
『ラスト・ベガス』(2013)は、老人4人組がラスベガスで大ハシャギするコメディ映画です。
老人4人組を演じたのは、マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クラインのベテラン名俳優。
全員アカデミー賞受賞者です。
観てるとパーティーで大ハシャギしたくなってしまうコメディ映画『ラスト・ベガス』(2013)について、考察と感想、相関図やラスト・評価の解説をしていきます!
項目 | 評価 | 点数 |
知名度 | ★★★★☆ | 80点 |
配役/キャスト | ★★★★★ | 100点 |
ストーリー | ★★★★☆ | 75点 |
物語の抑揚 | ★★★★☆ | 75点 |
コメディ | ★★★★☆ | 80点 |
パーティーピーポー | ★★★★★ | 90点 |
目次
『ラスト・ベガス』(2013)の作品情報
製作年 | 2013年 |
原題 | Last Vegas |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 105分 |
ジャンル | コメディ |
監督 | ジョン・タートルトーブ |
脚本 | ダン・フォーゲルマン |
主要キャスト | マイケル・ダグラス(ビリー)/日本語吹替:小川真司
ロバート・デ・ニーロ (パディ)/ 日本語吹替:羽佐間道夫 モーガン・フリーマン(アーチー )/ 日本語吹替:坂口芳貞 ケヴィン・クライン(サム)/日本語吹替:野島昭生 |
『ラスト・ベガス』(2013)の概要

ビリー、サム、アーチー、パディ:@CBS Films Inc.
シニア世代に入ったビリー、サム、アーチー、パディの4人組は少年の頃から親友だった。
ある日、ビリーが年の差結婚することに。
ラスベガスでバチェラー・パーティーを行うため、4人組は久しぶりに再会する。
ラスベガスでド派手に遊ぶ彼らであったが、ビリーとパディにはある確執があった。
ビリーとパディは中年の女性歌手をめぐり、不穏な空気が流れてしまう。
『ラスト・ベガス』(2013)のキャスト・登場人物(キャラクター)・相関図を紹介

ビリー、サム、アーチー、パディ:@CBS Films Inc.
ここでは『ラスト・ベガス』(2013)のキャスト・登場人物(キャラクター)・相関図を紹介していきます。
ビリー(マイケル・ダグラス)/日本語吹替:小川真司

ビリー:@CBS Films Inc.
4人組の中で唯一、独身を貫いてきたお金持ち。
40歳も離れた若い娘と年の差結婚をすることになり、ラスベガスでバチェラー・パーティーを開く。
パディとはある確執をもつ。
演じたのは、マイケル・ダグラス。
アカデミー主演男優賞、ゴールデングローブ賞主演男優賞 (ドラマ部門) 受賞するなど実績を持つベテラン俳優。
また、プロデューサーとしても活躍しており、『カッコーの巣の上で』(1975)ではアカデミー作品賞を含む5部門を受賞し、注目を集めました。
パディ(ロバート・デ・ニーロ)/ 日本語吹替:羽佐間道夫

パディ:@CBS Films Inc.
妻に先立たれて孤独になった男。
隣の若い娘が気にかけてくれるが、そっけない態度をとってしまう。
ビリーが妻のソフィーの葬儀に出席しなかったことを根に持っている。
演じたのは、ロバート・デ・ニーロ。
アカデミー主演男優賞、アカデミー助演男優賞をはじめ数々の映画賞を受賞している名俳優。
また、『グッド・シェパード』(2006)などの作品で映画監督も務めています。
アーチー (モーガン・フリーマン)/ 日本語吹替:坂口芳貞

アーチー:@CBS Films Inc.
妻と離婚し、孫の面倒をみるおじいちゃん。
脳梗塞を起こしたことがあり、息子から心配されている。
酒も運動も禁止されてしまう。
演じたのは、モーガン・フリーマン。
アカデミー助演男優賞をはじめ数々の映画賞を受賞し、プロデューサー、ナレーターとしても活躍する名俳優。
『ショーシャンクの空に』(1994)、『セブン』(1995)、『ミリオンダラー・ベイビー』(2004)など数々の名作に出演しています。
サム(ケヴィン・クライン)/日本語吹替:野島昭生

