
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)ではサノスの指パッチンでなんと登場人物の半分が死亡……?!
シリーズ過去作で揉めていたキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)も戦いに駆けつけ、人気キャラのスパイダーマンも登場!
宇宙のヒーロー ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのスター・ロード(ピーター・クイル)たちも初共演。
ロキは本当に死んだのか?!
そしてエンドロールの最後のマークの意味とは?
ここからは『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の、感想と考察や、ラストの生き残りメンバーのまとめ、シリーズとの繋がりや伏線をネタバレで解説します。
項目 | 評価 | 点数 |
ストーリー | ★★★★☆ | 80点 |
配役/キャスト | ★★★★★ | 95点 |
アクションシーン | ★★★★★ | 100点 |
イケメン度 | ★★★★★ | 100点 |
豪華メンバー共演!度 | ★★★★★ | 100点 |
続きが見たい!度 | ★★★★★ | 100点 |
目次
- 1 『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の作品情報
- 2 『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の概要
- 3 【ネタバレ】『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の感想と考察
- 4 『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の登場人物(キャラクター)一覧まとめ
- 5 『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)のヴィラン一覧まとめ
- 6 『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の用語集!設定を解説 6つのインフィニティ・ストーンとは?
- 7 『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の疑問、伏線やアベンジャーズとの繋がり
- 8 サノスの指パッチンの生き残りと死亡者を一覧にして紹介
- 9 『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の小ネタ・トリビア・裏話を解説
- 10 『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の順番や時系列は?
- 11 『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の最後は? ラストシーンや結末を解説
- 12 【レビュー】『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の評価・評判
- 13 『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の総合評価:アベンジャーズ敗北?!
- 14 『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)はエンドロール後に本編はある?映し出される最後のマークの意味は?

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『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の作品情報
製作年 | 2018年 |
原題 | Avengers: Infinity War |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 149分 |
ジャンル | アクション |
監督 | アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ |
脚本 | クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー |
主要キャスト | ロバート・ダウニー・Jr(トニー・スターク/アイアンマン)/日本語吹替:藤原啓治
クリス・ヘムズワース(ソー)/日本語吹替:三宅健太 クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ)/日本語吹替:中村悠一 マーク・ラファロ(ブルース・バナー/ハルク)/日本語吹替:宮内敦士 スカーレット・ヨハンソン(ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ)/日本語吹替:米倉涼子 トム・ホランド(ピーター・パーカー/スパイダーマン)/日本語吹替:榎木淳弥 ベネディクト・カンバーバッチ(スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ)/日本語吹替:三上哲 ジョシュ・ブローリン(サノス)/日本語吹替:銀河万丈 |

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『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の概要

ニューヨークのトニー、ストレンジ、ハルクたち:© 2018 - Marvel Studios
1つ目のインフィニティ・ストーン「パワー・ストーン」を手に入れていた宇宙最恐のヴィラン サノス。
6つのストーンを集めると、指を鳴らすだけで宇宙の半分の生命を消し去れるという。
サノスは、ソーとロキが乗っている宇宙船を襲い、ロキから2つ目のストーン「スペース・ストーン」を奪う。
地球にある「タイム・ストーン」と「マインド・ストーン」を奪うために、サノスの4人の部下が地球に襲来。
戦闘の流れで宇宙船に乗り込んでしまったトニーたちは、惑星タイタンでガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと初めて出会うことに。
そして、惑星タイタンと地球のワカンダで、サノスとの直接対決が行われる!
【ネタバレ】『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の感想と考察

ロキを止めるサノス :© 2018 - Marvel Studios
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の感想と、サノスの野望についての考察をご紹介します。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の感想
まずは『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の感想を4つご紹介します。
②サノスとの直接対決!
③顔を合わさなかったスティーブとトニー
④ガーディアンズがアベンジャーズに合流!それでは見ていきましょう。
ロキ死亡?!
これまでに何度も死んだと思われては実は生きていたロキ。
しかし本作冒頭でついに本当に死亡?!
「今度は生き返りはしないだろう」
――サノス
とサノスにまで言われていました。
サノスはロキがよく死んだふりをすることを知っていたのでしょうか……。
サノスは過去に『アベンジャーズ』(2012)で死んだと思われていたロキを手下にしていたので、知っていた可能性もかなりあります。
「弟が死んだって?」
――ロケット「前にも死んだけどな。ただ今回のは、本当みたいだが」
――ソー
サノスとの直接対決!
本作『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)では、待ちに待ったサノスとの直接の戦闘シーンが盛りだくさん。
なかでも惑星タイタンでの対決は、トニーが殺されそうになったところでドクター・ストレンジがサノスに貴重なタイム・ストーンを差し出すというすさまじい展開に!
地球 ワカンダの戦いではソーが大活躍。
斧ストームブレイカーでサノスの胸部を貫き、あと1歩でサノスを殺せる!というところまで行きました。
顔を合わさなかったスティーブとトニー
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)からの不和を引きずっていたスティーブ(キャプテン・アメリカ)とトニー(アイアンマン)。
「スティーブに電話しろ」とブルース(ハルク)から言われたもののトニーは渋って結局連絡できず。
その結果なんと本作『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)ではスティーブとトニーは1度も顔を合わせていません!
ただ、トニーはスティーブが送ってくれた折り畳み式の携帯電話をいつも持ち歩いていたようです。
「誰ならヴィジョンを探せる?」
――ドクター・ストレンジ「スティーブ・ロジャース」
――トニー「電話しろよ」
――ブルース「簡単に言うな。君は留守だったから知らないのか。アベンジャーズはもう解散した」
――トニー「キャプテンと決裂した。ずっと口きいてない」
――トニー
そしてスティーブのほうは相変わらずトニーを信頼していた様子。
「地球を守ってた男が消えた。だから来たんだ」
――スティーブ
スティーブが言う「地球を守ってた男」とはトニーのこと。
ブルース(ハルク)からの連絡を受けたスティーブは素直に任務を開始していました。
ガーディアンズがアベンジャーズに合流!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのクイルたちは、アイアンマンやスパイダーマンと初めて出くわし素性を知らかったため戦闘になるというドタバタの初対面に。
ちなみに、ガーディアンズのメンバーは体に翻訳機が埋め込まれているそうで、地球人と英語で会話が可能だそうです。
以上『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の感想でした。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の考察
ここで考察するのは下記の4つのポイントです。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の一部の展開に関係するネタバレ内容を含みます!
ご注意ください。
②サノスの指パッチン(スナップ)&デシメーション
③サノスの長年の野望だったインフィニティ・ストーン集め
④【続編エンドゲームのネタバレ注意】サノスは自分だけをデシメーション(半数を消すこと)の対象から外していた可能性も
それでは見ていきましょう。
ついに始まった「インフィニティ・ウォー」
アベンジャーズシリーズの続編が「インフィニティ・ウォー」になる、と発表されたのは2014年。
これは『アベンジャーズ』(2012)が大成功をおさめたあとの、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ2の頃のことです。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)を公開するために費やした超大作映画はなんと18本。
2008年の『アイアンマン』(2008)から、本作の直前に公開された『ブラックパンサー』(2018)まで、10年かかってたどり着きました。
サノスの指パッチン(スナップ)&デシメーション
6つのストーンをはめ込んで「指を鳴らす」ことで、自分の希望する魔法を発動できる装置インフィニティ・ガントレット。
なので、使用方法は生命の半分を消すことに限られているわけではありません。
サノスが虐殺(消滅)を希望して指パッチンしているからそう発動されるのです。
この「宇宙の半分の生命を消す」行為は、デシメーションと呼ばれています。
サノスの長年の野望だったインフィニティ・ストーン集め
本作『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)以前にもサノスはちらちらMCU作品に登場していました。
『アベンジャーズ』(2012)と、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)では本編終了後のシーンに登場。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)では意外にもがっつり本編に顔を出していて、当時の部下ロナンに反抗されるシーンも。
これまでのところ、サノスは遅くとも『アベンジャーズ』(2012)の舞台である2012年から、ロキやロナンといった部下を使ってインフィニティ・ストーン集めを開始。
過去にはガモーラにソウル・ストーンを探させていたという事実も本作で発覚。
サノスが自分でストーンを回収すると宣言したのは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の本編終了後のシーンで、これはインフィニティ・ガントレットが完成したときです。
そしてそのインフィニティ・ガントレットが完成したシーンの時系列は不明ですが、本作の少し前なのではないかと思われます。
(エイジ・オブ・ウルトロンと同じ時系列だと、ガントレットを入手してから何もせず3年くらい経ったことになってしまいます。)
サノスは部下ロナンの失敗(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)の舞台は2014年)から4年くらい経って、ようやくストーンを自力で回収しようと心を決めたと考えられます。
本作ではおよそ1週間で一気に6つのストーンを回収。
「サノスはすでにパワー・ストーンを奪った。つい先週のことだ」
――ソー
このように、最初にパワー・ストーンを奪い、あとの5つは24時間以内ですべて回収。
24時間以内というのは、本作序盤のニューヨークの戦い~ラストのワカンダでの指パッチンまでの時間経過が、24時間以内の出来事と考えられているからです。
【続編エンドゲームのネタバレ注意】サノスは自分だけをデシメーション(半数を消すこと)の対象から外していた可能性も
サノスは生命の半数をランダムに消す、と言っているので、その通りだとするとサノス自身も50/50の確率で消えることになります。
本作では、たまたま消えなかったという解釈ももちろんできます。
しかし、サノスが「自分だけは消えないこと」としていた可能性も考えられます。
ただしここからの内容はあくまで推測であり、今後の公式発表によって否定される可能性も多々あります。
現時点では、サノスは計画を語るときに「自分が対象に入るか」に関して全く触れていないので本当のところは分かりません。
それでは「サノスが自分だけをデシメーションの対象から外していた?」と思えるポイントをご紹介します。
①ドクター・ストレンジに指パッチンのあとの予定を聞かれて、普通に答えている
「そのあとは?」
――ドクター・ストレンジ「ようやく休める。新たな宇宙の夜明けを眺めるさ」
――サノス
自分が消えるかもしれないことを、あまり想定してなさそうです。
ここからの2つは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のネタバレを含みます。
未鑑賞の方はご注意ください!
②ストーンを破壊するという任務が残っている
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で、サノスはデシメーションに使った後は6つのストーンすべてを破壊していました。
計画の締めとしてストーンの破壊を考えていたとしたら、自分が消滅した場合計画が不完全に終わってしまいます。
③サノスの体が消滅してインフィニティ・ガントレットが残るならば、それを誰かに使用されて……
もしサノスが消滅した場合、インフィニティ・ガントレットが取り残されるということもあり得ます。
(ただしバッキ―は義手ごと消滅していました。)
そのガントレットをアベンジャーズが使ったら、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のブルース(ハルク)と同じことができてしまいます。
しかしそんなパターンは起こりえません。
なぜならドクター・ストレンジの見た未来で「勝ち」のパターンは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の展開1つのみ。
ということは、「サノスが消滅してインフィニティ・ガントレットが取り残される」という未来は起こらない、すなわち「サノスが消滅する」という未来は起こらない……?と考えられます。
ただ、「サノスが消滅して、インフィニティ・ガントレットはなぜか使用不可能」という未来はあったかもしれません。
以上『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の考察でした。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の登場人物(キャラクター)一覧まとめ

