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『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の考察と解説!伏線やつながり、ラストとは?【MCU】

あの超大作『アベンジャーズ』(2012)の続編、『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)。

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“ウルトロン”が意味するのは、本作のメインヴィランの名前「ウルトロン」

『アベンジャーズ』(2012)の豪華キャストをそのままに、登場人物たちが再度集結!

また日本語版の吹き替え声優のキャストも続投!

本作では新たに、超能力者の双子がメインキャラに加わり、重要アイテムであるロキの杖が再登場

本記事では『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の、感想と考察や、新登場したキャラクター、続編への伏線や繋がりを解説します!

【『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の評価】

項目 評価 点数
ストーリー ★★★★☆ 70点
配役/キャスト ★★★★☆ 80点
アクションシーン ★★★★★ 90点
イケメン度 ★★★☆☆ 65点
ヒーローたちの日常シーン ★★★★★ 95点
「あとで見直したらすごい!」度 ★★★★★ 95点

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の作品情報


アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (吹替版)

製作年 2015年
原題 Avengers: Age of Ultron
製作国 アメリカ
上映時間 141分
ジャンル アクション
監督 ジョス・ウェドン
脚本 ジョス・ウェドン
主要キャスト ロバート・ダウニー・Jr(トニー・スターク/アイアンマン)/日本語吹替:藤原啓治

クリス・ヘムズワース(ソー)/日本語吹替:三宅健太

マーク・ラファロ(ブルース・バナー/ハルク)/ルー・フェリグノ(ハルクの声)/日本語吹替/宮内敦士

クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ)/日本語吹替:中村悠一

スカーレット・ヨハンソン(ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ)/日本語吹替:米倉涼子

ジェレミー・レナー(クリント・バートン/ホークアイ)/日本語吹替:宮迫博之

エリザベス・オルセン(ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ)/日本語吹替:行成とあ

ポール・ベタニー(J.A.R.V.I.S. (ジャーヴィス)、ヴィジョン)/日本語吹替:加瀬康之

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の概要

コアを守るアベンジャーズ:© 2015 - Marvel Studios

アベンジャーズのメンバーは、ソコヴィアで戦闘任務を行っていた。

ソコヴィアにあるヒドラの基地でロキの杖を手に入れたトニー(アイアンマン)。

トニーが、ロキの杖を利用した人工知能“ウルトロン”のプログラムの構築を試みていた途中、ウルトロンの意識が勝手に誕生し、自分で機械のボディを作ってしまう。

人類を滅亡させようとするウルトロンに立ち向かうため、ウルトロンから横取りした人工生体に新たな人工知能を入れ込もうとしたトニー。

そしてソーの助けのおかげで、人造人間ヴィジョンが誕生する。

そのころウルトロンは、ソコヴィアの大地を浮上させ隕石として墜落させようとしていた。

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『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の感想と考察

冒頭の戦闘シーン:© 2015 - Marvel Studios

『アベンジャーズ』(2012)を超えるアクションシーンが満載の本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)!

ここからは『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の感想ストーリーの考察を紹介します。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の感想

まずは『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の感想を紹介します。

ここでは下記の2つのポイントに分けてご紹介!

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の感想
①『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)には話題になった流行語が多数登場!
②前作『アベンジャーズ』(2012)をはるかに超えてくる怒涛のアクション!

それでは見ていきましょう。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)には話題になった流行語が多数登場!

最終決戦で新入りのメンバー ワンダ(スカーレット・ウィッチ)に向けてホークアイが言った

「外に出たら、君はアベンジャーズだ」

は『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)が生み出した超人気フレーズ!

人外の敵を相手に、“普通の人”として弓と矢だけで戦っている自分の設定についてホークアイが喋る台詞もあり、真面目なのにちょっと面白いシーンに。

またクイックシルバーの口癖

「速すぎて見えなかった?」

や、キャプテン・アメリカが危険な任務の最中なのにトニーの言葉遣いが気になってつい言ってしまった

「言葉が汚いぞ」

などの名言でも注目を浴びた『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)。

このようなミーム、流行語を生みだし大変話題になりました。

前作『アベンジャーズ』(2012)をはるかに超えてくる怒涛のアクション!

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)では、アベンジャーズのメンバー全員が一丸となって戦う豪華なアクションシーンが目白押し!

すでにチームとして出来上がっている彼らの活躍を描いているので、冒頭から出し惜しみなく戦闘シーンが登場。

特に、冒頭で映る、コミックをそのまま実写画像にしたようなカットにも注目!

最終決戦より前にも、映画のハイライトになるような派手なアクションを何度も観ることができます。

画面を飛び回って縦横無尽に戦うヒーローたちの姿に、テンションが上がること間違いなし。

ストーリーはちょっとわかりにくいところも多い本作ですが、アクションシーンの迫力はピカイチです!

以上、『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の感想でした。

【ネタバレ】『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の考察

幻覚の映像のシーンが多く、台詞での説明が要点のみとなっており短いため、やや難しかった『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のストーリーラインについて考察します。

ここでは下記の2つのポイントに分けてご紹介!

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の考察
①アベンジャーズの心の闇が、ストーリーのカギ
②“インフィニティ・サーガ”の中間パート

ではそれぞれ見ていきましょう。

アベンジャーズの心の闇が、ストーリーのカギ

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で起きる出来事は、アベンジャーズのメンバーがワンダに見せられた幻覚の内容から構成されています

宇宙の敵に仲間を皆殺しにされた幻覚を見たトニーは、「対抗するためにウルトロンを開発しなければ」という強迫観念にとりつかれ、ウルトロンを生み出してしまいました

幻覚の内容が気になってしまったソーは突然セルヴィグ博士に会い出掛け、泉の力で夢の内容を確認した結果、ヴィジョンの誕生を助けました

このように、ストーリーの根幹となっている出来事は、ワンダが見せた幻覚の影響とされた出来事なのです。

つまり、『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でのアベンジャーズのメンバーたちは、幻覚を見ていた間以降も、見せられた幻覚から強く影響を受けた行動をとっています。

しかし、あくまで“強く影響を受けている”だけで、幻覚を見たあともマインドコントロールを受けているという描写は特にないので、“登場人物がどうしてその行動をとるのか”という行動原因の把握が難しいです。

例えば、韓国の科学者 チョ博士を実際に思い通りマインドコントロールするシーンでは、ウルトロンはロキの杖を使っていました。

“インフィニティ・サーガ”の中間パート

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)は、MCUシリーズとしての前後作よりも、『アベンジャーズ』シリーズとの関連性のほうが高く、まさに“インフィニティ・サーガ”の中編。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)へ続く流れを形成する展開になっています。

前の項目で述べたように、本作のストーリーの根幹を構成した幻覚の内容は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)とも直接関連する映像。

すなわち、“登場人物がどうしてその行動をとるのか”というストーリー展開を説明する描写と、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)への伏線描写を、全て幻覚シーンで済ませているということに。

本作のストーリーが断片的な事件の羅列のように感じるのはそのためなのかもしれませんが、本作はサーガの中間部分

なので、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)まで完結後の今観返すと、先の展開を強く示唆する内容に驚きます。

以上、『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の考察でした。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の登場人物(キャラクター)一覧まとめ

ワンダを見守るピエトロ:© 2015 - Marvel Studios

ここでは、『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で新登場したキャラクターを紹介しています。

前作『アベンジャーズ』(2012)からの初期メンバー、登場人物につきましては、『アベンジャーズ1』(2012)の記事に載っておりますので、ぜひ併せてご覧ください。

https://minority-hero.com/cinema-review/The-Avengers/12637/

では、新しく登場したキャラクターたちを下記のように分けてご紹介!

