
『勝手にふるえてろ』(2017)は、こじらせ女子ヨシカの暴走する恋の行方を追ったラブコメディ映画です。
主演は本作が映画初主演となる松岡茉優。
日本アカデミー賞で主演の松岡茉優が優秀主演女優賞を受賞し、東京国際映画祭でも松岡茉優が東京ジェムストーン賞、さらにコンペティション部門では観客賞を受賞!
松岡茉優の振り切った演技が魅力的な『勝手にふるえてろ』(2017)について、考察と解説、原作やラストの意味を解説していきます!
項目 | 評価 | 点数 |
知名度 | ★★★★★ | 90点 |
配役/キャスト | ★★★★★ | 90点 |
ストーリー | ★★★★★ | 90点 |
物語の抑揚 | ★★★★★ | 85点 |
こじらせぶり | ★★★★★ | 90点 |
松岡茉優の演技 | ★★★★★ | 100点 |
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目次
- 1 『勝手にふるえてろ』(2017)の作品情報
- 2 『勝手にふるえてろ』(2017)の概要
- 3 『勝手にふるえてろ』(2017)の感想と考察
- 4 『勝手にふるえてろ』(2017)のキャスト・登場人物(キャラクター)を紹介
- 5 こじらせててイタい?『勝手にふるえてろ』(2017)のヒロイン、ヨシカの魅力を解説!
- 6 『勝手にふるえてろ』(2017)の原作や元ネタとは? 映画版との比較
- 7 【一体なぜ?】『勝手にふるえてろ』(2017)の疑問を解説
- 8 『勝手にふるえてろ』(2017)の最後は? ラストシーンや結末を解説
- 9 【レビュー】『勝手にふるえてろ』(2017)の評価・評判
- 10 『勝手にふるえてろ』(2017)の総合評価:妄想炸裂!傑作ラブコメディ
『勝手にふるえてろ』(2017)の作品情報
製作年 | 2017年 |
原題 | 勝手にふるえてろ |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 117分 |
ジャンル | ラブコメディ |
監督 | 大九明子 |
脚本 | 大九明子 |
原作 | 勝手にふるえてろ |
主要キャスト | 松岡茉優(江藤良香/ヨシカ)
北村匠海 (一宮/イチ) 渡辺大知(霧島/ニ) 石橋杏奈(月島来留美) |
『勝手にふるえてろ』(2017)の概要

江藤良香/ヨシカ:©︎Phantom Film Co.,Ltd.
経理の仕事をするOL、24歳一人暮らし、恋愛経験なしの江藤良香。
ヨシカは中学2年生に好きになったイチ(一宮)に24歳の今までずっと片思いをしており、過去に交わしたイチとの短いやりとりを思い出しては脳内恋愛する日々を過ごしていた。
そんなある日、営業課との交流会で出会ったニ(霧島)にヨシカはアプローチされる。
クラブでデートしたあと、ニ(霧島)から告白されるヨシカ。
「人生で初めて告られた!」とテンションがあがるが、返事を保留し、イチ(一宮)への思いも引きずり続ける。
『勝手にふるえてろ』(2017)の感想と考察

