『小さな恋のうた』(2019)は、MONGOL800が2001年にリリースした名曲『小さな恋のうた』からインスパイアされて誕生した青春音楽映画です。
本作は沖縄で取材を重ね、8年にも及ぶ歳月をかけてつくられた物語。
沖縄米軍基地の問題を取り入れながら、アメリカ少女とのフェンス越しの交流を描いた友情が感動的で見どころとなっています。
MONGOL800の名曲が彩る涙ありの青春映画『小さな恋のうた』(2019)について、バンドや本、内容は実話に基づいているかを解説していきます!
項目 | 評価 | 点数 |
知名度 | ★★★★☆ | 80点 |
配役/キャスト | ★★★★☆ | 80点 |
ストーリー | ★★★★★ | 90点 |
物語の抑揚 | ★★★★★ | 90点 |
青春 | ★★★★★ | 90点 |
感動 | ★★★★★ | 90点 |
目次
- 1 『小さな恋のうた』(2019)の作品情報
- 2 『小さな恋のうた』(2019)の概要
- 3 映画『小さな恋のうた』(2019)のキャスト・登場人物(キャラクター)を紹介
- 4 映画『小さな恋のうた』(2019)の感想と考察
- 5 映画『小さな恋のうた』(2019)の見どころを解説
- 6 映画『小さな恋のうた』(2019)の原題・タイトルの意味とは?
- 7 映画『小さな恋のうた』(2019)は実話?原作や元ネタはある?
- 8 映画『小さな恋のうた』(2019)のバンド出演シーンとは?楽曲を実際に歌っている?
- 9 【なぜ?】映画『小さな恋のうた』(2019)が意味不明・難解と言われる理由、疑問を解説
- 10 映画『小さな恋のうた』(2019)の最後は? ラストシーンや結末を解説
- 11 【レビュー】映画『小さな恋のうた』(2019)の評価・評判
- 12 映画『小さな恋のうた』(2019)の総合評価:感動の青春音楽映画!
『小さな恋のうた』(2019)の作品情報
製作年 | 2019年 |
原題 | 小さな恋のうた |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 123分 |
ジャンル | 青春 |
監督 | 橋本光二郎 |
脚本 | 平田研也 |
原作 | 小さな恋のうた(MONGOL800の楽曲) |
主要キャスト | 佐野勇斗(真栄城亮多)
森永悠希 (池原航太郎) 山田杏奈 (譜久村舞) 眞栄田郷敦 (譜久村慎司) 鈴木仁(新里大輝) トミコクレア(リサ) |
『小さな恋のうた』(2019)の概要
沖縄の小さな町のとある高校では軽音部の男子高生4ピースバンドが熱い注目を集めていた。
オリジナルの楽曲をつくりだし、高い人気と実力を得ていた彼らは東京のレコード会社からプロにならないかという誘いを受ける。
東京でのデビューに喜びの絶頂で盛り上がる彼らだったが、帰宅途中の夜道に1台の車が突っ込みボーカルの亮多とベースの慎司を襲う。
事故のショックで亮多は記憶の一部を消失してしまい、バンドは活動を休止。
行く先を見失ってしまったバンドであったが、1曲のデモテープの発見により止まっていた時間は動き始め、フェンスの向こう側にいる少女へ想いを届けようと再び立ち上がろうとしていく。
映画『小さな恋のうた』(2019)のキャスト・登場人物(キャラクター)を紹介
ここでは、『小さな恋のうた』(2019)のキャスト・登場人物(キャラクター)を紹介していきます。
真栄城亮多(佐野勇斗)
軽音部のボーカリストで作詞担当。
明るくお調子者のキャラクターであり、バンドのムードメーカー。
仲間思いで、熱い心の持ち主でもある。
演じたのは、佐野勇斗。
数々のドラマや映画に出演している若手俳優です。
7人組ボーカルダンスユニットのM!LKのメンバーとしても活動。
池原航太郎(森永悠希)
軽音部のドラマー。
漁師の家に生まれるが、バンド活動にのめり込む。
メンバーを温かく見守る柔和なキャラクター。
演じたのは、森永悠希。
ドラマ、映画、CM、舞台と幅広く活躍している俳優です。
譜久村舞(山田杏奈)
慎司の妹。