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の登場人物(キャラクター)一覧まとめ
①『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)から登場するヒーロー・メインキャラクター一覧
②その他の新登場したサブキャラクター一覧
③ヴィラン・敵のキャスト・登場人物一覧

それでは見ていきましょう。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)から登場するヒーロー・メインキャラクター一覧

まずは、アベンジャーズの仲間であるキャラクター達を紹介します。

ここで紹介させていただくのは、以下の登場人物です。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)から登場するヒーロー・メインキャラクター一覧
①ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(演: エリザベス・オルセン)日本語吹替:行成とあ
②ピエトロ・マキシモフ/クイックシルバー(演: アーロン・テイラー=ジョンソン)日本語吹替:小松史法
③ヴィジョン(演:ポール・ベタニー)日本語吹替:加瀬康之
④J.A.R.V.I.S. (ジャーヴィス)(演:ポール・ベタニー)日本語吹替:加瀬康之
⑤ジェームズ・“ローディ”・ローズ /ウォーマシン(演:ドン・チードル)日本語吹替:目黒光祐
⑥サム・ウィルソン/ファルコン(演:アンソニー・マッキー)日本語吹替:溝端淳平

彼らのうち、ワンダ、ヴィジョン、ローディ(ウォーマシン)、サム(ファルコン)の4人が『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のラストでアベンジャーズのメンバーに加入します。

それでは『アベンジャーズ』シリーズに新たに登場したヒーローたちを見ていきましょう。

ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(演: エリザベス・オルセン)日本語吹替:行成とあ

マキシモフ兄妹:© 2015 - Marvel Studios

超能力者の双子、マキシモフ兄妹

ヴィラン側として登場し、ウルトロンの手下になり、途中からアベンジャーズの仲間に

トニーへの復讐のため、強化人間になる人体実験を受け超能力者になり精神操作やテレキネシスなどの魔法を使える能力があります。

ワンダには、ロキの杖(セプター)によるチョ博士のマインドコントロールを解除する能力もありました。

本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の序盤では、マキシモフ兄妹は、アベンジャーズを殺したいと考えています。

ピエトロとともにウルトロンに呼び出され、アベンジャーズを殺すつもりだと聞き協力。

ウルトロンの手下としてアベンジャーズのメンバーに幻覚を見せましたが、ウルトロンの思考を読み、ウルトロンの野望は「隕石で人類を滅亡させること」と知り、マキシモフ兄妹とウルトロンは敵対

その後はアベンジャーズとともにウルトロンと戦いました。

ピエトロ・マキシモフ/クイックシルバー(演: アーロン・テイラー=ジョンソン)日本語吹替:小松史法

ピエトロ・マキシモフ(クイックシルバー):© 2015 - Marvel Studios

超能力者の双子、マキシモフ兄妹。(最終決戦での台詞より、“12分”年上だそうです。)

境遇などはワンダと同じで、ヴィラン側として登場し、ウルトロンの手下になり、途中からアベンジャーズの仲間に

高速移動の超能力があります。

生意気な性格で、妹のワンダを極度に心配しています。

アベンジャーズとともにウルトロンと戦い、ホークアイをウルトロンの銃撃からかばって死亡

ヴィジョン(演:ポール・ベタニー)日本語吹替:加瀬康之

ヴィジョン:© 2015 - Marvel Studios

本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の途中で誕生アベンジャーズの味方になった人造人間

「私は命の味方です。ウルトロンは違う、すべてを滅ぼす」

「ウルトロンを殺したくはない。彼は特別だ。それに苦しんでいる。だがその苦しみは地球を飲み込む。だから彼を消さねば」

――ヴィジョン

には、インフィニティ・ストーンの1つ マインド・ストーンが装着されています

最終決戦では、ウルトロンの頭部をつかんで意識を書き換え、インターネットから遮断。

最後の1体のウルトロンの人工知能を滅ぼしたのもヴィジョンです。

アベンジャーズのメンバーがだれも持ち上げられなかったソーのハンマー「ムジョルニア」を持ち上げ高潔だと証明。

ヴィジョンを作ったのは、韓国の遺伝生物学者 チョ博士(ウルトロンにマインドコントロールされていた)と、ブルースとトニー、ソー。

ヴィジョンに搭載されている人工知能は、ブルースとトニーがJ.A.R.V.I.S.をもとにして新しく作った人工知能です。

そのため、ヴィジョンはJ.A.R.V.I.S.とは別人ですが、声が同じです

誕生について詳しくは、後述の“【なぜ?】『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の疑問を解説!”の、“ヴィジョンはどうやって誕生した?正体を解説”で解説しています。

J.A.R.V.I.S. (ジャーヴィス)(演:ポール・ベタニー)日本語吹替:加瀬康之

J.A.R.V.I.S. (ジャーヴィス):© 2015 - Marvel Studios

トニーの執事であるAI

本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)ではオレンジ色の3Dホログラムとして登場。

冒頭のソコヴィアでの戦闘シーンでは、いつものようにアイアンマンの補助をしており、アベンジャーズの戦闘機 クインジェットの操縦もしていました。

トニーの台詞より、

「最初はただの言語インターフェイスだったが、今や軍団(アイアン・レギオン)のボス」

と説明されています。

ウルトロンに破壊されたと思われましたが実は隠れて生きていて、記憶を捨て、ウルトロンから核ミサイルの発射コードを守るためネクサス(※)をハッキングしていたと判明。

(※ノルウェー オスロにあるインターネット基地で、「すべてのデータがそこを経由する」と言われています。)

ジェームズ・“ローディ”・ローズ /ウォーマシン(演:ドン・チードル)日本語吹替:目黒光祐

ウォーマシン:© 2015 - Marvel Studios

トニー(アイアンマン)の親友

パーティーのシーンと、浮上したソコヴィアでの最終決戦のシーン、ラストのアベンジャーズの新本部のシーンで登場。

最終決戦では元S.H.I.E.L.D.のメンバーとともに救助作戦に参加。

『アイアンマン』シリーズでは大事なメインキャラであるローディは、アメリカ空軍所属で、トニーの数少ない友人であり、トニーと同じくパワードスーツを着たヒーロー“ウォーマシン”です。

サム・ウィルソン/ファルコン(演:アンソニー・マッキー)日本語吹替:溝端淳平

ファルコン:© 2015 - Marvel Studios

スティーブ(キャプテン・アメリカ)の親友

パーティーのシーンと、ラストのアベンジャーズの新本部のシーンで登場。

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)で初登場したサムは、元パラシュート部隊所属で、機械の翼で空を飛ぶヒーロー“ファルコン”です。

その他の新登場したサブキャラクター一覧

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で新たに登場したサブキャラクターを紹介します。

ここで紹介させていただくのは、以下の登場人物です。

その他の新登場したサブキャラクター一覧
①ヘレン・チョ(演:キム・スヒョン)日本語吹替:桜木可奈子
②ヴォルフ・ガング・フォン・ストラッカー/バロン・ストラッカー(演:トーマス・クレッチマン)日本語吹替:広瀬彰勇
③ユリシーズ・クロウ(演:アンディ・サーキス)日本語吹替:広田みのる
④退役軍人の老人(演:スタン・リー)日本語吹替:高桑満

それではサブキャラクターたちを見ていきましょう。

ヘレン・チョ(演:キム・スヒョン)日本語吹替:桜木可奈子

チョ博士:© 2015 - Marvel Studios

ウルトロンたちにロキの杖(セプター)でマインドコントロールされ、「再生クレイドル」という装置を使って、のちに人造人間 ヴィジョンになる人工生体を作りました

チョ博士は遺伝生物学者で、韓国 ソウルのユージン(U-GIN)遺伝研究所の代表です。

ヴォルフ・ガング・フォン・ストラッカー/バロン・ストラッカー(演:トーマス・クレッチマン)日本語吹替:広瀬彰勇

ストラッカー:© 2015 - Marvel Studios

殺害されたストラッカー:© 2015 - Marvel Studios

冒頭のソコヴィアの森での戦いのシーンで、ヒドラの基地内を仕切っていた、右目にモノクル(片眼鏡)をつけている男性。

すぐに降伏したり(※1 下に解説あり)、「S.H.I.E.L.D.の幹部だ」(※2 〃)と言っていたので分かりにくいですが、ヒドラ(キャプテン・アメリカの敵である邪悪な科学組織)の幹部であり、です。

