
昨年大ヒットした『パラサイト 半地下の家族』(20019)の監督、ポン・ジュノが送るホラー映画『グエムル-漢江の怪物』(2006)。
今回は、そんな『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言・名セリフをまとめていきます。
胸に響く名セリフと名場面を振り返っていきましょう。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言・名セリフを紹介

『グエムル-漢江の怪物』(2006)©Showbox Co., Ltd.
これから『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言・名セリフを1つずつ紹介していきます。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言1.「ヒョンソ。銅メダルだ。銅メダル。」

ナミル©Showbox Co., Ltd.
大量の毒薬ホルムアルデヒド下水溝に流したことことで漢江に怪物が出現しました。
そんなグエムルに娘であるヒョンソを連れ去られてしまった主人公カンドゥ。
ナムジュは優勝したら直接ヒョンソに渡したかったであろう銅メダルをヒョンソの遺影の前に差し出しながら泣き崩れました。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言2.「お前のおかげで家族全員が揃ったよ。」

ヒョンソとヒボン©Showbox Co., Ltd.
叔父ヒボンの言葉です。
ヒボンはさらに、
「人に気概を加えた獣は八つ裂きにして息の根を止めるのが通りだと昔から言い伝えられている。ヒョンソの死体を探さないと死んでもし死にきれん。」
と言いました。
ヒボンは迷信や昔の言葉をとても信じる人間でした。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言3.「考えて見ればはずみで出来た子をはずみで失うわけだ。」

グエムル©Showbox Co., Ltd.
ヒボンがふと発したこの悲しい言葉はすぐさまなかったことなります。
何故なら、怪物に殺されたと悲しみに暮れるパク家族のもとに死んだと思っていたヒョンソから電話があったのです。
ヒョンソが生きていると知ったパク家族はヒョンソの救出に向かいました。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言4.「死亡者だけど死んでない。死んだけど生きているんだ。」

怪物から隠れるヒョンソとセジュ©Showbox Co., Ltd.
ヒョンソはどこかの下水溝の地下にいて死んではいませんでしたが、警察はカンドゥのそんな言葉を信じてくれませんでした。
それどころかカンドゥはウイルスに頭が侵されて、正常な判断が出来ていないと思われていました。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言5.「医者にいると言われたら素直に信じろ。」

ヒョンソとセジュ©Showbox Co., Ltd.
カンドゥは隔離されていた病院から逃げ出し、パク家族は再び一緒にヒョンソを探します。
カンドゥはその間、ヒョンソに会ったときに細菌が移ったら大変なのだと、車の後ろから排出される煙を走りながら浴びて自分の身体の消毒をしていました。
この言葉は、
「”細菌?全員元気なのにウイルスがいるって?」
とナミルが言った言葉に対してヒボンが言った言葉です。
ヒボンが発する言葉はとても昭和的とい言いますか、一世代前の人の考え方という印象が強いですね。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言6.「生きてくのは大変だな。」

ヒョンソ©Showbox Co., Ltd.
セジュの兄が言った言葉です。
ヒボンの売店に潜入して食糧を調達する親がいない彼らの生活は、この言葉以上にとてもしんどく苦しい日常でしょう。
そんな2人もヒョンソ同様グエムルによって下水溝へと連れてこられましたが、セジュの兄は死んでしまいました。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言7.「俺は猫の額ほどの売店で、カンドゥの屁の音を聞いただけでその日のコンディションがBーかA +か分かる。」

カンドゥとヒボン©Showbox Co., Ltd.
ヒョンソを探す道中の途中、パク一家はヒボンの売店に立ち寄りました。
この言葉は、ヒボンが寝ている主人公のことを理解出来るか2人の子供たちに話してた言葉です。
ですが、カンドゥよりもまともに見える大学を出たナミルもアーチェリーで銅メダルをとるような優秀なナムジュもカンドゥ同様、父の話を聞かず寝ているところを見ると「やっぱり親子だな。」とという点でクスッとしますね。
ポン・ジュノ監督はこういった些細な誰もが「分かる分かる。」と相槌を打てるような日常を描くのがとてもうまいなと改めて感じるシーンです。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言8.「ノーウイルス?」

パク家族©Showbox Co., Ltd.
隔離されているカンドゥの元に、グエムルが発生する原因を科学者たちが現れました。
そこで死んだ皆が誰1人として体内にウイルスをもっていなく、ウイルスはどこにも存在しないのだと科学者は語りました。
そんな2人のひそひそ話しが英語が分からないはずのカンドゥに伝わるはずもないのに、カンドゥが言ったこのセリフには思わず笑った方も多いのではないでしょうか。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言9.「セジュ。ここでじっとしててね。絶対に動いたらだめだよ。私が助けを呼んでくる。そしてお医者さんや救急隊の人。警察官。軍人。たくさん連れてくるから。」

ナムジュ©Showbox Co., Ltd.
下水溝の中でだんだんとセジュは衰退してきました。
ヒョンソはこのままでは自分もセジュも衰退して死んでしまうのと思ったのでしょう。
グエムルから逃げるべく、眠っているグエムル踏み台に外に出ようとした姿はなんとも勇敢です。
ここで疑問なのが、ウイルスが撒かれて血を吐いて倒れている人もいるのに、彼ら家族が平気な理由はなんだったのでしょうか。
そしてこのなんでもない、ごく普通の一家が一躍ヒーローになるというストーリー。
みなさんはどう思いましたか?
筆者は、話こそめちゃくちゃ感もありますが、構成がしっかりしている分、気になることもなく、音楽のタイミングも非常にいいなと思いました。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言10.「ウイルス事件の調査結果を発表しました。ウイルスは発見されず、今回のような事態を招いたのは誤った情報が原因だと考えられます。」

カンドゥとグエムル©Showbox Co., Ltd.
カンドゥとセジュが晩ご飯中にテレビから流れてきたニュースキャスターの言葉です。
「テレビつまんない。」
というセジュのこの言葉に、カンドゥはテレビを消し、自分のことなのにも関わらず興味も示さないラストシーンがなんともこれまたポン・ジュノ節で、また滑稽。
最高です。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)の名言・名セリフまとめ
ヘッドホンをしながら爪垢をとっている女性が怪物の存在に気づかれずに不意に襲われるシーン。
走って逃げてこけた瞬間に、掴んだ手がヒョンソでないと知らぬまま走ったシーンや、シリアスな映画にしてはクスッと出来るシーンもあり、本来ある怪獣映画のシリアスな概念を覆した作品です。
そして韓国全土の人々がマスクをしている姿は、現在の世界の混乱を感じさせるショット。
これまた滑稽ですね。
『グエムル-漢江の怪物』(2006)、是非自分だけにしかない、いろんな問いを持ちながら、名言も踏まえた上で、ぜひご覧になってください!
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