
女性を主人公とした映画は、昔からたくさん作られてきました。
しかしながら、女性の社会進出や共働きが当たり前になった昨今では、女性向け映画にも少し変化がでてきていることをご存知でしょうか?
そこで今回は、今だからこそ観てほしいおすすめの女性向け映画20本をご紹介します。
ぜひ気になる作品を探してみてください。
【編集部おすすめの女性向け映画を3つ紹介】
順位 | 作品名 | おすすめ度 |
1位 | タリーと私の秘密の時間 | ★★★★★ |
2位 | ワンダーウーマン | ★★★★★ |
3位 | 勝手にふるえてろ | ★★★★★ |
目次
女性向け映画とは? 特徴やおすすめ理由も解説
女性向け映画とは、人生や仕事、恋愛などあらゆるテーマについて女性を主人公として描かれている作品のことを指します。
女性向け映画の特徴
女性向け映画は女性が主人公なだけあり、おしゃれで明るくポップな作品が多い傾向にあります。
ただ、最近は昔から女性たちが耐えてきた男女の性差別やセクハラの問題、社会的格差などこれまであまり映画の題材として描かれてこなかった問題に真正面から切り込む作品が増加。
また、主人公の隣に添え物のようにいるか弱いヒロイン、という守られてばかりいる女性の姿は減少し、ひとりで道をどんどん切り開く、逆に男性を踏み台にして夢を勝ち取るといった“強い女性像”が目立つようになってきました。
女性向け映画をおすすめする理由
先ほども書いたように、女性にまつわる様々な問題が映画を通して描かれることが多くなった今だからこそ、男女問わず観ていただきたい作品がたくさんあります。
「男」と「女」は同じ人間でありながら考え方や好み、見える世界も全く違うもの。
どちらがいい悪いではなく、お互いの“世界”を知るヒントを得ることが、よりよい世界をつくる第1歩になるのではないでしょうか。
女性向け映画のおすすめの選び方
とにかくド派手でハッピーな作品を選ぶ
ゴージャスな衣装に身を包み、美しく着飾った女性たちが大胆不敵な行動に出る…。
現実ではそうそうあり得ないシチュエーションを、映画の中で体験するのもいいものです。
ドロ沼劇が展開する作品を選ぶ
計算高く、相手の裏の裏をかく作戦で立ちはだかる敵をぶっ潰す。
思わず震える強かさや駆け引きが楽しめるのも女性向け映画ならではです。
等身大の女性を描いた作品を選ぶ
今、女性が何に悩み何を考えているのか。
今、自分が抱えている問題を過去の女性たちはどう乗り越えてきたのか?
そのヒントを映画の主人公から学ぶのもひとつの手です。
女性向け映画ののおすすめ比較一覧
【邦画】
作品名 | 監督 | 作品時間 | おすすめ度 |
『勝手にふるえてろ』(2017) | 大九明子 | 117分 | ★★★★★ |
『贅沢な骨』(2001) | 行定勲 | 107分 | ★★★★☆ |
『嫌われ松子の一生』(2006) | 中島哲也 | 130分 | ★★★★☆ |
『今夜、ロマンス劇場で』(2018) | 武内英樹 | 108分 | ★★★★☆ |
『バースデーカード』(2016) | 吉田康弘 | 123分 | ★★★★☆ |
『川の底からこんにちは』(2009) | 石井裕也 | 112分 | ★★★★☆ |
『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016) | 中野量太 | 125分 | ★★★★☆ |
『くちびるに歌を』(2015) | 三木孝浩 | 131分 | ★★★☆☆ |
『フラガール』(2006) | 李相日 | 120分 | ★★★★☆ |
『もらとりあむタマ子』(2013) | 山下敦弘 | 78分 | ★★★☆☆ |
【洋画】
作品名 | 監督 | 作品時間 | おすすめ度 |
『マイ・インターン』(2015) | ナンシー・マイヤーズ | 121分 | ★★★☆☆ |
『女神の見えざる手』(2016) | ジョン・マッデン | 132分 | ★★★★☆ |
『タリーと私の秘密の時間』(2018) | ジェイソン・ライトマン | 95分 | ★★★★★ |
『アリー/スター誕生』(2018) | ブラッドリー・クーパー | 136分 | ★★★★☆ |
『ワンダーウーマン』(2017) | パティ・ジェンキンス | 141分 | ★★★★★ |
『オーシャンズ8』(2017) | ゲイリー・ロス | 110分 | ★★★☆☆ |
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019) | グレタ・ガーウィグ | 135分 | ★★★★☆ |
『スキャンダル』(2019) | ジェイ・ローチ | 108分 | ★★★☆☆ |
『ミッドサマー』(2019) | アリ・アスター | 147分 | ★★★★☆ |
『82年生まれ、キム・ジヨン』(2019) | キム・ドヨン | 118分 | ★★★★★ |
【邦画】女性向け映画のおすすめ10選を紹介
まずは、邦画作品の中からおすすめの10本をご紹介します!
『勝手にふるえてろ』(2017)妄想女子、ヨシカがいく!
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2017年・日本 | 117分 | 大九明子 | 松岡茉優 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を『でーれーガールズ』(2015)や『美人が婚活してみたら』(2018)で知られる大九明子監督が映画化。
彼氏いない歴24年=年齢のこじら女子・ヨシカ(松岡茉優)は、中学校の同級生・イチ(北村匠海)に10年間片思い中。
ある日、想いを告げられず“脳内恋愛”したまま社会人になったヨシカに熱烈アピールをしてくる同僚の“ニ”(渡辺大知)が現われ…?
ヨシカの独白で書かれた小説を、時にミュージカルも交えながらユーモラスに描き切った監督の手腕と、暴走系ヨシカを見事に演じ切った松岡茉優に拍手!
『勝手にふるえてろ』のおすすめの場面を解説