兄である慎司の後を引き継いで亮多のバンドに参加。
唯一の女子メンバーとなり、慎司と同じギターを担当する。
演じたのは、山田杏奈。
映画、ドラマ、CMと活躍。
本作での演技が評価され、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞しました。
譜久村慎司(眞栄田郷敦)
軽音部のギタリストで作曲を担当。
米軍基地内に住むアメリカ人の少女リサと恋に落ちる。
演じたのは、眞栄田郷敦。
本作が映画デビューとなりました。
父は俳優の千葉真一、兄は人気若手俳優の新田真剣佑です。
新里大輝(鈴木仁)
軽音部のベーシスト。
途中で亮多のバンドをやめて、他のバンドに移ってしまうが、亮多のバンドのピンチを救ってくれる。
演じたのは、鈴木仁。
メンズノンノモデルオーディションにて準グランプリを獲得し、2017年に俳優デビュー。
ドラマや映画に出演しています。
リサ(トミコクレア)
沖縄米軍基地に住むアメリカ人の少女。
慎司や舞、亮多と密かに交流を重ねていき、友情を育む。
演じたのは、トミコクレア。
アメリカ・サンフランシスコ出身。
11歳の頃からアメリカでミュージカルなどの舞台に立ち始め、本作で映画デビューとなりました。
映画『小さな恋のうた』(2019)の感想と考察
映画『小さな恋のうた』(2019)の感想
映画『小さな恋のうた』はストーリーがよくできおり、最後まで魅力的な作品になっていました。
沖縄米軍基地の問題や関係を取り入れながら、国境を越えた友情を描いた点が感動的でしたし、家族(親子)の関係やバンドメンバーの友情を描いた点も良かったです。
これだけ聞くと、王道の青春ストーリーのような印象を持ってしまいがちですが、本作は絶妙な「ひねり」があって、王道ではあるけれど、王道ではないという作品になっています。
具体的にいうと、文化祭のライブ。
文化祭のライブは王道ですが、本作はあえての「外し」を入れました。
普通ならリサが会場に来て、亮多のバンドがライブ成功させて、感動のハッピーエンドとなりそうですが、そうはならず、常に観客の一歩先を行く脚本となっています。
単純に「青春映画」と一括りにできないような、作品の強さを感じ、「高校生のバンド物語」のイメージをいい意味で裏切る内容になっているのです。
その強さは一体どこから生まれるのか。
映画を彩ったMONGOL800の楽曲、沖縄で取材を重ね、8年かけて完成した作品、キャストの真摯に取り組む姿勢がこれほどの素晴らしい作品を生み出したのだ思います。
映画『小さな恋のうた』(2019)の考察
『小さな恋のうた』(2019)では、フェンスが大きな意味を持ってきます。
本作ではこの「フェンス」がどのような意味を持つのか考察していきます。
フェンスは物理的な表現をしているのと同時に心理的な面も表現しているのではないでしょうか。
物理的な表現とは日本と米軍基地を分ける、言わば目に見える国境。
対して、心理的な表現とは沖縄米軍基地の問題であり、日本人とアメリカ人の間にある軋轢。
つまり、「フェンス」とはそういったもののメタファーであるわけです。
本作は亮多たちとリサのフェンス越しの交流が印象的でした。
フェンス越しで言葉を交わせたり、一緒に音楽を聴くことはできるのですが、そこには「フェンス」という明確な隔たりが。
亮多たちとリサの交流を観ていると、国境を越えて確かな友情が作られるのが分かります。
それを邪魔するのは、大人の都合で作られたフェンス。
しかし、大人でも国境を超えて友情を築けることができるはず。
本作では、「フェンス」をとっぱらって、友情を育もう(お互いを理解し合おう)というメッセージが込められているように思います。
映画『小さな恋のうた』(2019)の見どころを解説
映画『小さな恋のうた』(2019)はストーリーも良いですが、なんといっても楽曲(ライブシーン)が最高。
本作はMONGOL800の名曲『小さな恋のうた』からインスパイアされて誕生した映画なので、劇中ではMONGOL800の楽曲が使われます。
彼らの楽曲をバンド演奏するわけですが、そのシーンが最高!
