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『X-MEN ファースト・ジェネレーション』(2011)の考察と結末、矛盾していると言われる理由や評価とは?

X-MEN誕生秘話を描いた『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)。

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これまでの映画シリーズでもおなじみのチーム“X-MEN”は、1960年代のある事件がきっかけで活動を開始していました……。

過去編である本作には、X-MENシリーズ他作品への伏線が多数登場!

そして矛盾する点も多いと言われています。

ここからは『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の、キャラクター・キャストの紹介、感想と考察、続編への伏線や時系列をネタバレありで解説します!

【『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の評価】

項目 評価 点数
知名度 ★★★★☆ 75点
配役/キャスト ★★★★★ 95点
ストーリー ★★★★★ 100点
物語の抑揚 ★★★★★ 90点
キャラクターの魅力 ★★★★★ 100点
意外性 ★★★★★ 100点

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の作品情報


X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2枚組)[4K ULTRA HD + Blu-ray]

製作年 2011年
原題 X-Men:First Class
製作国 アメリカ
上映時間 131分
ジャンル アクション
監督 マシュー・ヴォーン
脚本 ザック・ステンツ

アシュリー・ミラー

ジェーン・ゴールドマン

マシュー・ヴォーン

主要キャスト ジェームズ・マカヴォイ(チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX)/日本語吹替:内田夕夜

マイケル・ファスベンダー(エリック・レーンシャー/マグニートー)/日本語吹替:三木眞一郎

ケヴィン・ベーコン(クラウス・シュミット/セバスチャン・ショウ)/日本語吹替:安原義人

ローズ・バーン(モイラ・マクタガート)/日本語吹替:桑島法子

ジェニファー・ローレンス(レイヴン・ダークホルム/ミスティーク)/日本語吹替:牛田裕子

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の概要

エリック、モイラ、チャールズ:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

エリック・レーンシャー(のちのマグニートー)は幼いころに強制収容所で母親を殺され、過酷な人生を送っていた。

大人になったエリックは、超能力を使ってナチスの残党を多数殺しながら、母の仇であるセバスチャン・ショウの殺害を計画していた。

チャールズ・エグゼビア(のちのプロフェッサーX)は関心の薄い家族のもとで育ったが、一見浮ついた暮らしを送っていた。

オックスフォード大学で研究職についたチャールズは、1962年に遺伝学の教授になった。

そんななか、セバスチャン・ショウ率いるミュータントのテロ組織 ヘルファイア・クラブは、冷戦下のソ連とアメリカを対立させ、第三次大戦を起こそうとしていた。

遺伝の専門家としてCIAに協力を依頼されたチャールズと、セバスチャン・ショウを追うエリックは、ヘルファイア・クラブによって引き合わされ運命の出会いを果たす

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『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)のキャスト・登場人物(キャラクター)を紹介

初期X-MENのメンバー :© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の登場人物と、キャストの情報を下記の順にご紹介します。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)のキャスト・登場人物(キャラクター)
①チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX(演:ジェームズ・マカヴォイ)日本語吹替:内田夕夜
②エリック・レーンシャー/マグニートー(演:マイケル・ファスベンダー)日本語吹替:三木眞一郎
③レイヴン・ダークホルム/ミスティーク(演:ジェニファー・ローレンス)日本語吹替:牛田裕子
④ハンク・マッコイ/ビースト(演:ニコラス・ホルト)日本語吹替:浅沼晋太郎
⑤アレックス・サマーズ/ハヴォック(演:ルーカス・ティル)日本語吹替:鶴岡聡
⑥ショーン・キャシディ/バンシー(演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)日本語吹替:西健亮
⑦アーマンド・ムニョス/ダーウィン(演:エディ・ガテギ)日本語吹替:菊本平
⑧エンジェル・サルバドーレ(演:ゾーイ・クラヴィッツ)日本語吹替:志田有彩
⑨クラウス・シュミット/セバスチャン・ショウ(演:ケヴィン・ベーコン)日本語吹替:安原義人
⑩エマ・フロスト/ホワイト・クイーン(演:ジャニュアリー・ジョーンズ)日本語吹替:甲斐田裕子
⑪アザゼル(演:ジェイソン・フレミング)日本語吹替:谷昌樹
⑫ヤーノシュ・クエステッド/リップタイド(演:アレックス・ゴンザレス)日本語吹替:菊本平
⑬モイラ・マクタガート(演:ローズ・バーン)日本語吹替:桑島法子⑭ウィリアム・ストライカー・シニア(演:ドン・クリーチ)日本語吹替:佐々木敏
⑮ローガン/ウルヴァリン(カメオ出演)(演:ヒュー・ジャックマン)日本語吹替:山路和弘

