
私たちの周りにあるものが真実なのか嘘なのかを考えさせられる作品『インサイダー』(1999)。
今回は、そんな『インサイダー』(1999)の名言・名セリフをまとめていきます。
胸に響く名セリフと名場面を振り返っていきましょう。
『インサイダー』(1999)の名言・名セリフを紹介

『インサイダー』(1999)©Touchstone Pictures
これから『インサイダー』(1999)の名言・名セリフを1つずつ紹介していきます。
『インサイダー』(1999)の名言1.「あなたとは話せない。」

リアン©Touchstone Pictures
タバコの出火の取材をしていたバーグマンは、化学会社の化学的データを持っていましたが自力での解読が不可能だったので、ワイガンドにそのコンサルタントとして解説をお願いしたいと頼んだ際に、ワイガンドがファックスででした回答の言葉です。
ワイドガンの妻もまた、
「主人は出ませんわ。聞く気もないでしょう。」
と用件も聞いていないのに判断していると、もなにかとても不吉な予兆を意味しているように思います。
『インサイダー』(1999)の名言2.「ろくな理由もないのに人をクビにしただけじゃ飽き足りくて人格まで疑うんですか?クビにして屈辱を味合わせた上に脅すとわ。それも家族まで。」

ワイガンド©Touchstone Pictures
ワイガンドは、解雇された会社に呼ばれ、守秘契約範囲を拡大したいという案を持ち出されました。
断れば、守秘契約を厳守しなかったとみなされ、退職金はなし、医療保険は打ち切られ訴訟を起こすと脅されます。
彼に契約を破る気持ちなどないのに、社長は過度な要求をしたので、ワイドガンはこの言葉を言いましたが、彼は実は怒ると自分が制御できなくなったり、馬鹿にされると我慢ができなくなる性格でした。
『インサイダー』(1999)の名言3.「たばこ会社にいたものは医薬会社では敬遠されるんですよ。」

バードマンとワイガンド©Touchstone Pictures
会社に解雇されたワイガンドは教師の面接に行きました。
この言葉は、学歴が高い彼が全く異業種の教師の面接を受けに来た理由が分かるセリフでもあります。
彼がどんな理由から医薬会社からタバコ会社に行ったのかはまだこの時点では分からないですが、職のない彼が背負ったものがいかに大きいものかが、この言葉からも感じ取れます。
『インサイダー』(1999)の名言4.「君は力を持っているんだ。」

バードマン©Touchstone Pictures
ワイガンドはバーグマンに、
「僕はただのネタだろ?利用価値のある。番組の材料でしかない。」
と言いました。
テレビ局にとってはそうでなくとも自分にとって違うこととワイドガンが大切な人間ということをバーグマンは伝えた際に言った言葉です。
ですがワイドガンははそのあとで、
「テレビで3千万人の視聴者に公表してしまえばそれまでとは何もかも全く違ってくる。そのあとの判決は世論という法廷で下されることになる。」
とさらに言いました。
視聴者にとっては気晴らしで何も変わらない程度だけど家族を危険に晒すリスクがあるくらいの真実を自分なら公表出来るだろうかと考えさせられるシーンです。
『インサイダー』(1999)の名言5.「銭湯では数秒のうちに肩が付く。時には数分で。だがあなたの戦いは、来る日も来る日も果てしなく続く、何週間かかるか何ヶ月かかるか分からない容赦のない闘いだ。」

バードマンとワイガンド©Touchstone Pictures
証言をすれば罰せられる可能性に立たされたワイガンドに対して海軍時代パイロットだったスクラッグスが言った言葉です。
人は待つことが苦手な生き物。
そんな中でいつ答えが出るかも分からない、辛い日々を正義感だけで耐え凌ぐのはとても困難なものです。
ワイガンドは勝利するか勝利しないかいつ答えが出るか分からない闘いから勝利することはできるのでしょうか。
『インサイダー』(1999)の名言6.「何が変わった?最初から同じさ。」

ワイガンドと妻リアン©Touchstone Pictures
法廷に行くどうか迷っているワイガンドがバーグマンに言った言葉。
確かに彼の言う通り変わったことなどないかもしれませんが、彼が告発したことで、彼の人生は180度変わって不幸せな道に進んでいるのは確かです。
それでも、
「構うか。法廷に行こう。」
と言い、法廷に向かう彼の決心の強さと、ここまで来たら後戻りなど出来ないという覚悟を感じる言葉です。
『インサイダー』(1999)の名言7.「基準というのはその人間が真実を言ってるかどうかだ。」

カペレッリ©Touchstone Pictures
会議で、今回の番組が問題だらけだと言うカペレッリは、
「違法行為と言う観点から言うとすれば、真実であるほど損害も大きいんです。嘘なら情報は漏れたことにならず損害も少ないんです。」
と言います。
それは告発番組を放送せず中止しろと言う脅しでした。
基準というのは人によって色々あるでしょうが、バードマンが言ったこの言葉は、彼らしい正義感の強い言葉です。
『インサイダー』(1999)の名言8.「よく考えて。ちゃんと見通してから行動しなくちゃ。」

バードマン©Touchstone Pictures
怒るバーグマンに対して妻が言った言葉です。
告発したがっている人間にチャンスを提供したバーグマンと、多くの国民のために告発したワイガンド。
世論は非常に大切で、放送することが大切な部分が多くある中ではバードマンの考えが、ワイドガンの未来を明るくも暗くもするのです。
こんなときに冷静にみなさいと言える妻は偉大ですね。
『インサイダー』(1999)の名言9.「本気でやるのか?もし失敗したら取り返しがつかないぞ?」

ワイガンド©Touchstone Pictures
あとがないバードマン、はニューヨークタイムスのジムに電話をします。
理由は、CBSがたばこ会社の科学者のインタビューを取ったが本社からボツにしろと圧力をかけられていることを自ら告発し、その記事は一面に載せるためでした。
その行為は、
「俺は約束したことは必ず守るだからだ。」
という言葉や、
「情報提供者を見捨てたことなど一回も無かったんだ。」
という言葉からも、バードマンがしたワイドマンを保護するための手段だったと分かります。
『インサイダー』(1999)の名言10.「一生かかって築いたんだ。この全てを!だが歴史に残るのはたいてい最後の仕事だ。 」

バードマンとワイガンド©Touchstone Pictures
ただ屈服し退くのが嫌なバードマンに対してマイクが言った言葉です。
そしてさらにマイクは、
「考えるのはどう言う最後を迎えられるかどうかだ。死んでからどうかだ。これまで世間に訴えるようなことを多少はやった。悪党の権力者どもを観せた。たばこ業界に踏み潰された番組のキャスターということになってしまうから。この年になって、躊躇うのも仕方がないだろ?」
と言いました。
一生かけて築いたものが壊れるのが嫌だと思うのは誰でも一緒ですが、この言葉も果たして自分だったらどうするだろうかと考えさせられる映画です。
『インサイダー』(1999)の名言・名セリフまとめ
身の回りにあるものが、身体を疲弊し、私たちをむしばんでいたのだとしたらと思うとゾッとする映画だと感じました。
広告というのは、真実でもあり、嘘も混じっているものですが、私たちはいいと思えばそれを選択し、買う権限を持っています。
ですが、これからの世の中SNSもそうですが、嘘か本当を見極める重要性がさらに問われていくんだと考えさせられた映画でした。
『インサイダー』(1999)、ぜひ自分だけにしかない、いろんな問いを持ちながら、名言も踏まえた上で、ぜひご覧になってください!
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