江藤良香/ヨシカ:©︎Phantom Film Co.,Ltd.
『勝手にふるえてろ』(2017)の感想
原作の小説でもそうでしたが、映画版『勝手にふるえてろ』(2017)でも妄想女子のヨシカのキャラが炸裂していました。
妄想女子ヨシカのこじらせっぷり、こじらせたヨシカのキャラが魅力的であり、一番の見どころ。
ウィキペディアで絶滅した動物を調べるだけでなく、実際にアンモナイトの化石を買ったり、タモリ倶楽部の空耳アワーが好きで、ヘッドホンで聞きながら「マジ神~!」と絶賛したり、「ファーーーーーーック!!」と叫ぶのが何度もあったり。
24歳一人暮らし、恋愛経験なし、中学2年生に好きになったイチ(一宮)に24歳の今までずっと片思いし、思い出で脳内恋愛。
このように一見するとこじらせたイタいキャラであるヨシカではありますが、それが面白く愛おしくもあるのです。
それにしても好きな人(イチ)と興味ない人(ニ)の態度が違いすぎなのが印象的。
そのギャップが面白いところではあるのですが。
男が知らない女子の生態を知ることもできるので、男性は女性を知るために参考にしてみてはいかがでしょうか(もちろん全ての女性がヨシカのような思考だとは言えませんが)。
また、女性は共感できる部分が多いのではないかと思います。
他にも本作では、登場人物の掛け合い、ヨシカ以外にもニ(霧島)やオカリナなど個性的なキャラクターが登場し、笑わせてくれます。
まさに邦画の傑作ラブコメディと言えるでしょう!
『勝手にふるえてろ』(2017)の考察
『勝手にふるえてろ』(2017)には、「愛されるのと愛するのではどちらが幸せか」というメッセージが込められていると考察できます。
ヨシカは片思いをしているイチと想いを寄せられているニの間で揺れ動く女子。
つまりは、「愛されている状態」と「愛している状態」であります。
果たして、愛されるのと愛するのではどちらが幸せなのでしょうか。
本作ではどちらが良いと明確に結論づけているわけではないのですが、ヨシカを見ていると「愛される」ほうが幸せなのではないかと思えてきます。
これは、男性と女性で異なるかもしれませんが、女性の場合は「愛される」ほうが幸せなのではないかと思えるのです。
ヨシカに想いを寄せるニは、ヨシカのことを一番に考えて行動。
少し不器用で行き過ぎた面もありますが、それはヨシカを幸せにしたいと思っているからこそ。
それに好かれているというのは、飾っていない素のままの自分でいていいわけですから、無理に背伸びすることもなく、楽にいられるのではないでしょうか。
愛しているのは苦しいだけで、幸せは遠ざかってしまうのかもしれません。
その状態を長く続けた結果、こじらせ女子のヨシカが出来上がってしまったわけです。
しかし、理想を言えば、「愛して愛される」関係が一番良いのでしょうけど。
『勝手にふるえてろ』(2017)のキャスト・登場人物(キャラクター)を紹介

ヨシカとニ:©︎Phantom Film Co.,Ltd.
ここでは『勝手にふるえてろ』(2017)のキャスト・登場人物(キャラクター)を紹介していきます。
江藤良香/ヨシカ(松岡茉優)

江藤良香/ヨシカ:©︎Phantom Film Co.,Ltd.
経理の仕事をするOL、24歳一人暮らし、恋愛経験なしのこじらせ女子。
中学2年生から10年間、一人の男にずっと片思いしている。
絶滅した動物が好きで、ウィキペディアで絶滅した動物を調べるのが趣味。
演じたのは、人気若手女優の松岡茉優。
本作が映画初主演となり、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど数々の賞を受賞しました。
霧島/ニ(渡辺大知)

霧島/ニ:©︎Phantom Film Co.,Ltd.
ヨシカの同期社員で、営業課に所属。
ヨシカに好意を寄せているが、相手にされない。
ヨシカからは、本名で呼ばれず、「ニ」と命名されている。
演じたのは、ロックバンド黒猫チェルシーのボーカルであり、俳優としても活動する渡辺大知。
日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した経歴を持ちます。
一宮/イチ(北村匠海)

北村匠海:©︎Phantom Film Co.,Ltd.
ヨシカの中学の同級生で、長年の片思いの相手。
ヨシカからは「イチ」と命名されている。
同窓会でヨシカと再会するが、ヨシカの名前を憶えていなかった。
演じたのは、人気若手俳優の北村匠海。
日本アカデミー賞新人俳優賞の経歴を持ち、ダンスロックバンド・DISH//のメンバーとしても活躍しています。
月島来留美(石橋杏奈)
ヨシカの同期社員で、経理課に所属。
ヨシカとはデスクが隣で仲も良く、昼寝も隣に並んでしている。
演じたのは、数々のドラマや映画に出演している石橋杏奈。
ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリ受賞、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した経歴を持ちます。
こじらせててイタい?『勝手にふるえてろ』(2017)のヒロイン、ヨシカの魅力を解説!