それでは見ていきましょう。

チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX(演:ジェームズ・マカヴォイ)日本語吹替:内田夕夜

チャールズ:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

世界最強のテレパス(※)。

(※人の思考を読んだり、思い通りに操る能力を持っています。)

のちのX-MENの創始者

本作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)では、オックスフォード大学で遺伝学教授になったところでした。

チャールズはかなり幼いころから能力を使いこなしており、初めて会ったレイヴン(ミスティーク)にもテレパシーで話しかけていました。

チャールズを演じたジェームズ・マカヴォイは『ウォンテッド』(2008)、『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)など多数の作品に出演。

エリック・レーンシャー/マグニートー(演:マイケル・ファスベンダー)日本語吹替:三木眞一郎

エリック:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

磁力を操るミュータント。

のちのヴィラン“ブラザーフッド”のリーダー。

本作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)では、まだナチハンターであり、ほかのミュータントの存在もあまり認識していません。

セバスチャン・ショウへの復讐心に駆られて生きています。

エリックは“怒り”の感情によって子供のころから能力を発現しており、収容所で母親が連れ去られたときに金属製の門を歪めたのが、作中で見られる最初の能力シーン。

チャールズの「“怒りと平静心の間”に集中しろ」というアドバイスの結果、能力が最大限に使えるように。

エリックを演じたマイケル・ファスベンダーは、『それでも夜は明ける』(2013)、『スティーブ・ジョブズ』(2015)でアカデミー賞にノミネート。

レイヴン・ダークホルム/ミスティーク(演:ジェニファー・ローレンス)日本語吹替:牛田裕子

レイヴン(ミスティーク):© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

レイヴン(ミスティーク):© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

姿を自在に変え、誰にでも変身できるミュータント。

チャールズと初めて出会ったときにはすでに変身の能力がありました。

旧3部作では、のちにヴィランになり、マグニートーの側近になります。

「普通とは違うけど、社会に迎合すべきじゃない。社会が私たちを尊敬するべきよ」

――レイヴン

このように、少しマグニートーと似た考え方をしている描写がありました。

本作で、チャールズの妹として育っていたことが判明。

チャールズからはほとんど子ども扱いされていて、「ミュータントであることを隠し、人前では普通の姿で過ごす」よう注意されています。

レイヴンは、「見た目が普通の人と変わらずミュータントとはバレないチャールズには、自分の気持ちは分からない」と感じています。

また、旧3部作でミスティークを演じていたレベッカ・ローミンがカメオ出演。

レイヴンを演じたジェニファー・ローレンス『ハンガー・ゲーム』シリーズで一躍有名になり、『世界にひとつのプレイブック』(2012)でアカデミー賞主演女優賞を受賞。

ハンク・マッコイ/ビースト(演:ニコラス・ホルト)日本語吹替:浅沼晋太郎

ハンク:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

ハンク:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

天才的な頭脳(15歳でハーバードを卒業)と、身体能力が特徴のミュータント。

レイヴンの血液を使って作った薬によって、全身が青く毛に覆われた姿になります。

(ハンクは、「超能力を保ったまま見た目を普通にする薬」を作ろうとしていましたが失敗。)

CIA秘密研究所のメンバーとして登場。

セレブロとX-ジェットの開発者。

X-MENのユニフォームも製作しました。

外見にコンプレックスを抱えています。

コンプレックスのことでレイヴンに共感し、惹かれていきます。

ハンクを演じたニコラス・ホルトは、『アバウト・ア・ボーイ』(2002)の子役として有名。

また、カルト的人気を誇る『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)のニュークス役でもおなじみ。

