
シンプルながらも、多くの演出が詰まった『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言・名セリフをまとめていきます。
胸に響く名セリフとクスッと思わず笑ってしまう名場面とともにを振り返っていきましょう。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言・名セリフを紹介

『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)©Searchlight Pictures
これから『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言・名セリフを1つずつ紹介していきます。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言1.「作家というものは常に無限の想像力を羽ばたかせて、様々なストーリーやエピソードを自由自在に考え出しているものだ。常に無から新たな物語を生み出しているのだという。だが実際にはその正反対だ。」

作家©Searchlight Pictures
"people think the writer's imagination is always at work, that's he constantly invited an endless supply of incidents and episodes,t hat he simply dream up his stories out of this air.In point of fact, the opposite is true. "
冒頭の作家の言葉です。
これから始まる奇想天外な物語を想像させますね。
とても独特なルックに冒頭から惹きつけられます。
"Once the public knows you're a writer, thy bring the characters and events to you and as long as you maintain your ability to look and to carefully listen,thease stories will continue to.."
「私が作家だと分かると、人がよってきていろんな話をしてくれる。そう言ったチャンスを決して見逃さずに耳を傾ければ自然と物語が集まってきて。」
と言う言葉の通り、世の中にあるものは全てアバンギャルド。
全て何か基本があったものを、誰かが応用しているだけなのです。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言2.「だってなりたいですよ。グランド・ブダペストですから。憧れていました。」

グスタブとゼロ©Searchlight Pictures
"Well, who wouldn't, at the Grand Budapest, sir?It's an institution."
なぜロビーボーイになりたいかとグスタヴに聞かれたゼロが答えた言葉です。
それに対して、
"Very good."
「いいこと答えだ。」
とグスタヴは言います。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言3.「客が嫌がるものを綺麗に消し去り、客が何を必要としているか言われる前から察すること。」

ゼロ©Searchlight Pictures
"A Lobby Boy remember what people hate.A Lobby Boy anticipates client's needs before the needs are needed."
グスタヴはゼロにロビーボーイの心得を教えました。
ゼロにとってグスタヴは保護者であり師匠です。
聞かれる前から察して提示できてこそサービスの真骨頂。
これはロビーボーイの心得ではありますが、人生の教科書になる名言です。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言4.「人生なんて虚しいもんだ。一瞬で終わりを迎えてしまう。気がつくと死後硬直で始まっている。花の命も儚いものだ。」

ゼロとアガサ ©Searchlight Pictures
"There's really no point in doing anythig in life.because it's all over in the blink of an eye..And,the next thing you know rigor mortis sets in,Oh, how the good die young."
マダムDが亡くなり、彼女に会いに向かう列車の道中でグスタヴが言った言葉です。
彼は、
"!When you're young, it's all fillet steak, but as the year go by, you have to move on the cheaper cuts.which is fine withe me, because I like those."
「若い頃はヒレステーキ。歳をとれば安い肉で辛抱しないとな。そういう肉もまた乙なもんだ。」
と言います。
グスタヴの話しはとても詩的でロマンチックですね。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言5.「莫大な財産の行方が関わってくると、人間の欲というやつは止めどなく湧くものなのか。」

ドミトリー©Searchlight Pictures
"When the destiny of a great fortune is at stake, men's greed spreads like a poison in the bloodstream."
グスタヴがゼロと一緒に彼女の屋敷に向かった際に、甥っ子やいとこ、ほとんど付き合いもないような親類たちが湧いて出てきました。
その時にグスタヴが語った言葉です。
お金のと言うものは時として怖いもの。
人の死の悲しさよりも優位に立つからです。
よく相続問題などありますが、人が亡くなってその人のお金で身内と争うなんて悲しいですよね。
そう言ったことを詩的にまた語るグスタヴ演じるレイフ・ファインズの演技はとても素敵。
遺言書に書いてあった内容が、相続品を全てグスタブに送ることを決めたことによって、物語は波乱を生んでいきます。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言6.「ここにある他の絵はクズだよ。」

