
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)に繋がる直接の前作『マン・オブ・スティール』(2013)!
シリーズにおいて外せない作品であり、DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)の第1作目でもあります。
人気俳優ヘンリー・カヴィルが主演をつとめ、ラッセル・クロウも出演。
ここからは、『マン・オブ・スティール』(2013)の感想、キャストやキャラクターの紹介、続編への伏線、評価や、つまらない?という意見についても解説します!
項目 | 評価 | 点数 |
知名度 | ★★★★☆ | 80点 |
配役/キャスト | ★★★★★ | 95点 |
ストーリー | ★★★★☆ | 80点 |
物語の抑揚 | ★★★★★ | 95点 |
映像表現 | ★★★★★ | 100点 |
アクションシーン | ★★★★☆ | 80点 |
目次
- 1 『マン・オブ・スティール』(2013)の作品情報
- 2 『マン・オブ・スティール』(2013)の概要
- 3 『マン・オブ・スティール』(2013)の登場人物(キャラクター)一覧まとめ
- 4 『マン・オブ・スティール』(2013)の感想と考察
- 5 『マン・オブ・スティール』(2013)の意味とはなにかを解説
- 6 『マン・オブ・スティール』(2013)の疑問、伏線やDCEUの繋がりを解説
- 7 『マン・オブ・スティール』(2013)の原作との違いを解説
- 8 『マン・オブ・スティール』(2013)の小ネタ・トリビア・裏話を解説
- 9 『マン・オブ・スティール』(2013)の順番や時系列は?
- 10 『マン・オブ・スティール』(2013)の最後は? ラストシーンや結末を解説
- 11 【レビュー】『マン・オブ・スティール』(2013)の評価・評判
- 12 『マン・オブ・スティール』(2013)の総合評価:クラーク・ケントの成長とスーパーマンの誕生、クリプトンの終焉
- 13 『マン・オブ・スティール』(2013)はエンドロール後に本編はある?
『マン・オブ・スティール』(2013)の作品情報
製作年 | 2013年 |
原題 | Man of Steel |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 143分 |
ジャンル | アクション |
監督 | ザック・スナイダー |
脚本 | デヴィッド・S・ゴイヤー |
主要キャスト | ヘンリー・カヴィル(クラーク・ケント/カル=エル/スーパーマン)/日本語吹替:星野貴紀
エイミー・アダムス(ロイス・レイン)/日本語吹替:中村千絵 マイケル・シャノン(ゾッド将軍)/日本語吹替:広瀬彰勇 ケビン・コスナー(ジョナサン・ケント)/日本語吹替:津嘉山正種 ダイアン・レイン(マーサ・ケント)/日本語吹替:塩田朋子 ラッセル・クロウ(ジョー=エル)/日本語吹替:井上和彦 |
『マン・オブ・スティール』(2013)の概要

スーパーマンとロイス・レイン:© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
クリプトン星は崩壊の危機に瀕していた。
科学者のジョー=エルとその妻ララ・ロー=ヴァンは子供を作り、カル=エルと名付けた。
クーデターの首謀者 ゾッド将軍の妨害を逃れ、カル=エルは地球へと送られた。
そしてクリプトン人は、ゾッド将軍の一派をのぞいて全員滅びてしまった。
カンザス在住のジョナサン・ケントとマーサ・ケント夫妻は、ひろったカル=エルを「クラーク・ケント」と名づけ、地球人として育てた。
芽生えた強大な力を隠して生きていたクラーク・ケント(スーパーマン)は、あるときゾッド将軍を引き寄せてしまう。
『マン・オブ・スティール』(2013)の登場人物(キャラクター)一覧まとめ

ペリー・ホワイトとロイス・レイン :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
『マン・オブ・スティール』(2013)の登場人物をご紹介します。
それでは見ていきましょう。
クラーク・ケント/カル=エル/スーパーマン(演:ヘンリー・カヴィル)日本語吹替:星野貴紀