練習だけでなく、もちろんライブシーンもあり、そのライブシーンこそ青春を感じられる素晴らしいシーンになっているので注目して欲しい点です。
基本的にボーカル担当の佐野勇斗が歌っていますが、山田杏奈も歌っているのでぜひ彼女の歌声にも注目して聴いてみてください!
佐野勇斗の歌声も良いですが、ギターを担当する山田杏奈も歌手デビューしてもいいくらいかなりの美声。
きっと聞き惚れることでしょう。
映画『小さな恋のうた』(2019)の原題・タイトルの意味とは?
『小さな恋のうた』(2019)の原題・タイトルは、MONGOL800の名曲『小さな恋のうた』から、そのままつけられたタイトルですが、意味はあるのでしょうか。
実は、本作は慎二とリサの国境を越えたラブストーリーでもあるのです。
小さいながらも確かに存在する「恋」と「あなた」のことを歌っているのではないかと思います。
さらに本作で描かれた沖縄への愛や友情も詰まっているのではないでしょうか。
つまり、小さな恋のうた=平和と言えるのかもしれません。
映画『小さな恋のうた』(2019)は実話?原作や元ネタはある?
実話に基づいている内容の解説
『小さな恋のうた』(2019)は実話ではありません。
MONGOL800が2001年にリリースした楽曲『小さな恋のうた』にインスパイアされて製作した作品です。
原作や元ネタの解説
『小さな恋のうた』(2019)の原作や元ネタは、MONGOL800が2001年にリリースした楽曲『小さな恋のうた』。
『小さな恋のうた』は、様々なアーティストにカバーされ、リリースから20年近く経った今でも性別や世代を越えて愛され続けるまさに名曲中の名曲。
平成で最も歌われたカラオケランキングの男性アーティストによる楽曲で1位に輝き、新垣結衣をはじめ総勢60名/組以上のアーティストがカバーしています。
誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
本作は沖縄で取材を重ね、8年にも及ぶ歳月をかけて作られた物語なのです。
小説版「小さな恋のうた」は原作ではない
映画『小さな恋のうた』(2019)は、脚本を担当した平田研也が書いた小説が講談社文庫より刊行されています。
しかし、小説版「小さな恋のうた」は原作ではありません。
映画では描ききれなかったストーリーが詰めこまれた一作。
ストーリーは同じですが、小説だけに登場人物の心情が細かく書かれており、特にリサの心境に関しては多く書かれています。
沖縄の問題に対してどう思っているのか、などを知ることができます。
興味がある人は、小説版を読んでみてはどうでしょうか。
映画『小さな恋のうた』(2019)のバンド出演シーンとは?楽曲を実際に歌っている?