グスタブとゼロ ©Searchlight Pictures
"The rest of this shit is worthless junk."
グスタブが言った言葉です。
そんな彼の言葉を聞いて、何かを察したゼロは椅子を彼の前に差し出し2人は少年と林檎を盗みます。
彼は、グスタブが言った、
"A Lobby Boy remember what people hate.A Lobby Boy anticipates client's needs before the needs are needed."
「客が嫌がるものを綺麗に消し去り、客が何を必要としているか言われる前から察すること。」
がきちんとできています。
彼はもう1人前のロビーボーイですね。
"It reminded her of me.It will remind me of her.Always.I'll die with this picture above my bed."
「こうして観るたびにマダムを思い出すだろう。永遠に。これを見ながら死にたいよ。」
グスタブにとってマダムDが大切だったことが読み取れます。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言7.「こういう掃き溜めに放り込まれたら、とにかく戦えといいことだ。相手に舐める隙を隙を与えずに一目置かせるべし。」

グスタブ ©Searchlight Pictures
"It's that when you find yourself in a place like this, you must never be a candy-ass. You've got to prove yourself from Day One.You've got to win their respect."
刑務所に入ったグスタブが小説から学んだ言葉をゼロに言った言葉です。
グスタブはとても紳士的ですが、勇ましく暴力的な一面もあります。
彼は、自分の信念や、大切な人を傷つけるものを許しません。
そして彼は詩から学んだことをバイブルとして生きる様は、私たちが道に迷った際の教えとして学びたいことです。
私たちも迷ったときのバイブルを持つべきですね。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言8.「あなたがグランド・ブダペスト・ホテルのムッシュグスタヴですか?」

グスタヴとゼロ ©Searchlight Pictures
"Are you Monsieur Gustave of the Grand Budapest Hotel in Nebelsbed?"
グスタヴは秘密結社に協力を求めました。
その際に、様々な使いに言われた言葉。
ソリで山から降りてジョプリングを追うシーンは傑作ですし、この笑える言葉とシーンも傑作です。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言9.「別れの時が来たようだ。さらば、そう若者は叫んだ。」

ゼロとアガサ ©Searchlight Pictures
"it's this do be me end, farewell! cried the wounded piper-boy."
死んでしまうかもしれない直前まで詩を読むグスタヴ。
ですが、ジョプリングを蹴落としグスタヴは一命を取り止めました。
残り20分ほどで完結するこの映画で後半にやたら笑いを持ってくる『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)は前半は摩訶不思議なドラマで、後半で一気にコメディ映画感を増す不思議な映画でまるでSFのようにも感じ取られます。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言10.「始まりの終わりの終わりの始まりが始まった。」

グスタブとゼロ©Searchlight Pictures
"The beginning of the end of the has begun."
グランドブダペストが兵舎に変わった姿を見てグスタブが言った言葉です。
日本語で見ても難しく、英語で見てもややこしい言葉。
グスタヴにとってグランド・ブダペスト・ホテルは人生だったはず。
気高く美しい場所も戦争の前では無力です。
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)の名言・名セリフまとめ
改めて見ると凄まじく豪華な演者たちが出演していますね。
どうしてこの映画にこんなに豪華人が集まってきたか、見るたびに不思議に思います。
表現物はふと出演者に目が行きそう世界をふと忘れさせるような表現力の高さがこの映画の素晴らしさです。
彼はインタビューで、
『グランド・ホテル』(1932)、『 生きるべきか死ぬべきか』(1942)、『 老兵は死なず』(1943)『 狩人の夜』(1955)、イングマール・ベルイマン監督の『 沈黙』(1963)等々、往年の名作映画のエッセンスが大量に盛り込まれている。
と語っていますし、
"People think the writer's imagination is always at work, that's he constantly invited an endless supply of incidents and episodes,t hat he simply dream up his stories out of this air.In point of fact, the opposite is true. "
「作家というものは常に無限の想像力を羽ばたかせて、様々なストーリーやエピソードを自由自在に考え出しているものだ。常に無から新たな物語を生み出しているのだという。だが実際にはその正反対だ。」
こう上記の名言1.からの文字からも読み取れます。
そして、この映画を男性が作っているということに驚きました。
細部までこだわった女子の心をくすぐるアイテムの多さにとても男性が作ったとは考えにくいです。
日本映画ですと蜷川 実花などの世界観を観るとやはり女性にしか出来ない表現は男性にしは出来ないと感じますが、そう言った点からもウェス・アンダーソン監督は奇才であり天才。
ぜひ名言も踏まえた上で、ぜひご覧になってください!
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