“二”に告白され、魚釣りのおじさん(古館寛治)に自慢するヨシカ:©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会
“二”に告白され舞い上がったヨシカは、コンビニの店員や魚釣りをするおじさんなど、誰彼かまわず自慢しまくります。
…しかし!
それが壮大な伏線だったことが判明する終盤、最高にせつないオリジナル曲『アンモナイト』を歌うヨシカを思わずぎゅっ!!と抱きしめたくなってしまうはず。
吹っ切れたヨシカが最後に下す決断とセリフ、シビれます。
『贅沢な骨』(2001)居場所を探す女2人と男1人の三角関係
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2001年・日本 | 107分 | 行定勲 | 麻生久美子 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
ホテトル嬢をするミヤコ(麻生久美子)と同居生活を送るサキコ(つぐみ)、そしてミヤコの客として2人の前に現れた新谷(永瀬正敏)。
女2人の楽しく気ままな生活は、1人の男の登場によって大きく揺らぎ始めます。
劇中にも登場する、ミキサーの鉢に入れられた3匹の金魚のように危うい3人の関係を、『ナラタージュ』(2017)の行定勲監督が繊細に描きました。
『贅沢な骨』のおすすめの場面を解説

女性同士の危うい関係も描く:©2001 mouchette
「お客がいなきゃ私はただの空っぽだもん。だからこれでいいんだ…」
行きずりの客に身体を売り、得たお金でサキコとの同居生活費をやりくりするミヤコの全てを物語るようなこのセリフ。
自分は誰のために存在しているのか?何のために生きているのか?
どうしようもなく孤独を感じた時、この映画がきっと優しく寄り添ってくれると思います。
ミヤコとサキコが同居する部屋の色合いやインテリアもかわいいので参考にしてみてくださいね!
『嫌われ松子の一生』(2006)不運な女・松子の最高にハッピー(?)な転落人生!
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2006年・日本 | 130分 | 中島哲也 | 中谷美紀 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
山田宗樹の同名小説を、『告白』(2010)や『渇き』(2013)の鬼才・中島哲也監督が実写化。
修学旅行中、教え子が起こした窃盗事件の罪をかぶったことから教師だった松子の転落人生がスタート。
恋人からのDV、不倫、自殺、殺人…、人生においてできれば関わりたくない不幸のフルコースを堪能していく松子の人生とはどんなものだったのか?
厳しいことで有名な中島監督のもと、主演の中谷美紀が身体を張った演技で魅せきります!
『嫌われ松子の一生』のおすすめの場面を解説