ワカンダに来たソーたち :© 2018 - Marvel Studios
ここでは、アベンジャーズシリーズに初登場したキャラクターを紹介します。
これまでに登場していた人物は、前作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)の記事をご覧ください。
ここで紹介するキャラクターは下記の通りです。
②スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ(演:ベネディクト・カンバーバッチ)日本語吹替:三上哲
③ウォン(演:ベネディクト・ウォン)日本語吹替:田中美央
④ ティ・チャラ/ブラックパンサー(演:チャドウィック・ボーズマン)日本語吹替:田村真
⑤シュリ(演:レティーシャ・ライト)日本語吹替:百田夏菜子
⑥オコエ(演:ダナイ・グリラ)日本語吹替:斎賀みつき
⑦ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ/ウィンター・ソルジャー/ホワイトウルフ(演:セバスチャン・スタン)日本語吹替:白石充
⑧《ガーディアンズ》ピーター・ジェイソン・クイル/スター・ロード(演:クリス・プラット)日本語吹替:山寺宏一
⑨《ガーディアンズ》ガモーラ(演:ゾーイ・サルダナ)日本語吹替:朴璐美
⑩《ガーディアンズ》ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)日本語吹替:加藤浩次
⑪《ガーディアンズ》グルート(声:ヴィン・ディーゼル)日本語吹替:遠藤憲一
⑫《ガーディアンズ》ドラックス(演:デイヴ・バウティスタ)日本語吹替:楠見尚己
⑬《ガーディアンズ》マンティス(演:ポム・クレメンティエフ)日本語吹替:秋元才加
⑭ネビュラ(演:カレン・ギラン)日本語吹替:森夏姫
⑮タニリーア・ティヴァン/コレクター(演:ベニチオ・デル・トロ)日本語吹替:石住昭彦
⑯ヘイムダル(演:イドリス・エルバ)日本語吹替:斉藤次郎
⑰ネッド・リーズ(演ジェイコブ・バタロン)日本語吹替:吉田ウーロン太
⑱サディアス・“サンダーボルト”・ロス(演:ウィリアム・ハート)日本語吹替:菅生隆之
⑲ヨハン・シュミット/レッドスカル/ストーンキーパー(演:ロス・マーカンド)日本語吹替:山路和弘
⑳エイトリ(演:ピーター・ディンクレイジ)日本語吹替:北川勝博
それでは見ていきましょう。
ピーター・パーカー/スパイダーマン(演:トム・ホランド)日本語吹替:榎木淳弥

スパイダーマン :© 2018 - Marvel Studios
クモに咬まれたことで超人的な身体能力を得た高校生。
普段は近所の人を守っています。
トニーとは父子のような関係。
本作『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)で晴れてアベンジャーズの一員に。
危険をかえりみず宇宙船に乗り込み、惑星タイタンでサノスを倒す作戦に参加。
スパイダーマンは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でMCUに初登場しアベンジャーズとは合流済み。
単独映画『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)もすでに公開されています。
スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ(演:ベネディクト・カンバーバッチ)日本語吹替:三上哲

ドクター・ストレンジ :© 2018 - Marvel Studios
元天才外科医であり、ミスティック・アーツと呼ばれる魔術を操る魔術師。
単独作『ドクター・ストレンジ』(2016)の主役。
光る円盤状の盾や、円形のワープ魔法(ポータル)が有名ですが、ほかにも多彩な魔術を使えます。
ネックレスとしてアガモットの目(タイム・ストーン)を身に着けており、これも魔術で操作可能。
浮遊マントにより飛行ができます。
プライドの高そうな態度が特徴。
序盤でハルクが宇宙から墜落してきた建物は、ニューヨーク・サンクタムというドクター・ストレンジの本拠地。
ウォン(演:ベネディクト・ウォン)日本語吹替:田中美央

ドクター・ストレンジとウォン :© 2018 - Marvel Studios
ドクター・ストレンジの仲間の魔術師。
序盤の、ニューヨークでのサノスの部下との交戦で活躍。
『ドクター・ストレンジ』(2016)ではメインキャストです。
ティ・チャラ/ブラックパンサー(演:チャドウィック・ボーズマン)日本語吹替:田村真
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オコエとティ・チャラ(ブラックパンサー) :© 2018 - Marvel Studios
ワカンダの国王であり、ブラックパンサー。
超人的な身体能力と、ヴィブラニウム製のハイテクスーツが特徴。
本作ではヴィジョンを守る作戦に協力し、超文明国家ワカンダを最終決戦の場として提供。
ブラックパンサーは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でMCUに初登場。
単独映画『ブラックパンサー』(2018)での主役。
シュリ(演:レティーシャ・ライト)日本語吹替:百田夏菜子

シュリ :© 2018 - Marvel Studios
ティ・チャラ(ブラックパンサー)の妹の天才科学者。
本作では、ヴィジョンの額からマインド・ストーンを切り離す手術を担当。
『ブラックパンサー』(2018)ではメインキャスト。
オコエ(演:ダナイ・グリラ)日本語吹替:斎賀みつき
ワカンダの親衛隊 ドーラ・ミラージュの隊長。
終盤のワカンダでの戦いで活躍。
『ブラックパンサー』(2018)ではメインキャスト。
ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ/ウィンター・ソルジャー/ホワイトウルフ(演:セバスチャン・スタン)日本語吹替:白石充

バッキー :© 2018 - Marvel Studios
スティーブ(キャプテン・アメリカ)の親友であり、元ヒドラの暗殺者。
ワカンダで洗脳状態から回復し、本作では「ホワイトウルフ」と呼ばれていました。
ヴィブラニウム製の義手を新たに装備し、ワカンダでの戦いで活躍。
バッキーは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でアベンジャーズのメンバーと共演済み。
《ガーディアンズ》ピーター・ジェイソン・クイル/スター・ロード(演:クリス・プラット)日本語吹替:山寺宏一

クイルとトニー :© 2018 - Marvel Studios
ガーディアンズのリーダー スター・ロード。
宇宙の傭兵軍団に育てられた、地球人と天界人(セレスティアル)のハーフ。
お調子者で、対話能力の高さが特徴。
本作の、惑星タイタンでの対サノス作戦の考案者。
そしてガモーラが殺されたと判明したことがきっかけで作戦は失敗。
(ドクター・ストレンジはこのことありきで、1通りだけの「勝ち」の未来を見ているので、あながち戦犯というわけではないです。)
「親父がおふくろを殺したから、俺は俺は親父を殺した」
――クイル
これは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)の出来事。
《ガーディアンズ》ガモーラ(演:ゾーイ・サルダナ)日本語吹替:朴璐美

ソー、クイル、ガモーラ :© 2018 - Marvel Studios
サノスに拾われ養子として育てられた暗殺者。
クイル(スター・ロード)の恋人。
虐殺者であるサノスを憎んでいます。
本作では、幼少期のガモーラが、故郷の惑星(ゼホベリ)で虐殺行為をしていたサノスに拾われたシーンも登場。
《ガーディアンズ》ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)日本語吹替:加藤浩次

ロケット :© 2018 - Marvel Studios
見た目はアライグマの姿をしており、遺伝子操作と人工頭脳実験によって作られた生き物。
天才科学者・技術者です。
ガーディアンズに入る前は、先代のグルートと2人で賞金稼ぎをしていました。
トニーやストレンジと似た性格で、対人関係に不器用なタイプ。
《ガーディアンズ》グルート(声:ヴィン・ディーゼル)日本語吹替:遠藤憲一

グルート :© 2018 - Marvel Studios
見た目が木の宇宙人。
本作のグルートは2代目のグルートであり、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)のベビー・グルートと同じ個体です。
「I am Groot(俺はグルート)」としか喋れないのが特徴。
ガーディアンズのメンバーには意味が通じており、なんとソーもグルートの言語を理解可能でした。
本作では反抗期だったグルート。
ソーの新しい武器 ストームブレイカーの柄(持ち手部分)のために自分の腕を差し出しました。
ラストでサノスの指パッチンで消滅する前にロケットに向けて言った「I am Groot」は、「Dad(父さん)」と言っているそうです。
これは『ガーディアンズ』シリーズのジェームズ・ガン監督が明かした設定。
《ガーディアンズ》ドラックス(演:デイヴ・バウティスタ)日本語吹替:楠見尚己

