか。
そして、旦那にパパになる自覚を持ってもらうにはどうすればいいかを考えていきます。
妊娠中の旦那の態度が気になる
夢見た幸せな結婚。そして大切な赤ちゃんがお腹にできて、妊娠生活がスタートしました。
旦那と一緒に幸せ一杯の日々が待っていたはずなのに、妊娠中に旦那の態度が気になった経験を持つママは少なくありません。
結婚生活だけでもお互いときにはストレスを感じることだってあります。
心身ともに変化の激しい妊娠中ともなればいっそう旦那の優しさや気づかいが欲しくなるのはとてもナチュラルなことです。
とはいっても、妊娠中に旦那の態度が気になってフラストレーションが溜まったり、夫婦げんかが絶えなかったりという話をよく耳にします。
なぜ、いつも以上に気を使って欲しい妊娠中なのに、旦那は妻に優しくできないのでしょうか。その理由を考えてみましょう。
旦那が妊娠中の妻に優しくない理由
妊娠中の女性は心身に大きな症状が生まれます。
つわり、よく眠れない、イライラする、神経質になるなど、お腹に子どもがいるというのは非常に女性の心も体も繊細にしていくものです。
さまざま辛い症状をいちいち旦那に話すというわけにもいきませんが、だからといって妊娠していることへの配慮がたりないと感じると余計にイライラ感が増していくのは当然です。
マタニティブルーや産後うつといったメンタル的な不調に加えて、気づかいのできない旦那に腹を立ててしまうのは大変なストレスです。
それではなぜ旦那は妊娠中の妻の理解が足りないといわれるのでしょうか。
つわりの辛さがわからない
妊娠中の女性でなければ経験できない症状といえば、つわりです。
旦那からすればつわりは吐き気のちょっとひどいくらいに思っているかもしれませんが、個人差が大きく辛く感じるかどうかは人によってさまざま。
つわりが軽い女性ならまだいいかもしれませんが、重いつわりが続いているのに妊娠前の生活が当たり前と思われるとイヤになりますよね。
家事をサボっていると思っている
だるさや倦怠感、頭がボーッとするといった妊娠中特有の症状のせいで、それまでこなせていた炊事や洗濯、掃除ができなくなる女性もいます。
なかにはずっと布団の中で休んでいないと体が辛い人だっています。
そんなときそれまで通りの感じで旦那に「夕飯の用意ができてない」とか「部屋が散らかしっぱなしだから掃除しろ」とか言われるとカチンと来たり、どうしてわかってもらえないんだろうって悲しくなることだってあります。
他の妊婦と比べる
妊娠中にそれまで通りの日常生活が送れるかどうかは、とても個人差が大きいので、お腹が大きくなるまで周囲から妊娠していると気づかれない場合もあります。
その一方で、それまで当たり前だったことが体調のせいでまったくできなくなる妊婦も少なくないのです。
つわりやだるさ、メンタル的な状態は同じ妊娠している女性のなかでも差が大きいため、たまたま旦那が知っている妊婦さんに辛い症状がなかったといっても、目の前の妻が苦しいことだってあります。
ホルモンバランスの乱れに気づかない
妊娠中はホルモンバランスの乱れによってイライラや憂うつ感、焦燥感といった普段感じないメンタル状態になりがちです。
とくに妊娠初期はプロゲステロンが増加するため心身の状態が不安定になりやすく、些細なことでも気になったり、異性の存在が疎ましく感じたりします。
よく妊娠中、以前なら気にならなかったちょっとした言葉や行動にイラついてしまうのも、ホルモンバランスの乱れが大きく影響しています。
ホルモンバランスが乱れていることは一緒に暮らしている旦那もわかりづらいため、心身の不調を気づいてもらえないことが多いのです。
家事より仕事の方が大変と思っている
体調が悪く生活面でさまざまな制約が生まれるため、当然家事もいつものようにこなせなくなります。
家族の食事の用意だけでもと思っても、体も気持ちもついていかない日々が続きます。
そんなとき、旦那から「仕事して帰ってきたのに食事の用意ができていない」とか「リビングが散らかりっぱなしだ」などといわれると、何も分かってくれてないとイライラしてしまうのも無理ありません。
育児中で妊娠していたらなおさらこうした旦那とのすれ違いの可能性が高くなります。