江藤良香/ヨシカ:©︎Phantom Film Co.,Ltd.
こじらせ女子ヨシカが共感を集めた理由を解説
こじらせ女子ヨシカが共感を集めた理由は、「ラブコメ史上最もキラキラしていない主人公」だからでしょう。
ヨシカには、モテたいとか可愛く見られたいという願望が全くないように見えるのです。
頑張ってオシャレや化粧をしませんし、ヘッドフォンで好きな音楽を聞きながらノリノリで食器を洗ったり、歯に挟まったお菓子のカスを爪でとったり。
ウィキペディアで絶滅した動物を夜通し調べるという趣味を持ち、「視野見」なんて言う特技もあります。
等身大で、無理をしない、我が道を行くヨシカの姿が微笑ましく愛しいのです。
それだけでなく、恋愛面でもヨシカは多くの共感を集めたのではないでしょうか。
好きな人に振り向いてもらいたいけど、振り向いてもらえない。
積極的に行きたいけど、怖くていけない。
好きな人(イチ)には相手にされず、興味のない人(ニ)からは好意を持たれて揺れ動く。
そんな理想と現実の間で不器用にもがく等身大のヨシカの姿は、恋愛に悩む(特に片思いをしている)人から多くの共感を集めたと言えるでしょう。
原作とは異なるヒロインになっていた理由を解説
映画版では、原作とは異なるヒロインになっていたヨシカ。
その異なる部分とは、社交的で明るい女子になっており、整体師や釣りのおじさん、駅員、コンビニの店員と知らない人でも仲良くトークを繰り広げるのです。
原作ではこれほど社交的ではありません。
しかし、種明かしをしてしまうと、彼らとのやりとりは実はヨシカの妄想だったのです。
つまり、ヨシカは彼ら(外の世界)とつながりたいと考えていた(妄想)していただけで、実際は一言も口をきいたことがなかったのです。
自分の世界に閉じこもってしまう内気なヨシカの願望、外の世界と関わりたいけど怖くてできないという現実と理想のギャップを表現していたのではないでしょうか。
繊細で傷つきやすく思い込みが激しいヨシカ。
そして、こじらせたヨシカの内面を上手く映像化したと思います。
『勝手にふるえてろ』(2017)の原作や元ネタとは? 映画版との比較

ヨシカとニ:©︎Phantom Film Co.,Ltd.
『勝手にふるえてろ』(2017)の原作と元ネタ
『勝手にふるえてろ』(2017)の原作と元ネタは、芥川賞作家である綿矢りさの同名の恋愛小説です。
2010年に文藝春秋より発行され、2017年に映画が公開されました。
文庫版のみ「仲良くしようか」が収録されています。
【比較】『勝手にふるえてろ』(2017)の原作と映画版の違いは?
『勝手にふるえてろ』(2017)の原作と映画版の違いをあげてみます。
・オカリナ(岡里奈)は映画オリジナル
・原作では上司に「フレディ」というあだ名はつけない
・釣りおじさんや駅員、整体師などとしゃべるシーンは原作になく、キャラクター自体登場しない
・映画ではデートシーンが追加されている
・原作では「勝手にふるえてろ」とは言わない
・原作のラストでは抱きしめるだけで、キスはしない
・映画ではヨシカの個性(趣味嗜好)が強くなっている
・ヨシカは映画では24歳だが、原作では26歳の設定
以上の違いがありました。
小説にはできない映画ならではのミュージカルシーンが加えられている点もあります。
基本的には綿矢りさの原作を忠実に再現しており、ヨシカの妄想世界を上手く表現していました。
【一体なぜ?】『勝手にふるえてろ』(2017)の疑問を解説