スーパーマン :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
地球に送り届けられた、クリプトン人の生き残り。
ここでは下記の4つのポイントに分けます。
出生の秘密は?
父ジョー=エルと母ララの間に、クリプトン星では数百年ぶりの自然出産(※)で生まれた男児。
※
スーパーマン以外の現代のクリプトン人は、ジェネシス・チェンバーで製造されています。
ジェネシス・チェンバーとは、クリプトン人の製造器。
労働者、兵士、指導者など役割に合わせ“設計”した子供を作る装置です。
スーパーマンは生まれてすぐ、実の両親によって地球に送られました。
「だが天然資源が枯渇。クリプトン星は不安定な状態に陥った。
やがて軍部の指導者ゾッド将軍がクーデターを企てたが、時既に遅し。
終末を予感した私と妻は、お前を救うべく手を打った」
「自然に生まれた子供だ、だから必死で守った」
――ジョー=エル(スーパーマンの実父)
そしてカンザスに飛来し、ジョナサン・ケントとマーサ・ケント夫妻に拾われます。
はじめは、宇宙から来たことは教えられていませんでしたが、“宇宙船に入っていたクラークを拾った”ことを、少年時代にジョナサン・ケント(育ての父)から聞かされます。
パワーの源は?
スーパーマンは地球で育ったため「黄色い太陽」のエネルギーを浴び、超人的な能力を得ています。
クリプトン人に合わせた宇宙船内の空気では力を失い倒れていました。
「なぜ僕は人と違う?」
――スーパーマン
「地球の太陽は、若く、明るい。
その光を浴びて、筋肉も肌も知覚も強くなったのだ。
地球の重力は弱いが、大気は栄養豊富だ。お前は想像以上に強く育った」
――ジョー=エル
(※ただし、強すぎる力なのですぐに制御できるものではありません。
同じクリプトン人でも、地球に来たばかりのゾッド将軍は、地球の大気に曝されると子どものころのクラークのようにパニックになっていました。)
「感覚を研ぎ澄ます術を両親に教わった」
――スーパーマン
育ての父 ジョナサン・ケントの教え
育ての父親ジョナサン・ケントから、人前で力を使わず、そうすべきときまでは正体を隠すように言われていました。
「正体を明かすべきじゃないと父に言われた。拒まれ、恐れられるからと」
――スーパーマン
スーパーマンは、教え通り力を使うのを避け、そのせいで目の前で育ての父ジョナサン・ケントを亡くしています。
そのこともあり、「正体を明かさない」という教えをさらに大切に守っています。
「父を死なせてしまった。“正体を明かすのは早い”という言葉を信じて」
――スーパーマン
本作でのスーパーマンは?
漁師やウェイターなど職を転々とし、力を持っていることを秘密にして暮らしながら、自分の本当の正体を知るために放浪。
勤務中の酒場で、軍が謎の物体を発見し調査しているという話を聞きつけ、現場の棚氷に作業員として潜入。
1万8000年前に地球に来たクリプトンの探査船(宇宙船)を発見。
実の父のホログラムと対面し自分がクリプトン人だと知ります。
探査船と接触したことでゾッド将軍に地球にいると知られてしまい、身柄を引き渡されることに。
コデックスを探しにきたゾッド将軍とカンザスで戦闘。
南インド洋に向かい、ワールド・エンジンの防御システムと戦闘し、その後ワールド・エンジンに突撃しワールド・エンジンの停止に成功。
メトロポリスに戻り、ゾッド将軍の乗った探査船を攻撃しクリプトンの復興を阻止。
「この船を破壊すれば、クリプトンは滅びる」
――ゾッド将軍
「自ら招いた運命だ」
――スーパーマン
そしてメトロポリスで、超人的なパワーが覚醒したゾッド将軍と戦闘し、ゾッド将軍を倒しました。
ロイス・レイン(演:エイミー・アダムス)日本語吹替:中村千絵

ロイス・レイン :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
「デイリー・プラネット」の新聞記者。
本作でスーパーマンの恋人に。
棚氷での謎の物体(探査船)の調査現場に取材に来たシーンで登場。
そこでクラーク(スーパーマン)と出会います。
クリプトンの探査船に侵入した際に装置に襲われ、クラークに助けられます。
その後ロイスはクラークを捜索しカンザスで再会。
クラークの意思を理解し秘密を守っていましたが、ゾッド将軍が現れクラークとともに身柄を引き渡されます。
ゾッド将軍たちをファントム・ゾーンに送り返す方法をジョー=エルに聞き、軍関係者とともに作戦に参加。
ジョナサン・ケント(演:ケビン・コスナー)日本語吹替:津嘉山正種