ドラックス :© 2018 - Marvel Studios
怪力で非常に体が強いドラックス。
サノスの部下だったロナンに妻子を殺された過去をもち、強い復讐心を持っています。
性格はかなりの天然。
話が通じない・かみ合わないことが多いです。
《ガーディアンズ》マンティス(演:ポム・クレメンティエフ)日本語吹替:秋元才加

マンティス :© 2018 - Marvel Studios
『ガーディアンズ』シリーズ1作目には登場せず、2作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)で新たにガーディアンズのメンバーになったマンティス。
手で触れた相手の感情が分かる能力(エンパシー)と、触れている間だけ相手の感情を操作できる能力があります。
気絶したソーを起こしたり、惑星タイタンでサノスの頭部に触れて昏睡状態にしていました。
性格はドラックスと同じくらい天然です。
ネビュラ(演:カレン・ギラン)日本語吹替:森夏姫

惑星タイタンでのネビュラ :© 2018 - Marvel Studios
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーではないですが、『ガーディアンズ』シリーズのキャラクターです。
ガモーラと同じくサノスに養子として育てられた暗殺者。
ガモーラの義妹です。
義姉のガモーラに愛憎を抱えていましたが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)で一応和解済み。
ガーディアンズのメンバーとも知り合いです。
子供のころから改造され拷問を受けていたため、サノスを憎んでいます。
本作では、サノスの戦艦サンクチュアリⅡで、分解され尋問を受けているシーンで登場。
サノスを殺そうとして捕まっていたとのこと。
「ネビュラはこの船に潜り込み私を殺そうとした」
――サノス
拷問から解放されると、クイルたちに連絡しガーディアンズを惑星タイタンに向かわせました。
「タイタンで私と合流して」
――ネビュラ
その後、タイタンにいるサノスに宇宙船で特攻。
タニリーア・ティヴァン/コレクター(演:ベニチオ・デル・トロ)日本語吹替:石住昭彦
本作では、惑星ノーウェアでサノスがリアリティ・ストーンで見せた光景に登場したコレクター。
よって、コレクター本人は登場しておらず生死も不明です。
コレクターは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)に登場した、惑星ノーウェアのコレクションルームにいる収集家。
6つあるインフィニティ・ストーンについて、ガーディアンズに説明した人物です。
また、コレクターは『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)以降、リアリティ・ストーンを所持していました。
そのリアリティ・ストーンを、本作でサノスが奪いました。
(実際に奪ったシーンはなく、すでにサノスが持っている、という描写でした。)
ヘイムダル(演:イドリス・エルバ)日本語吹替:斉藤次郎
『マイティ・ソー』シリーズの主要キャラ、アスガルド人。
冒頭の、ソーとロキが乗っていた宇宙船のシーンで登場。
虹の橋 ビフレストを召喚し、ハルクを地球に送りました。
サノスに槍で突き刺され、冒頭で死亡。
「親友は?」
――ロケット
「心臓を貫かれた」
――ソー
ソーはヘイムダルのことを親友と思っていたようです。
ヘイムダルが殺されたシーンでソーは、
お前を殺してやる!
(You're going to die for that)――ソー
と言っているので、ラストでソーがサノスの心臓を狙ったのは、ヘイムダルのこと(心臓を貫かれた)があったからというのも理由の1つとして考えられます。
ネッド・リーズ(演ジェイコブ・バタロン)日本語吹替:吉田ウーロン太
ピーター・パーカー(スパイダーマン)の親友、高校生。
ピーターがスパイダーマンの“中の人”だと知っている協力者です。
サディアス・“サンダーボルト”・ロス(演:ウィリアム・ハート)日本語吹替:菅生隆之
ローディが登場したアベンジャーズ・コンパウンド(アベンジャーズの本部施設)のシーンで、ホログラムとして登場。
陸軍将軍として『インクレディブル・ハルク』(2008)に、アメリカ国務長官として『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)に登場していた人物。
本作でもアメリカ国務長官です。
いつも、ヒーローを取り締まろうとするためヒーローたちと対立関係にあります。
ヨハン・シュミット/レッドスカル/ストーンキーパー(演:ロス・マーカンド)日本語吹替:山路和弘
惑星ヴォーミアでソウル・ストーンの案内人をしていたレッドスカル(ヨハン・シュミット)。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)のメインヴィランだった人物。
宇宙で別人のようになっていましたが、同一人物です。
レッドスカル(ヨハン・シュミット)は、地球人であり、超人血清を投与された強化人間の元ヴィラン。
元ヒドラ(悪の秘密結社)のリーダーです。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)でレッドスカルを演じていたのはヒューゴ・ウィーヴィングでしたが、都合によりキャストが変更されています。
エイトリ(演:ピーター・ディンクレイジ)日本語吹替:北川勝博

エイトリ :© 2018 - Marvel Studios
ソーの斧 ストームブレイカーを作ったニダベリアのシーンで登場。
巨人のドワーフであり、武器を作る鍛冶職人。
サノスのインフィニティ・ガントレットと、ソーのストームブレイカーの製作者。
本作だけに登場するキャラクターです。
「このリングには300人のドワーフが住んでた。
やつの言う通りにすればみなを守れるかと。
サノスの注文に応じた」
「作ったんだ、ストーンのパワーを利用できる装置を。」
「なのに皆殺しにされた、俺だけを残して」
――エイトリ
以上『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の登場人物(キャラクター)の紹介でした。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)のヴィラン一覧まとめ

タイタン星でのサノス :© 2018 - Marvel Studios
ここでは、『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)のヴィランを紹介します。
ここで紹介するキャラクターは下記の通りです。
②《ブラック・オーダー》エボニー・マウ(演:トム・ヴォーン=ローラー)日本語吹替:いずみ尚
③《ブラック・オーダー》カル・オブシディアン(演:テリー・ノタリー)
④《ブラック・オーダー》プロキシマ・ミッドナイト(演:キャリー・クーン)日本語吹替:鷄冠井美智子
⑤《ブラック・オーダー》コーヴァス・グレイブ(演 - マイケル・ジェームズ・ショウ)日本語吹替:山岸治雄
⑥アウトライダー
それでは見ていきましょう。
サノス(演:ジョシュ・ブローリン)日本語吹替:銀河万丈

サノス :© 2018 - Marvel Studios
宇宙最恐のヴィランであり、虐殺者。
本作終盤の宇宙での決戦の舞台になった、滅亡した惑星タイタンの出身。
これまでのMCUシリーズでは裏から糸を引いていましたが、満を持してメインキャラとして登場。
生命の半数を殺すことに執着し、ストーンを手に入れる以前から大量虐殺を繰り返しています。
本作の冒頭のソーの乗った宇宙船のシーンでも、実はアスガルド人の半数を殺しています。
ただしサノスにとって都合が悪い場合皆殺しにするようで、サノスの持論はあまり考慮の必要はなさそうです。
(サノスはニダベリアのドワーフたちをエイトリ以外全員殺しています。)
コミックでは、実在する土星の衛星 タイタンが故郷という設定ですが、MCU映画版ではタイタンは惑星に変更。
そのため、本作でもタイタンには月(=衛星)が登場しておりサノスが粉砕して攻撃に使用しました。
《ブラック・オーダー》エボニー・マウ(演:トム・ヴォーン=ローラー)日本語吹替:いずみ尚

エボニー・マウ :© 2018 - Marvel Studios
ここからはサノスの部下 通称「ブラック・オーダー」の4人を紹介します。
エボニー・マウは、老人のような見た目をしており、テレキネシスなどの魔法が使えます。
序盤、ニューヨークでドクター・ストレンジたちと交戦。
リング状の宇宙船 Qシップのなかで、ストレンジを針で拷問にかけていたところを、ピーター(スパイダーマン)とトニーの作戦によって宇宙に放り出されて死亡。
《ブラック・オーダー》カル・オブシディアン(演:テリー・ノタリー)
サノスと同じくらい大きい巨人のような宇宙人。
ニューヨークでトニーたちと交戦。
ポータル(光る輪でワープできる魔術)で南極に飛ばされ、切断された腕だけがニューヨークに転がってきていました。
終盤、ワカンダに登場した際には、腕は修復されていました。
ブルース(ハルク)との戦闘中、ハルクバスターの片腕のパーツを着けられ上空に飛ばされて、ワカンダのドームに衝突し爆死。
《ブラック・オーダー》プロキシマ・ミッドナイト(演:キャリー・クーン)日本語吹替:鷄冠井美智子

プロキシマ・ミッドナイト :© 2018 - Marvel Studios
黒髪の女性のような見た目で、目の周りを黒く塗っている宇宙人。
ワカンダの戦いでナターシャ、ワンダ、オコエと戦い、ナターシャに「あいつ最悪」と言われていた敵。
ブラック・オーダーのメンバーで唯一性別が女性です。
序盤、スコットランドでヴィジョンたちを襲撃し、スティーブ(キャプテン・アメリカ)たちと交戦。
ワカンダの戦いでワンダに魔法で飛ばされ、巨大な車輪型の兵器 スレッシャーに轢かれて死亡。
《ブラック・オーダー》コーヴァス・グレイブ(演 - マイケル・ジェームズ・ショウ)日本語吹替:山岸治雄

コーヴァス・グレイブ :© 2018 - Marvel Studios
大きい槍を持っていて、黒のフードをかぶっている宇宙人。
序盤のスコットランドのシーンで、ヴィジョンを槍で突き刺し重症を負わせました。
終盤、ワカンダ屋外の森でも、再度槍でヴィジョンを突き刺しました。
そしてヴィジョンに自分の槍で突き刺されて死亡。
ワカンダのヴィジョンの手術をしていた部屋の前に突然現れシュリたちを攻撃し、ヴィジョンとともに窓を割って屋外に墜落したのもコーヴァス・グレイブです。
また、コーヴァス・グレイブの槍には、特殊なパワーがあります。
「あの刃物……体の密度をコントロールできなかった」
――ヴィジョン
ヴィジョンのマインド・ストーンのエネルギー・ビームを防御する力もあります。(スコットランドでの戦闘シーンより)
冒頭、サノスがヘイムダルを殺すのに使ったのも、この槍です。
アウトライダー
ワカンダで大量に登場した犬のエイリアン。
サノスとブラック・オーダーの手下です。
以上『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)のヴィランの紹介でした。

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『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の用語集!設定を解説 6つのインフィニティ・ストーンとは?