不幸でも幸せな人生を生きる松子:©2006 「嫌われ松子の一生」製作委員会
とにかく、誰がどう観ても「不幸」以外の何者でもない松子の人生。
しかしながら、CGで作られたカラフルな花や蝶、突如始まる松子の独壇場とも言うべきミュージカルシーンが効果的に使われ、悲惨なのに美しい唯一無二の世界観を構築しています。
それはまるで自分の境遇を受け入れ、楽しんでいる松子の心の中が表されているようでもあります。
「人間の価値って、人に何をしてもらったかじゃなく、人に何をしてあげたかってことだよね」
他人から観たら不幸でも、自分の愛する人を精一杯愛し生き抜いた松子の一生を、ぜひお楽しみください。
『今夜、ロマンス劇場で』(2018)スクリーンの中の“お姫様”に恋をした
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2018年・日本 | 130分 | 武内英樹 | 綾瀬はるか | ★★★★★ | ★★★★☆ |
映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)は、古びた映画館“ロマンス劇場”に通っては、モノクロ映画の中のお姫様・美雪(綾瀬はるか)に心惹かれていました。
そんなある日、突然健司の前に美雪が現れ、2人の奇妙な同居生活が始まります。
ファンタジックで奇想天外なラブストーリーを手掛けたのは、『テルマエ・ロマエ』(2012)の武内英樹監督。
綾瀬はるかのコメディエンヌっぷりが笑わせてくれますが、実は予想を遥かに超えた感動が待っている号泣必至作なのです。
『今夜、ロマンス劇場で』のおすすめの場面を解説

くるくると変わる綾瀬はるかの衣装も見もの:©2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会
スクリーンの中から現実世界へと飛び出してきた美雪ですが、身体はモノクロのままなので健司はカラフルなメイクと衣装でなんとかその事実を隠そうとします。
また、美雪は身体に触れられるとこの世界から消えてしまうので、健司と美雪は惹かれ合いながらも直接触れ合うことができません。
秘密を共有する2人の関係が非常にもどかしく、終盤で明かされるとある“秘密”が人を愛することの素晴らしさを改めて感じさせてくれます。
往年の名作へのオマージュや映画愛も満載なので、映画好きの人なら尚更楽しめるはず!
『バースデーカード』(2016)亡き母が最愛の娘に遺した10枚の手紙
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2016年・日本 | 123分 | 吉田康弘 | 橋本愛 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
誕生日に毎年亡き母からのバースデーカードを受け取った娘が、そこに書かれたアドバイスやメッセージを心の糧として成長していくヒューマン・ドラマ。
『かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発』(2018)の吉田康弘監督が、小笠原を舞台に書き上げたオリジナル脚本に基づく感動作です。
娘に手紙を遺す母・芳恵を宮崎あおい、引っ込み思案な娘・紀子を橋本愛が演じました。
『バースデーカード』のおすすめの場面を解説

一文字一文字に娘への想いを込める母:©2016「バースデーカード」製作委員会
自分が病で余命わずかなことを知りながら、これから自分が絶対会うことができない大人になった娘に手紙を書き続ける。
その母の想いを想像するだけで胸が苦しくなってくるのですが、本作はよくある“お涙頂戴映画”とは一味違い、母から娘への愛が押しつけがましくなく、かつ丁寧に描かれており「気付いたら涙が出ていた」という感覚に近いかもしれません。
チョコマフィンの使い方や、学校のほどよいサボり方など、娘の年齢に合わせて生じてくるであろう悩みや出来事へのアドバイスが書かれた手紙から、紀子は母の本音も知ることになります。
鑑賞後は清々しくて温かな気持ちになれる家族の物語です。
『川の底からこんにちは』(2009)“中の下の女”佐和子が贈る人生応援歌
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2009年・日本 | 112分 | 石井裕也 | 満島ひかり | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
『舟を編む』(2013)、『町田くんの世界』(2019)の石井裕也監督がオリジナル脚本を手掛けた商業デビュー作。
満島ひかり演じる自称“中の下の女”佐和子が、実家の父が入院したことにより5年ぶりに帰郷。父が経営するしじみ工場を継ぎ、一念発起する姿がユーモラスに描かれます。
満島ひかりは本作で第36回ヨコハマ映画祭主演女優賞を、監督は第53回ブルーリボン賞の監督賞を史上最年少で獲得しました。
『川の底からこんにちは』のおすすめの場面を解説