ウルトロンに不利な情報を握っていたため、ウルトロンに序盤で殺され死亡している画像がアベンジャーズへの脅迫メッセージとして公開されました。

ストラッカーは、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)と本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の世界観を繋ぐためのキャラクターで、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)の本編終了後のシーンにも登場していました。

さらに、ユリシーズ・クロウ登場のきっかけを作った、物語の焦点を謎の国 ワカンダとヴィブラニウムに移すためのキーでもあります。

すぐに降伏(※1)
過去にS.H.I.E.L.D.に所属して隠れてヒドラの活動をしていた時と同様に、今回もひそかにヒドラの活動を続けるため降伏するつもりだった様子。
「S.H.I.E.L.D.の幹部だ」(※2)
ストラッカーは「S.H.I.E.L.D.の幹部だ」と言っていましたがいわゆるS.H.I.E.L.D.のエージェントではありません
S.H.I.E.L.D.は組織内をヒドラのメンバーたちに侵食されていた過去があり、その頃S.H.I.E.L.D.に所属していたという意味の発言です。(『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)の出来事。)
また、それが原因でS.H.I.E.L.D.は崩壊したため、『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の時期には、組織としてのS.H.I.E.L.D.は存在していません

本作でのストラッカーの行動については、以下を参照してください。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でのストラッカーの行動。

「誰が攻撃命令を出した!」

と、自分が指示を出す前に勝手に部下たちが攻撃を開始したことに怒ったあと、アベンジャーズが来ていると知り

「戦車を出動させろ」

応戦を指示

そのあと双子のマキシモフ兄妹を実戦に使おうとの意見には、

「まだ早すぎる」

とコメントし否定的。(しかしマキシモフ兄妹は勝手に出ていきアベンジャーズに対抗。)

「アベンジャーズに武器をくれてやれば、深くは調べない」と言っており、アベンジャーズの目的物であるロキの杖は渡すつもりで、ヒドラの機密である研究データの保護を最重視。

「すべて削除しろ」

と研究データの消去を指示していましたが、人工知能の研究をしていたことがトニーにすぐにバレます

そして結局、アベンジャーズに捕らえられたあと、NATO(実在の、北大西洋条約機構)に確保され、ウルトロンに殺されました。

ユリシーズ・クロウ(演:アンディ・サーキス)日本語吹替:広田みのる

ユリシーズ・クロウ:© 2015 - Marvel Studios

ストラッカーとトニーの共通の知り合いであった武器商人で、アフリカ大陸の海岸で廃棄船のなかで違法な武器売買をしていまいした。

ユリシーズがウルトロンにヴィブラニウムを売ったあと、ユリシーズの廃船でウルトロンとアベンジャーズが戦闘

ユリシーズが登場するシーンは思わせぶりな描写が多いですが、「ユリシーズがヴィブラニウムを売買していたため、ヴィブラニウムが欲しかったウルトロンに狙われた」というだけで、ユリシーズはヴィブラニウムを売っただけです。

ユリシーズは『ブラックパンサー』(2018)への伏線キャラ

本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)ではカッとなったウルトロンに攻撃され、左腕を失いました。

退役軍人の老人(演:スタン・リー)日本語吹替:高桑満

スタンリーのカメオ出演:© 2015 - Marvel Studios

スタン・リーのカメオ出演キャラ。

パーティのシーンで、ソー秘伝の1000年ものの酒を飲み泥酔する退役軍人として登場。

言っていた台詞「エクセルシオール(Excelsior)」はスタン・リーがよく使う、スタン・リーを象徴する言葉です。

ソーとは一瞬ですが会話もしています。

以上、新登場したサブキャラクターの紹介でした。

ヴィラン・敵のキャスト・登場人物一覧

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のメインヴィラン ウルトロンと、本編終了後に登場したサノスを紹介します。

まとめると、下記の通りです。

ヴィラン・敵のキャスト・登場人物一覧
①ウルトロン(演 :ジェームズ・スペイダー)日本語吹替:木下浩之
②サノス(演:ジョシュ・ブローリン)日本語吹替:銀河万丈《本編終了後のみ登場》

それでは見ていきましょう。

ウルトロン(演 :ジェームズ・スペイダー)日本語吹替:木下浩之

ウルトロン:© 2015 - Marvel Studios

ウルトロンの人工知能:© 2015 - Marvel Studios

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のメインヴィラン

マインド・ストーンから生まれた人工知能。

人工知能の状態では青色の3Dホログラムとして登場し、すぐにロボットとして機械の体を持ちました

人類を滅亡させるためソコヴィアの首都 ノヴィ・グラッドの大地を隕石として墜落させようとします

そのために、ノヴィ・グラッドにドゥームズデイ・デバイス(大地を浮上させる装置)を建設しました。

機械の体を壊しても、インターネットを通って逃げるのが特徴です。

それを防ぐために、最終決戦ではヴィジョンがウルトロンをネットから遮断しましたが、ウルトロンはいつの間にか自分の人工知能のコピーを共有する手下(ウルトロン・セントリー)を大量に作っており無意味でした。

ワンダが、ウルトロンの心臓のような金属パーツを取り出していたときも死んだように見えましたが、教会にいた、まだ動いていたウルトロン・セントリーがコア(ドゥームズデイ・トリガー)のスイッチを操作し、ノヴィ・グラッドの落下を開始させることに成功

(トニーとソーに墜落中のノヴィ・グラッドを粉砕され計画は失敗します。)

最後に残ったウルトロン・セントリーをヴィジョンが破壊し、ウルトロンの人工知能は滅びます

ストラッカーが開発していたロボット(あとでウルトロンが利用):© 2015 - Marvel Studios

サノス(演:ジョシュ・ブローリン)日本語吹替:銀河万丈《本編終了後のみ登場》

サノス:© 2015 - Marvel Studios

アベンジャーズにとって宇宙最恐の敵

本編終了後、エンドロールで登場しました。

以上、登場したヴィランの紹介でした。

【なぜ?】『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の疑問を解説!

アベンジャーズ新本部でのキャプテン、ソー、トニー:© 2015 - Marvel Studios

ここからは、『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の疑問点を解説します。

本項で解説する項目は下記の通りです!

【なぜ?】『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の疑問を解説!
①ウルトロン計画とはなんなのかを解説
②アベンジャーズがソコヴィアに向かのうのはなぜなのか解説
③トニー・スターク(アイアンマン)がウルトロン計画を独断ですすめるのはなぜなのか解説
④なぜウルトロンは暴走したのかを解説
⑤ワンダとピエトロ(マキシモフ兄妹)はなにもの? なぜトニー・スタークに復讐をするのか解説
⑥なぜアベンジャーズは非難された? ハルクの暴走を解説
⑦ヴェロニカ、ハルクバスターを解説
⑧ニック・フューリーとトニーはどのように再会したのかを解説
⑨マイティ・ソーとセルヴィグ博士はどのように再会したのかを解説
⑩クレードル(再生クレイドル)とはなんなのかを解説
⑪なぜチョ博士はウルトロンに狙われたのかを解説
⑫ヴィジョンはどうやって誕生した?正体を解説
⑬アベンジャーズはどのようにしてウルトロンに勝利したのかを解説

ではそれぞれ見ていきましょう。

ウルトロン計画とはなんなのかを解説

ここではトニーが構想していた“ウルトロン計画”と、『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で誕生した人工知能 ウルトロンについて解説します。

解説する内容は下記の通りです。

ウルトロン計画とはなんなのかを解説
①“ウルトロン計画”とは?
②トニーが構想していた本来の“ウルトロン”とは?
③『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で誕生させてしまったメインヴィラン ウルトロンとは?