サノス :© 2018 - Marvel Studios
ここからは、『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の登場アイテムの用語、設定を解説します。
ここで紹介するのは下記の11個のポイント。
②インフィニティ・ガントレット
③ソーの斧 ストームブレイカー
④虹の橋 ビフレスト
⑤アイアンマンの新アーマー マーク50
⑥アイアン・スパイダー・アーマー
⑦ワカンダの盾(キャプテン・アメリカの新しい盾)
⑧ハルクバスター(マーク48/ハルクバスター・マーク2)
⑨スレッシャー
⑩登場した宇宙船一覧
⑪舞台になった惑星一覧
それでは見ていきましょう。
インフィニティ・ストーン一覧
最重要アイテムである6つのインフィニティ・ストーン。
ここでは下記の順にわけて解説します。
②サノスが使用するストーンの能力は色で見分ける
③ガントレットに装備することでストーンの能力をさらに発揮できる
④スペース・ストーン/空間《青》
⑤マインド・ストーン/精神《黄》
⑥リアリティ・ストーン/現実《赤》
⑦パワー・ストーン/力《紫》
⑧タイム・ストーン/時間《緑》
⑨ソウル・ストーン/魂《オレンジ》
それでは見ていきましょう。
インフィニティ・ストーンとは何?
インフィニティ・ストーンとは、宇宙の特異点の残骸が結晶になったもの。
このことは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)で説明されていました。
本作でも、魔術師のウォンが、
「ビッグバンとともに6つの結晶が生まれた。インフィニティ・ストーンだ」
――ウォン
と説明。
サノスが使用するストーンの能力は色で見分ける
ストーンにはそれぞれ特有の色があり、そのストーンを使っているシーンで能力エフェクトの色としても使われるので、色に注目するとサノスがどのストーンの能力を使っているのか分かりやすいです。
例えば、“パワー・ストーンによる爆発は紫色の炎で表現”など。
また、使っているストーンは、ガントレットに装着されたストーンの部分が明るく光っているので、サノスの手にも注目するとさらに分かりやすいです。
ガントレットに装備することでストーンの能力をさらに発揮できる
インフィニティ・ガントレットにストーンをはめ込むと、本来のストーンの力から派生する強力な魔法のような力が使えます。
それではそれぞれのストーンの情報を見ていきましょう。
スペース・ストーン/空間《青》

4次元キューブ(『アベンジャーズ』より):© 2011 Marvel
『アベンジャーズ』(2012)、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)の重要アイテム 4次元キューブ(テッセラクト)がスペース・ストーンです。
4次元キューブは、『マイティ・ソー』シリーズでも登場。(『マイティ・ソー』(2011)、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017))
スペース・ストーンの登場シーン、どうやって手に入れた?
本作冒頭でサノスはロキから4次元キューブを奪いました。
サノスが4次元キューブを握って壊し、初めて中身のスペース・ストーンが登場。
スペース・ストーンの本来の能力
4次元キューブ(スペース・ストーン)は、ワームホールを開き、遠くに移動できる能力があります。
『アベンジャーズ』(2012)、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)で使用。
ガントレットに装備した場合の能力、サノスの使用例
ガントレットにスペース・ストーンを装備すると、ワープの能力が使えます。
サノスは、惑星ヴォーミアや惑星タイタン、地球へと自由にワープしていました。
また、ガントレットに装備するとテレキネシスと同等の能力が使えます。
サノスはナイフで刺そうとしてきたロキを止めておくのにもスペース・ストーンの能力を使用。
マインド・ストーン/精神《黄》
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ロキの杖(セプター) (『アベンジャーズ』より) :© 2011 Marvel
『アベンジャーズ』(2012)ではロキの杖(セプター)として、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)以降はヴィジョンの額のストーンとして登場するマインド・ストーン。
ロキの杖の宝石は水色でしたが、中身のマインド・ストーンは黄色です。
また、マインド・ストーンとヴィジョンは神経が繋がっています。
手術せずにマインド・ストーンを単純に取り外すとヴィジョンは死亡するという設定でした。
「(取り外しは)できるけど、数にして2兆以上のニューロンがある。」
――シュリ
マインド・ストーンの登場シーン、どうやって手に入れた?
マインド・ストーン自体が初めて登場したのは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)。
ロキの杖(セプター)の宝石部分からマインド・ストーンが登場し、ヴィジョンの額に埋め込まれました。
本作終盤では、ワンダの魔法によってマインド・ストーンは1度は粉々に破壊。
しかしサノスがタイム・ストーンを使って時間を巻き戻しストーンを復元。
生き返ったヴィジョンの額からサノスが マインド・ストーンを掴み取り、ヴィジョンは再度死亡。
マインド・ストーンの本来の能力
ロキの杖(セプター)で相手に触れると、マインドコントロールができます。
『アベンジャーズ』(2012)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で使用。
ガントレットに装備した場合の能力、サノスの使用例
最後に入手したため指パッチン以外の使用例が不明。
リアリティ・ストーン/現実《赤》

エーテル (『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』より) :© 2013 - Marvel Studios
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)の重要アイテム エーテルがリアリティ・ストーンです。
もともとの見た目は石ではなく赤黒い液体。
リアリティ・ストーンの登場シーン、どうやって手に入れた?
ガーディアンズが、ノーウェアのコレクションルームに到着する前に、サノスがすでにリアリティ・ストーンを手に入れていていました。
具体的にどうやってコレクターから奪ったのかは不明。
サノスがリアリティ・ストーンで見せた光景は虚構でしたが、ガーディアンズが到着する前にコレクターからストーンを奪ったこと自体は事実です。
なぜリアリティ・ストーンをコレクターが持っている?
コレクターがリアリティ・ストーンを持っているのは、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)の本編終了後の映像でわかります。
アスガルド人のヴォルスタッグとシフが、コレクターにエーテル(リアリティ・ストーン)を預けていました。
またこのことを本作でもソーが説明していました。
「ここ何年か、コレクターという男がリアリティ・ストーンをそこで安全に保管しているからだ」
――ソー「安全なもんか。コレクターなんかに預けるのは大馬鹿だ」
――クイル
ガーディアンズも、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)でコレクターにオーブ(パワー・ストーン)を穏便に預けようとして失敗しているので、クイルはコレクターに預けたことをバッシング。
リアリティ・ストーンの本来の能力
エーテルは「物質を暗黒物質(ダークマター)に変える」という力があります。
エーテルを体に吸収した人は、エーテルに寄生された状態に。
エーテルを体に吸収すると、エーテルの力を自由に操れるようになり、世界に暗闇をもたらすことができます。
攻撃として、黒い液状のビームも出せます。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)で使用。
ガントレットに装備した場合の能力、サノスの使用例
現実を思い通りに改変する能力や、見せたい光景を見せる能力があります。
サノスはコレクションルームをすでに崩壊させたことをガーディアンズにばれないようにするために使用。
クイルの銃をシャボン玉を打つように改変したり、ガモーラの自殺を邪魔するためにナイフをシャボン玉に変えていました。
栄えていたころの惑星タイタンの光景も見せるのにも使用。
パワー・ストーン/力《紫》

オーブ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』より):© 2014 - Marvel Studio
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)の重要アイテム オーブがパワー・ストーンです。
パワー・ストーンの登場シーン、どうやって手に入れた?
パワー・ストーンが初めて登場したのは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)。
そして、パワー・ストーンを保管していたノバ軍(宇宙のノバ帝国の警察・軍組織)から、サノスが奪いました。
冒頭、ソーたちの宇宙船のシーンですでに、サノスはパワー・ストーンをガントレットにはめていました。
「サノスはすでにパワー・ストーンを奪った。つい先週のことだ。ザンダー星(※)を滅ぼした」
――ソー
(※ザンダー星はノバ帝国の首都の惑星。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)の主要舞台の1つ。)
パワー・ストーンの本来の能力
パワー・ストーンは、触れただけで人が爆死するような危険なストーンです。
惑星ごと崩壊させる能力もあります。
ソーは、サノスにパワー・ストーンを押し当てられていましたが、何とか生きていました。
ガントレットに装備した場合の能力、サノスの使用例
サノスは、パワー・ストーンを使い、ソーたちが乗っていた宇宙船ステイツマンを粉々に爆破。
その他多数の場面で、爆破力や衝撃波を攻撃に使用。
タイム・ストーン/時間《緑》

アガモットの目(『ドクター・ストレンジ』より):© 2015 - Marvel Studios
『ドクター・ストレンジ』(2016)の重要アイテム アガモットの目がタイム・ストーンです。
アガモットの目は、ドクター・ストレンジが身に着けているネックレス。
タイム・ストーンの登場シーン、どうやって手に入れた?

