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1979年の少年たちの体験を描いた『スーパー8/スーパーエイト』(2011)。

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8mmフィルムカメラ(スーパー8)でゾンビ映画を撮影中、彼らは列車事故に巻き込まれます。

その事故には不可解な点がいくつもあり、以来街にはおかしな事件が起こるように。

"未知”と接触した少年たちの夏の体験を、重厚かつさわやかに描いています。

製作はJ・J・エイブラムスとスティーブン・スピルバーグの超強力タッグ。

両者らしさがふんだんに盛り込まれたSFジュブナイル作品です。

今回は本作を感想や考察とともに評価し、解説していきます。

『スーパー8/スーパーエイト』(2011)の作品情報とキャスト

『スーパー8/スーパーエイト』(2011):© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

作品情報

原題:Super 8
製作年:2011年
製作国:アメリカ
上映時間:111分
ジャンル:SF、ドラマ

監督とキャスト

監督:J・J・エイブラムス
代表作:『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』(2019)『ミッション:インポッシブル3』(2006)

出演者:ジョエル・コートニー/吹替:本城雄太郎(ベン)
代表作:『レプリケイト-襲撃-』(2019)『キスから始まるものがたり』(2018)

出演者:エル・ファニング/吹替:小幡真裕(アリス)
代表作:『マレフィセント2』(2019)『20センチュリー・ウーマン』(2016)

出演者:カイル・チャンドラー/吹替:木下浩之(ジャック)
代表作:『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)

『スーパー8/スーパーエイト』(2011)のあらすじ

映画撮影に夢中のベンたち:© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

ベンは、模型作りが趣味の少年。

彼は母親を事故で亡くし、現在は保安官補の父ジャックと2人暮らし。

そんなベンは、幼なじみのチャールズが作るゾンビ映画の製作を手伝っている。

あるとき、登場人物を増やそうと考えたチャールズが、女優として同じ学校のアリスを連れてきた。

彼女な見事な演技のおかげで、撮影は快調。

しかし、彼女の父親は街でも有名なろくでなしで、ジャックも目を光らせている人物。

ベンに彼女に近づかないよう釘を刺すも、彼らはそんなことも知らずに映画作りに没頭。

夜中、駅のホームで撮影を行っていると、向こうからやってくる貨物列車の姿が。

いい"画”が撮れるとカメラを回し続ける中、列車は突然現れた自動車と正面衝突し、大事故に。

無事だったベンたちは事故現場を見回ると、自動車の運転席に1人の男が倒れていた。

その男は学校の理科教師ウッドワードだった。

彼はベンたちに、この出来事は決して話すなと、意味深な言葉を残す。

この事故以来、街には空軍が調査に現れたり、不可解な出来事が頻発するようになっていった。

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【ネタバレあり】『スーパー8/スーパーエイト』(2011)の感想と考察