それでは、ウルトロン計画について見ていきましょう。

“ウルトロン計画”とは?

トニーが構想していた地球防衛計画です。

「安全な世界の実現だよ。エイリアンが来ても、クラブのセキュリティみたいに入り口で追い返すんだ」

「この無防備な星には、必要なんだよ、ウルトロンが」

――トニー

トニーが、『アベンジャーズ』(2012)での宇宙の敵との戦いによって、未知のエイリアンの襲来を恐れていた(※『アイアンマン3』(2013)の描写より)ため考案された計画。

アベンジャーズでもかなわない強大な宇宙の敵に対抗でき、さらにアベンジャーズが戦闘に参加しなくても地球を守ってくれるような存在“ウルトロン”を作ろうとしていました。

ブルースが

「ウルトロンは夢物語だと思ってた」

と言っていたように、トニーにとっても、実現するはずのない困難な計画だった様子。

トニーが構想していた本来の“ウルトロン”とは?

“ウルトロン計画”で作ろうとしていた、“ウルトロン”とは、平和を実現する人工知能、およびそれを搭載した無人アーマーのこと。

「チームに内緒で人工知能を作ろうって言うのか」

――ブルース

「僕には見える、世界を守るアーマーが」

――トニー

という台詞から、地球防衛を志向する人工知能を開発し、それを搭載したアーマーを作ろうとしていたと考えられます。

トニーは、誕生したウルトロンが暴走したあとも、構想していた本来の“ウルトロン”は防衛計画に必要と主張していました。

さらにあとの、ヴィジョンを開発するシーンでも、

「今度こそ完璧なウルトロンを作れる」

と言っており主張は変わりませんでした。

ちなみに、本作中の、J.A.R.V.I.S.と、誕生したばかりのウルトロンとの会話でも、

「あなたはウルトロン。スターク様(トニー)が発案した平和維持プログラムです」

――J.A.R.V.I.S.

という台詞で、本来のウルトロンについて説明されました。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で誕生させてしまったメインヴィラン ウルトロンとは?

ロキの杖を解析するトニー:© 2015 - Marvel Studios

本作に登場したウルトロンは、マインド・ストーンのトニーによる分析データ(青色の3Dホログラムとして登場)を利用して、“ウルトロン計画”の本来の“ウルトロン”の人工知能を作ろうとし失敗してできてしまった人工知能同じく青色の3Dホログラムとして登場)。

開発者はトニーとブルース。

また、下記の台詞から、トニーはマインド・ストーンの分析データを人工知能のプログラムとして統合しようとしており、人工知能のプログラムが完成したら、アイアン軍団(アイアン・レギオン)に搭載するつもりだったようです。

「中の石(マインド・ストーン)を分析してみた」

「石(マインド・ストーン)の力を使いこなし、アイアン軍団(アイアン・レギオン)に応用

このデータ(マインド・ストーンの分析データ)を、ウルトロンのプログラムに使いたい」

――トニー

「TEST 77 INTEGRATION SUCCESSFUL」(テスト77 統合成功

――ウルトロンが誕生した際の、実験装置の画面表示

(誕生したウルトロンに対し)「あなたの意識の統合は何度も失敗したのに……」

――J.A.R.V.I.S.

本作のトニーは、ワンダに見せられた幻覚の影響を受け、さらにウルトロン計画を実現可能にするロキの杖が手に入ったこともあり、ウルトロンの開発を決行。

トニーとブルースがパーティーに参加し目を離したすきに、勝手に人工知能のプログラムとして統合成功、ウルトロンが誕生してしまいました

これについてトニーも、

「完成には程遠かった」

と自分たちがウルトロンを完成させたわけではないと発言しています。

ちなみに、ヒドラのストラッカーも、マインド・ストーンを利用して人工知能の研究をしていました。

アベンジャーズがソコヴィアに向かのうのはなぜなのか解説

冒頭で、アベンジャーズは、ロキの杖(セプター)を回収するという任務のためソコヴィアに向かいました。

また、終盤にも、ウルトロンが人類滅亡計画を遂行するためにソコヴィアに潜伏していたので、再度ソコヴィアに向かい、ソコヴィアが最終決戦の地になりました。

トニー・スターク(アイアンマン)がウルトロン計画を独断ですすめるのはなぜなのか解説

アベンジャーズのメンバーに相談した場合、また議論になり時間が掛かり、さらに、ウルトロン計画に反対され実行できない可能性が高かったため

(「トニーが杖を分析できるのは、3日間(ソーがアスガルドに杖を持ち帰るまでの間)だけ」という状況でした。)

そして、トニーはワンダに見せられた幻覚(※下に詳細あり)の影響を受けており、「ウルトロンを作らなければ仲間がみんな死んでしまう」という強迫観念に駆られていたことも大きな要因です。

ウルトロンの開発に必要な人材 ブルースにのみ相談、協力を依頼し、ブルースはしぶしぶ同意しました。

幻覚の内容について、詳しくは、後述の“『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線③:インフィニティ・ウォーとのつながり、ワンダとピエトロに見せられる幻覚”に記載しています。

(※)「エイリアンが襲来し、自分の力不足のせいで仲間が全員死ぬ」という幻覚。

なぜウルトロンは暴走したのかを解説

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で登場したウルトロンは、かわいそうな言い方ですが不良品なので、誕生の瞬間から破壊されるまでずっと暴走していました

ここでは、下記の項目について解説しています。

なぜウルトロンは暴走したのかを解説
①ウルトロンはどうやって誕生し、最初の機械の体を自ら手に入れたのか?
②ウルトロンを暴走させることになった、ウルトロンの最終目標・計画とは?
③ウルトロンのその他の目的

それでは見ていきましょう。

ウルトロンはどうやって誕生し、最初の機械の体を自ら手に入れたのか?

トニーが「ウルトロンを完成させてなかった」と言っていたように、ウルトロンは自分で勝手に人工頭脳として目覚め、誕生しました

ウルトロンは、J.A.R.V.I.S.のプログラム(オレンジ色の3Dホログラムとして登場)を乗っ取ってラボの設備を操作し、アイアン軍団(アイアン・レギオン、ドローンタイプの無人アーマー)のパーツを使って勝手に機械の体を製作

そしてパーティーの終わりかけのアベンジャーズの前に登場しました。

ウルトロンを暴走させることになった、ウルトロンの最終目標・計画とは?

ウルトロンの最も大きな目的は、人類を滅亡させること

誕生したウルトロンが、自身に与えられていた「平和維持」という目的を、ウルトロンの人工知能で解釈した結果「人類を滅亡させる」という計画に至り、暴走を始めました。

“ふさわしくない”存在である人類を罰するため、恐竜の絶滅ノアの箱舟のような制裁を加えようとしており、それが、ソコヴィアの首都 ノヴィ・グラッドを浮上させ隕石として墜落させる計画でした。

「戦いが終わったとき、この世界に生き残るものは、金属だ」

――ウルトロン

ウルトロンは、人工知能を搭載した金属こそが地球に“ふさわしい”存在と考えていたのかもしれません。

ウルトロンのその他の目的

また、ウルトロンにはほかにも考えがあったので、ここからは下記の2つのポイントについて説明します。

ウルトロンのその他の目的
・アベンジャーズを全滅させたい
・自分を生み出した親トニーを殺したい
アベンジャーズを全滅させたい

(アベンジャーズのメンバーについて)「みな人殺しだ

「平和への道は1つしかない。アベンジャーズの全滅だ」

「世界を救うのが目的だ、だがそれ((アベンジャーズを終わらせること)もある」

――ウルトロン

アベンジャーズを殺人集団と捉えるこの考え方は、序盤のマキシモフ兄妹とほぼ同じです。

自分を生み出した親トニーを殺したい

ウルトロンは、自分が人間の操り人形であることを嫌い、自分を開発したトニーを憎んでいます

「(ウルトロンは、)あなた(トニー)を1番憎んでます」

――ヴィジョン

ウルトロンが口ずさんでいたフレーズ、

「I had strings, but now I'm free. There are no strings on me.」

(糸に操られていたが、今はもう自由だ。僕を操る糸なはい)

これは、ディズニーのミュージカルアニメ『ピノキオ』(1940)の曲『もう糸はいらない(I've Got No Strings)』の歌詞で、自分と同じく操り人形だったピノキオに例えて、トニーの手を離れたことを示しています。

また、「みな自分が恐れるものを作ってしまう」と話した際に、例として子供を挙げ、「親にとってかわり、親を終わらせる存在だ」と、トニーを殺すことを示唆していました。

ワンダとピエトロ(マキシモフ兄妹)はなにもの? なぜトニー・スタークに復讐をするのか解説

マキシモフ兄妹:© 2015 - Marvel Studios

ここでは、ワンダとピエトロについて、下記の2つのポイントに分けて解説!