タイム・ストーン :© 2018 - Marvel Studios
ドクター・ストレンジは、惑星タイタンの戦いでサノスにタイム・ストーンを敢えて渡しました。
はじめはタイム・ストーンを渡さないと明言していたストレンジ。
未来を見て、サノスにタイム・ストーンを渡すのが唯一の道だと知ったため渡すことに。
「サノスが6個欲しいっていうなら、ここにあるやつを捨てたらどうだ」
――トニー「それはできない」
――ドクター・ストレンジ
「タイム・ストーンを守るという誓いは変えられない。サノスに立ち向かう唯一のカギだ」
――ドクター・ストレンジ
「君(トニー)か少年(スパイダーマン)かタイム・ストーン、1つしか守れない事態になったら、私は容赦なく君と少年を見捨てる」
――ドクター・ストレンジ
「他に道はなかった」
――ドクター・ストレンジ
タイム・ストーンの本来の能力
時間を操作する能力があります。
ドクター・ストレンジは魔術を用いてタイム・ストーンを使用できます。
ガントレットに装備した場合の能力、サノスの使用例
タイム・ストーンは、ガントレットに装備しても、もともととほぼ同じ能力のままです。
ストレンジが魔術によってタイム・ストーンを使っているときと同様の緑の円盤が現れ、時間を巻き戻す時間操作が可能。
サノスはヴィジョンのマインド・ストーンが破壊されたのを復元するために使用。
ソウル・ストーン/魂《オレンジ》
本作で初めて登場したソウル・ストーン。
ただし『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)で6つのストーンを説明するときに画像としては登場済み。
謎の多いストーンです。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)のメインヴィラン レッドスカルが、なぜかソウル・ストーンへの案内人になっていました。
「ソウル・ストーンはだれも見たことがない。どこにあるかもわからない」
――ソー
「ソウル・ストーンはインフィニティ・ストーンのなかでも特別」
――レッドスカル
ソウル・ストーンの登場シーン、どうやって手に入れた?
ガモーラは、ソウル・ストーンが惑星ヴォーミアにあると知っていました。
サノスに義妹のネビュラを拷問され耐え切れなかったガモーラが、サノスにヴォーミアにあると教えました。
ソウル・ストーンは、愛するものを犠牲にすることで手に入れられるストーン。
サノスは、愛する義理の娘 ガモーラを崖下に突き落とし、ソウル・ストーンを入手。
「持ち主となるものがストーンの力を十分に理解することだ。
このストーンは犠牲を求める。
ストーンを手にするためには、愛するものを手ばなさねばならない。
魂(ソウル)には魂を」
――レッドスカル
ガモーラはソウル・ストーンのありかを知っていたがサノスに隠していた
「私はサノスも知らないことを知ってる」
――ガモーラ
とガモーラが言っていたのは、
「ソウル・ストーンのありかをしめす地図を私が見つけて灰にした」
――ガモーラ(ネビュラの記憶の映像)
という、「ソウル・ストーンのありかを見つけていた」こと。
ガモーラとネビュラは、サノスがストーンを集めるのを妨害したがっていたようで、本作でサノスにそれがバレました。
「だからお前(ガモーラ)にソウル・ストーン探しを任せた」
「見つけていたのに、嘘をついた」
――サノス
ソウル・ストーンの本来の能力
ソウル・ストーンは謎が多く、能力もよく分かりません。
ガントレットに装備した場合の能力、サノスの使用例
指パッチンをした直後、サノスはソウル・ストーンの世界であるソウルワールドに飛ばされていました。
またサノスの戦闘中にもガントレットのソウル・ストーンが光っているシーンがあり、攻撃にも役立つようです。
インフィニティ・ガントレット
インフィニティ・ガントレットにストーンをはめ込むと、ストーンの能力を用いて魔法のような力が使えます。
6つのストーンすべてを装備すると、指パッチンすることで希望通りの魔法が使えます。
サノスは生命の半分を消滅させることに使用。
ソーの斧 ストームブレイカー
ソーが「サノスを殺す武器」としてドワーフのエイトリに作ってもらった斧。
インフィニティ・ガントレットのビームを打ち破り、サノスの体を刺せるほど強力。
虹の橋 ビフレストも出せます。
「アスガルドいちの武器だ。ビフレストを呼び出すこともできるはず」
――エイトリ
ソーがハンマー ムジョルニアを持っていないのは、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)で破壊されたため。
虹の橋 ビフレスト
主に『マイティ・ソー』シリーズで登場するシステムであり、地球などの遠くの世界へ行ける移動装置。
進路は虹色の直線の光で表現されています。
ハルクは、ビフレストを使って地球に帰還し、ストレンジのもとに墜落。
ストームブレイカーもビフレストを召喚できるので、ソーとロケットたちはニダベリアから地球のワカンダに到着できました。
アイアンマンの新アーマー マーク50
本作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のアイアンマンのスーツは、マーク50。
トニーの胸部の三角形の装置に常時格納されているナノテクアーマー。
「子供が欲しいなら、こんなのつける?」
――ペッパー「格納ユニットさ、ナノ粒子の。取り外し可能だし」
――トニー
「それどっから出てきた?」
――ブルース「ナノテクだ。いいだろ?」
――トニー
アイアン・スパイダー・アーマー
トニーがピーターのために作っていたスパイダーマンのスーツ。
アベンジャーズの施設アベンジャーズ・コンパウンドに保管。
「17A」というコードがふられています。
「17のAをロック解除」
――トニー
トニーは大気圏外までスーツを飛ばして、ピーターを助けました。
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)のときに作られていたスーツです。
ワカンダの盾(キャプテン・アメリカの新しい盾)

ワカンダの盾 :© 2018 - Marvel Studios
両腕に装着する尖った形の盾。
ワカンダでの戦いの開始時にワカンダから提供されたもの。
いつも使っている円形の盾と同様に、ヴィブラニウム製です。
ハルクバスター(マーク48/ハルクバスター・マーク2)
ハルクに変身できなかったので、ワカンダの戦いでブルースが装着。
ハルクバスター・マーク1は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でトニーが使用しハルクと戦ったスーツ。
「これはハルクをぶちのめしたスーツだ」
――ブルース
スレッシャー
ワカンダの戦いで登場した、回転する車輪型の巨大兵器。
登場した宇宙船一覧
ここで紹介する宇宙船は下記の6つ。
②サンクチュアリⅡ
③Qシップ
④アウトライダー・ドロップシップ
⑤ベネター号
⑥ネクロクラフト
それでは見ていきましょう。
ステイツマン
ソーやロキなど、アスガルド人が乗っていた宇宙船。
冒頭でサノスに襲撃され、破壊されました。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)の最後で登場していた宇宙船であり、本作冒頭の時系列は『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)の直後です。
サンクチュアリⅡ
サノスの非常に巨大な宇宙船。
サノスとガモーラが会話していたシーンや、ネビュラが分解され拷問されていたシーンは、サンクチュアリⅡの船内のシーンです。
こちらも『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)の本編終了後の映像で、すでに登場していました。
Qシップ

Qシップ :© 2018 - Marvel Studios
サノスの部下が使用するリング状の宇宙船。
サノスの宇宙船サンクチュアリⅡにひっつけるようになっています。
本作では主に2つのQシップが登場。
また宇宙のシーンでは多数のQシップが映っていました。
自動操縦機能があり、トニーたちを惑星タイタンに連れていきました。
「コースを自動修正してるようだ」
――トニー
しかし着陸には手動操縦が必要。
ニューヨークに降下したQシップ
エボニー・マウとカル・オブシディアンが乗っていたもの。
ストレンジが捕らえられ、ピーター・パーカー(スパイダーマン)、トニーが乗り込んだ宇宙船です。
惑星タイタンに墜落時に破損。
スコットランドに降下したQシップ
ヴィジョンを襲いに来たプロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイブが、戦闘後に乗って逃げたもの。
ワカンダ戦の際にサノスの手下たちを運搬したQシップ
宇宙からアウトライダー・ドロップシップをワカンダに向けて放ったQシップ。
スコットランドに降下したQシップと同一のものと言われています。
アウトライダー・ドロップシップ
犬のようなサノスの手下たち(アウトライダー)が大量に詰め込まれている三角形の運搬装置。
ワカンダでの戦いで襲来。
最初の1隻はワカンダのバリアにぶつかって爆散。
5隻が周囲の森に着陸し、そこから多数のアウトライダーが登場。
ベネター号

ベネター号 :© 2018 - Marvel Studios
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの宇宙船。
『ガーディアンズ』シリーズで有名なミラノ号は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)で墜落し破損。
本作では新しい宇宙船ベネター号を使用しています。
『ガーディアンズ』シリーズ1・2作目の出来事から本作までのあいだに4年ほど経過しており、実はかなりの空白期間があります。
ネクロクラフト
サノスの部下たちが普段から使用している丸い小型宇宙船。
本作では、ネビュラがタイタンにいるサノスに突撃するのに使用。
舞台になった惑星一覧
舞台になった惑星、宇宙領域4つを紹介します。
②ニダベリア
③ヴォーミア
④タイタン
それでは見ていきましょう。
ノーウェア

コレクションルーム :© 2018 - Marvel Studios
コレクター(タニリーア・ティヴァン)がいる惑星。
コレクションルームがあり、リアリティ・ストーンが保管されていました。
本作では、ガーディアンズのクイルたちが到着する前に、サノスに襲撃を受けていました。
ノーウェアは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)の主要舞台の1つとして登場済み。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)の本編終了後の映像でも、ヴォルスタッグとシフがコレクターにエーテル(リアリティ・ストーン)を預けに行くシーンでノーウェアを訪問。
ニダベリア