ふたりの子どもであっても旦那には生活や体調で制限はないため、残業だから仕方ないと毎晩遅く帰ってきたり、職場の飲み会で夜いない状態が続くと「本当に私が妊娠してるってわかってるの!?」と怒りたくなってしまいます。
パパになる自覚を持たせる方法
では、妊娠中の体の変化を理解してもらい、旦那にパパとしての自覚を芽生えさせるにはどうすればいいのでしょうか。
ここでは、5つのポイントに絞ってご紹介します。
1. 検診に付いてきてもらう
男性は妊娠していると聞いても言葉だけで捉えがちでイメージがわきづらい場合もよくあります。
お腹が大きくなってきても自分がパパになるのだという感覚がつかめない人も多いようです。
エコー検査でお腹の中の赤ちゃんの姿を見ると具体的に自分の子どもだという思いが強まって、パパとしての自覚が育ちやすくなります。
妊婦検診には平日でもできるだけ有給休暇を利用するなどして、一度よりは二度、二度よりは三度、旦那を連れていくようにしましょう。
また、一緒に病院まで行き帰りすることで、妊婦が外出するのが大変なとも理解してもらえます。
2. 赤ちゃんの環境づくり
早いうちから、赤ちゃんを迎えるための準備を旦那とともに進めましょう。
寝具を揃えたり、ベビー服を買ったり、ひとりで行くのではなく休日に夫婦でマタニティーショップに出かけてふたりで話し合いながらベビーグッズを集めるようにします。
マイカーを持っている夫婦ならチャイルドシートはパパに選んでもらうようにすると、パパの仕事ができて気持ちも上がるかもしれません。
3. お腹の赤ちゃんに話しかける
朝出かける前や夕食後のゆっくりした時間に旦那を隣に座らせて、赤ちゃんに話しかけるようにリードしましょう。
お腹をさわらせたり、絵本の読み聞かせをしたりすれば、お腹の中の赤ちゃんを自分も一緒に守っているのだという意識を強めることができます。
4. 両親学級に参加する
仕事で忙しい旦那でも日曜や夕方にある両親学級なら参加しやすいため出産後のパパの育児に対するイメージを育てるのにおすすめです。
最近は旦那の育児参加のためパパ向けの内容に力を入れている両親学級も増えています。
第三者から育児や家事参加について話があれば、旦那の意識も変わってきやすいはずです。
とくに両親学級ではパパを中心に沐浴のしかたを教えてくれることが多く、「パパになる実感がわいた」「生まれてくる子どもを大切にしたいと感じた」など、実際の参加者の声からも効果が高いようです。
5. アプリを使って赤ちゃんの状態をみる
スマホアプリ「トツキトオカ」のようなサービスを使うと、妊娠記録や妊娠日記を夫婦で作ったり、妊娠中のパパ向けのアドバイスを読んだりすることができます。
アプリを開くたびに、画面上の点のような赤ちゃんがどんどん成長していく姿を見れば、旦那も夫として、パパとして、妊娠や育児に対する姿勢がもっと真剣になるはずです。
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妊娠中からパパになる自覚が大切
赤ちゃんが生まれてから旦那にパパとしての自覚を求めるのはなかなか難しくなります。
妊娠期間の約10ヶ月をかけて少しずつ旦那に「パパとしての教育」をするようにしなければ、いきなり赤ちゃんが生まれてきても男性はどうしていいかピンと来づらいからです。
育児や家事を自然にできるパパになるには、妊娠中から旦那を巻き込みようにしましょう。
少しずつ夫として妻にどう接すればいいか、出産後の赤ちゃんの育児をどう手伝えば良いか、具体的にイメージを持ってもらうことで、産後クライシスになった時も理解してくれるとともに、ワンオペ育児を避けることができるでしょう。
妊娠中からパパとママになる準備をしよう
パパとママになる準備は妊娠中から始めることが大切です。
妊婦健診や両親学級、ベビーグッズなど、お腹の中の赤ちゃんに関することはできるだけ旦那と一緒に行うことで、ママの負担を減らし、旦那にパパとしての自覚を育てることができます。
良いパパとママになるために、ぜひ夫婦二人三脚で赤ちゃんがやって来るのを待ちましょう。
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