ジョナサン・ケント :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
スーパーマンの育ての父親、普通の地球人。
カンザスの農夫、自動車整備工。
幼かったクラークに、力を人前で使わないように指導。
そしていつか、クラークが正体を人類に明かせる日がくるかも、と考えていました。
「約束したはずだ、力のことは秘密にするって」
「周りの人たちの人生にも関わる問題だ」
「もし世間がお前の力を知ればすべてが変わる、これまでの常識も、“人間とは何か”ってことも」
――ジョナサン・ケント
1997年、竜巻に巻き込まれ死亡。
その際には率先して家族を守り、クラークが周りに人がいるなか力を使って自分を助けようとしたのも制止。
マーサ・ケント(演:ダイアン・レイン)日本語吹替:塩田朋子
とマーサ・ケント.jpg)
クラーク(スーパーマン)とマーサ・ケント :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
スーパーマンの育ての母親、普通の地球人。
クラーク(スーパーマン)を実の子のように大事に育て、クラークもマーサを非常に慕っています。
夫を亡くし、クラークも放浪しているため、普段はカンザスで1人暮らし。
コデックスを探していたゾッド将軍たちに襲われるシーンもありました。
クラークと同様に、亡きジョナサン・ケントの教えを大事にしており、
「父さんはこの日を信じてた。お前が宿命を受け入れ奇跡を起こす日を」
――マーサ・ケント
と発言。
ジョー=エル(演:ラッセル・クロウ)日本語吹替:井上和彦

ジョー=エル :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
スーパーマンの実の父親、クリプトン人、科学者。
クリプトンを終わらせようと考えていた人物。
ただしゾッド将軍とは方針が合わず決別。
生後すぐのカル=エル(スーパーマン)を地球に送りました。
その際、ジェネシス・チェンバーに設置されていたコデックスを盗み出し、カル=エルの体内に保存。
コマンドキーも作成してカル=エルの乗るポッドに入れていました。
カル=エルを乗せたポッドを地球に向けて発射したあと、ゾッド将軍に殺されます。
地球にあった探査船で、スーパーマンがコマンドキーを差したことで、ホログラムとして復活。
成長したカル=エルと対面し、出生の秘密を教えました。
「お前は地球の子供でもある。両方の世界の最善をあわせもつ、我々が命に代えて託した夢」
「しかるべき時に、2つの種族の架け橋となるように」
――ジョー=エル
その後、ゾッド将軍の船に登場した際には、ロイスに、ゾッド将軍たちをファントム・ゾーンに送り返す方法(※)を教えました。
※
スーパーマンが乗っていた小型宇宙船と、ゾッド将軍の宇宙船を衝突させ、発生させたブラックホールにゾッド将軍たちを吸い込ませるという作戦。
「奴らを倒すにはファントム・ドライブが鍵だ」
――ジョー=エル「ファントム・ドライブで空間を曲げて進む。ゾッド将軍の船も同じだ。衝突させれば」
――スーパーマン「特異点が生まれる」
――エミール・ハミルトン博士「ブラックホールか」
――スワンウィック将軍
ララ・ロー=ヴァン(演:アイェレット・ゾラー)日本語吹替:泉裕子

ジョー=エルとララ・ロー=ヴァン :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
スーパーマンの実の母親、クリプトン人。
崩壊するクリプトン星から脱出せず残り、死亡。
ゾッド将軍(演:マイケル・シャノン)日本語吹替:広瀬彰勇

ゾッド将軍 :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
本作のメインヴィラン。
クリプトン人、軍の司令官。
ゾッド将軍は、超人的なパワーはないようですが、普通の人間よりかなり戦闘能力が高いです。
そしてラストで、地球の「黄色い太陽」のエネルギーを浴び、スーパーマンと同様に超人に。
クリプトン星の崩壊前に、腐敗したクリプトンの元老院に対しクーデターを起こしていました。
ジョー=エルとはかつての友人でしたが、本作序盤でジョー=エルを殺害。
「手を貸せ。我々で種族を立て直そう」
「お前とは敵対したくない」
――ゾッド将軍
「志は同じだと思っていたが」
「もはや友ではない」
――ジョー=エル
その後、反乱罪で元老院によってファントム・ゾーンに幽閉されます。
しかしクリプトン星が崩壊したことですぐに自由の身に。
スーパーマンが探査船に接触したことで、地球にいると知り、入植のため襲来。
「33年間待ち続け、ついに救難信号を探知した。
お前が古い探査船に接触した時だ」
――ゾッド将軍
コデックス(※)を探してスーパーマンと戦闘。
※
コデックスは、スーパーマンの実父がスーパーマンの体内に保存していましたが、ゾッド将軍は知りませんでした。
「クリプトンでは、すべてのDNAのひな形が“登記簿(コデックス)”に記録されている」
――ゾッド将軍
「コデックスのありかが分かった。ジョー=エルは10億人のDNAを息子の細胞に注入した」
――ゾッド将軍の部下
その後探していたコデックスはスーパーマンの体だったと知り、ワールド・エンジン(※)で地球の改造を開始。
※
ワールド・エンジンは、重力兵器として働く惑星改造アイテム。
地球の質量や大気の成分を変更し、クリプトン星と同じ性質に地球を改造できます。
ゾッド将軍は、クラークが地球にいると知るまでの期間の放浪で、かつての入植予定惑星をめぐり、ワールド・エンジンを回収していました。
本作では、メトロポリスと南インド洋に設置。
ゾッド将軍は地球にあった古代の探査船に乗り込み、ジェネシス・チェンバーを起動、ジョー=エルのホログラムと再会。
しかしスーパーマンに探査船を破壊され、クリプトンの復興を不可能にされます。
そのことでスーパーマンを恨み、地球の太陽で能力が覚醒してスーパーマンと戦闘。
最後はスーパーマンに首を折られて死亡。
ペリー・ホワイト(演:ローレンス・フィッシュバーン)日本語吹替:石塚運昇