アレックス・サマーズ/ハヴォック(演:ルーカス・ティル)日本語吹替:鶴岡聡

アレックス・サマーズ(ハヴォック):© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

赤いエネルギービームを出せるミュータント。

刑務所に入っていましたが、スカウトされてX-MENのメンバーに。

ハンクの開発したユニフォームと訓練によって、攻撃をコントロールできるようになりました。

スコット・サマーズ(サイクロップス)の兄

ショーン・キャシディ/バンシー(演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)日本語吹替:西健亮

ショーン・キャシディ(バンシー):© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

ソニック・スクリームを出せるミュータント。

スカウトされてX-MENのメンバーに。

訓練中、エリックに高所から突き落とされたことがきっかけで飛べるようになりました。

バンシーを演じたケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、『スリー・ビルボード』(2017)などヒット作に出演しています。

アーマンド・ムニョス/ダーウィン(演:エディ・ガテギ)日本語吹替:菊本平

アーマンド・ムニョス(ダーウィン):© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

体を変質させ、どんな環境でも生き残れる適応能力をもつミュータント。

タクシーの運転手をしており、スカウトされてX-MENのメンバーに。

エンジェル・サルバドーレ(演:ゾーイ・クラヴィッツ)日本語吹替:志田有彩

エンジェル・サルバドーレ:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

背中に昆虫のようなが生えているミュータント。

飛行能力のほか、口から酸を吐いて攻撃できます。

X-MENにスカウトされましたが、偏見の目で見られることを嫌い、ヘルファイア・クラブに加入

元はクラブのダンサーでした。

エンジェル・サルバドーレを演じたゾーイ・クラヴィッツは、レニー・クラヴィッツの娘。

映画『ハリー・ポッター』シリーズの過去編である『ファンタスティック・ビースト』シリーズで、リタ・レストレンジ役で出演。

公開予定の『ザ・バットマン』(2021)には、キャットウーマン(セリーナ・カイル)役で出演します。

クラウス・シュミット/セバスチャン・ショウ(演:ケヴィン・ベーコン)日本語吹替:安原義人

セバスチャン・ショウ:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

ナチス時代のセバスチャン・ショウ:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

ヘルファイア・クラブのリーダー

エネルギーを吸収し蓄えられるミュータント。

自由なタイミングで放出して攻撃できます。

吸収したエネルギーで若さも保っています

二次大戦時にはナチスに所属・潜入し、エリックの母親を殺害。

本作では、冷戦下のソ連とアメリカにミサイル配備を促し、第三次大戦を起こそうとしています。

これが実際のキューバ危機の原因、というのが本作のメインプロット。

セバスチャン・ショウを演じたケヴィン・ベーコンは、代表作『フットルース』(1984)が超有名。

エマ・フロスト/ホワイト・クイーン(演:ジャニュアリー・ジョーンズ)日本語吹替:甲斐田裕子

エマ・フロスト:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

エマ・フロスト(ダイヤモンドフォーム):© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

ヘルファイア・クラブのメンバー。

チャールズと同じようなテレパスであり、全身をダイヤモンドに変化させる能力もあります。

エマ・フロストは、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)にも少し登場しています。

アザゼル(演:ジェイソン・フレミング)日本語吹替:谷昌樹

アザゼル:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

ヘルファイア・クラブのメンバー。

瞬間移動の能力を持つ、赤い肌のミュータント。

映画X-MENシリーズによく登場している、ナイトクローラーとほぼ同じ能力です。

(コミックでは、ナイトクローラーはアザゼルとミスティークの子供。)

アザゼルはロシア語で喋ったりロシア語訛りで喋ったりしていますが、演じたジェイソン・フレミングはイギリスの俳優。

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)、『スナッチ』(2000)、『レイヤー・ケーキ』(2004)、『キック・アス』(2010)など、本作の監督マシュー・ヴォーンが関わった作品に多数出演。

