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1984年に公開された宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』(1984)。

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映画公開以降現在までテレビ放映された回数は15回

その後急成長するスタジオジブリの人気と相まって、多くの人が知る作品となりました。

アニメの印象が強いですが、実は12年間連載された漫画に基づいています。

今回は『風の谷のナウシカ』(1984)のあらすじと解説、評価、感想をネタバレを交えて紹介します。

『風の谷のナウシカ』(1984)の作品情報とキャスト


風の谷のナウシカ [DVD]

作品情報

原題:風の谷のナウシカ
製作年:1984年
製作国:日本
上映時間:116分
ジャンル:SF、ファンタジー

監督とキャスト

監督、脚本:宮崎駿
代表作:『となりのトトロ』(1988)『魔女の宅急便』(1989)

製作:高畑勲
代表作:『火垂るの墓』(1988)『かぐや姫の物語』(2013)

出演者:島本須美
代表作:『めぞん一刻』(1986 - 1988年)『それいけ!アンパンマン』(1988年 - )

出演者:納谷悟朗
代表作:『ルパン三世 』(1971)『宇宙戦艦ヤマト』(1974)

『風の谷のナウシカ』(1984)のあらすじ

空飛ぶナウシカ:©東映

千年前に起きた大戦争により、廃墟と化した地球。

大地は瘴気を放つ「腐海」という菌の森に覆われていた。

僻地にひっそりと存在する「風の谷」は酸の海から来る風に守られ、人々はのどかに暮らしていた。

ある日、大国トルメキアからの輸送船が墜落し、人々の生活は一転する。

「風の谷」の仕業だと考えたトルメキアの王女クシャナは「風の谷」の姫ナウシカを捕虜としトルメキアに護送する。

その途中、護送船はトルメキアの敵国ぺドラ市の戦隊に攻撃される……。

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『風の谷のナウシカ』(1984)の原作や元ネタ・登場人物の紹介

ナウシカとアスベル:©東映

原作は? 元ネタはある?

『風の谷のナウシカ』(1984)には原作・元ネタがあります。

本作は月刊誌「アニメージュ」に掲載されていた同名漫画に基づいて作られた映画です。

漫画の連載は映画の前、1982年に始まり、4度の中断を経て1994年に完結しました。

中断も含めて12年間も連載が続いたのは、映画の終わりに納得が出来なかった宮崎監督が漫画では納得のいく結末を模索した結果です。

漫画は全巻で7巻あり、そのうちの2巻までが映画化されました。

登場人物と声優を紹介

映画では強くて魅力的なキャラクターが数々登場しますが、その一部を紹介します。

ナウシカ (島本須美)

本作の主人公であり、風の谷の族長ジルの娘で16歳。

優しく面倒見のいい性格で、谷の人々から慕われている。

風の流れを読んだり、腐海に生息する蟲たちと意思疎通ができる。

谷の人々や腐海の生物を守る強い意志を持ったリーダー。

ユパ (納谷悟朗)

ナウシカの父である風の谷の族長ジルの旧友。

腐海辺境で最も優れた剣士でありながら、人格者で人望が厚く、ナウシカの師でもある。

腐海の研究のため、乗用鳥類であるトリウマと共に旅を続けている。

アスベル (松田洋治)

大国トルメキアと対立するペジテ市の王子で16歳

自国を滅ぼしたトルメキアに激しい復讐心を抱いている。

人工生物兵器である巨神兵を蘇らせ、腐海を排除しようとしていたが、ナウシカとの出会いから考えを改める。

クシャナ (榊原良子)

大国トルメキアの第4皇女。

国王親衛隊第3軍指揮官。

冷酷なイメージがあるが、巧みな戦術と統率力で部下からは崇められている。

過去に王蟲に襲われたことがあり、左腕が義腕となっている。

巨神兵

1000年前に起きた大戦争で地球をほぼ全滅状態に陥れた巨大な人間の形をした人工生命体。

巨神兵は絶滅したと考えられていたがベジテ市に胚が見つかり、この胚を巡り紛争が起こる。

『風の谷のナウシカ』(1984)の主題歌

風の谷のナウシカ:©東映

映画の最後、クレジットを見ていると「主題歌・テーマソング 歌:安田成美」と出てきますが、その時に「あれ、主題歌って流れた?」と思った方も多いのではないでしょうか。

それもそのはず、実はこの「主題歌」一度も映画で使われていません。

映画の公開に合わせて、ナウシカイメージガールを募り、選ばれた女優の安田成美さんが主題歌を歌うことになりましたが、映画のイメージと違うと感じた宮崎監督やスタッフは映画中で使うことを拒否したそうです。

確かにこの「主題歌」聞いてみると安田成美さんの声が少し甘すぎるような気もしますが、何より、スポンサーの圧力もあるなかで、断固と使用を拒否した宮崎監督とスタッフのこだわりと強さには感服します。

【ネタバレあり】『風の谷のナウシカ』(1984)の裏設定やラストを解説

腐海の様子: ©東映

『風の谷のナウシカ』(1984)の裏設定とは?