ニダベリア :© 2018 - Marvel Studios
中性子星の周りに複数のリングが浮かんでいる場所。
『マイティ・ソー』シリーズの、虹の橋 ビフレストで移動できる“9つの世界”の1つ。
ちなみに地球も“9つの世界”の1つでありミッドガルドと呼ばれています。
鍛冶職人のドワーフが住んでいて、武器を製造。
ソーのハンマー ムジョルニアもニダベリアで作られたもの。
ガーディアンズのロケットは伝説の場所と言っていました。
「ニダベリアは実在するのか? 伝説の場所だろ。
この宇宙をメッタメタにできる最強の武器を作ってる」
――ロケット
「ニダベリアで作られた武器は中性子星並みのパワーだ。
俺のハンマーもあそこで生み出された」
――ソー
ヴォーミア
ソウル・ストーンがある暗い惑星。
レッドスカルがストーンの案内人をしています。
タイタン
トニーやドクター・ストレンジ、クイルたちがサノスと戦った惑星。
サノスの故郷です。
人口が増えすぎて滅び、無人の星に。
以上『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の用語、設定の解説でした。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の疑問、伏線やアベンジャーズとの繋がり
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スパイダーマン(ピーター・パーカー) :© 2018 - Marvel Studios
ここからは、『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の疑問や伏線を解説します。
ここで紹介するのは下記のポイント。
それでは見ていきましょう。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説①:マイティ・ソーバトルロイヤルとのつながり、4次元キューブ(テッセラクト)を奪うサノス
本作の冒頭シーンは『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)の直後からスタート。
ここでは下記の2つのポイントを解説します。
②アスガルド船団が襲われた理由を解説
それぞれ見ていきましょう。
サノスはなぜインフィニティ・ストーンを集めているのかを解説
インフィニティ・ストーンを6つ集めると、簡単に虐殺ができるため。
ガントレットに6つのストーンを装備することで、指パッチンするだけで生命の半分を消せます。
サノスは大量虐殺者なので、一気に殺せる道具を欲しています。
「サノスがやろうとしてることはたった1つ。人口を半分に減らして宇宙の均衡を保つこと」
「あいつが6つのストーンを全部手に入れたら、指を鳴らすだけでそれができる」
――ガモーラ
「6つのストーンがあればこうして指を鳴らすだけで命を消すことができる」
――サノス
また、惑星を襲って半数を殺す行為はすでに開始しています。
「あいつは次から次へと星を襲い、虐殺をくりかえした」
――ガモーラ「俺の星もだ」
――ドラックス
「星々を襲っては、そこの住民の半数を殺して回ってる」
――ブルース
アスガルド船団が襲われた理由を解説
ロキが、スペース・ストーンを内包する4次元キューブ(テッセラクト)を持っていたため。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)で、ロキがアスガルドに保管していた4次元キューブに興味を持っているシーンがありました。
やはりそのとき4次元キューブを持ち出していたということです。
また、ソーの発言より、サノスにはアスガルド人の半数を殺すという目的もあった様子。
「俺の船を破壊し、アスガルド人の半数を虐殺」
――ソー
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説②:NYに襲来したヴィランは何者なのか?
ニューヨークに襲来したのは、サノスの部下 ブラック・オーダーのうち、エボニー・マウとカル・オブシディアン。
ドクター・ストレンジが持っているタイム・ストーンを奪うためにやってきました。
カル・オブシディアンは魔術(ポータル)で南極大陸に飛ばされ腕を失います。
(ただしカル・オブシディアンはワカンダ戦で再登場し、腕も修復。)
エボニー・マウは宇宙船から放出され死亡。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説③:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとのつながり、片目を失ってしまうソー
ソーが片目を失ったのは『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)の出来事が原因。
姉でありヴィランのヘラとの戦いで右目を失いました。
「姉が俺の目を刺した」
――ソー
本作では、ロケットが持っていた義眼を装着。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズにおいて、ロケットは義手や義眼など障がい者の体のパーツを盗むのが趣味という設定になっています。
本作でもバッキーのワカンダ製の義手に興味を示していました。
ロケットの、義眼の入手元は以下の会話の通り。
「コントラクシア星で賭けをして勝ってね」
――ロケット「これをもらったのか?」
――ソー「いや、100クレジットくれた。目は夜そいつの部屋に忍び込んでくすねた」
――ロケット
「コントラクシア星」は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)で少しだけ舞台になった治安の悪そうな惑星。
とくにロケットが訪れていたような伏線はありません。
「クレジット」は宇宙の通貨単位。
また、『ガーディアンズ』シリーズでは、「ユニット」という通貨単位がよく登場しています。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説④:ハルクはどこへ行っていたのか?
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のラストで行方不明になったハルク。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)で宇宙の惑星サカールにいることが発覚。
ソーとともに惑星サカールを脱出し、アスガルド人とともに行動していました。
そのため本作冒頭でアスガルド人たちの宇宙船に乗っていたということです。
サノスと戦ったあと、ヘイムダルによって虹の橋 ビフレストで地球に送られることに。
ナターシャや、アベンジャーズのメンバーと再会するのは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)以来。
また、本作では冒頭のアスガルドの宇宙船以外ではハルクの姿で登場せず。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑤:サノスの部下たちは何者なのか?どこから現れたのか?
サノスの部下たちは、作中で「サノスの子」と言われている4人の宇宙人。
コミックでの呼び名から、「ブラック・オーダー」として有名。
今までにもサノスはMCUシリーズに登場していましたが、ブラック・オーダーの存在はなく、本作で初登場。
ですが、ブラック・オーダーは今まで映画に登場していなかっただけで、実は昔からサノスに仕えていた様子。
エボニー・マウはガモーラの幼少期の回想シーン(ガモーラの故郷の惑星でサノスが虐殺を行うシーン)にも登場していました。
ブラック・オーダーと呼ばれることと関連し、全員が黒に関する名前がついています。
エボニー・マウ ―― エボニー(黒檀、漆黒)
カル・オブシディアン ―― オブシディアン(黒曜石)
プロキシマ・ミッドナイト ―― ミッドナイト(真夜中)
コーヴァス・グレイブ ―― コーヴァス(カラス座)
またコーヴァス・グレイブのグレイブ(槍)は自身の武器を指したもの。
コミックのブラック・オーダーは5人ですが、本作で4人になっているのは“悪の組織はよく4人組であるから”(聖書の黙示録の四騎士のオマージュ)という可能性も。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑥:なぜマインド・ストーンは狙われた?場所はどこにあった?

ワンダとヴィジョン :© 2018 - Marvel Studios
マインド・ストーンはヴィジョンの額に埋め込まれていた黄色のストーン。
序盤では、サノスの部下 ブラック・オーダーのうちプロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイブがスコットランド(イギリス)にいるヴィジョンを襲撃。
しかしスティーブ(キャプテン・アメリカ)たちと戦闘になり回収に失敗し、2人は宇宙船Qシップに向けて浮上していき逃亡。
ちなみに、トニーはヴィジョンの居場所を把握していなかったため、スティーブたちが助けに行くことに。
「ヴィジョンもマインド・ストーンを持ってる。一刻も早く彼と合流しよう」
――ブルース「それが難しくて」
――トニー「2週間前、ヴィジョンの信号が途絶えた」
――トニー「誰ならヴィジョンを探せる?」
――ドクター・ストレンジ「スティーブ・ロジャース」
――トニー
その後、5つのインフィニティ・ストーンを回収したサノスが、最後にマインド・ストーンを奪うため地球のワカンダに登場。
ヴィジョンの額から、マインド・ストーンを奪いました。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑦:惑星ノーウェアでガモーラにサノスはどんな能力を使った?
サノスはリアリティ・ストーンを使い、ガモーラを自殺させないようにナイフをシャボン玉に変えました。
ソウル・ストーンを手に入れるためには愛するものを犠牲にする必要があるので、ガモーラは「自分が死ねばサノスはソウル・ストーンを手に入れられない」と考え自殺を試みました。
それをサノスが妨害。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑧:ヴォーミアで待っていた案内人のレッドスカルとは?
レッドスカル(ヨハン・シュミット)は、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)のメインヴィラン。
地球人であり、超人血清を投与された強化人間です。
ヒドラのリーダーだったレッドスカルは、キャプテン・アメリカとの戦闘中に4次元キューブ(※別名テッセラクト、中身はスペース・ストーン)に触ってしまい、どこかに転送されていくシーンがありました。
本作で、惑星ヴォーミアに転送されていたことが発覚。
「その昔私も、ストーンを探し求め、手にしたことがあるのだ。
だがそのせいで私はここに飛ばされた。
我がものにはならぬ宝(ソウル・ストーン)へと、他者を導いている」
――レッドスカル
「手にしたことがある」と言っているのが『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)の4次元キューブのこと。
また、ヴォーミアに立ち入った人はレッドスカルに身元の情報を知られます。
「私はここへ来る者の、すべてを知ってしまうのだ」
――レッドスカル
本当に個人情報を知る超能力を持つようになっており、本作でもサノスとガモーラの出自を言い当てていました。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑨:ヴォーミアでサノスが受けた試練、ソウルストーンを手に入れるための条件とは?
ソウル・ストーンを手に入れるためには愛するものを犠牲にする必要があります。
「このストーンは犠牲を求める。
ストーンを手にするためには、愛するものを手ばなさねばならない。
魂(ソウル)には魂を」
――レッドスカル
「犠牲」とは、具体的にはヴォーミアの岩山から崖下に愛する人を突き落とすこと。
サノスはガモーラを崖下に投げ飛ばし、ガモーラは岩盤に墜落。
するとサノスは意識を失います。
次に意識を取り戻すと、サノスはヴォーミアの地表の水の中に倒れていました。
そして握った手にソウルストーンが出現していました。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑩:ソーの斧ストームブレイカーはどのようにして完成した?

