
今回は、『風と共に去りぬ』(1939)の名言・名セリフをまとめて紹介していきます。
主人公スカーレットの恋物語を描いた今作は、戦争の中で必死に生きようとするスカーレットの姿にとても釘ずけになる作品です。
タイトルの意味は、
南北戦争という風と共に、当時絶頂にあったアメリカ南部白人たちの貴族文化社会が消え去った。
という意味合いがあるそうです。
そんな絶頂が去っていく時代背景を感じながら名場面を振り返りながら見ていきましょう
風と共に去りぬ(1939)の名言・名セリフ紹介

『風と共に去りぬ』(1939)ポスター© Warner Home Video. All rights reserve
これから『風と共に去りぬ』の(1939)の名言・名セリフ紹介をまとめてしていきます。
映画の流れに沿って書いていますので、観たことある方はぜひ内容を思い出しながら見てくださいね!
『風と共に去りぬ』の(1939)名言1.「あなたがみるもの触れるものなんでもすきよ。」

メアリーとアシュレー© Warner Home Video. All rights reserve
"I like to feel that I Belong to the things you love."
アシュレーに対してメアリーが言ったセリフです。
優雅な世界がいつまで続くのか心配するアシュレーは、戦争になったときのことを気にしています。
そんなアシュレーに対してメアリーは怖がることはないと言い、
"Whatever comes,I'll love you...just as I do now, until I die."
「何が起ころおうと愛し続けます。今も変わりなく。命果てるまで。」
と言います。
心優しいアシュレーが絶世の美女スカーレットでなく、心優しいメアリーを選んだ理由が分かるとシーンです。
『風と共に去りぬ』の(1939)名言2.「勇気ある証拠さ。」

レットとスカーレット© Warner Home Video. All rights reserve
"Will enough courage you can do without a reputation."
スカーレットは夫が死んだばかりなのに社交の場に出て、レットと踊ります。
人の目も気にせず楽しそうにダンスを楽しみ、
"Another dance and reputation will be lost forever."
「これで私も札付きね。」
という言葉からも彼女の人に左右されない芯の強さを感じます。
『風と共に去りぬ』の(1939)名言3.「裸足で歩いても張ってでも帰ってみせるわ!」

スカーレットとレット© Warner Home Video. All rights reserve
"I'm going home if I have to waIk every step of the way!"
激戦の中、タラに是が非でも帰ろうとするスカーレットが言ったセリフです。
母に会いたい一心のスカーレット。
スカーレットがどんなに状況下でも、故郷と家族を想い、生き残ろうとする姿は全編を通して描かれています。
スカーレットは意地悪な人間として描かれていますが、ここまで人や土地を愛する人はいないのではないかと感じるシーンです。
『風と共に去りぬ』の(1939)名言4.「タラのことを馬鹿にするのは親を嫌うのと同じよ!」

スカーレット© Warner Home Video. All rights reserve
"Don't you ever date say you hate Tara again.It's the same as hating Pa and Me!"
スカーレットの妹がタラなんて大っ嫌いと言った際にスカーレットが言ったセリフです。
恋をした彼女はとても可愛らしいですが、そんな印象はもうどこにもないほど冷酷な女性になったスカーレット。
この時代の女性たちはスカーレットのように強かったはずです。
何かを守らなくてはいけない女は強く生きるしかないはずだったろうと国民たちの戦争の際の時代背景が想像できます。
『風と共に去りぬ』の(1939)名言5.「二度と飢えに泣きません!」

スカーレット© Warner Home Video. All rights reserve
"I'll never be hungry again!"
変わり果てた街並みを見て、かつて畑があったであろう方に向かうと、小さな泥だらけの大根があり、その大根をむさぼりはじめるスカーレット。
贅沢な暮らしをしていた生活から考えれば、その行為自体、彼女のようなプライドの高い人間には耐えられないでしょう。
怒りや憎しみが彼女を冷酷な人間に育てました。
"As God is my witness, they're not going to lick me.I'm going to live through this and when it's all over...I'll never be hungry again.No, nor any of my folk.If I have to lie, steal, cheat or kill.as God is my witness,I'll never be hungry again!"
「神様お聞きください。私はこの大いなる試練に決して負けません。家族に二度とひもじい思いをさせません。きっと生き抜いてみせます。その為は嘘もつき、盗み、騙し人をも殺すでしょう。神様に誓います。二度と飢えに泣きません。」
この全文の訳がスカーレットが絶望の中で泣き叫ぶように言ったセリフです。
なんとか疎遠先から故郷に帰ってきましたが、母は病で死に、父は母が死んだことも理解できない状態の精神になってしまいました。
人の死や、戦争での苦しみを感じたスカーレットの生きる上での執念を感じます。
スカーレット自らが大黒柱として生きていかなくてはいけない。
どんな辛く、固い決心でスカーレットがこの言葉を神に誓ったかが分かる名言です。
風と共に去りぬ(1939)の名言6.「君が本当の幸せを掴んだら、そんな夢は見なくなる。」