『風の谷のナウシカ』(1984)は漫画の序盤しか扱っていないので、腐海やナウシカ達の正体は明かされませんが、漫画ではその秘密ー「裏設定」が終盤で明かされます。

その秘密とは、作中の舞台となる腐海や蟲たちは自然に発生したものではなく、1000年前にほぼ絶滅した旧人類が汚染した土壌を浄化するために創造した人工生物だったのです。

浄化された腐海の植物は砂のような結晶となり、土へ還ります。

また驚くべきはナウシカ達も旧人類によって人工的に作られた人種であるということです。

旧人類は「墓場」というところに自分達の知と技を持った人種を保存し、それを守る種族として瘴気に耐性のある人種を作り上げたのでした。

地球が完全に浄化した暁には滅びてしまう人種、それがナウシカ達だったのです。

ラストを解説

映画のラストで、ペジテ市は王蟲の幼虫を人質に取られ、怒り狂う王蟲達を風の谷に向かわせ、谷に滞在している敵国トルメキア軍を壊滅させようとします。

しかし、それは人質となっている風の谷の住人も巻き込む戦略でした。

それを知ったナウシカは王蟲達を止めようとしますが、突き飛ばされて気を失ってしまいます。

ナウシカによって無事連れ戻された幼虫を見た王蟲達は正気を取り戻し、怒りを鎮めます。

幼虫の命を救ってくれたお礼としてか、王蟲達は触手を使いナウシカを持ち上げます。

金色の触手に包まれたナウシカは気を取り戻し、復活します。

ナウシカを死なせる訳にいかない、とスタッフによって考えられたラストですが、宮崎監督には宗教じみた復活劇に感じられ、納得がいかなかったようです。

よって漫画ではより納得がいくものを、と模索し映画公開後も10数年に渡り連載を続けたのでした。

『風の谷のナウシカ』(1984)の評価・感想

王蟲たち: ©東映

『風の谷のナウシカ』(1984)の評価

『風の谷のナウシカ』(1984)は日本のみならず、世界で高い評価を受けている作品です。

映画の公開年、毎日映画コンクールやアニメフェスティバルで賞を取りました。

フランスのパリ国際SF&ファンタジー・フェスティバルでは準グランプリに選ばれています。

テレビ放映が始まるとさらに人気は加速し、VHSやDVD、Blue-ray版は各部門で1位の売り上げを獲得した年もありました。

『風の谷のナウシカ』(1984)の感想

腐海という架空の森、そこに生息する不思議な植物な生物たち。

どれも逞しい想像力の産物で、虫好きとして知られる宮崎監督というだけあって、その描写もリアルです。

環境汚染の意識が高まる今日ですが、35年も前に環境問題をテーマにした作品を発表していることに宮崎監督の先見の明を感じさせられます

ただ、宮崎監督の兵器マニアとしての側面もこの映画には強く出されており、文明が滅んで中世的な生活を営んでいるという設定の世界に、最新の技術を搭載した戦闘機による激しい戦闘場面を書くことは必要なのか、という気もしました。

もっとシンプルに環境と人の交流に焦点を当てた方が作品のメッセージは伝わりやすかったのではないでしょうか。

また、声優の島本須美さんの声も相まって、ナウシカがあまりにも清らかで正義感溢れているキャラクターとして描かれているのも鼻につきました。

その一方、ナウシカは卓越した武術で敵を何人も殺したりもしていて、正当防衛とはいえ暴力的な面とあまりの清潔感が矛盾するという印象を受けました。

宮崎監督の後の作品のヒロインたちのように、もっと自然体で等身大の主人公の方が多くの人の共感を得られるのではないか、と感じました。

『風の谷のナウシカ』(1984)のまとめ

ナウシカの秘密の部屋: ©東映

宮崎監督の豊かな想像力から生み出された、様々な生物や強く気高いキャラクター達が生きる世界を描いた『風の谷のナウシカ』(1984)。

2010年代以降、気候変動や環境汚染が声高に叫ばれていますが、それより遥か以前に環境汚染をテーマにした作品を制作していることに感服します。

優れた描写と魅力的なキャラクターが登場する作品ですが、宮崎監督自身がこの作品に納得がいかないように、テーマが絞り切られていないように見受けられます。

環境のアニメなのか、戦闘アニメなのか、作品に色々盛り込まれすぎてわかり辛い、という印象があります。

とはいえ、宮崎監督の人気を築き、またその後スタジオジブリの常連スタッフとなる高畑勲、久石譲らが制作に関わった作品として歴史に残る作品であることは間違いありません

また、2019年12月には、新橋演舞場で歌舞伎版『風の谷のナウシカ』が上演されることが決まっており、この映画が更に注目を浴びることは間違いなさそうです。

人間と環境との関係、環境保護を考えるとき、また、強い女の子が勇敢に戦う姿を目にしたいとき、是非観ていただきたい作品です。

 
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