
別れられない理由は人それぞれですが、別れたいのに別れられない場合、離婚するにはどうすればいいのか、情の正体とは一体何なのかについてご紹介します。
目次
夫に浮気をされてしまったのに別れられないあなた。大抵浮気をされれば
「裏切られた!」
「ひどい!」
と言って家を飛び出すか、別居または離婚に至ってしまうものですよね。
法律上も浮気は立派な離婚の原因として認められています。それなのに、なぜあなたは
「別れられない、離婚できない」
と思うのですか?夫の浮気は、あなたを裏切り傷つけているのに、なぜそんな夫を拒絶せず受け入れてしまうのでしょう。
今回は、あなたが夫から何をされても離れられなくなってしまう「情」について考えてみます。
実は、情に振り回されて別れられなかったという人を調べてみると6割弱いて、なんと情に振り回されたことはないと答えた人より意外と多いんです。
良く言えば大半の人は優しいのかもしれませんが、悪く言えば執着心が強いとも言えるでしょう。
情で別れられない夫婦が離婚するための方法
情で別れられない夫婦が離婚するにはどうすればいいのか、5つの方法をご紹介します。
方法1. 体に触れないようにする
夫婦関係が円満であれば体に触れるのは当たり前です。でも、別れたいと思っているのであれば夫婦関係を継続させてしまうような行為は避けなければなりません。体には触れないようにしましょう。
方法2. 先々まであなた1人の生活スケジュールを決めておく
あなたが1人で生活していくためのスケジュールを立てましょう。具体的に何をしながら1人で暮らしていくかをイメージして行動に移せれば夫と別れられるからです。
方法3. 夫からきたメールや写真データを消す
夫からきたメールや写真データは見ると夫を思い出すし、未練が残ってしまうので消してしまいましょう。
方法4. よく目にとまる場所に別れる理由を書いて貼っておく
別れる理由をあやふやにしてしまうと決断が鈍ってしまいます。
また、人間は時間が経つと忘れてしまったり許せてしまう生き物なので、夫の甘い言葉や態度に惑わされてしまうとも限りません。別れる理由は明確にしていつでも確認できる所に貼っておきましょう。
方法5. 夫の持ち物やプレゼントは処分する
夫のにおいや姿を思い出させるような物は処分してしまいましょう。
まだ一緒に暮らしている間は、夫にもらった物から処分するようにすると、気持ちの整理がつきますよ。
このように、1つ1つ実行に移していくことで気持ちの整理がつくようになるので、是非参考にしてみて下さい。
お金目当てで結婚したけど後悔している方はこちらも参考にしてみてください。
情とは執着であり相手の幸せを願う愛とは異なる
「情」という漢字は、読み方によって印象が変わりますよね。
- ・「じょう」と読むと相手を束縛するイメージ
- ・「なさけ」と読むと弱い者を哀れむイメージ
『あなたが夫と別れられない「情」はどっちですか?』
きっと、両方なのではないでしょうか。
夫に浮気をされても
「誰が浮気相手の女なんかに夫を渡すものか」
という夫に対する執着心と、
「私に良くないところがあったのね。浮気に走らせてしまってごめんね」
という哀れみの気持ちです。
このように「情」に焦点を当てて見てみると、浮気という事実を「情」が邪魔して夫婦を美化してしまっているのがよくわかります。
可哀想なのは、浮気をされた自分と浮気をしてしまった夫であり、悪いのは全部浮気相手の女だと責任転嫁をしてしまっているのです。
この場合、無責任で自己中な行動に走らせる「情」は、相手の幸せを願う「愛」とは全くの別物と言わざるを得ません。
別れる寂しさと愛を勘違いしない!
別れる時に寂しさを感じると、
「まだ未練があるからじゃないか」
とか
「まだ愛しているからだ」
と思いがちですが、それは勘違いです。
人は誰でも別れる時、寂しさを感じるものです。
確かに、大好きな人と別れる時とそうでもない人と別れる時とで、寂しいと感じる度合いは違いますよね。
別れる相手が長い間一緒に暮らしてきた夫となると、共に過ごしてきた時間が長いだけに、他の人では感じることのない空虚感を味わうことになるでしょう。
でも、その寂しさと愛は関係ありませんよね。人間は1人でいると孤独を感じて寂しくなるものです。
たとえ離婚した夫であってもあなたが孤独を感じながらずっと1人で生きて行くくらいなら、いてくれた方がまだましかもしれません。
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別れの枷になっている情の正体を探ってみる
ここまで「情」について書いてきましたが、実のところ「情」の正体って一体何なのでしょう。長く一緒に暮らしているとわいてくる情や、情と愛情の違いについて書いてみます。
夫婦として長く暮らしていると情がわくのは避けられない
「情」は「慣れ」であると言うことができます。
どういうことかというと、付き合い始めた頃は全てが
「~したらどう思うだろう?」
とか
「〇〇なんて言っても大丈夫かな?」
というように疑問形で始まり、相手の反応を気にしながら慎重に言葉を発していましたよね。
ところが付き合いが長くなってくると
「~くらいしたって怒らないから平気」
とか
「少しくらい〇〇って言っても全然大丈夫」
のように、慣れから相手の態度を予測することができるようになってきます。
そうやって、慣れてきた頃に生まれるのが「情」です。夫婦として長く暮らしていると、ときめきは感じなくなりますが、「慣れ」から「情」が生まれて相手がいなくなると寂しさを感じるようになります。
つまり情がわくのは避けられません。
あなたが抱いている情は愛情なの?
- ・愛情
- ・友情
- ・同情
のように、「情」にもいろいろあります。あなたが抱いている情は愛情なのでしょうか。
前述したように、「情」は「慣れ」から生まれます。結婚を持続させようと思ったら欠かせないのが「情」です。
執着だけの愛情のない結婚生活は時間の無駄
情に振り回されて別れられなくなった経験があると答えた人の中に、時間を無駄にしてしまったことを後悔していると答えた人がいます。
確かに冷静になって過去を振り返れば後悔することになるでしょう。執着だけで愛情のない結婚生活は時間の無駄なのだから仕方がありません。
情に流され本当の愛を見失って、別れられずにズルズルと過ごしている自分と決別するのは難しいでしょう。
前述した腐れ縁を絶つ方法を参考に、あなたも夫への執着心をキッパリと絶ち、新たな人生を再出発できるといいですね。
結論 愛情と勘違いせず離婚する
情で別れられない夫婦が離婚するには、どうしたらいいのか箇条書きにしてみます。
- ・体に触れないようにする
- ・先々まであなた1人の生活スケジュールを決めておく
- ・夫からきたメールや写真データを消す
- ・よく目にとまる場所に別れる理由を書いて貼っておく
- ・夫の持ち物やプレゼントは処分する
情で別れられない夫婦が離婚するのは大変ですよね。抱いている情が愛情なのか執着心なのか、あなた自身にわからないため仕方がありません。
でも、ただ単に夫を手放したくないからというのが理由なら、それは愛情とは違いますよね。
あなたが抱いている情が愛情でないのなら、腐れ縁を絶つ方法を参考に、離婚できるように頑張ってみて下さい。