ヤーノシュ・クエステッド/リップタイド(演:アレックス・ゴンザレス)日本語吹替:菊本平

リップタイド:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

ヘルファイア・クラブのメンバー。

竜巻を起こせるミュータント。

モイラ・マクタガート(演:ローズ・バーン)日本語吹替:桑島法子

チャールズとモイラ:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

CIAエージェント。

ヘンドリー大佐(ヘルファイア・クラブと取引していたアメリカ側の要人)を監視していたときに、ヘルファイア・クラブが超能力を使っているところを目撃。

ミュータントに関する論文を発表していたチャールズに捜査協力を依頼

チャールズと恋仲になりますが、本作ラストでチャールズに記憶を消されます。

モイラ・マクタガートは、『X-MEN ファイナルディシジョン』(2006)にも少し登場していました。

モイラを演じたローズ・バーンは、『ピーターラビット』(2018)シリーズに出演。

ウィリアム・ストライカー・シニア(演:ドン・クリーチ)日本語吹替:佐々木敏

CIAエージェント

映画X-MENシリーズでミュータントの敵として有名なウィリアム・ストライカーの父親です。

チャールズが出席したCIAでの会議シーンで登場。

ローガン/ウルヴァリン(カメオ出演)(演:ヒュー・ジャックマン)日本語吹替:山路和弘

チャールズ、ウルヴァリン、エリック:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

旧3部作の主要人物であり人気キャラのウルヴァリンが本作にも一瞬登場。

バーにいたところを、チャールズとエリックにスカウトされ、断っていました

ウルヴァリンを演じたヒュー・ジャックマンは、オーストラリア出身の超人気俳優。

ウルヴァリン役のほか、『レ・ミゼラブル』(2012)、『リアル・スティール』(2011)などが代表作。

以上『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)のキャスト・登場人物(キャラクター)の紹介でした。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の感想と考察

初期X-MENのメンバー:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の感想と本作のテーマの考察をご紹介します。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の感想

まずは、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の感想を3つご紹介します。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の感想
①プロフェッサーXとマグニートーの対立の原因が判明
②マシュー・ヴォーンが監督!
③プロフェッサーXの意外過ぎる過去

それでは見ていきましょう。

プロフェッサーXとマグニートーの対立の原因が判明

X-MENシリーズといえば、最も有名なのが最初に公開された旧3部作。

そこで何度も対立したり、なぜか急に会いに行ったりしていたプロフェッサーXとマグニートーのよくわからない間柄の原因がやっと判明しました。

旧3部作で「マグニートーはヴィランなのになぜ……?」と疑問に感じていた方は、本作『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)を観ると微妙な関係性に納得するはず!

マシュー・ヴォーンが監督!

本作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の監督は、『キック・アス』(2010)、『キングスマン』(2014)などで有名なマシュー・ヴォーン。

マシュー・ヴォーンがX-MENシリーズに関わったのは本作だけであり、シリーズ他作品に比べて、エンターテイメント性の強い作品になっています。

プロフェッサーXの意外過ぎる過去

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)のプロフェッサーXは車いす生活になる以前の姿なのですが、心を読む能力を利用してバーでナンパに明け暮れているという衝撃的すぎる過去が発覚。

“恵まれし子らの学園”時代からは想像もつかないほど、かなり調子に乗っていた様子。

以上『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の感想でした。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の考察

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の考察を3つご紹介します。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の考察
①共に歩めなかったプロフェッサーXとマグニートー
②本作での関係性は今後も継続
③ありのままの姿を隠されていたレイヴン(ミスティーク)

それでは見ていきましょう。

共に歩めなかったプロフェッサーXとマグニートー

プロフェッサーX(チャールズ)とマグニートー(エリック)は、2人とも思い込みが激しく、自分の考えを曲げないので、2人ではいられないという結果に。

(2人の考え方は、「ミュータントを守りたい」という部分以外は全く違います。

詳しくは後述の、“『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の解説:マグニートーとプロフェッサーXのそれぞれの思想・理想とは?”をご参照ください。)

そもそもチャールズによって無理やり心を開かせられていたエリックは、「君はひとりじゃない」とまで言われたのに、最終的には拒絶されるという少しかわいそうな展開。

本作では、チャールズとエリックがともに初期X-MENメンバーとして戦っていたことが判明しました。

その間も、エリックの危なっかしい思想に気づいてはいながらも、決定的な回答をあえて避けていたチャールズ。

その微妙な態度もあり、エリックはチャールズを仲間にしたいと思っていたようです。

2人は本題を避けて、新しい友人として楽しく過ごしていましたが、ラストの戦いの現場で決裂。

セバスチャン・ショウの思考を通じてエリックに頭部をコインで貫通させられたうえ、はじいた弾丸で撃たれたチャールズは、憤りにまかせてエリックを拒絶しました。

本作での関係性は今後も継続

普通の人なら絶縁するほどお互いに傷つけあうことになったプロフェッサーXとマグニートーですが、本質的には、本作で築かれた友情は、変わらず続きます。

他のX-MENシリーズを観ると分かるように、プロフェッサーXとマグニートーは何かと理由をつけては定期的に再会。

また、2人とも考え方が変わらないので対立関係も継続します。

本作で、勝手に暴力で押し切ろうとしているマグニートーをプロフェッサーXがたびたび止めているように、今後もプロフェッサーXはなんとかマグニートーの突飛な行動を抑えようと頑張ります。

