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『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)は実話?あらすじやタイトル、ラストの意味を解説【一部ネタバレ含む】

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)は、HIVの特効薬を求めて旅をする少年2人の友情を描いたヒューマンドラマ映画です。

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少年を演じたのはブラッド・レンフロとジョゼフ・マゼロ。

少年2人の深い友情に胸が熱くなる1作です。

大人になっていく少年の旅というロードムービーの一面もある映画『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)について、感想・考察、泣ける名作と言われる理由、タイトルやラストの意味を解説していきます!

【『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の評価】

項目 評価 点数
知名度 ★★★★☆ 70点
配役/キャスト ★★★★☆ 70点
ストーリー ★★★★☆ 80点
物語の抑揚 ★★★★☆ 75点
友情 ★★★★★ 90点
泣ける度 ★★★★☆ 85点

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の作品情報


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製作年 1995年
原題 The Cure
製作国 アメリカ
上映時間 97分
ジャンル ドラマ
監督 ピーター・ホルトン
脚本 ロバート・クーン
主要キャスト ブラッド・レンフロ(エリック)/ 日本語吹替:滝沢秀明

ジョゼフ・マゼロ(デクスター)/ 日本語吹替:今井翼

アナベラ・シオラ(リンダ)/ 日本語吹替:弥永和子

ダイアナ・スカーウィッド(ゲイル)/日本語吹替:吉田理保子

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の概要

エリックとデクスター:ⓒUniversal City Studios LLC

エリックの家の裏隣りにデクスターというHIVに感染した少年が引っ越してきた。

初めは距離を置いていたエリックであったが、一緒に庭で遊ぶようになり、友情を育んでいく。

エリックはデクスターのHIVを治そうと色々な野草を採って煎じて飲ませるが、効果はなく、失敗してしまう。

ある日、ニューオーリンズで「エイズの特効薬が見つかった」という記事を目にしたエリックとデクスターは、手作りのボートを漕いで、川を下り旅に出る。

途中、ボートを降りて若い男の舟に金を支払って乗せてもらい、ニューオーリンズへ向かった。

しかし、薬の残りも少なく、一向に向かおうとしない男たちに怒ったエリックは、雑誌に挟んであった300ドルを盗んでしまい……。

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『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の感想と考察

エリックとデクスター:ⓒUniversal City Studios LLC

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の感想

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)は、少年の深い友情が印象に残る映画であり、ラストでは胸が熱くなりました。

エリックとデクスターは友達がいないという点は同じなのですが、デクスターは幼い頃の輸血が原因でHIVに感染しています。

デクスターの治療法を探すために旅に出るエリックとデクスター。

2人の旅は友情を深めながら、大人へと成長していく感じで素敵でした。

手作りのボートで川を下るというシーンは「冒険感」が出ていて良かったですし、大人の女を興味深く眺めるシーンは、まだうぶな感じで可愛らしかったです。

このようなエリックとデクスターの冒険や友情が一番の見どころではありますが、いつかは死ぬと分かっているデクスターと母リンダの関係も胸を打つものがあります。

本作では、少年の深い友情や母子の愛情に涙することでしょう。

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の考察

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)は感動できる物語ではありますが、角度を変えて観れば、残酷で皮肉な物語です。

エリックはデクスターの病気を治したいという純粋な思いで野草を採って煎じて飲ませたり、手作りのボートを漕いで、旅に出るのですが、結果的にそれがデクスターには負担となり、病状を悪化させてしまうのです。

実は、HIVとは急激に免疫が落ちて、他の病気と合併してそれが原因で死亡するケースが最も多く、HIV自体で死ぬことはあまりないのだそう。

もし、エリックが「デクスターの病気を治したい」と思わなければ、デクスターはもっと生きていたかもしれません。

言い過ぎかもしれませんが、デクスターを殺したのはエリックと言えなくもないです。

善意でやったことなのにかえって最悪な状況になってしまう。

友達思いの純粋な少年の行動だけに残酷なのです。

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の主題(メッセージ)とは?