ヨシカとオカリナ:©︎Phantom Film Co.,Ltd.
『勝手にふるえてろ』(2017)の解説①:ヨシカの彼氏、「イチ」と「ニ」とはだれ?
イチはヨシカの長年の片思い相手であり、脳内(妄想)彼氏。
言い換えれば、イチのメタファーは「理想」。
自分を受け入れてくれないけれど、好きな人です。
対して、ニはヨシカのただの同期社員で、現実彼氏。
ニのメタファーは「現実」。
自分を受け入れてくれるけれど、好きではない人です。
ヨシカはそんな「理想」と「現実」のはざまで悩むのです。
『勝手にふるえてろ』(2017)の解説②:『勝手にふるえてろ』というタイトルの意味とは?
『勝手にふるえてろ』というタイトルの意味とはなんでしょうか。
それは、原作にヒントがあります。
私のなかで十二年間育ちつづけた愛こそが美しい。
イチなんか、勝手にふるえてろ。
どうして好きになった人としか付き合わない。
どうして自分を好きになってくれた人には目もくれない。
自分の純情だけ大切にして、他人の純情には無関心だなんて。
ただ勝手なだけだ。
これは、イチに名前を覚えられていなかったと分かるあと、つまり失恋のあとにある記述。
また「身体が震えてくるような感動」という表現もあります。
「勝手にふるえてろ」の意味は「勝手に誰かを好きにでもなってろ」というイチを突き放す言葉であり、決別の言葉であるように思います。
つまり、ヨシカは「愛すること」をやめ、「愛されること」を選んだという意味が込められているのではないでしょうか。
それは、ヨシカが過去と決別したという意味でもあります。
『勝手にふるえてろ』(2017)の解説③:「名前」が持つ意味とは?
『勝手にふるえてろ』(2017)では、「名前」が重要な意味を持ってきます。
名前はすなわち存在証明であるということは、心理学や社会学でもよく言われており、名前を呼ぶことでその人の存在を認めることにつながります。
ヨシカはイチに名前を憶えられていないことが分かり、ショックを受けました。
つまり、イチはヨシカの存在を認めておらず、どうでもいい透明人間のような存在と思っていたのでしょう。
対してニはヨシカのことを、「江藤さん」「ヨシカ」と名前で呼んでおり、ヨシカの存在を認め、一人の人間として向き合っていることが分かります。
一方、ヨシカは本名が霧島のところを「ニ」と呼んでいました。
ヨシカはニの存在を認めておらず、どうでもいい人間と思っていたのです。
つまり「名前」とはその相手の存在を認め、しっかり向き合っていることの証明(区別)になるのではないでしょうか。
実生活でも名前を呼ぶことは心理学的に人に好かれやすいです。
ぜひその人の存在を認める「名前」を呼んでみてはどうでしょうか。
『勝手にふるえてろ』(2017)の解説④:絶賛する評価多数!松岡茉優の演技力
『勝手にふるえてろ』(2017)では、松岡茉優の演技力を絶賛する評価が多数あります。
松岡茉優が本作で受賞した映画賞をあげてみます。
・東京国際映画祭東京ジェムストーン賞
・日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞
・TAMA映画賞最優秀女優賞
松岡茉優は本作でこれだけの評価を得ました。
彼女の演技力の何が絶賛されたのでしょうか。
それは「演技の振り幅」であると思います。
整体師や釣りのおじさん、駅員、コンビニの店員と知らない人でも仲良くトークを繰り広げるテンションの高い演技をしたかと思えば、ウィキペディアで絶滅した動物を夜通し調べるという陰気な演技をし、時には感情をむき出しにしてしゃべりまくり、シリアスにほろりと涙を流す演技を披露。
それはもう「松岡茉優」ではなく、「ヨシカ」という人間が憑依しているとしか思えないほど。
他にもミュージカルシーンでは見事な歌声を披露し、素晴らしかったです。
ヨシカは松岡茉優にしかできなった役と言えるでしょう。
『勝手にふるえてろ』(2017)の最後は? ラストシーンや結末を解説