ペリー・ホワイト :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
新聞社「デイリー・プラネット」の編集長。
ロイス・レインの上司。
ファオラ=ウル(演:アンチュ・トラウェ)日本語吹替:田中敦子

ファオラ=ウル :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
ゾッド将軍の右腕、女戦士。
序盤のクリプトン星のシーンと、中盤以降の戦闘シーンで登場。
スワンウィック将軍(演:ハリー・J・レニックス)日本語吹替:石住昭彦

スワンウィック将軍(左)とエミール・ハミルトン博士 :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
アメリカ軍の将軍。
中盤、飛行物体(ゾッド将軍の宇宙船)の報告を受けるシーンで初登場。
その後も、スーパーマンが捕まっているシーンなどで登場。
以上『マン・オブ・スティール』(2013)の登場人物(キャラクター)一覧でした。
『マン・オブ・スティール』(2013)の感想と考察

ジョー=エルとスーパーマン :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
『マン・オブ・スティール』(2013)の感想と、テーマについての考察をご紹介します。
『マン・オブ・スティール』(2013)の感想
まずは、『マン・オブ・スティール』(2013)の感想を3つご紹介します。
それでは見ていきましょう。
ゆったりしたペースに引き込んだあと、怒涛の戦闘シーンへ
前半の展開にどれだけ入り込めるかが、本作を楽しめるかどうかの重要ポイント。
クリプトン星の最後と、少年時代のスーパーマンの苦悩のシーンが意外なほど長く続きます。
しかしただひたって観ていればOK!
序盤では説明があまりないのでよく分からないことが多いまま進みますが、後で全部説明されます。
そういう意味ではかなり親切&観やすい作品です。
地球の破壊描写がすごい
スーパーマンと、ゾッド将軍たちクリプトン人の戦いは、地球の軍隊では絶対かなわないと確信できる驚異的なパワーバトル。
終盤登場する重力兵器が大都市を粉々にするシーンも迫力満点で、アメコミ映画というよりディザスタームービー顔負け。
迫真のカメラワーク
本作『マン・オブ・スティール』(2013)の魅力は、ものすごい臨場感を生み出すスピード感のある映像。
とくにスーパーマンの最初の飛行シーンは圧巻。
飛行速度の速さに怖くなるほどのリアリティです。
また、突然ズームインする独特のカメラワークが特徴的で、飽きずに楽しく観られます!
以上『マン・オブ・スティール』(2013)の感想でした。
『マン・オブ・スティール』(2013)の考察

崩壊前のクリプトン星とジョー=エル :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
ここからは、『マン・オブ・スティール』(2013)の考察を2つご紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
メインテーマはもちろんスーパーマンの誕生
『マン・オブ・スティール』(2013)は、カンザスで育った少年クラーク・ケントがいかにしてスーパーマンであることを受け入れられるか、という成長ストーリー。
その過程において、育ての父の教えや、滅亡する種族クリプトンが大きく影響を与えました。
また、実の父 ジョー=エルの意見に賛同し、地球を守ることを決意。
共感を生む悪役 ゾッド将軍
本作『マン・オブ・スティール』(2013)を観ていると、大量殺戮者であるゾッド将軍に、少し同情を感じる場面も。
友人だったスーパーマンの実父と決別し、クリプトンも失い、同じ種族であるスーパーマンにも拒絶されたゾッド将軍は、一瞬でも「かわいそう」と思ってしまうかもしれない魅力的な悪役です。
「お前は同胞より人類を選んだ。
私はクリプトンを守るために存在する、生まれた理由はただそれだけだ。
いかに暴力的で残酷に振る舞おうとそれはすべて同胞のためだった。
だがもはや、守るべき民はいない」
――ゾッド将軍
以上『マン・オブ・スティール』(2013)の考察でした。
『マン・オブ・スティール』(2013)の意味とはなにかを解説