“しょうがないから、がんばる”佐和子:©PFFパートナーズ=ぴあ、TBS、TOKYO FM、IMAGICA、エイベックス・エンタテインメント、USEN
「夢なんか特にないですし」「しょうがない」が口癖の佐和子は、キラキラとは正反対に地味で、どこにでもいそうな女性。
言うなれば全く“映画映え”しないヒロインを、満島ひかりがさすがの存在感と演技力で演じ切ります。
特に、しじみ工場を継いだ佐和子が古くからのパートのおばちゃんにいびられながらも、会社の歌を作り、従業員たちを奮い立たせていくシーンには勇気がもらえるはずです!
『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)“おかあちゃん”のでっかい愛
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2016年・日本 | 125分 | 中野量太 | 宮沢りえ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
女手一つで娘を育てる母が末期がんで余命宣告され、残される家族が前を向いて生きていけるよう、今まで見過ごしてきたことをきちんと立て直そうと奮闘する物語。
本作が商業映画デビュー作となった中野量太監督。
第40回日本アカデミー賞で6部門を受賞したほか、各映画祭で大絶賛された感動作です。
気丈な“おかあちゃん”こと双葉役に宮沢りえ、その娘・安澄役に杉咲花、失踪中の双葉の夫・一浩役をオダギリジョーが演じています。
『湯を沸かすほどの熱い愛』のおすすめの場面を解説

母の愛に包まれた家族の物語:©2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
夫が失踪してから休業していた銭湯を再開すること、いじめで不登校気味になっている娘を立ち直らせること。
双葉は余命わずかということを微塵も感じさせず、次々と仕事をこなしていきます。
そして最大の見せ場は、双葉が安澄を“ある人”に出会わせるシーン。
実は手話が使える安澄。
母から「いつかきっと役に立つ時が来るから」と言われて覚えていただけの手話の本当の意味を知る日がきます。
この場面の杉咲花の泣き出しそうな顔や繊細な演技は必見。
おかあちゃんの“でっかい愛”を感じるラストシーンまで、感動必至です!
『くちびるに歌を』(2015)15年後の自分へ想いを乗せて…
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2015年・日本 | 131分 | 三木孝浩 | 新垣結衣 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
アンジェラ・アキの名曲『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』をモチーフに、『坂道のアポロン』(2018)の三木孝浩監督が映像化した感動作。
長崎県の五島列島を舞台に、東京から音楽の臨時教師として赴任してきたクールで不愛想な柏木(新垣結衣)と、島の合唱部の生徒たちとの交流を描き出します。
五島列島ののどかな風景の中で紡がれるそれぞれの登場人物たちが成長していく姿はどこか懐かしく、鑑賞後は爽やかな気持ちが心の中に残る作品です。
『くちびるに歌を』のおすすめの場面を解説

生徒たちに、15年後の自分に宛てた手紙を書く宿題を出す柏木:©2015「くちびるに歌を」製作委員会 ©2011中田永一/小学館
実はプロのピアニストにもかかわらず、生徒の前では絶対にピアノは弾かないことを宣言する柏木。
彼女が過去に抱えたトラウマが、生徒たちと同じ時間を過ごすうちに次第に紐解かれ、気持ちを動かしていきます。
そんな柏木と生徒たちとの心がひとつになる終盤の合唱コンクールのシーンは、やはり鳥肌モノ。
ほとんど笑顔を見せないクールなガッキーも新鮮です!
『フラガール』(2006)実話から生まれた“フラガール”誕生秘話
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2006年・日本 | 120分 | 李相日 | 松雪泰子 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
福島県いわき市にあるレジャー施設「常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)」の誕生秘話を描き、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか多くの映画賞を受賞した李相日監督作。
昭和40年、福島県いわき市の寂れた炭鉱町を舞台に、常夏のレジャー施設の設立で起死回生を図ろうとした町の人々たちの奮闘を活写します。
町の女性たちにフラダンスを教える講師・まどかに松雪泰子、生徒たちを蒼井優や山崎静代(南海キャンディーズ)らが好演しました。
『フラガール』のおすすめの場面を解説

最高にかっこいいダンスシーン:©2006 BLACK DIAMONDS
フラダンスの猛特訓に励む紀美子(蒼井優)や早苗(徳永えり)たちは、親の反対を受けながらもあきらめずに練習を続けます。
様々な苦難を乗り越えた彼女たちがみせるラストステージは、反対していた親を思わず黙らせるほどの迫力があり、何度観ても鳥肌が立ってしまいます。
また、蒼井優ら演者たちの並々ならぬ努力も感じられ、映画って本当にいいものだな、と感じられるはずです。
『もらとりあむタマ子』(2013)23歳、タマ子。実家に“寄生”中
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2013年・日本 | 78分 | 山下敦弘 | 前田敦子 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
音楽チャンネル「MUSIC ON TV!」のステーションIDから生まれたタマ子を、『苦役列車』(2012)の山下敦弘監督がオリジナル脚本で映画化。
元AKB48の前田敦子を主演に迎え、父がひとりで暮らす実家に転がり込み、何をするでもなく世間に悪態をつき続けるタマ子の日常をユーモラスに描きます。
主題歌は、星野源が歌う『季節』。
何も起こらない物語だけど、何か心に残るものがある。
脱力系ムービーはいかがですか?
『もらとりあむタマ子』のおすすめの場面を紹介