プロフェッサーXは、「やめろ」と説得すればいつかマグニートーが自分の言うことを聞いてくれる、と思っているところがあるようです。

ありのままの姿を隠されていたレイヴン(ミスティーク)

本作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)では、レイヴン(ミスティーク)がプロフェッサーXの家族として育ったことが判明。

ミスティークといえば、旧3部作ではマグニートーの右腕、ヴィランとして有名です。

そのため、本作でもマグニートーと親しくなる展開が描かれました

レイヴンは「本当の姿(青い肌の姿)を隠せ」と言ってくるプロフェッサーXよりも、「本当の姿がいい」と認めてくれたマグニートーに惹かれます。

この、「ありのままの自分を否定しない」というのは本作の重要テーマの1つであり、誰が観ても感銘を得られる良いテーマです。

加えて、本作のキャラクターの設定を考えると、また新たな見方になります。

プロフェッサーXの「ミュータントであることを隠せ」という指導はただの父権主義的に描かれていますが、プロフェッサーXは出会う人全員の本心を知ってしまっているので、一般人が言うよりもかなりシビアな発言ととらえられます。

また、マグニートー(※のちにミュータント優性思想に陥る)がレイヴンを褒めたのは、「本当のレイヴンの姿でいるから」なのか「ミュータントだから」なのかも微妙なところです。

以上『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の考察でした。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の時系列・順番!続編やシリーズとしての位置づけは?

初期X-MENとモイラ:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)は、X-MENシリーズ 5作目

1962年が舞台であり、時系列としてはシリーズで最も昔の出来事です。

ここからは、順番やタイムラインについて、下記の3つに分けてご紹介します。

①順番は?
②時系列は?
③続編は?

それでは見ていきましょう。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の順番は?

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)は、新4部作のうちの1作目です。

新4部作
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)
②『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)
③『X-MEN:アポカリプス』(2016)
④『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の時系列は?

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)は、旧3部作で活躍していたX-MENがまだかげも形もない1962年が舞台。

プロフェッサーXとマグニートーの子供時代~青年期が描かれています。

本作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)は、2つのタイムライン(※)に共通する部分

(※X-MENシリーズは、2つのタイムラインに分岐し、パラレルワールドのようになっています。)

タイムライン分岐の影響を受けておらず、X-MENシリーズの基礎となる出来事です。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の続編は?

劇場公開順での続編は、ウルヴァリンのスピンオフ2作目『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)。

X-MENがメインとなる次の公開作は、『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)。

本作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)のおよそ10年後のプロフェッサーXとマグニートー、そしてウルヴァリンが登場します。

以上『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の時系列や順番の解説でした。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の原作や元ネタとは? 映画版との比較

チャールズとエリック:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)のもとになったコミックについてご紹介します。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の原作と元ネタ

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の原案となったコミックは『X-MEN:ファーストクラス(X-Men: First Class)』(2006年~)。

本作の元のタイトルもコミックと同じで、『X-Men: First Class』です。

旧3部作が完結したX-MENシリーズは、スピンオフ製作の計画があり、そこで若い時代のX-MENを登場させることになったとのこと。

【比較】『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の原作と映画版の違いは?