ソー :© 2018 - Marvel Studios

ストームブレイカーとグルート :© 2018 - Marvel Studios
ニダベリアのドワーフ エイトリが作りました。
そしてグルートが自分の腕を持ち手部分に提供。
そもそも、ニダベリアはサノスに襲われ、星の光が消えていたので、ソーとロケットが修復。
「もう1度工房を動かすんだ。死にかけた星を蘇らせる。」
――エイトリ
乗っていたスペースポッドのエンジンの推進力を利用して、星の周りの凍りついていたリングを動かすと、星に光が復活。
「こんなバカでかいリングだぞ。
これを動かすにはさらにでかいパワーが必要になるんだよ」
――ロケット
しかし衝撃で機械が破損し、しぼりが閉じてしまったので、しぼりをソーが手動で開きました。
「しぼりが閉じて金属を熱せられない」
――エイトリ
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑪:なぜ最終決戦をワカンダで戦うことにした?
ワカンダは、ヴィジョンの額からマインド・ストーンを切り離す手術ができるブラックパンサーの妹 シュリがいて、手術の機材もそろっていたため。
さらにワカンダには、防御のバリア(字幕:ドーム)が張られていて戦士も多数いるのでヴィジョンを守るのに適していました。
「もしストーンを取り出すことができたら、ヴィジョンそのものの人格が残るだろう」
――ブルース「取り出せるの?」
――ナターシャ「無理だ」
――ブルース「いいところがある」(ワカンダのこと)
――スティーブ
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑫:なぜワンダはマインド・ストーンを破壊できる力がある?

ワンダ :© 2018 - Marvel Studios
ワンダは、マインド・ストーンに似た性質のエネルギーを操れるので、マインド・ストーンを破壊できるとヴィジョンが言っています。
「十分なエネルギーを、それもこのストーン自体の性質に似た強力なエネルギーを照射すれば、おそらく分子の結合が崩れ、崩壊する」
――ヴィジョン
ワンダの力がマインド・ストーンと似ているのは、ワンダがロキの杖(マインド・ストーン)を利用した人体実験を受けて超能力を得たため。
このことは、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)の本編終了後のシーンと『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で説明されています。
また、序盤でワンダがマインド・ストーンを魔法で読み取り、
「あなたを感じるだけよ」
(I just feel you.)――ワンダ
と言っていたのが、ヴィジョンの死の前の台詞、
「だが大丈夫。私は傷つかない。君を感じるだけだ(I just feel you.)」
――ヴィジョン
と呼応しています。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑬:なぜサノスはインフィニティ・ガントレットを持っている?
サノスがインフィニティ・ストーンをはめ込んでいたアイテム、インフィニティ・ガントレットについて下記の順に解説します。
②どうやってサノスはインフィニティ・ガントレットを手に入れたのか?
それぞれ見ていきましょう。
インフィニティ・ガントレットとは?
6つのインフィニティ・ストーンを装備できる片手用の金属製グローブ。
ストーンはガントレットに装備されると、ストーンだけで使うときよりも強力に力を発揮します。
「作ったんだ、ストーンのパワーを利用できる装置を」
――エイトリ
どうやってサノスはインフィニティ・ガントレットを手に入れたのか?
サノスは、鍛冶職人のドワーフ エイトリに命令して作らせました。
サノスがインフィニティ・ガントレットを手に入れたのは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の本編終了後のシーンです。
ということは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の時系列は2015年ですが、本編終了後のサノスのシーンの時系列はおそらくもっと後(本作『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の直前あたり)なのではないかと考えられます。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑭:なぜ生き残るものと死んだものは別れた?
アベンジャーズの初期メンバーであるトニー、ソー、スティーブ、ブルース、ナターシャが生存。
これは、続編『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で初期メンバーの活躍を描くため。
本作で登場しなかった初期メンバー ホークアイ(バートン)ももちろん『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)では登場します。
ストーリー上の説明では、サノスによって消滅するのは完全にランダムな半数。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)に登場するヒーローも含め、主要人物22人について消滅の結果を見ると、生存者と消滅者の数はそれぞれ11人ずつ。
ちゃんと半数になっています。
生き残る半数に、たまたまアベンジャーズ初期メンバーが全員入っていたということです。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑮:アベンジャーズシリーズとのつながり、スタンリーの登場シーン
ピーター・パーカー(スパイダーマン)が乗っていたバスの運転手として登場。
「なんだ小僧ども。宇宙船を見たことないのか?」
――スタン・リーのカメオ出演
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑯:アベンジャーズシリーズとの繋がり続編への伏線とは?
ここでは下記の3項目に分けて続編への伏線を解説します。
②アントマン・アンド・ザ・ワスプへの伏線
③エンドゲームへの伏線、ドクター・ストレンジがタイムストーンで見た未来
それでは見ていきましょう。
キャプテン・マーベルへの伏線
エンドロール後の映像で、ニック・フューリーがポケベルを発信していたのは、『キャプテン・マーベル』(2019)への伏線です。
アントマン・アンド・ザ・ワスプへの伏線
本作の直近のMCUシリーズ次作が『アントマン&ワスプ』(2018)。
『アントマン&ワスプ』(2018)の作中の時期設定は、本作『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)と同時期。
アントマン(スコット・ラング)たちもサノスの指パッチンの影響を受けているはずですが果たして……?!
アントマンは、ソコヴィア協定に従ったからという理由で、本作には登場しませんでした。
「バートン(ホークアイ)とスコット(アントマン)は、ソコヴィア協定をのんだの。家族のためにね。今は軟禁状態」
――ナターシャ
エンドゲームへの伏線、ドクター・ストレンジがタイムストーンで見た未来
ドクター・ストレンジは、タイム・ストーンを使って、起こりうる未来1400万605通りをすべて見てきました。
なので、ドクター・ストレンジはエンドゲームのラストまでの展開を知った上で行動しています。
「時を超えてた。変化した未来を見てきた。来るべき戦いがもたらすすべての可能性を。」
――ドクター・ストレンジ「いくつ見たんだ?」
――クイル「1400万605だ」
――ドクター・ストレンジ「こっちが勝ったのは?」
――トニー「1つだ」
――ドクター・ストレンジ
また、本作の台詞に「エンドゲーム」という言葉が登場。
「なぜ(タイム・ストーンを)渡した?」
――トニー「We're in the endgame now.」
(字幕:あとがなくなったな)
(吹替:いよいよ正念場だな)
――ドクター・ストレンジ
「エンドゲーム」という言葉が登場したのはこれが2度目。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でもトニーの台詞で「エンドゲーム」が使われていました。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑰:なぜ惑星タイタンで戦っている?
もともとサノスが部下たちに惑星タイタンに帰れと命じていたから。
「地球にあと2つストーンがある。タイタンへ持ち帰れ」
――サノス
またトニーも地球で戦うよりも宇宙のほうがいいかもしれない(わからないが)と考えていました。
「地球で戦うのとよそで戦うのとどちらがいいかはわからないが、見ただろ、やつらの力を。
今なら奇襲をかけられる。こっちからサノスを倒しに行こう」
――トニー
ちなみにMCUシリーズ過去作でのサノスの拠点は、「サンクチュアリ」と呼ばれる宇宙領域でした。
(サノスの宇宙船の名前はサンクチュアリⅡです。)
故郷の惑星タイタンで活動しているのは本作が初。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑱:サノスが運命に背いたと言っているのは何?
サノスは、タイタンの滅亡を防ぐための虐殺行為をしなかったことを後悔し、「虐殺する運命」だったのに背いたと言っています。
「私はかつて運命に背いた。2度と同じまねはしない。
お前(ガモーラ)のためでも」
――サノス
サノスは、故郷の惑星タイタンでは半数を虐殺していません。
人が増えすぎたタイタンは滅び、あのような無人の荒廃した星になりました。
「タイタンは他の星と同じく人口増加と食糧難にあえいでいた。
だから私は滅びる前に解決法を提案した(offered a solution)」
――サノス
日本語の台詞で「手を打った」と言っていますが、サノスはタイタンでは何も実行していません。
「虐殺か」
――ドクター・ストレンジ
ドクター・ストレンジの台詞は、「サノスがしようとしていた“計画”は、虐殺だったんだろ」という指摘。
「無作為にだ。金持ちも貧乏も分け隔てなく。狂人と言われた。予期した未来が実現した」
――サノス
サノスは半数虐殺計画を提案しましたが、狂人と言われ相手にしてもらえませんでした。
「予期した未来」というのは、タイタンの滅亡のこと。
サノスがタイタンで半数を虐殺することではありません。
その後の会話は以下の通り。
「おめでとう。晴れて預言者だ」
――ストレンジ
ストレンジは、サノスがタイタンの滅亡を予測したことを指して「預言者」と言っています。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の伏線解説⑲:指パッチンをしたサノスがいた赤い場所は何?