一日中ダラダラしてばかりいるタマ子:©2013「もらとりあむタマ子」製作委員会
「ダメだな、日本は…」とボヤくタマ子に父は言う「日本がダメなんじゃなくて、お前がダメなんだよ!」。
まるで漫才のような父と娘の掛け合いが面白く、ふてぶてしいキャラクターを演じる前田敦子も笑いを誘います。
こんな自分のままではいけないと分かっているけど、どうしてもやる気が起きない。
そんな人にこそ観て欲しい、観たらきっと少しだけ勇気がもらえる作品です。
【洋画】女性向け映画のおすすめ10選を紹介
次に、洋画作品の中からおすすめの10本をご紹介します!
『マイ・インターン』(2015)完璧じゃなくたっていい
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2015年・アメリカ | 121分 | ナンシー・マイヤーズ | アン・ハサウェイ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
ニューヨークでファッション通販サイトを運営する社長のジュールズ(アン・ハサウェイ)は、仕事や子育てに追われ大忙しの毎日。
そんなある日、会社に新制度が導入され70歳のシニア・インターン、ベン(ロバート・デ・ニーロ)が雇われます。
やがて自分のアシスタントとして働くようになったベンの生き方に、彼女は影響されていき…。
『ホリデイ』(2006)のナンシー・マイヤーズ監督が、自分の時間をゆっくり持つ時間がない現代の女性へ贈るデトックス・ムービー。
『マイ・インターン』のおすすめの場面を解説

紳士的なベンにジュールズは心を開いていく:Photo by Courtesy of Warner Bros. Picture - © 2015 Warner Bros. Entertainment Inc.
あまりにも仕事を抱えすぎ潰れそうになっているジュールズに、外部からCEOを雇ってはどうかという話が持ち上がります。
自分で立ち上げた会社を他人の手に委ねるのは嫌、でも自分ひとりだけでは仕事が回っていないのも事実。
板挟みになってしまったジュールズに、70年生きてきた人生のベテラン、ベンが優しく寄り添います。
悩みはひとりで抱え込まなくていいこと、ツライ時は誰かを頼ってもいいこと。
当たり前だけど忘れがちなことを、この映画はきっと思い出させてくれるでしょう。
『女神の見えざる手』(2016)自分以外は誰も信じるな
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2016年・イギリス アメリカ | 132分 | ジョン・マッデン | ジェシカ・チャステイン | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
政治家の心や世論を裏で巧みに操り、世界を動かす力を持つ戦略のプロ集団“ロビイスト”。
そんなロビイストとして天才的な才能を持つエリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)が、銃社会のアメリカに仕掛ける一手を描いた華麗なる逆転劇です。
監督を務めたのは、『恋に落ちたシェイクスピア』(1998)のジョン・マッデン。
日本にはあまり馴染みのないロビイストという職業をテーマに描きながらも、見事なストーリーテリングで観客をぐいぐいと物語の世界に引き込む手腕はさすが!
『女神の見えざる手』のおすすめの場面を解説