コミック『X-MEN:ファーストクラス(X-Men: First Class)』は、本作のストーリーとはほぼ似ていません

コミックのほうは、サイクロップス、アイスマン、ビースト、エンジェル(ウォーレン・ワージントン三世)、ジーン・グレイという、いわゆるX-MENの“ファーストファイブ”が活躍するストーリー。

本作に出ているのはビーストだけです。

他のファーストファイブは、映画シリーズでは旧3部作や本作以降の続編で登場します。

以上『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の原作や元ネタの紹介でした。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)が意味不明・矛盾していると言われる理由、疑問や伏線を解説

ヘルファイア・クラブ:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の疑問や、矛盾について解説します。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)が意味不明・矛盾していると言われる理由、疑問や伏線を解説
解説①:時代・年代や舞台とは?
解説②:エリック・レーンシャー(マグニートー)とチャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)の出会いとは?
解説③:エリック・レーンシャー(マグニートー)がヘルメットをかぶるようになったのはなぜ?
解説④:ミュータントどうしが争うようになるのはなぜ?
解説⑤:マグニートーとプロフェッサーXのそれぞれの思想・理想とは?《マグニートーの思想》
解説⑥:マグニートーとプロフェッサーXのそれぞれの思想・理想とは?《プロフェッサーXの思想》
解説⑦:矛盾だらけと言われる理由とは?

それでは見ていきましょう。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の解説①:時代・年代や舞台とは?

本作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の時代設定と、登場人物の年齢をご紹介します。

時代・年代や舞台とは?

幼いマグニートーが連行されていたアウシュビッツ強制収容所(ポーランド)のシーンは、1944年

またこの門を歪めるシーンは、シリーズ第1作目『X-メン』(2000)の冒頭部分のオマージュであり、ほぼ同じシーンです。

幼いプロフェッサーXが登場するシーンも、同じく1944年

プロフェッサーXの実家(ニューヨーク州ウエストチェスター)が、X-MENシリーズで登場する「恵まれし子らの学園」の建物です。

その後のシーンはずっと1962年

これは実際に起きた軍事衝突未遂「キューバ危機」が本作のモチーフになっているためです。

“ミサイル配備を誘導していたのは実はヘルファイア・クラブであり、軍事衝突を回避したのはX-MENのおかげだった”というのが本作のストーリー。

キューバ危機にミュータントが関わっていた、という歴史ものです。

若き日のプロフェッサーXとマグニートー

子どものころのシーンを見ると分かるように、プロフェッサーXとマグニートーはほぼ同世代

本作の設定によると、プロフェッサーXは30歳(1932年生まれ)、マグニートーは32歳(1930年生まれ)とのこと。

つまり、『X-メン』(2000)でプロフェッサーXとマグニートーは「17歳のときに出会った」と言っているのは矛盾点です。

また、ミスティークは28歳(1934年)という設定ですが、本作でのハンク(ビースト)の発言により、ミスティークは普通の人に比べて老化が遅いとのこと。

「細胞年齢が普通の半分。40歳でも体は10代だよ」

――ハンク

旧3部作でマグニートーよりかなり若く見えていたのは、このためと考えると矛盾しません。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の解説②:エリック・レーンシャー(マグニートー)とチャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)の出会いとは?

セバスチャン・ショウを殺すために海に入り溺れる危険があったエリックを、チャールズが海に飛び込んで助けました

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の解説③:エリック・レーンシャー(マグニートー)がヘルメットをかぶるようになったのはなぜ?

セバスチャン・ショウを殺すのを、チャールズに邪魔されないようにするため

マグニートー(エリック)のヘルメットは、もともとはセバスチャン・ショウのものでした。

セバスチャン・ショウは、敵対しているチャールズに思考を操られるのを防ぐために、ヘルメットを使用。

エリックは、セバスチャン・ショウと戦ったときにヘルメットを奪い自分がかぶることに。

それ以降はずっとかぶっています。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の解説④:ミュータントどうしが争うようになるのはなぜ?

セバスチャン・ショウやヘルファイア・クラブは、世界大戦をふたたび起こそうとしています。

(セバスチャン・ショウは二次大戦時にはナチスに関与。

またこのような行動はのちのマグニートーに通ずるところもあります。)

エリックは、母親のかたきであるセバスチャン・ショウを殺そうとしています。

チャールズは、ヘルファイア・クラブの悪事を知り、止めることに。

こうして、ヘルファイア・クラブを倒すために初代X-MENが結成され、ヘルファイア・クラブと戦うことになります。

また本作の出来事で、エリックは同胞であるミュータントへの意識が高まり人類を憎むことに

なので本作は、X-MENシリーズを通して描かれるプロフェッサーXとマグニートーの対立の起点でもあります。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の解説⑤:マグニートーとプロフェッサーXのそれぞれの思想・理想とは?《マグニートーの思想》