「小さな恋のうた」を歌っているのはMONGOL800
上記しましたが、「小さな恋のうた」を歌っているのはMONGOL800です。
MONGOL800は、1998年、沖縄で結成された3ピースバンド。
「モンパチ」という愛称で親しまれています。
「小さな恋のうた」は、2001年にリリースした2ndアルバム「MESSAGE」に収録されており、インディーズアルバム史上初のオリコン首位とミリオンセラーを記録。
インディーズとしては初めて300万枚を売り上げました。
ちなみ、本作ではMONGOL800のメンバーが出演しています。
映画『小さな恋のうた』(2019)では「小さな恋のうたバンド」(ちい恋バンド)
映画『小さな恋のうた』(2019)では「小さな恋のうたバンド」(ちい恋バンド)が歌っています。
ちい恋バンドのメンバーは劇中でバンドを組んでいた、佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁からなる5人組。
彼らは、クランクインの半年前からバンド練習をしていたそう。
楽器経験は森永悠希のドラムだけで、あとは全員初心者。
主演の佐野勇斗は演奏に対し、
僕ら自身がモンパチさんの大ファンだったので、失礼のないようにしたいなという気持ちが大きかった分、たくさん練習しました。
こうしてご本人様にお褒めいただけたのは、救われたと言いますか、嬉しい気持ちでいっぱいです
https://eiga.com/news/20190523/11/
と映画.comのインタビューに答えています。
本作が感動的な作品になったのは、彼らの努力と沖縄で深めた絆があったからなのです。
そんな「小さな恋のうたバンド」(ちい恋バンド)は、ユニバーサルミュージックよりCDデビューしているので、ぜひ聴いてみてはどうでしょうか。
収録曲は劇中の挿入歌をカバーした4曲が歌われています。
【なぜ?】映画『小さな恋のうた』(2019)が意味不明・難解と言われる理由、疑問を解説
『小さな恋のうた』(2019)の解説①:MONGOL800の名曲を映画化したのはなぜ?
MONGOL800の名曲を映画化したのは、デビュー20周年記念のスペシャル企画であったそうです。
『小さな恋のうた』(2019)の解説②:内容は実話ではない?どのように脚本が決まったのか?
『小さな恋のうた』(2019)の内容は実話ではありません。
MONGOL800が2001年にリリースした名曲『小さな恋のうた』からインスパイアされて誕生した作品。
プロデューサーの山城竹識は、MONGOL800の高校時代の後輩。
そんな山城プロデューサーは、一般的には『小さな恋のうた』がラブソングと思われているであろうからこそ、映画ではその背景にある沖縄とバンドへの愛を描きたかったと言います。
「現在の沖縄で日常を過ごしている高校生が抱えているモヤモヤを、音楽ならば声にできる」という山城プロデューサーの想いがあったそう。
『小さな恋のうた』(2019)の解説③:戦争・沖縄基地問題などのテーマを扱っている?
『小さな恋のうた』(2019)は、沖縄基地問題などのテーマを扱っています。
劇中では沖縄基地に反対する日本人と基地の中で暮らすアメリカ人が描かれました。
沖縄基地問題は大きく分けて二つあり、一つが軍用機の騒音や墜落事故。
沖縄では米軍の戦闘機やヘリコプターによる事故が少なくないのです。
もう一つが米兵による事故や犯罪。
沖縄返還後、米兵による検挙数は殺人・婦女暴行などの凶悪犯罪も含め5000件を越えているそう。
沖縄では米軍基地が利益をもたらしている一方で、深刻な被害を出しているのです。
本作では米兵の轢き逃げが問題となり、騒動に発展しました。
『小さな恋のうた』(2019)の解説④:譜久村慎司はなぜ死んだ?
譜久村慎司は交通事故で死んでしまいました。
帰りの夜道、大輝と航太郎と別れた亮多と慎司が自転車で帰っていた時、交通事故に遭ってしまうのです。
『小さな恋のうた』(2019)の解説⑤:「小さな恋のうたバンド」(ちい恋バンド)が歌っている楽曲とは?
「小さな恋のうたバンド」(ちい恋バンド)が歌った楽曲は4曲です。
・小さな恋のうた
・あなたに
・DON'T WORRY BE HAPPY
・SAYONARA DOLL
この4曲の中で有名な曲は『小さな恋のうた』と『あなたに』ではないでしょうか。
誰でも一度は聞いたことがあると思います!