誰が敵で誰が味方か?:Photo by KERRY HAYES - © 2016 EuropaCorp - France 2 Cinema. All Rights Reserved
物語は、エリザベスが大手ロビイスト会社、コール=クラヴィッツ&W在職中に手掛けた仕事で不正の容疑がかけられた彼女が聴聞会にかけられるシーンから始まり、度々過去へ遡り“回想”というスタイルで進行していきます。
そこで徐々に明かされていくのは、窮地に追い込まれながらも相手の先の先をいくエリザベスの頭脳と戦略がもたらす見事なロビイ活動。
まさに自分の全てを懸けて大勝負に出るヒロインから目が離せません。
また、エリザベスを演じたジェシカ・チャステインがとにかくかっこよくて惚れます。
『タリーと私の秘密の時間』(2018)“母”としてがんばる全ての女性へ
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2018年・アメリカ | 95分 | ジェイソン・ライトマン | シャーリーズ・セロン | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
『マイレージ、マイライフ』(2009)や『JUNO/ジュノ』(2007)のジェイソン・ライトマン監督が、『ヤング≒アダルト』(2011)のシャーリーズ・セロンと再びタッグを組んだ、ファンタジックなヒューマン・ドラマ。
3人目の子供を出産し、日々育児に追われているマーロ(シャーリーズ・セロン)。
夫は仕事で不在(つまり、毎日ワンオペ)、産後太りなうえに髪も肌もボロボロ、ままならい育児の最中に学校からの呼び出し…。
とにかく疲れまくっているマーロの前に、ある日、タリー(マッケンジー・デイビス)という若いベビーシッターが現われます。
外見は今時の女子だけど完璧に家事をこなすタリーに、マーロは次第に心を開いていくが…。
『タリーと私の秘密の時間』のおすすめの場面を解説

とても他人事とは思えないS・セロンのリアルな演技が光る:© 2018 TULLY PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
「子供を育てるのは大変」とはよく言いますが、その大変さは実際に自分で子育てをしてみないと実感できないことがほとんどではないでしょうか。
新生児の世話にてんやわんやで上の子たちの食事は冷凍ピザ、他のママなら手作りなのに…と募る焦燥感と羨望の気持ち、育児の大変さを全く分かっていない的外れの夫、着飾る余裕もお金もなくボロボロになっていく自分の身体…。
そんな子育て中の全ての“母”を優しく包み、そっと背中を押してくれるのが本作です。
タリーの“秘密”を知った時、きっと心がすっと軽くなることでしょう。
23㎏も増量し、ゆるみきった身体を作り上げたシャーリーズ・セロンもすごい!
『アリー/スター誕生』(2018)スターダムを駆け上がったアリーの光と影
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2018年・アメリカ | 136分 | ブラッドリー・クーパー | レディー・ガガ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
1937年に製作された同名映画を、ブラッドリー・クーパーが監督兼出演、レディー・ガガ主演で3度目のリメイク。
歌手を夢見ながらも自分に自信が持てず、場末のバーで細々と働いていたアリー(レディー・ガガ)が、客として訪れた世界的なロックスター、ジャクソン(ブラッドリー・クーパー)に歌声を見い出され、その才能を開花させていきます。
誰もが知る歌姫であるレディー・ガガが本人の人生を地で行くようなアリーを熱演し、第91回アカデミー賞でアカデミー歌曲賞を受賞しました。
『アリー/スター誕生』のおすすめの場面を解説

レディー・ガガは本作で映画初主演を果たした:© © 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED
ジャクソンのライブに行ったアリーが、ステージに上がり初めて大勢の観客の前で『Shallow』を歌うシーン。
一瞬にして人の心を惹き付けるレディー・ガガの芯の通った歌声が素晴らしく、アリー自身が本当に歌を好きなんだな、ということが否が応でも伝わってきます。
アリーが歌手として成功すればするほど、酒に溺れ自分の道を見失っていくジャクソン。
やっと掴んだはずなのに、脆くも崩れ去っていく束の間の幸せ。
王道のシンデレラ・ストーリーではありますが、とてもせつなくなる1本です。
『ワンダーウーマン』(2017)史上最強のスーパー・ヒロイン誕生!
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2017年・アメリカ | 141分 | パティ・ジェンキンス | ガル・ガドット | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
DCコミックから生まれたキャラクター、ワンダーウーマンを主人公にした単独映画第1弾。
女だけの島で育ったプリンセス、ダイアナ(ガル・ガドット)が外の世界を知り、不時着したパイロットのスティーブ(クリス・パイン)と出会い、“ワンダーウーマン”として成長していきます。
監督は、DCユニバースで初の女性監督となったパティ・ジェンキンス。
10月9日(金)には、最新作『ワンダーウーマン 1984』の公開も予定されています。
『ワンダーウーマン』のおすすめの場面を紹介