X-MENシリーズ(とくに旧3部作)で、マグニートーは、ユダヤ人として迫害された経験からミュータント以外の人類に攻撃を仕掛けているキャラクター。

マグニートーは、ミュータントが人類よりも優れている、と考えており優性思想です。

(結果的には過去にマグニートーの同胞を殺したナチスと同じ考えに至っています。)

過去の経験から、迫害されるより先に自分が相手を攻撃しなければ、気づいたら虐殺は始まっている、と考えています。

なのでプロフェッサーXのいう“人類との共存”はマグニートーからしたらありえません。

本作序盤のマグニートーはまだナチハンターであり、ミュータントという同胞の存在はよく知らなかったようです。

ナチスの残党に復讐しているだけであり、旧3部作のようなテロリストではありませんでした。

しかし本作でのミュータントの仲間との出会いによって、上記のような優性思想が顕在化

旧3部作のころのようなマグニートーに成長してしまいます。

本作のマグニートーは、プロフェッサーXに自分の思想を分かってもらえるかも、と思っていたようですが、プロフェッサーXはラストでマグニートーの思いを完全に否定。

「ショウを殺す。それを許すか?」

「みんなと戦う気だったが、事態は変わった。

ミュータントの存在を明日人間は知る。ショウと俺たちは同類と思われる。

人間は俺たちを恐れ、やがて憎む。」

――マグニートー

また、マグニートーは、なにを考えているのか一見分かりづらいタイプであり、これは旧3部作などとも共通の特徴です。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の解説⑥:マグニートーとプロフェッサーXのそれぞれの思想・理想とは?《プロフェッサーXの思想》

プロフェッサーXは、人類とミュータントは共存可能、しかし騒ぎになりそうなら隠れていたほうがいい、と思っています。

マグニートーに「君自身より大きなものの一部になれ」と言ったり、理想主義的です。

「よりよい人間になろう」

――プロフェッサーX

「すでにそうだ。俺たちは進化した人間だ」

――マグニートー

プロフェッサーXが、その能力のせいで誰よりも現実を知っているにもかかわらず自分の理想を追っているのは、本人の素質によるものと思われます。

プロフェッサーXは、のちに「恵まれし子らの学園」をひらきますが、これもミュータントが安全に隠れていられる場所、という意味でもあります。

それに加えて、プロフェッサーXは自分を慕う人物を、自分のそば、監視下に置きたいタイプ。

自分の考える正しい方向他人を導き、コントロールしようとするところがあります。

また自分が考えていることは正しい、と思っているタイプで、ときにマグニートーよりも頑固。

テレパスとしての能力によって、自分が相手のことを100%把握できるので、コミュニケーションに労力を割いておらず、本作のレイヴンへの対応のように無神経なところもあります。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の解説⑦:矛盾だらけと言われる理由とは?

本作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)に矛盾点が多いのは、もともとシリーズとのつながりを意識した設定で製作されていないからです。

本作は、ほぼリブートのような形で製作されたので、シリーズ過去作の設定と一致させようとはしていません。

しかし本作の続編では以前携わっていたブライアン・シンガー監督が戻り、本作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)を含めてシリーズ全体の話がつながるような異例の展開になったため、設定のズレが矛盾として残っています。

ここでは、本作の矛盾点を下記の順にご紹介します。

①プロフェッサーXが歩けなくなった時期がおかしい
②エマ・フロストの年齢がおかしい
③プロフェッサーXとマグニートーが出会った年齢がおかしい
④セレブロを作った人物の設定が違う

それでは見ていきましょう。

①プロフェッサーXが歩けなくなった時期がおかしい

本作のラストでプロフェッサーXは半身不随になり歩けなくなります

これは、1962年の出来事。

しかし、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)(時代設定は1980年頃)および、『X-MEN ファイナルディシジョン』(2006)の過去シーン(時代設定は1986年)でプロフェッサーXは普通に歩いています

②エマ・フロストの年齢がおかしい

本作で、ヘルファイア・クラブの女性メンバーとして登場したエマ・フロスト。

エマ・フロストは、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)にも少し登場しますが、本作よりもかなり若い姿です。

本作は1962年、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)は1980年頃が舞台なので、年齢が矛盾しています。