ヨシカとコンビニ店員:©︎Phantom Film Co.,Ltd.
『勝手にふるえてろ』(2017)の結末・ラストシーン
『勝手にふるえてろ』(2017)の結末で、来留美に裏切られたヨシカは、妊娠したと会社に嘘をつき、産休を申請しますが却下されてしまいます。
会社を後にし、自宅に引きこもって日々を過ごしていたヨシカでしたが、会社に電話をかけてニを呼び出しました。
雨が降る中、ヨシカのアパートに現れたニにヨシカは妊娠が嘘であることを告白。
二人は口論となりますが、ヨシカは「勝手にふるえてろ」と言い、キスをして抱きしめ合うというラストになりました。
『勝手にふるえてろ』(2017)のラストの意味とは? 最後の解釈と考察
『勝手にふるえてろ』(2017)のラストでは、今までニとしか呼ばなかったヨシカは「霧島くん」と呼びます。
ラストで「霧島くん」と呼び、「勝手にふるえてろ」というセリフでキスをしたのは、イチを捨て、今まで「ニ」と呼んでいた霧島を選んだから。
ヨシカは「愛すること」をやめ、「愛されること」を選んだ最後であったと思います。
それまでイチの下でしかなかったニが霧島という1人の男に変わった瞬間。
そして、ヨシカが過去と凝り固まった価値観を捨て去り、前向きに未来を歩みだした瞬間でもありました。
ヨシカが生まれ変わったとも言えるラストだったのではないでしょうか。
『勝手にふるえてろ』(2017)のその後は?
『勝手にふるえてろ』(2017)のその後で気になるのは、ヨシカとニの関係でしょう。
ラストシーンからいって、二人は正式に恋人となるのではないでしょうか。
ニはありのままのヨシカを好きでいてくれますし、ニを受け入れることができたヨシカならきっと上手くいくでしょう。
【レビュー】『勝手にふるえてろ』(2017)の評価・評判

ヨシカとイチ:©︎Phantom Film Co.,Ltd.
【つまらない?】低評価のレビュー
『勝手にふるえてろ』(2017)の低評価はどのようになっているのでしょうか。
映画のレビューサイトをまとめてみると、
という低評価レビューがありました。
「普通だった」「ぐっと来なかった」というレビューが多いです。
感じ方に個人差があるようで、こじらせ女子に感じなかった人もいるようです。
もしかしたら、松岡茉優の美人さがこじらせ女子に見えなくしているのかもしれません。
また、松岡茉優の演技が絶賛されている一方で「わざとらしくて嫌悪感がある」という低評価のレビューもありました。
【面白い?】高評価のレビュー
『勝手にふるえてろ』(2017)の高評価はどのようになっているのでしょうか。
映画のレビューサイトをまとめてみると、
という高評価レビューがありました。
大九明子監督による演出や松岡茉優の演技力が絶賛されています。
また、恋愛映画だけれど恋愛映画ではない独特な世界観も高く評価されています。
日本の映画レビューサイト映画.comの点数は5点満点中3.8という高評価になりました。
『勝手にふるえてろ』(2017)の総合評価:妄想炸裂!傑作ラブコメディ

ヨシカとニ:©︎Phantom Film Co.,Ltd.
妄想世界を上手く演出した映像とヨシカのこじらせっぷりで魅了した『勝手にふるえてろ』(2017)。
松岡茉優の演技力が目を見張りましたが、ニを演じた渡辺大知もウザいけど憎めないナイスキャラを見事に演じていてよかったです。
また、大九明子監督の演出も巧みで、ヨシカの妄想世界を上手く表現されていました。
恋愛映画だけれど、笑いもあり、確かなメッセージ性がある本作。
ぜひヨシカのこじらせぶりを堪能しながら、独特な世界を覗いてみてください!
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