コスチュームもかっこいいワンダーウーマン:Photo by Clay Enos - © 2015 Warner Bros. Entertainment Inc. and Ratpac-Dune Entertainment LLC - Image courtesy Rock Paper Photo
とにかく強いワンダーウーマンが、かっこいいテーマソングに合わせて襲い来る男たちを片っ端からボッコボコにしていくバトル・シーンが爽快!
ワンダーウーマンを演じたガル・ガドットの美貌と引き締まった身体も、見ているだけで惚れ惚れとしてしまいます。
そんな最強無敵のワンダーウーマンも、初恋の相手・スティーブに対しては少し気弱な一面も覗かせます。
スティーブが終盤でワンダーウーマンに言う「俺は今日を救う、君は世界を救え!」は名言です。
『オーシャンズ8』(2017)女だらけの“オーシャンズ”が新結成!
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2017年・アメリカ | 110分 | ゲイリー・ロス | サンドラ・ブロック | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットらハリウッドスターたちが共演し大ヒットを記録した『オーシャンズ』シリーズの女性版。
クルーニーが演じたダニー・オーシャンの妹で出所したばかりのデビー(サンドラ・ブロック)は、ルー(ケイト・ブランシェット)ら仲間を召集。
世界最大のファッションの祭典“メット・ガラ”で女優のダフネ(アン・ハサウェイ)が身に着ける1億5000万ドルの宝石を盗み出すことを計画します。
監督は『ハンガー・ゲーム』(2012)のゲイリー・ロスが務めました。
『オーシャンズ8』のおすすめの場面を解説

最高にクールなデビーとルーのコンビ:©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
メット・ガラでの華麗なる宝石強奪作戦も見ものなのですが、やはり気になるのは会場でデビーたちが着ているドレス。
アルベルタ・フェレッティやプラダ、ヴァレンチノといったハイブランドのドレスをハリウッドを代表するスターたちが見事に着こなしています。
中でも、デビーの右腕のルーを演じたケイト・ブランシェットの神々しさは「女も惚れる」と人気キャラクターに。
メット・ガラで着たジバンシィのジャンプスーツも見事に決まっていました!
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)自分の道は自分で決める
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2019年・アメリカ | 135分 | グレタ・ガーウィグ | シアーシャ・ローナン | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
ルイーザ・メイ・オルコットによる世界的ベストセラーを、『フランシス・ハ』(2012)のグレダ・ガーウィグ監督が映画化。
しっかり者の長女メグ(エマ・ワトソン)、小説家を夢見る次女ジョー(シアーシャ・ローナン)、心優しい三女ベス(エリザ・スカンレン)、お金が幸せだと信じる四女エイミー(フローレンス・ピュー)の4人姉妹の日常を描きます。
過去に何度も映像化されてきた本作ですが、グレタ・ガーウィグ監督ならではのアレンジで現代女性へ向けたメッセージも込められた、今こそ観たい作品に仕上がりました。
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のおすすめの場面を解説

何が幸せかは自分で決めるもの:Photo by Wilson Webb - © © 2019 CTMG, Inc.
結婚することだけが、女性の幸せではない。結婚以外にも、幸せになる道はいくらでもある。
女性は結婚して当たり前とされていた時代に、小説家になるという夢をあきらめず自分の信念を貫き通しすジョー。
せっかくプロポーズをしてくれた幼馴染みのローリー(ティモシー・シャラメ)の想いにも答えることができず、彼女の中にモヤモヤが溜まっていきます。
「女の幸せが結婚だけなんておかしい。…でも、どうしようもなく孤独なの」と、ジョーが母に本音をぶちまけるシーンは共感度大。
今の自分の生き方に自信が持てない人にぜひ観てほしい作品です。
『スキャンダル』(2019)もう女たちは黙っていない
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2019年・アメリカ | 108分 | ジェイ・ローチ | シャーリーズ・セロン | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
2016年、米TV局のFOXニュースの創設者でありCEOのロジャー・エイルズが女性職員たちからセクシャルハラスメント行為で訴えられた実在の事件を映像化。
訴えを起こす1人目であるベテランキャスターのグレッチェンにニコール・キッドマン、彼女の訴えを聞き自らの暗い過去を思い起こす看板キャスター、メーガンにシャーリーズ・セロン、野心に燃える新人キャスター、ケイラをマーゴット・ロビーが演じています。
本作で第92回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞したカズ・ヒロの手で、メーガン・ケリー本人にそっくりな姿に変身したシャーリーズ・セロンに注目!
『スキャンダル』のおすすめの場面を解説