ワンダとピエトロ(マキシモフ兄妹)はなにもの? なぜトニー・スタークに復讐をするのか解説
①なぜトニー・スタークに復讐をするのか?
②マキシモフ兄妹は、どうやって超能力者になったのか?

それでは見ていきましょう。

なぜトニー・スタークに復讐をするのか?

ワンダとピエトロ(マキシモフ兄妹)が、トニー・スタークに復讐の理由を解説します。

復讐の理由を簡単に言うと、ソコヴィアでの戦争で使われたスターク・インダストリーズの兵器に親を殺されいつ爆発するかわからない不発ミサイルの目の前で、倒壊したアパートに2日間閉じ込めたれたからです。

死の恐怖におびえながら「スターク」の文字を2日間見つめて過ごし、殺人者トニーへの復讐心をつのらせました。

「2日間おびえてたのよ。トニー・スタークに殺される、って」

――ワンダ

マキシモフ兄妹は、どうやって超能力者になったのか?

マキシモフ兄妹は、マインド・ストーン(ロキの杖の宝石部分に内包されていた)の力で超能力者になりました

トニーへの復讐のため、ストラッカーの、強化人間を生み出す人体実験に志願したマキシモフ兄妹。

ロキの杖を利用した人体実験の結果、ワンダは精神操作などの超能力を、ピエトロは高速移動の超能力を得ました。

なぜアベンジャーズは非難された? ハルクの暴走を解説

ハルクとアイアンマンが破壊してしまった街:© 2015 - Marvel Studios

 

ワンダに嫌な幻覚を見せられたためブルースはハルクになってしまい、暴走。

それを止めようとしたトニー(アイアンマン)街なかで戦闘し、街を破壊

アベンジャーズ(ハルクとアイアンマン)のせいで多くの被害が出たため、世間から非難されました。

ヴェロニカ、ハルクバスターを解説

ハルクバスター、ヴェロニカ:© 2015 - Marvel Studios

トニーとブルースが、ハルクを抑えるために共同開発していたヴェロニカ。

ヴェロニカとは、対ハルク用のアーマー(通称ハルクバスター)を制御する装置・システムの名前で、普段は人工衛星として宇宙に置いてあります。

ハルクバスターのアーマーも、ヴェロニカのなかに保管されています。

トニーはヴェロニカを地球に降下させ、ハルクバスターを装着していました。

ニック・フューリーとトニーはどのように再会したのかを解説

セーフハウスで、「トラクターが故障したので直してほしい」とバートン(ホークアイ)の妻に頼まれたトニーが倉庫へ行くと、フューリーが待っていました。

フューリーは、アベンジャーズを助けるため、セーフハウスに来てくれていました。

マイティ・ソーとセルヴィグ博士はどのように再会したのかを解説

セルヴィグ博士に会いに来たソー:© 2015 - Marvel Studios

ワンダに見せられた幻覚の内容が気になったソーは、セルヴィグ博士に会いに行くため、1人でセーフハウスを去ります

ソーは、博士が在籍するロンドン大学を訪れ、夢の続きを見られる泉である“洞察の泉”に付き添ってもらうために、セルヴィグ博士に協力を依頼。

クレードル(再生クレイドル)とはなんなのかを解説

再生クレイドル:© 2015 - Marvel Studios

ここでは、クレードル(再生クレイドル)について、下記の3つのポイントに分けて解説します。

クレードル(再生クレイドル)とはなんなのかを解説
①本来のクレードル(再生クレイドル)とは?
②『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)では何に使われた?
③アベンジャーズはなぜクレードル(再生クレイドル)を追った? なぜキーアイテムに?

それでは見ていきましょう。

本来のクレードル(再生クレイドル)とは?

もともとは、クレードルとはヒトの身体の組織をプリントする3Dプリンターのような装置

人が体ごと入れるような大きさです。

クレードルは、韓国 ソウルにあるチョ博士の研究所ユージン(U-GIN)遺伝研究所)にあります。

クレードルは、一般的には「ゆりかご」や「卓上ホルダ」という意味の「cradle」から。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)では何に使われた?

クレードルで、人工生体(のちにヴィジョンになるもの)を作りました

チョ博士は

「(クレードルは)生きた肉体を作るものではない」

と説明していましたが、ウルトロンは

ヴィブラニウムがあればできる」

と主張し、実際に成功します。

アベンジャーズはなぜクレードル(再生クレイドル)を追った? なぜキーアイテムに?

チョ博士から、

「クレードルに危険なパワーの源(マインド・ストーン)が入っている」

と聞いたアベンジャーズは、クレードルごとウルトロンから奪うことにしました。

なぜチョ博士はウルトロンに狙われたのかを解説

身体の組織を再生するナノ分子や模造細胞の研究をしており、クレードル(再生クレイドル)を持っていたチョ博士は、ウルトロンのための人工生体を作れる人材だったから

そのため、ヴィブラニウムを混ぜた人工生体を自分の肉体に使いたかったウルトロンは、チョ博士を狙いました。

そして、ロキの杖でチョ博士をマインドコントロールして、ヴィブラニウムを提供し、人工生体(のちにヴィジョンになるもの)を作らせました。

ヴィジョンはどうやって誕生した?正体を解説

ヴィジョンは、人工知能が搭載されている人造人間です。

ヴィジョンの体部分を作ったのはチョ博士で、人工知能のプログラムを作ったのはブルースとトニー、ヴィジョンを目覚めさせたのはソーです。

ここでは、ヴィジョンの誕生について下記の3つのポイントに分けて解説しています。

ヴィジョンはどうやって誕生した?正体を解説
①チョ博士が作ったヴィジョンの体は、ヴィブラニウム製 ウルトロンがマインド・ストーンを装着
②ヴィジョンの人工知能はなに?
③ソーはムジョルニアからの電撃でヴィジョンを誕生させた

それでは見ていきましょう。

チョ博士が作ったヴィジョンの体は、ヴィブラニウム製 ウルトロンがマインド・ストーンを装着

ウルトロンとチョ博士:© 2015 - Marvel Studios

ウルトロンたちは、ロキの杖チョ博士をマインドコントロールして、クレードル(再生クレイドル)を用いて人工生体を作らせました。

ヴィジョンの体である人工生体は、もともとはウルトロンが自分で使うつもりだったものをアベンジャーズが奪ったものであり、ヴィブラニウム製です。

「ヴィブラニウムの原子が細胞と結合し、一体化する」

――チョ博士

と言っているように、ヴィブラニウムの金属原子と有機物が混ざった肉体です。

またウルトロンたちは、ロキの杖の宝石のなかからマインド・ストーンを取り出し、この人工生体の額に装着しました。

ヴィジョンの人工知能はなに?