③プロフェッサーXとマグニートーが出会った年齢がおかしい

『X-メン』(2000)でプロフェッサーXとマグニートーは「17歳のときに出会った」と言っていました。

しかし本作ではどう見てもそれより年上です。

詳しくは上述した“解説①:時代・年代や舞台とは?”もご参照ください。

④セレブロを作った人物の設定が違う

旧3部作では、「プロフェッサーXとマグニートーがセレブロを作った」という設定でした。

しかし本作では、CIA秘密研究所にあったセレブロ試作機の開発・製作者はビースト(ハンク)

以上『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の疑問や、矛盾の解説でした。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の最後は? ラストシーンや結末を解説

エリック:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の結末をご紹介します。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の結末・ラストシーン

本作のラストは、キューバ危機がモチーフ。

セバスチャン・ショウらヘルファイア・クラブが誘発した、アメリカとソ連の軍事衝突を、なんとか止めたX-MEN

しかしエリックはチャールズの命令を無視して宿敵 セバスチャン・ショウを殺害

事態を知ったアメリカとソ連は、関わるミュータントをまとめて殺そうとします。

艦隊からの砲撃をエリックが阻止、反対に向けて人類を攻撃しようとしたところ、エリックを止めようと浜で揉め事に

その際にチャールズに弾丸が当たりチャールズとエリックは決別

エリックはX-MENを去り、あらたにミュータントの仲間を集めます。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の最後の解釈と考察

エリック:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

本作は、マグニートーのオリジンとしての要素がかなり強く表れています。

復讐者だったエリックは、ミュータントというあらたな同胞の存在を知り、チャールズという親友を得、そして裏切られて、旧3部作のマグニートーになる、というストーリーです。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)のその後、現在は?

車いすに乗るチャールズとモイラ:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

本作でかなりのちの姿に近づいたエリックと違って、チャールズが教師をしているシーンはまだなかなか見れません

本作のあと、チャールズは言っていた通り「恵まれし子らの学園」をひらきます

しかし生徒たちがベトナム戦争に徴兵されてしまい学園を閉めることに。

なので本作の続編『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)(本作のおよそ10年後の設定)のときには、チャールズはかなり荒れており教師ではありません

旧3部作に近いチャールズの姿が見られるのは『X-MEN:アポカリプス』(2016)以降です。

また、本作で記憶を消されたモイラ・マクタガートは、『X-MEN:アポカリプス』(2016)で再登場します。

【レビュー】『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の評価・評判

ハンクとレイヴン:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の低評価、高評価のレビューをそれぞれ紹介します。

【つまらない?】低評価のレビュー

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の低評価レビュー
Filmarks:★★★☆☆ 3.0
「パトリック・スチュワートでないプロフェッサーXに違和感」
映画.com:★★★☆☆ 3.0
「プロフェッサーXのイメージが違うけど、旧3部作より良い」
Rotten Tomatoes(海外の評価):★★★☆☆ 3.0
「たまになぜそうなるのか分からない部分がある」

本作はおおむね高評価なのですが、旧3部作のファンの方は「プロフェッサーXが似てない」ことが気になるかもしれません。

【面白い?】高評価のレビュー

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)の高評価レビュー
Filmarks:★★★★★ 4.5
「これまでのX-MENより面白い」
映画.com:★★★★★ 5.0
「X-MENシリーズで1番いい」
Rotten Tomatoes(海外の評価):★★★★★ 5.0
「X-MENシリーズで1番いい。ヴィランの印象は薄め」

国内外問わず、本作はX-MENシリーズのなかでトップレベルの高評価でした。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)の総合評価:プロフェッサーXとマグニートーの青春オリジンストーリー

エリックとチャールズ:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

映画X-MENシリーズのなかでも毛色が違う『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)は幅広い方におすすめできる一作。

X-MENシリーズを観たことがない方は、アメコミ映画随一の快作として、旧3部作のファンの方は、メイン2人の意外な過去編として、それぞれ楽しめます。

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)はエンドロール後に本編はある?

セバスチャン・ショウを追い詰めたエリック:© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)は、エンドロール後に映像はありません

使用されているエンディング曲は、テイク・ザット(Take That)の「Love Love」。

X-MENシリーズをどれから観ればいいのか分からない場合は時系列・順番をご確認ください!

https://minority-hero.com/cinema_recommend/X-MEN+Series/3407/

 
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