『小さな恋のうた』は上記した通り。
一方、『あなたに』もMONGOL800が2001年にリリースした楽曲。
様々なアーティストにカバーされ、CM曲としても起用されました。
『小さな恋のうた』(2019)の解説⑥:「泣ける」といわれる理由とは?
『小さな恋のうた』(2019)は泣ける作品です!
本作の特徴としてフェンス越しの交流があり、これが普通のバンド青春映画ではない感動的な映画になっています。
「フェンス越し」というのは沖縄米軍基地(アメリカ)と日本を隔てるフェンスのこと。
そのフェンス越しでリサという同世代のアメリカ人少女とバンドメンバーが交流していく姿が描かれているのですが、その素敵な友情が感動的なんです。
沖縄米軍基地の問題でデモが行われたりと、対立する一方で彼らのように心温まるような交流をしている人もいるのかもしれません。
人種や言葉が違くても想いは届くし、友達になれる。
改めて音楽の素晴らしさを感じましたし、世界平和へのヒントが『小さな恋のうた』に隠されている感じがしました。
映画『小さな恋のうた』(2019)の最後は? ラストシーンや結末を解説
映画『小さな恋のうた』(2019)の結末・ラストシーン
映画『小さな恋のうた』(2019)の結末・ラストシーンで、亮多、航太郎、舞の3人は、根間の協力を得て、フェンスの前で「SAYONARA DOLL」の演奏を始めます。
リサはフェンスに駆け寄って彼らの演奏を聴きました。
リサと別れたその後、根間のライブスタジオで亮多らはライブをすることに。
満員の観客の前で亮多らは「DON’T WORRY BE HAPPY」の演奏を始めるというラストになりました。
映画『小さな恋のうた』(2019)の最後の解釈と考察
映画『小さな恋のうた』(2019)の最後は感動的なものとなりました。
米軍基地のフェンスの前で「SAYONARA DOLL」を演奏する亮多、航太郎、舞の3人。
そして、それを涙ぐみながら聴くリサ。
リサにオリジナルのアルバムを手渡し、リサが見えなくなるまで手を振る別れの場面は本当に泣けます。
国境を越えた友情を感じる素晴らしいラストシーンでした。
映画『小さな恋のうた』(2019)のその後、現在は?
映画『小さな恋のうた』(2019)のその後で、亮多のバンドは活動を続けていくのではないかと思います。
ただ、作曲担当の慎二がいないのでメジャーデビューは難しいかもしれません。
いつかリサと再会できるその日まで活動を続けて欲しいと思います。
【レビュー】映画『小さな恋のうた』(2019)の評価・評判
【つまらない?】低評価のレビュー
映画『小さな恋のうた』(2019)の低評価はどのようになっているのでしょうか。
映画のレビューサイトをまとめてみると、
という低評価レビューがありました。
全体的に低評価はあまり見られませんが、「楽曲の良さと人気に頼りすぎ」というレビューが目立ちます。
MONGOL800の楽曲が有名なので、そう感じてしまうのではないでしょうか。
あまり気にしなければ大丈夫かと思います。
【面白い?】高評価のレビュー
映画『小さな恋のうた』(2019)の高評価はどのようになっているのでしょうか。
映画のレビューサイトをまとめてみると、
という高評価レビューがありました。
「感動する」「泣ける」というレビューが多数!
また、楽曲の良さや沖縄に関する社会問題が取り入れられている点も評価が高いです。
日本の映画レビューサイト映画.comの点数は5点満点中4.0という高評価になりました。
映画『小さな恋のうた』(2019)の総合評価:感動の青春音楽映画!
沖縄米軍基地の問題を取り入れながら、若者の友情を描いた『小さな恋のうた』(2019)。
MONGOL800の楽曲も良く、ストーリーに関してはとても感動的でしたし、忘れられない青春映画の1本になりました。
佐野勇斗と山田杏奈の歌声が魅力的。
ぜひ多くの人に観てもらいたい、若者のまっすぐな想いを届けた最高の青春映画です。
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