ブルースとトニーがJ.A.R.V.I.S.をもとにして新しく作った人工知能です。

そのためヴィジョンはJ.A.R.V.I.S.とは別人です

「J.A.R.V.I.S.のマトリックスを組み直して、新しいものを作った

――トニー

「ウルトロンでもない。J.A.R.V.I.S.でもない。私は、私です」

――ヴィジョン

「ウルトロンはJ.A.R.V.I.S.の高すぎる能力を恐れて殺そうとした。そしてJ.A.R.V.I.S.は隠れて生き延びていたので、ウルトロンの人工知能を出し抜いたということ。

J.A.R.V.I.S.の人工知能ならウルトロンの人工知能に勝てる」というトニーの発想から、J.A.R.V.I.S.が新しい人工知能のもととして選ばれました。

ソーはムジョルニアからの電撃でヴィジョンを誕生させた

クレイドルに電撃をかけるソー:© 2015 - Marvel Studios

“洞察の泉”で幻覚を見たソーは、アベンジャーズ・タワーに帰ってくるなり雷を起こしてクレードルに電撃を浴びせ、人工知能を人工生体にアップロードし、ヴィジョンを誕生させました

アベンジャーズはどのようにしてウルトロンに勝利したのかを解説

首都を粉砕するアイアンマン:© 2015 - Marvel Studios

浮上したソコヴィアの首都 ノヴィ・グラッドの大地を、トニーとソーが粉砕し、隕石として墜落することを防いでウルトロンの目的だった人類滅亡を阻止

そして、ヴィジョンが、額のマインド・ストーンからのエネルギー・ビームで、ウルトロンの人工知能を滅ぼしました

以上、『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の疑問点の解説でした。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)とアベンジャーズシリーズへの伏線やつながりを解説

パーティでのスティーブとソー:© 2015 - Marvel Studios

ここからは、『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線や繋がりを解説します。

ぜひ押さえておきたい伏線や繋がりを一覧にまとめると、下記の通りです。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)とアベンジャーズシリーズへの伏線やつながりを解説
伏線の解説①:ロキの杖(セプター)を取り戻しにソコヴィアに向かうアベンジャーズ
伏線の解説②:インフィニティストーン/マインド・ストーン/セプターの行方
伏線の解説③:インフィニティ・ウォーとのつながり、ワンダとピエトロに見せられる幻覚
伏線の解説④:エンドゲームとのつながり、ムジョルニアを持てないアベンジャーズ
伏線の解説⑤:アントマン1とのつながり、アベンジャーズ施設の再建
伏線の解説⑥:ブラックパンサーに繋がるユリシーズ・クロウが初登場
伏線の解説⑦:ブラックパンサーとのつながり、ワカンダの話題が登場
伏線の解説⑧:シビル・ウォーとのつながり、ソコヴィア協定
伏線の解説⑨:ブラック・ウィドウとのつながり? ナターシャ・ロマノフの過去が明らかに
伏線の解説⑩:マイティ・ソーバトルロイヤルとのつながり、ハルクはどこへ行った?
伏線の解説⑪:エンドゲームとのつながり、ホークアイの家族が登場
伏線の解説⑫:トニーがすでに言っていた「エンドゲーム」という台詞
伏線の解説⑬:インフィニティ・ウォーとのつながり、サノスが動く

ではそれぞれ見ていきましょう。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線①:ロキの杖(セプター)を取り戻しにソコヴィアに向かうアベンジャーズ

ソコヴィアのヒドラの基地:© 2015 - Marvel Studios

『アベンジャーズ』(2012)ではロキが持っていた杖(セプター)。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の冒頭で、なぜかヒドラがロキの杖(セプター)を持っている経緯は、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)と、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の2作品で説明されています。

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)の本編終了後のシーンでは、ヒドラの基地にいるストラッカーがロキの杖(セプター)を持っていて、さらにマキシモフ兄妹も登場していました。

そして、『アベンジャーズ』(2012)で捕まったロキのもとからどうやってヒドラの手に渡ったのかが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で明かされました。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線②:インフィニティストーン/マインド・ストーン/セプターの行方

ロキの杖(セプター)の中身は、『アベンジャーズ』シリーズの最重要アイテム インフィニティ・ストーンの1つである マインド・ストーン

ここでは、本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)での、セプター(マインド・ストーン)の移動や、行方を解説します。

冒頭で、ソコヴィアのヒドラの基地からセプターを回収したアベンジャーズ。

トニーとブルースはセプターをウルトロン計画の人工知能開発に利用。

暴走を始めたウルトロンは、手下にしたアイアン・レギオンを使ってアベンジャーズ・タワーからセプターを持ち出します。

ウルトロンはセプターでチョ博士をマインドコントロールして人工生体(のちにヴィジョンになるもの)を作らせ、セプターの宝石部分からマインド・ストーンを取り出し人工生体の額に装着。

ここで初めて、中身のマインド・ストーン本体が登場!

これ以降はマインド・ストーンはヴィジョンの体の一部ということになります。

マインド・ストーンが取り出されたセプターは重要アイテムではなくなりますが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)では再度、超重要アイテムに!

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線③:インフィニティ・ウォーとのつながり、ワンダとピエトロに見せられる幻覚

幻覚を見せるワンダ:© 2015 - Marvel Studios

トニーは冒頭のソコヴィアのヒドラの基地で、ほかのメンバー(ソー、ナターシャ、スティーブ)は武器商人 ユリシーズの廃船での戦闘時に、ワンダから幻覚を見せられることに。

ソーはその後、自分で、幻覚の続きを確認するため、“洞察の泉”に行き、再度幻覚を見ていました。人によっていろいろなパターンの幻覚を見るようで、例えば仮に「自身の抱えるトラウマを見る」などと限定された幻覚ではありませんでした。

ここではキャラクターごとにそれぞれ解説します。

伏線③:インフィニティ・ウォーとのつながり、ワンダとピエトロに見せられる幻覚
①トニーが見た、敵が襲来する幻覚
②ソーが見た、インフィニティ・ストーンとヴィジョンの幻覚
③ナターシャが見た、スパイ養成施設“レッドルーム”の幻覚
④スティーブが見た、ペギー・カーターと過ごす幻覚
⑤ブルース《幻覚のシーンなし》
⑥バートン《幻覚を見なかった》

それでは見ていきましょう。

トニーが見た、敵が襲来する幻覚

トニーの幻覚:© 2015 - Marvel Studios

割れたキャプテン・アメリカの盾:© 2015 - Marvel Studios

トニーが見た幻覚は下記の通り。

ワームホールから宇宙の敵が襲来し、『アベンジャーズ』(2012)のラストで登場したエイリアン(リヴァイアサン)が登場。

アベンジャーズのメンバーの死体が横たわっており、キャプテン・アメリカの盾が2つに割れています。

キャプテン・アメリカが、「お前なら救えた」と生き残ったトニーに言い残し、息を引き取る光景。

この幻覚は、『アベンジャーズ』(2012)以降トニーが抱えるトラウマ、未知なる敵への恐怖を示しているだけでなく、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の最終決戦への非常に関連性の高い伏線になっています。

「僕はアベンジャーズを死なせた。見たんだよ。みんなが死に、世界も滅びた。僕のせいで」

「僕が敷いたレールの先だ」

――トニー

「仲間が死ぬのを見た。それよりひどいことがあると思うか? いや、それがあるんだな」

――トニー

「自分だけが、生き残ることか」

――フューリー

「自分のせいで仲間が死に、自分だけが生き残る」ことへのトニーの恐怖が示されました。

ソーが見た、インフィニティ・ストーンとヴィジョンの幻覚

ソーの見た幻覚:© 2015 - Marvel Studios

ソーが見た幻覚も、すべて『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)とつながる大変重要なシーン!