ソウルワールド :© 2018 - Marvel Studios
ソウルワールドという、ソウル・ストーンの異次元世界。
ソウル・ストーンを手に入れるために犠牲にされた魂は、ソウルワールドに行きます。
本作では、ガモーラの魂が幼いころのガモーラとして登場。
サノスと会話していました。
「やったの?」
――ガモーラ「ああ」
――サノス「何を犠牲にした?」
――ガモーラ「すべてだ」
――サノス
以上『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の疑問、伏線の解説でした。

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サノスの指パッチンの生き残りと死亡者を一覧にして紹介

トニーとピーター :© 2018 - Marvel Studios
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)で生き残った人物と、消滅した人物を解説します。
一部、『アントマン&ワスプ』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のネタバレを含みますのでご注意ください。
②生き残りの登場人物一覧
③指パッチンと関係なく死亡した登場人物一覧
④生存と死亡の基準や条件、死亡フラグなどはあった?
それでは見ていきましょう。
消滅した登場人物一覧(消滅した順に)
地球 ワカンダで消滅した人物
ウィンター・ソルジャー/バッキ―・バーンズ
ブラックパンサー/ティ・チャラ
グルート
スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ
ファルコン/サム・ウィルソン
惑星 タイタンで消滅した人物
マンティス
ドラックス
スター・ロード/ピーター・クイル
ドクター・ストレンジ/スティーヴン・ストレンジ
スパイダーマン/ピーター・パーカー
『アントマン&ワスプ』(2018)の本編終了後のシーン
ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン
ここまでで、消滅したヒーローは計11人です。
ほか、ニック・フューリーとマリア・ヒルも本作の本編終了後のシーンで消滅。
生き残りの登場人物一覧
地球 ワカンダでの生存者
ソー
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース
ハルク/ブルース・バナー
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ
ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ
ロケット
惑星 タイタンでの生存者
アイアンマン/トニー・スターク
ネビュラ
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で登場する生き残った人物
ホークアイ/クリント・バートン
アントマン/スコット・ラング
キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース
こちらも計11人。
指パッチンと関係なく死亡した登場人物一覧
本作ラストのサノスの指パッチンと関係なく、それより以前に死亡していた主要人物は以下の4名。
ヘイムダル
ロキ
ガモーラ
ヴィジョン
この4人は、消滅したのではなく、サノスによって普通に殺されています。
生存と死亡の基準や条件、死亡フラグなどはあった?
ストーリー上の説明では、サノスによって消滅するのはランダムに半数。
さきほど挙げた計22人についてみると、そのうち11人が消滅しているので、ヒーローが一般人よりも多く消滅したりという選別はなさそうです。
アベンジャーズの初期メンバーであるトニー、ソー、スティーブ、ブルース、ナターシャたちは全員生存しています。
生き残る半数に、たまたまアベンジャーズ初期メンバーが全員入っていたということです。
以上、サノスの指パッチンの生き残り・死亡者の一覧でした。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の小ネタ・トリビア・裏話を解説

スティーブとナターシャ :© 2018 - Marvel Studios
ここからは、『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の小ネタ・トリビア・裏話を解説します。
ここでは紹介するのは下記の項目です。
それでは見ていきましょう。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の原作との違いを解説
原作との違い、ソウルストーンを所有しているのはアダム・ウォーロック
アダム・ウォーロックはコミックでのソウルストーンの所有者であり、本作で一瞬登場したソウルワールドの支配者です。
原案コミック『インフィニティ・ガントレット』では、サノスに対抗した重要人物。
また、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)の本編終了後の映像でアダム・ウォーロックのコクーン(繭)がすでに登場済み。
今後MCUに登場することが期待されているキャラクターです。
原作との違い、闇の四天王・サノスの子の違いを解説
サノスの部下は、本作では「サノスの子」と呼ばれていた4人の宇宙人。
原作での彼らは「ブラック・オーダー」という呼び名。
またメンバーの1人カル・オブシディアンは、コミックではブラック・ドワーフという名前。
コミックでの「カル・オブシディアン」という名称は、グループ名「ブラック・オーダー」の別名です。
つまりサノスの部下たちを、「ブラック・オーダー」もしくは「カル・オブシディアン」と呼んでいます。
コミックではあと1人スーパージャイアントというメンバーがいて全部で5人です。
プロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイブは、コミックでは元夫婦です。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の小ネタ・トリビア
移民船ステイツマンの由来の解説
自動車メーカー ホールデン社(オーストラリア)の車の名前から命名。
ステイツマンはソーたちアスガルド人が乗る前はもともとグランドマスターというサカールの独裁者が持っていた船。(『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)の話)
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)に登場した宇宙船は、すべてホールデン社の車の名前がつけられています。
主な原作となった内容
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の原案となったコミックは、『インフィニティ・ガントレット』。
本作と同じく、サノスがインフィニティ・ストーン(コミックではインフィニティ・ジェム)を手に入れ、半数の生命を消し去ります。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の裏話の解説
【ネタバレ対策1】キャストは事前に本編を観ていなかった?
出演したキャストは、自分の登場部分の台本だけを与えられて演技していました。
なので、全体のストーリーを知らないままなのですが、素晴らしい演技を見せています。
そしてなんと、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチだけは本作の脚本をすべて読むことを許可されたそう。
ストレンジがタイム・ストーンで未来を見るという本作のストーリーと現実が同じ展開に。
【ネタバレ対策2】キャストには偽の脚本が配られていた?
さらにネタバレ・流出対策としてフェイクシーン(本編に採用されないシーン)を含んだ台本に沿って撮影を行っています。
以上『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の小ネタ・トリビア・裏話の解説でした。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の順番や時系列は?

ソー :© 2018 - Marvel Studios
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の順番と、事前に見ておいたほうがいい作品を紹介します。
本作の見る順番は?
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で19作目。
『アベンジャーズ』シリーズでは、3作目の作品。
これまでには、『アベンジャーズ』(2012)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の2作が公開されています。
事前に見ておいたほうがいい作品はどれ?
本作『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)でアベンジャーズのメンバーの置かれていた状況は、1作目『アベンジャーズ』(2012)のころとかなり異なります。
地球のアベンジャーズのメンバーの直近の状況を知るには、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の鑑賞がオススメ!
とくに、スティーブとトニーが対立していたことと、スティーブたちが法に触れてしまったお尋ねものとして過ごしてきたことが重要ポイント。
時系列的に直前の出来事である『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)も鑑賞をオススメします!
以上、『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の順番や時系列の解説でした。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の最後は? ラストシーンや結末を解説

サノス :© 2018 - Marvel Studios
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)のラストシーンをご紹介します。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の結末・ラストシーン
サノスが6つのインフィニティ・ストーンを装備したガントレットで指パッチンをし、デシメーション(生命の半数が消滅)が起こりました。
サノスはどこかの農園の惑星で休暇に入りました。
「ようやく休める。新たな宇宙の夜明けを眺めるさ」
(サノスの発言より)
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)のその後は?
サノスとの直接対決に敗れてしまったアベンジャーズ。
消滅を免れたアベンジャーズの初期メンバー(トニー、ソー、スティーブ、ブルース、ナターシャ)は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でサノスに再度立ち向かうことに。
本作で登場しなかったホークアイも、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)では帰ってきます。

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【レビュー】『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の評価・評判

サノス :© 2018 - Marvel Studios
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の低評価、高評価のレビュー、興行収入をそれぞれ紹介します。
【つまらない?】低評価のレビュー
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)は、あまりにも“過去のMCUシリーズを見ていること前提”感が強すぎるので、映画作品としては評価をつけられないというコメントも。
クライマックスを切り取ったようなストーリーなので、本作だけを鑑賞した方は話の中身がないように感じるとのこと。
【面白い?】高評価のレビュー
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)は、絶対に続編エンドゲームを観ずにはいられないと言い切れるほど、凄いところで終わる作品。
多数の超人気ヒーローが集結した本作は、MCUシリーズのファンからは軒並み高評価でした。
興行収入と海外の評価本作
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の世界興行収入は20億ドルを記録。
続編の『アベンジャーズ4/エンドゲーム』(2019)が興収で上回るまでは、MCU作品のなかでも1位の興行収入でした。
試写で鑑賞した海外メディアからも、多くの人気キャラクターを扱った満足度の高さが高評価でした。
『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)の総合評価:アベンジャーズ敗北?!

ナターシャとスティーブ :© 2018 - Marvel Studios
キャラクターの半分が消滅しそのまま終わってしまった『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)。
何度見ても、『アベンジャーズ4/エンドゲーム』(2019)までセットで一気観したくなる傑作です。

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『アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー』(2018)はエンドロール後に本編はある?映し出される最後のマークの意味は?

キャプテン・マーベルのポケベル画面 :© 2018 - Marvel Studios
エンドロール後のシーン(ポストクレジットシーン)で、ニック・フューリー(元S.H.I.E.L.D.長官)とマリア・ヒル(元S.H.I.E.L.D.副長官の女性)が登場。
舞台は、指パッチンが行われたのと同時刻のアトランタ(アメリカ ジョージア州)。
世界中で市民が消滅し、それにより事故が多発。
そしてマリア・ヒルは消滅。
フューリーはキャプテン・マーベルにポケベルで連絡し、その後フューリーも消滅。
ポケベルの画面に、キャプテン・マーベルのロゴマークが登場。
というわけで、『キャプテン・マーベル』(2019)への伏線シーンでした。
また、映像のあとで、「サノスは帰ってくる」のテロップも登場。
これは続編『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)へ向けた予告メッセージ。
エンドロール途中のシーン(ミッドクレジットシーン)はありません。
マーベル映画・MCUの時系列、順番について知りたい方はこちら。
https://minority-hero.com/cinema_recommend/1894/Marvel_series/1894
マーベル映画・MCUの第22弾である『アベンジャーズ4/エンドゲーム』(2019)の考察と解説はこちら。
https://minority-hero.com/cinema_review/Avengers_Endgame/2467/
マーベル映画・MCUの第20弾である『アントマン&ワスプ』(2018)の考察と解説はこちら。
https://minority-hero.com/cinema-review/Ant-Man+and+the+Wasp/6327