スーパーマン :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
ここでは、本作のタイトル「マン・オブ・スティール」の意味や由来をご紹介します。
『マン・オブ・スティール』(2013)という言葉の意味
「マン・オブ・スティール(Man of Steel)」は、スーパーマンのこと。
日本語での意味は、「鋼鉄の男」。
映画としての『マン・オブ・スティール』(2013)の意味
本作のタイトル『マン・オブ・スティール(Man of Steel)』は、1986年のスーパーマンのコミックのタイトル「マン・オブ・スティール(The Man of Steel)」から命名。
本作のストーリーと同様のスーパーマンのオリジン(クリプトン星から送られ地球人として育てられた)が描かれたコミックであり、本作の原案の一つ。
以上『マン・オブ・スティール』(2013)の意味の解説でした。
『マン・オブ・スティール』(2013)の疑問、伏線やDCEUの繋がりを解説

ロイスとスーパーマン、ファオラ=ウル :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
ここからは、『マン・オブ・スティール』(2013)の疑問や伏線を解説します。
それでは見ていきましょう。
『マン・オブ・スティール』(2013)の伏線解説①:なぜスーパーマンというタイトルではないのか?
有名すぎるヒーロー「スーパーマン」の名前をそのまま使わないほうがいい、という発想と思われます。
これは映画『ダークナイト』(2008)と似た手法。
(ダークナイト(Dark Knight)はバットマンの異名。)
『ダークナイト』(2008)の監督クリストファー・ノーランは、本作『マン・オブ・スティール』(2013)でも製作・原案をつとめています。
ただしダークナイト・トリロジーは1作目『バットマン ビギンズ』(2005)ではしっかり分かりやすくバットマンの名前を入れています。
『マン・オブ・スティール』(2013)の伏線解説②:これまでのスーパーマンとの違いはある?

スーパーマン :© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
本作『マン・オブ・スティール』(2013)は、DCEUの1作目というだけでなく、スーパーマンの映画作品のリブートでもあります。
過去のスーパーマンの映画作品といえば、クリストファー・リーヴが主演した『スーパーマン』シリーズ(1978~1987年)。
また、X-MENシリーズで有名なブライアン・シンガーが監督した『スーパーマン リターンズ』(2006)もあります。
これまでのスーパーマンシリーズでは、「新聞社で働く冴えないクラーク・ケントが実はスーパーマンだった」という展開が一般的。
本作『マン・オブ・スティール』(2013)ではスーパーマンと知られたうえでロイスと友人になり、ラストで新聞社の同僚になる、という流れに変更。
また、コスチュームも変更されています。
赤いズボンはなくなり、全身が暗い色の特殊スーツに。
『マン・オブ・スティール』(2013)の伏線解説③:続編との繋がり、レックス・コープのロゴマーク

ロイス・レインとレックス・ルーサーJr.(『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)より):© 2015 Warner Bros. Entertainment Inc., Ratpac-Dune Entertainment LLC and Ratpac Entertainment, LLC
「レックス・コープ」は、レックス・ルーサーJr.の会社。
レックス・ルーサーJr.は、続編『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)のメインヴィランとして登場します。
ラストの、スーパーマンとゾッド将軍がメトロポリスの街なかで戦うシーンで、レックス・コープの車両が登場。
(ゾッド将軍が蹴り飛ばしていた大型車両がそうです。)
さらに同戦闘シーンで、建設中のビルにかかっていたシートにもレックス・コープのロゴが入っていました。
レックス・ルーサーJr.もメトロポリスを拠点としているので、ここの戦闘シーンでロゴが登場。
『マン・オブ・スティール』(2013)の伏線解説④:バットマンVSスーパーマンとの繋がり、Wのロゴマーク
ラストの、スーパーマンとゾッド将軍が大気圏外で戦うシーンで、人工衛星にウェイン産業のロゴ(Wのマーク)が登場。
見えるのはかなり一瞬です。
バットマン(ブルース・ウェイン)の会社の人工衛星だったということで、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)への伏線に。
そしてこのウェイン産業の衛星はスーパーマンとゾッド将軍の戦闘で破壊され、粉々になって大気圏に突入。
また、本作で起きたゾッド将軍の襲来自体が、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)のストーリーにそのままつながります。
『マン・オブ・スティール』(2013)の伏線解説⑤:バットマンVSスーパーマンとの繋がり、壁に書いてある文字

