
子供心を思い出させてくれる『E.T.』(1982)。
監督は、言わずと知れたスティーヴン・スピルバーグ監督です。
指と指を合わせているポスターが印象的な人も多いのではないでしょうか。
今回は、『E.T.』(1982)の名言・名セリフと名場面を振り返りながら見ていきましょう。
『E.T.』(1982)の名言・名セリフ紹介

『E.T』(1982)ポスター© Universal Studios
これから『E.T.』(1982)の名言・名セリフを紹介を紹介していきます。
映画の流れに沿って書いていますので、観たことある方は、ぜひ内容を思い出しながら見てくださいね!
『E.T.』(1982)の名言・名セリフ1.「君話せる?ねえ話せる?ボク人間、男。エリオット。」

エリオットのE.T.© Universal Studios
"Do you talk? You know, talk?me human.Boy, Elliott."
とある夜、外で物音した日からエリオットは得体の知れない何かを探します。
ですが、なかなか出会えません。
翌日もエリオットは、謎の生き物を探しに森へ行き、お菓子をばら撒き、「どこだい?」とおびき寄せようとします。
次の夜も、外で懐中電灯片手にそれを待っていると、E.T.は再び現れ、片手にエリオットが森に巻いたチョコを持っていました。
エリオットはそのチョコを家に巻いて、家におびき寄せようとし、なんとか成功しますが、その晩はすぐ眠りについてしまう。
翌日エリオットは仮病を使い、学校に行かずE.T.と過ごします。
その際にE.T.にエリオットが言ったセリフが、
"Do you talk? You know, talk?me human.Boy, Elliott."
「君話せる?ねえ話せる?ボク人間、男。エリオット。」
です。
そのあと部屋にある、コーラや、魚、おもちゃの説明をしますが、E.T.は地球の言葉は分からず、会話も出来ないようです。
E.T.(1982)の名言・名セリフ2.「僕が守る。」

エリオット達© Universal Studios
"I’m keeping him."
E.Tを兄のマイケルに紹介した際にエリオットですが、マイケルはE.T.を見て唖然とし、そこにやってきた妹はE.T.を見て叫びます。
そんな中で母親が帰ってしまい、急いで押入れの奥に全員で隠れます。
母親が部屋から出て、一安心しましたが、ガーディの叫び声に驚いて押入れの奥から出てこないE.T.。
そんなE.Tに優しくエリオットが言ったセリフです。
ちなみにこの当時妹ガーディは当時7歳でしたが、この役を演じたのはあの『チャーリーズ・エンジェル』が印象的なドリュー・バリモアでした。
彼女は『E.T.』(1982)で一躍有名になります。
E.T.(1982)の名言・名セリフ3.「ママには絶対に秘密だ。大人には見えないんだ。小さな子供だけにしか見えないんだ。」

E.T.© Universal Studios
"you Can't tell.Not even Mom.Because, um...grownups can't see him.
エリオットがガーディに言ったセリフです。
ですがガーディは、
"Give me a break."
「冗談でしょ。」
と言って信じません。
なぜエリオットはE.T.の存在を隠そうとしたのでしょうか。
それは大人達に存在を知られてしまったら、E.T.が危機的状況になってしまうことを理解していたからという理由が濃厚です。
E.T.(1982)の名言・名セリフ4.「E.T. オウチ デンワ。」

ガーディー© Universal Studios
"E.T. phone home."
電話をしたがるE.T.が空に向かって指を指し、エリオット達に言ったセリフです。
兄弟はみなE.T.が喋れたことに興奮します。
テレビ番組で電話をかけてる映像を見て、仲間と電話が出来れば家に帰れると思ったのでしょう。
ここで少しばかり疑問に感じることがあります。
そもそもエイリアンであるE.T.が言葉を話せる演出をした理由はなんだったのでしょうか。
答えはスピルバーグ監督のインタビューから読み取れました。
「僕の願い事リスト(父と母の離婚後)には、僕にはいなかった兄や弟と、もういなくなってしまった父親の両方を兼ねた友達がひとり欲しい、というのが入っていた。それがE.T.だ。」
と語っています。
スピルバーグ監督自身、父の仕事柄引越しが絶えなかったり、両親の離婚で家庭環境に関する問題があったようです。
E.T.(1982)の名言・名セリフ5.「僕たちは元気だ。」

マイケル© Universal Studios
"Don’t say that!we are fine."
兄マイケルがE.T.が元気がないことを心配した際に、エリオットが言ったセリフです。
この言葉に兄のマイケルは、
"Really, I think he's getting sick."
「僕たちなんてどうかしてるよ。」
と言います。
エリオットが僕たちと言った理由は、本編を通して見ていくと分かっていきます。
例えばE.Tが家で酔っ払っていた際、エリオットは学校にいましたが、同じようにエリオットも酔っ払います。
その際にE.Tはテレビでキスシーンを見ていましたが、同じようにエリオットも学校で少女とキスをします。
まさに2人は以心伝心しているのです。
ちなみにこの少女役ものちに『沈黙の戦艦』(1992)や、『逃げる天使』(1992)などにも出演し、有名になったエリカ・エレニアックです。
子役時代を経て、人気になった女優が2人も出演しているなんて、そんな箇所もE.T.(1982)の素晴らしい点です。
E.T.(1982)の名言・名セリフ6.「痛い。」