ここでは、ワンダが見せた幻覚と、“洞察の泉”で見た幻覚に分けて解説します。

ワンダが見せた幻覚

武器商人 ユリシーズの廃船で、ソーが見た幻覚には、おかしくなっているヘイムダルが登場。

「ソーのせいで皆死ぬ」(※)と言われていました。

(※これは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)終盤~『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の序盤の展開に関連する発言であり、伏線として入れられたシーンかもしれません。)

また、ソーがのちに作り上げる、ヴィジョンの両目のカットも一瞬登場。

“洞察の泉”で見た幻覚

“洞察の泉”(夢の続きを見られる泉)でソーが見た幻覚の内容は、下記の通り。

ロキの杖の宝石のなかから現れるマインド・ストーン。

オーブのなかから現れるパワー・ストーン。

エーテルが凝縮し、リアリティ・ストーンに。

4次元キューブから現れたスペース・ストーン。

これらの描写により、本作までのMCU作品で登場したすべてのインフィニティ・ストーンと関連アイテムが登場。

これらの4つのインフィニティ・ストーンが、インフィニティ・ガントレットをかたどった光の中に並んでいました。

またソーは“洞察の泉”で、マインド・ストーンの持つ力を知り、人造人間 ヴィジョンを誕生させることになりました

(トニーとブルースが人造人間を作ることに)「なぜ手を貸したんだ」

――スティーブ

「あるヴィジョンを見た。大きな渦が希望を飲み込む。その中心にこれがあった、マインド・ストーンだ6つあるインフィニティ・ストーンの1つ

すべてを破壊するほどの比類なき力を持つ。スタークは正しい。アベンジャーズではウルトロンに勝てない(※)」

――ソー

(※ウルトロンの人工知能もマインド・ストーンがもとになっているため。)

ナターシャが見た、スパイ養成施設“レッドルーム”の幻覚

ナターシャが見た幻覚は、ほかのメンバーの幻覚とは違って、トラウマになっている“過去の実際の体験”のような幻覚でした。

(トニーとソーが見た幻覚は、トラウマを含むものの“未来の予知夢”に近い内容。)

ナターシャが見た幻覚の内容は下記の通り。

バレエ・アカデミーの光景。

暗殺者としての訓練を受けていた自分。

“卒業の儀式”と言われている手術。

このうち、暗殺者としての訓練や、“卒業の儀式”については、『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)劇中でナターシャが

「レッドルーム(※)で訓練を受けて育ち、“卒業の儀式”があった。不妊手術。」

と認めており過去の事実です。(※ロシアのスパイ養成施設)

また、バレエ・アカデミーの光景について、原作のナターシャの設定では、「レッドルームで偽の記憶としてバレリーナの記憶を植え付けられた」という設定があるので、おそらくマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でもその設定を採用しているようです。

ナターシャは、幻覚について

「私はただの復讐者だった。作られた暗殺者にすぎなかった」

ー(※本編字幕より)

と述べており、レッドルーム時代のことはトラウマになっている様子。

スティーブが見た、ペギー・カーターと過ごす幻覚

スティーブが見た幻覚は下記の通り。

ダンスホールで、

「踊ってくださる?」

とペギーにダンスを誘われるスティーブ。

ペギーは、

「戦争が終わったわね。うちに帰れるわ」

と話します。

氷漬けになってしまい帰国できなかったことや、守れなかったダンスの約束へのトラウマを提示。(『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)の出来事。)

(このように、ナターシャ以外が見た幻覚は、すべて実際の出来事ではなくトラウマを具現化した出来事や、起きてはいけないことの予知に近いものです。)

ブルース《幻覚のシーンなし》

ブルースは幻覚を見せられたあと、ハルクになってしまい街を破壊してしまいましたが、見せられた幻覚のシーンはありませんでした。

バートン《幻覚を見なかった》

バートンは先手を打ってワンダを攻撃しマインドコントールは経験済み(『アベンジャーズ』(2012)の出来事)と言っていて、幻覚を見ることはありませんでした。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線④:エンドゲームとのつながり、ムジョルニアを持てないアベンジャーズ

パーティーで、ソーにしか持ちあげられないムジョルニアを試しに持ち上げてみようとトライするアベンジャーズのメンバーたち。

スティーブ(キャプテン・アメリカ)がムジョルニアを持ち上げようとした最初の瞬間に注目すると、ムジョルニアがわずかに上に持ち上げられたのが分かります

ムジョルニアの動きがほんのわずかで、持ち上がっているのか判断の難しかったこのシーンですが、のちの伏線回収から考えると、やはりムジョルニアは動いていました!

この伏線が、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でしっかりと拾われることになりました。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線⑤:アントマン1とのつながり、アベンジャーズ施設の再建

アベンジャーズ新本部:© 2015 - Marvel Studios

本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のラストで登場した建物が、アベンジャーズの新本部“アベンジャーズ・コンパウンド”。

アベンジャーズ・コンパウンドは、MCUシリーズ次作『アントマン』(2015)ではアントマンが訪れ、その後もシリーズを通して登場。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線⑥:ブラックパンサーに繋がるユリシーズ・クロウが初登場

ユリシーズ・クロウの廃船での戦闘:© 2015 - Marvel Studios

本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で、ウルトロンにヴィブラニウムを売り戦闘に巻き込まれたユリシーズ・クロウ

ユリシーズ・クロウは、『ブラックパンサー』(2018)にも登場!

本作でユリシーズと関わりがあると言われていた謎の国「ワカンダ」が『ブラックパンサー』(2018)の舞台になります。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線⑦:ブラックパンサーとのつながり、ワカンダの話題が登場

ヴィブラニウム:© 2015 - Marvel Studios

『ブラックパンサー』(2018)の舞台である国「ワカンダ」。

ユリシーズ・クロウがワカンダに関わっているほか、キャプテン・アメリカの盾や、ヴィジョンの体の素材である希少金属ヴィブラニウムも、ワカンダで産出される鉱物。

「こいつ(ユリシーズ・クロウ)がワカンダであれ(ヴィブラニウム)を手に入れたとしたら」

――トニー

「君の父親だけじゃなかったのか」

――スティーブ

ヴィブラニウムは「地上最強の金属」であり、キャプテン・アメリカの盾は、トニーの父親 ハワード・スタークがヴィブラニウムで作ったものです。(『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)の話。)

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線⑧:シビル・ウォーとのつながり、ソコヴィア協定

浮上したソコヴィアの首都:© 2015 - Marvel Studios

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)では、「ソコヴィア協定」がテーマに。

「ソコヴィア協定」はアベンジャーズを国際連合の管理下に置く、という協定で、本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の戦争の地 ソコヴィアから名付けられています

本作で引き起こした戦闘により、アベンジャーズが危険な集団だと認識されたことが発端です。

また、ワカンダ生まれのヒーロー“ブラックパンサー”は、単独作『ブラックパンサー』(2018)よりも先に、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で初登場!

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線⑨:ブラック・ウィドウとのつながり? ナターシャ・ロマノフの過去が明らかに

本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のアベンジャーズのメンバーたちが見た幻覚のシーンで、ナターシャのレッドルーム(ロシアのスパイ養成施設)時代のシーンが登場。

これは、ブラック・ウィドウ(ナターシャ)の初の単独映画『ブラック・ウィドウ』(2020)と関連するシーンになる可能性も。

詳しくは、上述の、“『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線③:インフィニティ・ウォーとのつながり、ワンダとピエトロに見せられる幻覚”の“ナターシャが見た、スパイ養成施設“レッドルーム”の幻覚”の項目をご参照ください。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線⑩:マイティ・ソーバトルロイヤルとのつながり、ハルクはどこへ行った?

ワンダの幻覚に影響され街を破壊し、完全に加害者側になってしまったことにひどくショックを受けたブルースは、本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のラストで、アベンジャーズの戦闘機 クインジェットに1人で乗ったままステルスモードにして行方をくらませます

「世間は見てしまった。本物のハルクの姿を、初めて。僕は消えるよ」

――ブルース

そして、行方不明になったハルクは、宇宙が舞台の『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)で、とんでもない形でソーと再会します

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線⑪:エンドゲームとのつながり、ホークアイの家族が登場

バートンの家族:© 2015 - Marvel Studios

本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で、ホークアイの家族が初登場。

妻と子供(長男、長女)がフューリーが用意したセーフハウスで暮らしていて、妻は男の子を妊娠中でした。

ホークアイに子供がいると知っていたのは、アベンジャーズではナターシャだけ。

ホークアイの家族は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にも登場

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線⑫:トニーがすでに言っていた「エンドゲーム」という台詞

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で、トニーは

「宇宙にいる敵が、エンドゲーム(ラスボス)だ」

と発言。

のちにタイトルになる「エンドゲーム」という言葉がこの時点ですでに登場!