ブルース・ウェイン(『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)より) :© 2015 Warner Bros. Entertainment Inc., Ratpac-Dune Entertainment LLC and Ratpac Entertainment, LLC
スーパーマンとゾッド将軍がメトロポリスにあるオフィスビル内で戦っていたシーンで、「Keep Calm and Call Batman」(落ち着いて、バットマンを呼ぼう/電話しよう)のポスターが壁に貼られています。
このポスターは、ゾッド将軍が、目からビームを出して破壊していたビル内に貼られていたもの。
これも映るのはかなり一瞬。
続編『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)への伏線です。
そして“バットマンは本当にこの事件の際に電話を受けていた”というシーンが『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)で登場します。
『マン・オブ・スティール』(2013)の伏線解説⑥:街をめちゃくちゃにしてしまうスーパーマン
敵であるゾッド将軍は、地球がボロボロになっても入植できればいいと考えているので、街を気にせず攻撃するのは普通です。
そしてそれに対し、スーパーマンも同じ勢いで攻撃を仕掛け、街を破壊しています。
確かに、もっと街を守りつつゾッド将軍たちをどこかに追いやる方向で戦ってもよかったかもしれません。
しかしこの街の破壊(とくにメトロポリス)こそ、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)への伏線でした。
なので、ここで街がボロボロになっていないと、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)での出来事が起こらなくなってしまうのです。
同様に、ラストのゾッド将軍の倒し方(首を折る)も、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)に向けて必然性のある展開でした。
『マン・オブ・スティール』(2013)の伏線解説⑦:なぜスーパーマンは苦悩するのか?差別を受ける理由は?

スクールバスの水没事故を救ったクラーク:© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
本作でスーパーマンは、「地球人として育てられたのに、ほかの人とは違うあまりに強力な力を持っている」ことで子どものころから苦労していました。
幼いころは、強すぎる力を制御できずパニックを起こすシーンも。
「世界は大きすぎるよ」
――クラーク・ケント(スーパーマン)
「小さくしたら? 私の声に集中して。
海にポツンと浮かんだ島だと思うの。そこまで泳いで」
――マーサ・ケント
川に転落したスクールバスを引き揚げて同級生を助けたときには、それを見た周りの人に異常な超能力を怖がられることに。
宇宙から送られてきて両親に拾われたと知ってからは、自分が普通の地球人でないことに苦悩。
その後は、人助けをする力があるのに、正体をばれないようにするため力を人前で使えない、という葛藤もありました。
「見殺しにすればよかったの?」
――クラーク・ケント(スーパーマン)
そして父を亡くした後、父親の教えを守り、しかるべき時まで正体を隠すことに納得して、世界を放浪していました。
本作のラストでも、米軍はまだスーパーマンを危険視して監視。
「人類に敵対しない証拠は?」と問われたスーパーマンは、
「僕はカンザス育ち。生粋のアメリカ人だ。君たちの味方だがやり方は任せてくれ」
「信じるしかない」
――スーパーマン
と返答。
本作の事件を通して、育ての父 ジョナサン・ケントの言っていた「宿命を受け入れる日」が訪れ、もうスーパーマンとして活動しても大丈夫、という確証を得られたようです。
以上『マン・オブ・スティール』(2013)の疑問、伏線の解説でした。
『マン・オブ・スティール』(2013)の原作との違いを解説

スーパーマン:© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
ここからは、『マン・オブ・スティール』(2013)の原作コミックについてご紹介します。
それでは見ていきましょう。
映画版と原作の違いとは?
本作『マン・オブ・スティール』(2013)の元になったコミックは、『スーパーマン:アースワン(Superman:Earth One)』(2010~2015)。
ただし原案エピソード「Superman: Earth One#1」のヴィランは、ゾッド将軍ではなく、タイレルという宇宙人。
コミックでのゾッド将軍はスーパーマンの親戚であり、「Superman: Earth One#3」に登場。
映画版では原作のどの部分が描かれているのか?
『スーパーマン:アースワン(Superman:Earth One)』と共通しているのは、一般人として暮らしていたクラークのもとに宇宙から敵(※コミックではタイレル)が現れ、戦うことになる、という部分。
ゾッド将軍がスーパーマンを殺そうとするのは「Superman: Earth One#3」が元ネタ。
また、タイトルの引用元コミック「マン・オブ・スティール」(1986)のころから登場している「崩壊するクリプトン星から送られてカンザスに墜落。ケント夫妻に育てられる」という設定は本作でもそのまま健在。
以上『マン・オブ・スティール』(2013)の原作コミックの紹介でした。
『マン・オブ・スティール』(2013)の小ネタ・トリビア・裏話を解説