サム:@CBS Films Inc.
メガネがトレードマークのおじいちゃん。
ラスベガスに行く前、妻に浮気を許されバイアグラとコンドームを持たされる。
ラスベガスではコールガールを呼ぼうとするなど、年の割に性欲が強い。
演じたのは、ケヴィン・クライン。
アカデミー助演男優賞受賞やトニー賞を3度受賞しているベテラン俳優。
俳優としてのキャリアスタートは舞台俳優でした。
『ラスト・ベガス』(2013)の感想と考察

ビリー、サム、アーチー、パディ:@CBS Films Inc.
『ラスト・ベガス』(2013)の感想
『ラスト・ベガス』(2013)は、簡単にいってしまえば、おじいちゃんがラスベガスでどんちゃん騒ぎする映画です。
難しいことを考えず、気楽に時に笑いながら観ることができました。
欲望渦巻くラスベガスで、おじいちゃんたちも欲望むき出しで楽しんでいる姿は、老いを感じさせません。
カジノで遊んだり、コールガールを吟味したり、ビキニショーを楽しんだり、パーティーでどんちゃん騒ぎしたりと、むしろ若者よりもはしゃいでるでは?というくらい遊んでますし、パワフル。
「女が好き」「巨乳が好き」というのは、何歳になっても男は男なんだなとクスクス笑いながら思ってしまいました。
これだけだと、ただ騒いでるだけに感じますが、ドラマ要素やラブロマンス要素もあります。
ただ騒いでるだけのコメディ映画ではないのです。
それにしても、この4人組が羨ましい。
なぜなら70歳になっても確かな友情を持っているからです。
ほとんどの人はシニア世代になったら少年時代からの友達なんてほとんどいないのではないでしょうか。
結婚や子育てで疎遠になってしまうことが多いのではないかと思いますが、彼らはどれだけ月日が流れても同じ思い出を共有し、友情を保ち続けていました。
何歳になっても昔のように友情を持てる関係って素敵だなと感じます。
本作はビリー、サム、アーチー、パディの友情に注目です。
『ラスト・ベガス』(2013)の考察
『ラスト・ベガス』(2013)のテーマを考察していきます。
コメディ映画なので、そこまで深いテーマ性はありませんが、本作は「人間何歳でも楽しめる」「何歳になっても人生を楽しめ」というメッセージがあるように思います。
「老後」「老人」というワードから連想されるのは、ネガティブなことがほとんどではないでしょうか。
「老後資金が足りない」「寝たきり老人」「老老介護」。
本作はそんなネガティブなイメージを払拭させるような映画でした。
サミュエル・ウルマンの言葉にこんな名言があります。
青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う
年齢なんてただの数字にしか過ぎません。
大切なのはフォエバー・ヤングな心の持ち方。
「もう年だから……」と思うことで、どんどん老化が加速し、老け込んでいくのではないかと思います。
彼らのようにフォエバー・ヤングな心を持って、何歳になっても人生を楽しんでいきたいものです。
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『ラスト・ベガス』(2013)の疑問や面白いと言われる理由を解説

ビリー、サム、アーチー、パディ:@CBS Films Inc.
『ラスト・ベガス』(2013)の解説①:おじさん4人組はなぜ再会する?
再会のきっかけ
おじさん4人組の再会のきっかけは、ビリーの結婚です。
ビリーは年の離れた若い娘と結婚することになり、ラスベガスでバチェラー・パーティーを行おうとしました。
バチェラー・パーティーを行うため、ビリーは彼らと連絡を取り、再会したのです。
バチェラー・パーティーとは?
バチェラー・パーティーとは、新郎が独身最後の夜を同性の友人と過ごすパーティーのこと。
反対に女性の場合は、バチェロレッテ(バチェロレット)・パーティーと呼ぶのだそう。
『ラスト・ベガス』(2013)の解説②:パディが不機嫌な理由とは?
パディが不機嫌な理由は、ビリーに対して怒っているから。
ビリーはパディの妻ソフィーの葬儀に来なかったのです。
パディはそのことを根に持っていました。
『ラスト・ベガス』(2013)の解説③:ビリーはなぜ出席しなかった?
ビリーがパディの妻ソフィーの葬儀に出席しなかった理由は、別れが耐えられなかったから。
実はビリーもかつてはソフィーに恋心を抱いていたのです。
唯一愛した女性の死が受け入れられなかったのでしょう。
『ラスト・ベガス』(2013)の解説④:ビリーとパディの対立の原因・確執の正体とは?
ビリーとパディの対立の原因・確執の正体は、幼なじみのソフィーです。
かつてビリーとパディはソフィーのことが好きでした。
パディはソフィーにどちらを選ぶか迫ったのですが、ソフィーはビリーのもとへ行きます。
しかし、ビリーはパディのほうが合っているとソフィーをパディのもとへ行かせました。
こうしてパディとソフィーは結婚することに。
時が経ち、ソフィーが亡くなったのですが、ビリーは彼女の葬式に来ませんでした。
パディはビリーに対して怒るのですが、ビリーとパディの対立の原因・確執には過去の出来事が影響していたのです。
『ラスト・ベガス』(2013)の解説⑤:舞台となったホテルは?
『ラスト・ベガス』(2013)の舞台となったホテルは「Aria(アリア)」というホテルです。
「Aria(アリア)」はラスベガスの超有名な高級カジノホテル。
正式にはアリア・ラスベガス(Aria Resort and Casino)という名で、2009年にオープンした比較的新しいホテルです。
カジノやプールが併設されており、大型のホテルとなっています。
カジノの広さもラスベガスで屈指の規模となっており、高級レストラン群も充実。
『ラスト・ベガス』(2013)の最後は? ラストシーンや結末を解説