スカーレットとレット© Warner Home Video. All rights reserve
"But when you get used to being safe and warm...you'll stop dreaming that dream."
夫が亡くなり、悪夢を見るようになるスカーレットに対してレットが言ったセリフです。
そのあと、
"And Scarlett, I'm going to see. that you are safe"
「俺が幸せにしてみせるさ。」
とレットは言います。
いつでもスカーレットに想いを寄せているレットはとても素敵です。
風と共に去りぬ(1939)の名言7.「この世の中で汗の流しがいがあり、死ぬ価値があるのは土地だけだ。」

スカーレットと父© Warner Home Video. All rights reserve
"Land in the only thing in the world worth working for...worth for ,worth dying for"
アイルランドから移住したスカーレットの父親は、1代で農園を築き上げました。
いつかタラの土地がスカーレットのものになることを話す際に、そんなものはいらないというスカーレットに父ジェラルドがスカーレットに言ったセリフです。
こう言った理由をスカーレットの父はこう述べています。
"It's the only thing that lasts!"
「最後まで残るものは土地だけだ。」
ジェラルド自身のシチュエーションにおいて感じたことを述べたセリフですが、南北戦争の背景を連想されます。
全てを失ったとしても、土地だけは存在し、また息吹を挙げられる。
この時代らしいですが、素敵な考え方であり、この強い考えが私たちを今ここに存在させていられるのだと感じる名言です。
風と共に去りぬ(1939)の名言8.「君は両手いっぱいの幸せをドブへ投げ捨てて、自分を自分で惨めにしているんだ。」

レット© Warner Home Video. All rights reserve
"Sorry for you because you throw away happiness with both hands and reach out for something that'll never make you happy."
幸せな家庭を築いてもずっとアシュレーに想いを馳せているスカーレットに対してレットが言ったセリフです。
私たち自身も、このシーンに学ぶことは多いのではないでしょうか?
人生において、目先のものに心が動かされて、何が大切かということを忘れてしまうという状況は多々ありますよね。
スカーレットはずっと叶わない想いを抱えて生きています。
どうしても欲しいものは人生において必ず出会うものかと思いますが、それが自分にとって本当に大切なものなのか教えられる名言です。
風と共に去りぬ(1939)の名言9.「知らないね、勝手にするがいい。」

スカーレットに別れを告げるレットrights reserve
"Frankly, my dear, I don't give a damn."
レットがいなくなったらどうやって生きていけばいいかわ分からないと言った際にレットが言ったセリフです。
この言葉は、「アメリカ映画の名ゼリフベスト100」に選ばれています。
理由としてはこう書かれていました。
キリスト教徒は、神に関わる言葉を発音することを嫌い、"damn”は(神が)呪うという意味合いになり、この時代に使う言葉としてはタブーでした。
こう言った理由で、このセリフがアメリカ人の印象に強く残り第1位になったのではないかと諸説言われています。
古い時代が終わり、本来使うことすらタブーとされた言葉が使用されたのはアメリカ国家の変化そのものを表していて名セリフです。
風と共に去りぬ(1939)の名言・名セリフ10.「明日は明日の風が吹く!」

スカーレット© Warner Home Video. All rights reserve
"After all, tomorrow is another day!"
レットが去ってしまい、喪失感と絶望感に打ちひしがれているのに、あっけらかんとした顔でこの前向きなセリフを言うスカーレット。
先ほどまでに悲しんでいたのが嘘のようです。
やはり芯の強さを最後まで感じさせます。
考えていても仕方ない。
行動して自らの道を切り開き強く生きたスカーレットらしい名言です。
風と共に去りぬ(1939)の名言・名セリフまとめ
『風と共に去りぬ』(1939)の名言・名セリフはいかがだったでしょうか?
スカーレットは美しいがゆえに、彼女の心を愛してくれた人がいなかったと思います。
ですが、レットだけは彼女を愛してくれたではないでしょうか。
スカーレットはレットを失ってからレットの大切さに気づくさまに、とても不器用ださを感じます。
それに主人公が憎まれるどうしようもない人間というのもまた珍しい設定で面白いです。
そんな名言・名セリフを踏まえた上で是非ご覧になってみてください!
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