取材に来たロイス・レイン:© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
ここからは、『マン・オブ・スティール』(2013)のトリビアや、裏話をご紹介します。
『マン・オブ・スティール』(2013)の小ネタ・トリビアを解説
ここでは、下記の2つの小ネタ・トリビアを解説。
それでは見ていきましょう。
『マン・オブ・スティール』(2013)の小ネタ・トリビア①:スーパーマンのコマンドキーは便利な道具

コマンドキー:© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
コマンドキーは、クリプトンの宇宙船を起動するアイテム。
黒い印鑑のような小さいアイテムです。
さらにスーパーマンの実父ジョー=エルは、コマンドキーに自分の意識を搭載していました。
宇宙船にコマンドキーを差し込むと、ジョー=エルの意識がホログラムのような姿で登場。
(ロイスに対して)「コマンドキーだ。君が私をアップロードした」
――ジョー=エル
ジョー=エルは、スーパーマンを地球に送るポッドに、このコマンドキーを一緒にいれて送っていました。
ジョー=エルのホログラムは、地球の氷棚に埋まっていた古代の探査船と、ゾッド将軍の船で登場。
また、スーパーマンだけでなくゾッド将軍も自分のコマンドキーを持っており、本作終盤で、探査船のジェネシス・チェンバーを起動。(このときホログラムのジョー=エルと再会。)
「お前のコマンドキーは上書きされた。もう貴様には何の権限もない」
――ゾッド将軍
『マン・オブ・スティール』(2013)の小ネタ・トリビア②:スーパーマンは海中でアクアマンに助けられていた

海に落ちたスーパーマン:© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â

アクアマン(『ジャスティス・リーグ』(2017)より):© 2016 Warner Bros. Entertainment Inc., Ratpac-Dune Entertainment LLC and Ratpac Entertainment, LLC
アクアマンといえば、スーパーマンと同じくジャスティス・リーグのメンバー。
単独映画『アクアマン』(2018)や、『ジャスティス・リーグ』(2017)に登場しています。
本作『マン・オブ・スティール』(2013)の序盤で、海上火災の現場で作業員を救出したあと、海中に投げ出され意識を失っていたスーパーマン。
その後のシーンでは海辺の小屋付近を歩いています。
このシーンについて、実はアクアマンがスーパーマンを救助していたとのこと。
これは、ザック・スナイダー監督と、アクアマン役のジェイソン・モモアがコメントしたことです。
また、アクアマンの武器である「トライデント」が本作の台詞に登場。
「本日の暗証コード、“トライデント”」
――スワンウィック将軍
『マン・オブ・スティール』(2013)の裏話の解説
ここでは、下記の2つの裏話を解説。
それでは見ていきましょう。
クリストファー・ノーランが関わっている?

クリストファー・ノーランとザック・スナイダー:© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
『マン・オブ・スティール』(2013)は、製作・原案にクリストファー・ノーランがクレジットされています。
脚本家のデヴィッド・S・ゴイヤーとクリストファー・ノーランの関係
本作の原案・脚本のデヴィッド・S・ゴイヤーは、クリストファー・ノーランとともに、「ダークナイト・トリロジー」を製作。
『バットマン ビギンズ』(2005)では脚本、『ダークナイト』(2008)、『ダークナイト ライジング』(2012)では原案を担当しています。
以上『マン・オブ・スティール』(2013)のトリビア、裏話の紹介でした。
『マン・オブ・スティール』(2013)の順番や時系列は?