近づくベンと、避けるアリス:© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

『スーパー8/スーパーエイト』(2011)の感想

『スーパー8/スーパーエイト』(2011)のカテゴリは、SF映画とされています。

本作は、数多くあるSF映画の中でどこか懐かしさを感じられた作品でした。

多感な時期の少年少女が、未知の存在との接触を機に成長していく物語。

忘れられない"ひと夏の思い出”のような、そんな青臭くて、さわやかな作品だったといえます。

SF要素を盛り込んだジュブナイル映画と言うほうが的確でしょう。

そのため、SF作品だからと身構える必要は全くありません。

SF作品というだけで、観るハードルがうんと上がる感覚を覚えたことはないでしょうか。

これは、作中設定の考証に重きが置かれ、純粋な楽しみ方が阻害されがちだからです。

一方で本作には小難しい設定がなく、ゆえに脇に外れた議論が生まれにくくなっています。

本作は、人間を観るための作品として十分に楽しめる作品です。

そして視聴後は、どこか懐かしい気持ちを感じていることでしょう。

ただ、そう考えると、本作はSF感がやや弱めであることは否めません。

スペイシーな演出をもっと出してもよかったという印象もまた残りました。

『スーパー8/スーパーエイト』(2011)の考察

先にも述べたように、本作は少年少女たちの体験を描いたジュブナイル映画です。

映画作りを通して経験する彼らの小さな冒険は、どんどん大きな事態となっていきます。

最終的にベンたちが行きつくのは、人間を憎む地球外生命体との対峙。

ここで勘違いしてはいけないのが、彼らは得難い体験をしたこと自体で成長しているわけではありません。

貴重な経験をして得たことが、その人の価値を高めているのです。

ベンたちは、街ごと巻き込まれた異常事態の中、勇気を振り絞ってさらわれたアリスを探します。

ジャックやアリスの父親は、子供に対する愛情がいつしか歪んでしまっていたことに気付かされました。

このプロセスがあったからこそ、彼ら自身も親子関係も、1つ上へとステップアップできたのです。

本作は、こうした登場人物の心理変化の描写を丁寧に描いています。

少年少女が1つ大人になる様を描く本作はまさに、ジュブナイル作品でしょう。

加えてもう1つ、本作にはパニックホラー作品の要素も見てとれます。

得体の知れない何かのせいで、街は大混乱。

真相を唯一知っている軍は口を閉ざし、自らの手だけで事態を収束させようとします。

作中で描かれる地球外生命体も非常に見づらく、全ぼうが明らかになりません。

より困惑へと誘うため、あえてこういった演出をしているのでしょう。

本作は、"理解できない”ことから生まれる恐怖を見事に描いています。

ホラー作品としての資質もあると言って差し支えないでしょう。

【ネタバレあり】『スーパー8/スーパーエイト』(2011)は実話?

秘密裏に行動するアメリカ空軍:© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

根拠その①:列車事故

未知の地球外生命体が登場する『スーパー8/スーパーエイト』(2011)。

本作はSF作品であるにもかかわらず、実話ではないかという説があります。

というのも、作中で描かれた出来事が、舞台となった1979年のオハイオで実際に起きているのです。

それが、ストーリーが大きく動き出すきっかけとなった、貨物列車の大規模衝突事故。

"コンレール貨物列車脱線事故”と呼ばれる事故が、1979年のオハイオ州で起こりました。

この史実が描かれていることからも、本作を実話に基づく作品ととらえる可能性は十分に考えられます。

根拠?その②:"エリア51”との関係

さて、ここからはもう1つのアプローチをみていきましょう。

ここから語られる内容は陰謀論のような都市伝説めいた内容を多分に含みますので、参考までに。

本作は先行して予告編が作られており、そこで"エリア51”について触れています。

"エリア51”とは、米軍がその存在を肯定も否定もしなかった謎の基地施設。

そして、宇宙人に関する研究が行われていたとも言われている、"いわくつき"の場所です。

作中の列車は"エリア51”の閉鎖を受け、研究材料をオハイオに運んでいる途中だったとしています。

ベンたちが回していたカメラにも、地球上のものとは思えない何かが映っていました。

実は、これは史実においても、列車が放射性物質を運んでいたという説が流れていたのです。

列車事故の一件は地域の警察の協力を一切仰がず、軍が全て対応していました。

政府や軍が隠ぺいしたいことを、"エリア51”内で処理していたという憶測が出るのも無理もないこと。

“エリア51”と陰謀論との接点が、いやでも頭にちらつきます。

本作は、当時から出回っていたそんな噂を生かして作られているのです。

もともとJ・J・エイブラムスは、本作を1970~80年代のスピルバーグ映画のオマージュとしています。

この時期の彼のSF作品といえば、『未知との遭遇』(1977)や『E.T.』(1982)など。

彼の作品は、人々の宇宙人に対するイメージ操作を目的に製作されたとも言われています。

敬意をもってそれらをなぞっている本作は、どこまでが真実なのか、もはや誰にもわかりません。

以上を整理すると、本作は列車事故は史実に基づくが、それ以外は憶測の域を出ないということ。

はっきりと言えることは、この程度でしょう。

【ネタバレあり】『スーパー8/スーパーエイト』(2011)の音楽を解説

"My Sharona"を歌うベンたち:© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

『スーパー8/スーパーエイト』(2011)で描かれた世界は、1979年のアメリカ。

従って、作中で流れる音楽は1970年代のヒット曲ばかりです。

時代の名曲に触れるところからも、懐かしさめいたものを感じているのかもしれません。

そして、さすがは名曲揃いだけあって、今もどこかしら聞いたことのある曲ばかり。

ここでは、本作で使われた楽曲の中でも特に印象的だったものをいくつか紹介します。

Don't Bring Me Down(Electric Light Orchestra)