エリオット© Universal Studios
"Ouch."
E.T.の通信機を作っている最中に手に怪我をしてしまったエリオット。
その怪我を治す際に、E.Tが言ったセリフです。
この言葉は後で伏線になって後半に出てきます。
E.T.(1982)の名言・名セリフ7.「こんなことは全くの奇跡だ。本当に奇跡だ。君はE.T.の友達になって面倒をみてあげた。」

キーズ© Universal Studios
"But his being here is a miracle, Elliot. It’s a miracle.and you did the best that anybody could do."
科学者キーズがエリオットに言ったセリフです。
私たちがもし同じ状況下で地球外知的生命体と出会ったら、果たしてエリオットのように接することが出来るでしょうか?
E.T.はとても頭がいいです。
自分の意思と共鳴しても大丈夫な人間と、そうでない人間の判別も出来たのではないかと推測出来ます。
そんなエリオットとE.T.が出会ったのは偶然でなく必然だったのではないでしょうか。
まさにキーズの言うとおり、E.T.が生きていたのは奇跡です。
ここで気になるが、
"I've been wishing for this since I was 10 years old."
「私も10歳の時からE待っていた。」
と言うキーズのセリフです。
これに関しては、キーズ自身もエリオットのように地球外知的生命体と会ったことがあるのではないか。
などもの意見もありましたが、先ほど紹介したスピルバーグ監督のインタビューから考えると、キーズの役柄自体が、スピルバーグ監督という推測が濃厚かと思います。
『E.T.』(1982)の名言8.「君が死んじゃったから、僕は…もう何も感じられない。心に何も感じられない。」

瀕死状態のE.T.© Universal Studios
"You must be dead,...because...I don’t know how to feel. I can’t feel anything anymore."
ハロウィンに紛れて、E.T.を外に連れ出すマイケルとエリオットはE.T.が家族と交信するために森に向かいます。
何度も交信を試みますが、返事は来ず、エリオットは帰ろうと言いますが、 E.T.はやめようとしません。
翌日エリオットは目覚めますが、そこにはE.T.はいません。
エリオットは家に帰りますが、とても体調が悪く、マイケルが代わりにいなくなったE.T.を探しに行くとそこには川で倒れているE.T.がいました。
そうこうしていると、宇宙服を着た科学者達が、エリオットの家に勝手に乗り込み、E.T.を生き返らそうとします。
そんな状況を見てエリオットは「やめて」と伝えますが、科学者は蘇生の手を緩めることもなく、ETは死んでしまいました。
このセリフは、死んでしまったE.T.にお別れを言うシーンでのエリオットのセリフです。
以心伝心していた2人ですが、E.T.が死んでしまった今、もうE.T.の心は感じません。
E.T.(1982)の名言・名セリフ9.「いい子。」

ガーディ〜とE.T.© Universal Studios
"Be good."
E.T.がガーディに言ったセリフです。
この言葉が名言なのは、この言葉を教えた初めの人間がガーディ自身だという点です。
英語の教育番組をテレビでやっている際に、ガーディはBの発音を練習していました。
その際にE.T.はガーディの言葉を繰り返すとようにBと発音したので、
"Be good."
「いいこね。」
とガーディはE.Tを褒めました。
ガーディがE.T.に優しく最後キスをするシーンもとても素敵です。
E.T.(1982)の名言・名セリフ10.「いるよ。」

エリオットとE.T.© Universal Studios
"Stay."
E.T.にエリオットが言ったセリフです。
とても悲しそうなE.T.はエリオットの心臓を指し、
Ouch.
「痛い。」
と言い、エリオットも同様に痛いと言います。
抱き合う2人の悲しそうな顔が2人の過ごした時間がとても濃かったことを物語っています。
悲しそうなエリオットに向かって、
”I"II be...right here.”
「ずっとここにいるよ。」
とエリオットの頭を指差すシーンは名シーンですね。
物理的に距離がはあっても、ずっと思い出の中にいるよという意味合いがるこの言葉は名セリフです。
E.T.(1982)の名言・名セリフまとめ
小さい時にE.T.(1982)を観た方も多いのではないでしょうか。
単純な物語のようで伏線が多かったり、スピルバーグ監督自身の体験談が混ざって作り出されたと知って観ると、同じ作品でもまた子供の時に見た視点とは違って素敵だと感じる作品です。
20周年を機会にスピルバーグ監督によって再びリマスターされたE.T.(2008)は賛否両論あり、スピルバーグ監督自身も、
「みんなの子供の頃の思い出を壊してくれるなと。これが勉強となって、もう過去作に手を加えるのはこれで最後にしようと決めたんです。」
とインタビューでも言っていたので、今作以外にリマスターされることはないでしょう。
もちろん賛否両論はありますが、どちらも見比べる楽しさがあると思います。
そして昨年37年ぶりに再会を果たすという様子を描いたショートムービー『A Holiday Reunion.』(祝日の再会)が2019年に公開されましたね。
これもとても映画を観た方にはとても感動的な内容ですので、1982年版、2002年版の違いや、37年後のショートムービー、名言も踏まえた上で、ぜひご覧になっていただきたいです!
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