スーパーマン:© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
『マン・オブ・スティール』(2013)は、DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)の記念すべき第1作目。
ここからは、続編の情報をご紹介します。
それでは見ていきましょう。
『マン・オブ・スティール』(2013)の続編は?
DCEUで次にスーパーマンが登場するのは、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)。
その後、『ジャスティス・リーグ』(2017)でも再登場します。
DCEU2作目『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016):© 2015 Warner Bros. Entertainment Inc., Ratpac-Dune Entertainment LLC and Ratpac Entertainment, LLC
バットマンとスーパーマンが主役として登場。
時系列的にも、本作と同時刻~その後の出来事となっており、本作『マン・オブ・スティール』(2013)とほぼ完全につながっている作品。
『マン・オブ・スティール』(2013)の続編『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)の考察と解説はこちら。
https://minority-hero.com/cinema-review/batman-v-superman/17547/
DCEU5作目『ジャスティス・リーグ』(2017)

バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマン(『ジャスティス・リーグ』(2017)):© 2016 Warner Bros. Entertainment Inc., Ratpac-Dune Entertainment LLC and Ratpac Entertainment, LLC
ヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」のメンバーとしてスーパーマンが登場。
ストーリーは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)からの続きです。
『ジャスティス・リーグ』(2017)の詳しい考察や解説・伏線やつながりが知りたい方はこちら。
https://minority-hero.com/cinema-review/justice-league-1/18337/
DCEUを観るために『マン・オブ・スティール』(2013)は観なくてもいい?
続編『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)を100パーセント楽しみたい場合は、『マン・オブ・スティール』(2013)を観ておきましょう。
DCEU他作品のストーリーを普通に追うだけなら、『マン・オブ・スティール』(2013)を観ていなくてもだいたいついていけるはず。
以上『マン・オブ・スティール』(2013)の順番、続編の紹介でした。
『マン・オブ・スティール』(2013)の最後は? ラストシーンや結末を解説

幼いころのクラーク:© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
ここからは、『マン・オブ・スティール』(2013)の結末をご紹介します。
『マン・オブ・スティール』(2013)の結末・ラストシーン
終盤で、ジョー=エルから聞いたブラックホールの作戦を決行。
エミール・ハミルトン博士(米軍の科学者)が、スーパーマンの乗っていた小型宇宙船をコマンドキーで起動。
その宇宙船を乗せた戦闘機ごと、ゾッド将軍の宇宙船(ゾッド将軍の部下たちが乗っていた)にぶつけ、ブラックホールを生み出し、部下たちはみんな吸い込まれました。
スーパーマンは、ゾッド将軍が乗る探査船(地球で氷漬けだった船)を破壊。
それによってクリプトンの復興が不可能になったため、ゾッド将軍はスーパーマンに激怒し殺そうとします。
一対一の戦闘になり、スーパーマンに首を折られゾッド将軍は死亡。
これからスーパーマンは、危険な現場に行ってもあやしまれない職業である新聞記者として、「デイリー・プラネット」で働くことに。
『マン・オブ・スティール』(2013)のその後は?
クラーク・ケントは、メトロポリスで、新聞記者として恋人のロイスと同じ会社で働きつつ、スーパーマンとして人命救助活動を行います。
そして『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)で、ついにブルース・ウェイン(バットマン)と出会うことに。
以上『マン・オブ・スティール』(2013)の結末でした。
【レビュー】『マン・オブ・スティール』(2013)の評価・評判

働いていたクラーク・ケント:© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
『マン・オブ・スティール』(2013)の低評価、高評価のレビューをそれぞれ紹介します。
【つまらない?】低評価のレビュー
スーパーマンが市民のことを考えず街を壊し、しかもその度合いがやりすぎ、というコメントが多数ありました。
また、ヒーローらしくなく暗い人物像がスーパーマンぽくなくて嫌、とのこと。
【面白い?】高評価のレビュー
コスチュームを含め、現代風になったスーパーマンの描写が好評。
戦闘シーンの圧倒的な破壊力にも満足度は高いとのこと。
『マン・オブ・スティール』(2013)の総合評価:クラーク・ケントの成長とスーパーマンの誕生、クリプトンの終焉

ジョナサン・ケントと子どもの頃のクラーク:© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
クラーク(スーパーマン)の生い立ちと苦悩をゆったりと描写。
そしてゾッド将軍の襲来によって表舞台に出るしかなくなったスーパーマンは、すでに両親の教えを体現できる人物に成長していました。
『マン・オブ・スティール』(2013)はエンドロール後に本編はある?

ジェネシス・チェンバーにいたゾッド将軍:© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC Â
『マン・オブ・スティール』(2013)のエンドロール後に映像はありません。
DC映画・DCEUの時系列、順番について知りたい方はこちら。
https://minority-hero.com/cinema_recommend/DC+Heroes/3597/
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