まるで別人に変貌したシャーリーズ・セロン(写真左):© 2019 - Lionsgate
ハリウッドを中心に広まった「Me Too運動」をはじめ、これまでセクハラやパワハラに耐えてきた女性たちが世界中で声を上げている昨今。
訴えを起こすことは勇気がいること。
相手が自分のキャリアを簡単に左右できるような権力者であればなおさらです。
しかし、本作に登場するメーガンやグレッチェンらは実際に声を上げ、ロジャー・エイルズを会社の頂点から引きずり下ろすことに成功しました。
“第4の壁”を破る映像スタイルも、観客に“当事者”意識を持たせることに一役買っています。
『ミッドサマー』(2019)監督の失恋体験から生まれた祝祭ホラー
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2019年・アメリカ | 147分 | アリ・アスター | フローレンス・ピュー | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
初の長編作『ヘレディタリー/継承』(2018)があまりに怖すぎて、ホラーファンさえも唸らせたアリ・アスター監督の長編2作目。
自分以外の家族を無理心中で亡くし、失意の中にいる大学生のダニー(フローレンス・ピュー)は、倦怠期の彼氏とその仲間と共に、スウェーデンの村で90年に1度しか開催されないという夏至祭を訪れることに。
村人たちがダニーらを快く迎え入れるなか、恐怖の夏至祭が始まります…。
ホラー=暗いのが一般的ですが、本作は白昼堂々と残虐シーンが描かれるので、苦手な人は要注意です。
『ミッドサマー』のおすすめの場面を解説

ダニーたちが目撃した衝撃の光景とは…!:Photo by Gabor Kotschy - © A24
好き嫌いが完全に別れる映画ではありますが、私がぜひおすすめしたいポイントが、これが「監督の失恋体験から生まれた」ということです。
家族を失い精神を病んだダニーを上辺では慰めながらも内心は面倒に感じている彼氏は、いわゆる偽善者。
煮え切らない恋人との関係の拠り所を、やがて村人たちの奇妙な夏至祭の中に見い出していくダニー。
思わず目をそむけたくなる残虐なシーンはありますが、鑑賞後はなぜか心が浄化されたようなスッキリとした気持ちにもなる本作。
まさに、失恋した人へ贈る監督からの変化球の応援歌(?)かもしれません。
『82年生まれ、キム・ジヨン』(2020)何が彼女を追い詰めた?
【作品情報】
製作年・製作国 | 作品時間 | 監督 | キャスト | 可愛さ | ストーリー |
2019年・韓国 | 118分 | キム・ドヨン | チョン・ユミ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
韓国で大ヒットを記録したチョ・ナムジュのベストセラーを映像化。
夫(コン・ユ)と1歳の娘と仲良く暮しているキム・ジヨン(チョン・ユミ)に、ある日突然、まるで誰かが乗り移ったかのように別人格になる症状が現われ、心配した夫は妻に心療内科への通院を進めます。
なぜ彼女は心を病むようになってしまったのか?何が彼女を追い詰めたのか?
1982年に生まれたキム・ジヨンの半生を、幼少期から少女期、成人期へと時間を遡りながら見せていきます。
『82年生まれ、キム・ジヨン』のおすすめの場面を紹介

夫は妻の気持ちを必死に理解しようとするが…:©2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
韓国はもちろん、日本でもいまだに根付いている男尊女卑の文化。
家事・育児は女がするのが当たり前、女は黙って男を立てるべき。
それを誰も疑問とは思わず当然のように過ごしてきたツケが、“共働き”が主流になってきた昨今に生きる女性を苦しめています。
出産後、仕事に復帰しようとするも様々な壁に阻まれる母親の孤独を、チョン・ユミが見事に体現。
経験がある人なら尚更、涙なしには観られないでしょう。
心を病んだキム・ジヨンの気持ち、そんな娘を思う母の気持ち、あらゆる重圧に耐えてきた女性たちの叫びが込められた本作は、10月9日(金)より全国公開です。
アマゾンプライムビデオ・U-NEXTで無料で観れる女性向け映画を紹介
アマゾンプライムビデオ
・勝手にふるえてろ
・マイ・インターン
・オーシャンズ8
U-NEXT
・くちびるに歌を
・女神の見えざる手
・ミッドサマー
まとめ
女性におすすめの映画を20本紹介しましたが、いかがでしたか?
映画の中のヒロインから人生のヒントを見つけるもよし、生きる活力をもらうもよし。
お気に入りの作品を見つけていただけたら嬉しいです。
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