サム、アーチー、パディ:@CBS Films Inc.
『ラスト・ベガス』(2013)の結末・ラストシーン
『ラスト・ベガス』(2013)の結末でビリーは、婚約を破棄してしまいます。
そして、ダイアナに婚約を破棄したことと彼女への想いを伝えました。
ビリー、サム、アーチー、パディの四人組はラスベガスで別れ、それぞれの家へ。
それから58日後、ビリーがダイアナと結婚したことが電話で伝えられます。
『ラスト・ベガス』(2013)のエンディング
『ラスト・ベガス』(2013)のエンディングでは、Earth Wind & Fireの「September」が流れました。
曲がリリースされたのは1978年ですが、40年以上経っても色褪せないディスコソングの名曲。
聞いたことがある人も多いでしょう。
テンポの良いダンスミュージックで本作にマッチしたエンディング曲でした。
聴いていると、つい踊りたくなってしまいます。
『ラスト・ベガス』(2013)のその後は?
『ラスト・ベガス』(2013)のその後で気になるのはビリーとダイアナではないでしょうか。
果たして、再びバチェラー・パーティーをするのか。
あれだけ派手にやったので、もうやらないとは思いますが、ぜひもう一度やって欲しいと思います。
ビリー、サム、アーチー、パディのバカ騒ぎをもう一度観たいです。
【レビュー】『ラスト・ベガス』(2013)の評価・評判

ビリー、サム、アーチー、パディ:@CBS Films Inc.
【つまらない?】低評価のレビュー
『ラスト・ベガス』(2013)の低評価はどのようになっているのでしょうか。
映画のレビューサイトをまとめてみると、
という低評価レビューがありました。
低評価で多かったのは、「予想通り」「常識的なバカ騒ぎ」というレビュー。
確かにストーリーに関しては、予想を覆すものはなく、どんちゃん騒ぎも常識的な範囲のものでした。
もう少し度を超えた内容にしていれば、評価が高まったかもしれません。
【面白い?】高評価のレビュー
『ラスト・ベガス』(2013)の高評価はどのようになっているのでしょうか。
映画のレビューサイトをまとめてみると、
という高評価レビューがありました。
作品のコメディ性はもちろん、彼らの友情やヒューマンドラマも高評価が多かったです。
また、4人組を演じた豪華俳優キャストを絶賛するレビューもたくさん。
日本の映画レビューサイト映画.comの点数は5点満点中3.7という評価になりました。
『ラスト・ベガス』(2013)の総合評価:おじいちゃんがラスベガスで大騒ぎ!

ビリー、サム、アーチー、パディ:@CBS Films Inc.
ラスベガスではしゃぐ4人組の姿が面白かった『ラスト・ベガス』(2013)。
難しいことを考えず気楽に観られますし、観たあとはスカッとした気分になれます。
また、いくつになっても変わらない彼らの友情も素敵でした。
彼らのように何歳になってもフォエバー・ヤングな心を持って、人生楽しんでいきたいものです。
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