Electric Light Orchestraはイングランドのロックバンドで、通称"ELO”。

1970年代のアメリカで最も多くのヒット曲を放ち、80年代まで世界的人気を博しました。

2017年に"ロックの殿堂”入りしています。

この曲が流れるのは、本編の冒頭とエンディング。

冒頭、学校が夏休みに入ったときに流れ、子供たちのはやる気持ちと上手くマッチしています。

そして、エンディングで同じ曲を聞くことで、ひと夏の冒険の終わりが感じられるのです。

Heart of Glass(Blondie)

Blondieはアメリカのロックバンド。

1970年代末から巻き起こったムーブメント"ニュー・ウェーブ”の代表的な存在でした。

2006年には”ロックの殿堂”入りを果たしています。

本作で採用されたこの曲は、バンドにおける大ヒット曲。

物語中盤、ガソリンスタンドの店員がウォークマンで聞いていました。

ステレオに感動しながらウォークマンでカセットテープを聞いているところに、時代を感じます。

My Sharona(The Knack)

The Knackは、1970年後半にアメリカ、ロサンゼルスで結成されたロックバンド。

1979年のファーストアルバムはビルボード6週連続1位となりました。

今回の曲も同年にビルボード5週連続1位を達成し、この年の年間チャート1位に。

1979年を代表する曲だけあり、映画撮影に行くときにベンたちが口ずさんでいます。

エンディングの後半でも流れるこの曲は、誰しもがどこかで聞いたことがあることでしょう。

強烈なイントロのリフは、一度聞いたら忘れません。

【ネタバレあり】『スーパー8/スーパーエイト』(2011)の評価は?

地球外生命体とついに対面するベン:© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

『スーパー8/スーパーエイト』(2011)について、私見を交えて評価していきます。

本作の評価は、どの立ち位置で観るかで変わってくることでしょう。

この作品はSF作品であるほか、ドラマ作品だったりパニックものであることは先に述べました。

そのままSF作品として観るのであれば、少し物足りません。

未知の存在との接触は、直接的な部分がもっとあってもよかったと思います。

一方、権力者がひた隠す秘密の存在ネタは、リアリティがあって楽しめました。

続いて、本作をパニックホラー作品として観たときについて。

超常現象や謎の存在によって、街の人や物は次々と消えていきます。

何もわからないまま、精神的に追い詰められていくベンたち。

周りも役に立たず、自分たちでどうにかしなければなりません。

孤立無援となり、後半に仲間内で団結するパターンは定石でしょう。

姿や目的が最後までわからなかった点もよく見られる手法。

ゴリゴリのホラーであれば、正体が最後の最後までわからない場合もあります。

ただ、本作においては、地球外生命体の正体を知ることは重要な要素。

以上より、ホラー視点で観ると、やはり中途半端な感じがしてしまうでしょう。

最後に、ドラマ作品としての評価です。

結論から言えば、本作はベンたちの成長ドラマとして観るのが最もスタンダードといえます。

少年少女の成長のほか、親子の絆など、人間にフォーカスを当てたシーンが多く存在するのです。

ラストの、母親のペンダントを手放すシーンは最も象徴的でしょう。

ベンは最後に、過去と決別して、新しい一歩を踏み出そうと決心します。

軍の陰謀や地球外生命体との接触によって確かめられた、人とのつながりの大切さ。

SFやパニックのエッセンスは、これを描くためのパーツに過ぎませんでした。

そして、そんなジュブナイル作品としての本作は、非常に良く仕上がっています。

『スーパー8/スーパーエイト』(2011)のまとめ

ベンとアリス:© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

『スーパー8/スーパーエイト』(2011)を観終えた際は、いい意味で期待を裏切られました。

まさか、感動の結末でストーリーが終わるとは思っていなかったからです。

頭が"SF”の状態だったため、視聴後は不思議なさわやかさが思わずありました。

監督の本作に対する製作スタンスは、スピルバーグへの尊敬で成立しています。

しかし本作には説得力があり、観終えた後の満足感は間違いありません。

その点は流石J・J・エイブラムス、といったところでしょう。

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