エリックとデクスター:ⓒUniversal City Studios LLC

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)が伝えたいこととはなにかを解説

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)は、エリックとデクスターの友情に目が行きがちですが、隠れたテーマとしては、「心無い大人たち」が考えられます。

それを象徴しているのが、エリックの母、ゲイルです。

ゲイルはデクスターと遊んでいたエリックに対し、(空気感染すると信じているため)「私を殺す気なの!」ときつく叱り、遊ぶことさえも禁止しました。

これは、HIVに対する偏見でしかありません。

大人=社会と見ることもできます。

つまり、社会は偏見に満ちていると暗に伝えていたのではないでしょうか。

ゲイルのような偏見を持った親が歪んだ社会を生み出し、いじめを助長させているのではないかと思います。

【なぜ?】『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の疑問を解説

エリックとデクスター:ⓒUniversal City Studios LLC

デクスターはなぜHIV(エイズ)に感染したのかを解説

デクスターのHIV(エイズ)は、幼い頃の輸血感染が原因です。

ちなみに、HIVとはエイズウイルスのことで、正式には「ヒト免疫不全ウイルス」といい、感染すると、免疫力を低下させてしまうウイルス。

HIVは輸血感染以外にも、注射の回しうち、性行為や母子感染による感染などもあります。

HIVの潜伏期間は、感染から平均10年程度と言われ、潜伏期間に免疫力が少しずつ低下。

やがて全身のリンパ節が腫れ、発熱、下痢、寝汗、倦怠感などが1ヶ月以上続き、体重が1割以上減り発病します。

エリックとデクスターはどうやって友達になったのかを解説

デクスターが庭で戦争ごっこをしていたところをエリックも一緒にやるようになり、友達になります。

2人はそれから常に一緒に遊ぶようになりました。

母親が抱える問題点とはなにかを解説

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)では、リンダ(デクスターの母)とゲイル(エリックの母)の2人の対照的な母親が登場しました。

リンダ(デクスターの母)は、息子はもちろん友達のエリックにも優しい母親ですが、ゲイル(エリックの母)は息子のことはほったらかしで、すぐに叱りつけるという母親。

この対照的な母親を登場させたことで、家庭(母親)の問題をあぶり出したのではないでしょうか。

つまり子供の面倒を見ず、子供の行動を縛り付ける親を暗に非難したのだと思います。

今でも社会問題になっているネグレクトです。

ゲイルはデクスターと遊んでいたエリックに対し、「私を殺す気なの!」と罵倒するシーンがありました。

これは子供より自分を心配している発言です。

リンダ(デクスターの母)は息子をコントロールしようと縛り付けることもなく、きちんと世話をしながらも自由に遊ばせていました。

「子供のことを考えない親はいかがなものか」

対照的な母親を描くことで、本作ではそのようなメッセージも暗に伝えているように思います。

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の原題・タイトルの意味とは?

エリックとデクスター:ⓒUniversal City Studios LLC

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の原題は『The Cure』であり、「cure」には、「治す」「治療する」といった意味があります。

「治す」ことは、エリックとデクスターの友情の象徴でもあります。

『The Cure』には、「エリックとデクスターの友情」、すなわち「友達」という意味が込められているのではないでしょうか。

邦題の『マイ・フレンド・フォーエバー』は英語にすると、『My Friend Forever』。

直訳すると『友達よ、永遠に』という意味でしょうか。

『マイ・フレンド・フォーエバー』には「いつまでも僕の友達でいて」「君のことは忘れない」そんな意味が込められているように思います。

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)は実話? 原作や元ネタとの比較

リンダとデクスター:ⓒUniversal City Studios LLC

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)に原作や元ネタはありません。

ロバート・クーン脚本オリジナルだと考えられます。

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の最後は? ラストシーンや結末を解説

エリック、リンダ、ゲイル:ⓒUniversal City Studios LLC

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の結末・ラストシーン

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の最後で、デクスターは入院することに。

デクスターとエリックは病院でデクスターが死んだふりをするというイタズラをして遊んでいました。

しかし、ある日、いつものようにしていたイタズラの最中、デクスターは死んでしまいます。

葬式の日、エリックは棺の中のデクスターの腕に自分のスニーカーを抱かせ、代わりにデクスターの革靴をもらって川に流すというラストになりました。

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の最後の解釈と考察

最後のシーンで、エリックがデクスターの靴を川に流しますが、なぜ川に流したのでしょうか。

デクスターの革靴をもらったのなら、そのまま大事な思い出として持っていてもよさそうですが、川に流したということはそれなりに意味や意図があったのではないかと推察できます。

エリックにとって、あの川はデクスターとの思い出が詰まった大事な場所だったのではないでしょうか。

デクスターとの旅はあの川から始まりました。

だからエリックは「2人の旅を覚えていて欲しい」という願いを込めて、川に流したのだと思います。

また、エリックは靴を流したことで、デクスターと「さよならの儀式」をしたとも考えられます。

いずれにしろ、とても印象に残るラストシーンでした。

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)のその後、現在は?

デクスターという親友が亡くなったエリックのその後はどうなるのでしょうか。

エリックは、デクスターと出会う前に戻るだけだと思います。

相変わらず友達はいないままになっていると考えられますが、時々はデクスターの家に行ってリンダ(デクスターの母)と話をするのではないかと思います。

そして、デクスターの靴を流した川に行き、デクスターを思い出すのではないでしょうか。

【レビュー】『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の評価・評判

エリックとデクスター:ⓒUniversal City Studios LLC

【つまらない?】低評価のレビュー

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)はどのような低評価レビューがあるのでしょうか。

映画レビューサイトをまとめてみると、

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の低評価レビュー
Filmarks:★★☆☆☆ 2.0
「号泣を期待しすぎたせいか想像よりはあっさり…?」
映画.com:★★☆☆☆ 2.0
「評価が良いから期待したのですが、普通位の映画でした」
Rotten Tomatoes(海外の評価):★★★☆☆ 3.0
「感動したが、泣けはしなかった」

という低評価レビューがありました。

「泣けなかった」というレビューがあるものの、低評価のレビューはほぼ見られませんでした。

【面白い?】高評価のレビュー

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)はどのような高評価レビューがあるのでしょうか。

映画レビューサイトをまとめてみると、

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の高評価レビュー
Filmarks:★★★★☆ 4.3
「靴のくだりからなんだかんだでずっと泣いてたな、、、友情、、母の愛、、、じんわり暖かかった」
映画.com:★★★★☆ 4.0
「私が涙もろいからなのか涙が止まりませんでした」
Rotten Tomatoes(海外の評価):★★★★★ 5.0
「こんなにも泣いてしまうとは思わなかった」

という高評価レビューがありました。

「泣ける」「感動する」というレビューが多数!

「号泣」という言葉も多く見られました。

エリックとデクスターの友情や母の愛に涙してしまう人が多いようです。

これほど高評価が多く、低評価が見られない映画は珍しいのではないでしょうか。

日本の映画レビューサイト映画.comの点数は5点満点中4.1という高評価に。

また、Filmarksでも4.1という高評価になっています。

ほとんどのレビューが高評価という希少な結果になりました。

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)の総合評価:少年の友情に泣ける!

エリックとデクスター:ⓒUniversal City Studios LLC

少年の深い友情と母の愛に胸が熱くなる『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)。

「泣ける」「感動する」というレビューが多い映画でした。

少年の友情を描いた映画では名作と言ってもいいでしょう。

それくらい素敵な映画でしたし、他にも隠れたテーマがある深い映画でもありました。

泣きたい映画が観たい時にはぜひ観てみてください。

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