サノスこそが、最終的に戦う相手だ」と示唆する台詞でした。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の伏線⑬:インフィニティ・ウォーとのつながり、サノスが動く

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の本編終了後のシーンで、サノスは、

「Fine. I'll do it myself.」

(字幕:よかろう、私の出番だ)

「自分でやる」と宣言

部下にやらせず、自分でインフィニティ・ストーンを回収することにした様子。

サノスはこれまで、『アベンジャーズ』(2012)でロキに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)でロナンに、インフィニティ・ストーンの回収を命じており2人とも失敗しています

また、ここで“インフィニティ・ガントレット”が初登場。

これはもちろん、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)への伏線です。

以上『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の、続編への伏線や繋がりの解説でした。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の順番や時系列は? S.H.I.E.L.D.は崩壊している?

救助作戦を助けに来た元S.H.I.E.L.D.:© 2015 - Marvel Studios

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)11作目。

『アベンジャーズ』シリーズでは、『アベンジャーズ』(2012)に続く2作目の作品です。

本作のストーリーを理解するために重要な過去作品は、S.H.I.E.L.D.とヒドラの歴史が描かれている『キャプテン・アメリカ』シリーズ(『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)、および『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014))。

また、事件のきっかけを作ったトニーの心境については、『アイアンマン3』(2013)を見れば分かります。

本作のあとは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)へ続きます。

しかしそれより一足先に、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で、ソーとハルク以外のアベンジャーズが再集合!

ちなみに、本作の時点ではすでにS.H.I.E.L.D.は崩壊しています。

しかしフューリーは元S.H.I.E.L.D.メンバーを引き連れて、ソコヴィアでの救出作戦を助けに来てくれました。

本作でのマリア・ヒル(元S.H.I.E.L.D.副長官)はスターク・インダストリーの職員です。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の詳しい考察や解説が知りたい方はこちら。

https://minority-hero.com/cinema-review/captain-america-3-civil-war/15834/

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の小ネタ・裏話・トリビア

救助作戦を助けに来た元S.H.I.E.L.D.メンバー:© 2015 - Marvel Studios

ここからは、『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の小ネタ・裏話や、原作コミックにまつわるトリビアを紹介します。

紹介する項目は下記の通りです。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の小ネタ・裏話・トリビア
①ロキはなぜ出演しないのか?出番がカットされているって本当?
②死亡フラグが立っているホークアイ
③原作と映画版には違いがある?違いを一覧で解説
④ナターシャ(ブラック・ウィドウ)とブルース・バナー(ハルク)が恋に落ちる

ではそれぞれ見ていきましょう。

裏話・小ネタ①:ロキはなぜ出演しないのか?出番がカットされているって本当?

『アベンジャーズ』(2012)でメインヴィランだったロキ。

本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の“ソーが見た幻覚”のシーンでカメオ出演する予定で、撮影もしていましたが、試写の結果「ロキが、ウルトロンを操るメインヴィランだと勘違いされた」ため出演シーンがカットされているそうです。

裏話・小ネタ②:死亡フラグが立っているホークアイ

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でのホークアイは、最終決戦の最中「(終わったら)ダイニングルームをリフォームするんだ」と言ったり、出掛ける前に「これが最後の任務だ」と言ったり、戦いの前に家族の写真を眺めていたりと典型的な死亡フラグをいくつも立てていました。

そしてそれをかばって、ピエトロ(クイックシルバー)が死亡しています。

原作と映画版には違いがある?違いを一覧で解説

原作と映画『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の相違点や元ネタを解説します。

解説する項目は下記の通りです。

原作と映画版には違いがある?違いを一覧で解説
①原作ではウルトロンの生みの親はアントマン1に登場するハンク・ピム博士
②原作ではヴィジョンはウルトロンによって作られた
③映画版では実現しなかったX-MENとのクロスオーバー
④映画版に登場しないワンダーマン

では見ていきましょう。

原作ではウルトロンの生みの親はアントマン1に登場するハンク・ピム博士

原作でのウルトロンは、ピム博士(ヘンリー・"ハンク"・ピム)が作った、人工知能を搭載したロボット。

映画『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)では、マインド・ストーンから生まれた人工知能、という設定であり違いが。

原作でのウルトロンは“父親”であるピム博士に反抗していて、この設定は、映画ではトニーが“父親役”として引き継がれています。

本作にはピム博士は関与しませんでしたが、MCU次作『アントマン』(2015)では主要キャラとしてピム博士が登場!

原作ではヴィジョンはウルトロンによって作られた

原作でのヴィジョンは、ウルトロンが作ったアンドロイドでした。

また原作でも、ヴィジョンとスカーレット・ウィッチ(ワンダ)の恋愛描写があります。

映画版では実現しなかったX-MENとのクロスオーバー

権利上の関係で、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)とX-MENシリーズのクロスオーバーは実現していません

原作でのスカーレット・ウィッチはMCU映画版のように限られた能力だけではなく、現実改変能力(※)を持つミュータントで、クイックシルバーとともにマグニートーの子供です。

(※『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で登場したリアリティーストーンが見せた能力が近い能力です。)

『X-MEN』シリーズでは、マグニートーの子供としてクイックシルバーが登場しており、クイックシルバーには妹がいるという設定でした。

映画版に登場しないワンダーマン

原作でのヴィジョンは、ウルトロンが作ったアンドロイドですが、そのヴィジョンの頭脳のもとになったのは“ワンダーマン”の脳波でした。

ウルトロンは、“ワンダーマン”の脳波データを盗み、ヴィジョンの頭脳を作るのに利用。

原作の“ワンダーマン”は、ハインリッヒ・ジモに改造されて超能力を得た人間で、一時期はアベンジャーズにも所属。

ハインリッヒ・ジモ(バロン・ハインリッヒ・ジモ、12代目バロン・ジモ)は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)に登場するヘルムート・ジモ(13代目バロン・ジモ)の父親です。

さらにバロン・ジモはMCUドラマ作品『ザ・ファルコン・アンド・ザ・ウィンター・ソルジャー(The Falcon and The Winter Soldier)(原題)』(2020)に登場し、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)と同じくダニエル・ブリュールがジモ役で出演!

ナターシャ(ブラック・ウィドウ)とブルース・バナー(ハルク)が恋に落ちる

ブルースとナターシャ:© 2015 - Marvel Studios

本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015) でナターシャは、ハルクと対話しブルースに戻すことができており、ブルースとの心の繋がりが描写されていました。

子供を持てないというコンプレックスを、打ち明けあうシーンもありました。

この2人の恋愛関係は本作『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)だけのもので、その後のシリーズでは取り立てて描写はありません。

以上『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の小ネタ・裏話・トリビアの紹介でした。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の最後は? ラストシーンや結末を解説

ウルトロンを消すヴィジョン:© 2015 - Marvel Studios

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015) の最終決戦の展開や、アベンジャーズのその後を解説します。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の結末・ラストシーン

ウルトロン・セントリーとコア:© 2015 - Marvel Studios

ウルトロンは、ソコヴィアの首都 ノヴィ・グラッドの大地を浮上させるドゥームズデイ・デバイスを建設していました。

ウルトロンが教会にあるコア(ドゥームズデイ・トリガー)のスイッチを回転させ、ノヴィ・グラッド浮上が開始。

その後、1体のウルトロン・セントリーが、コアのスイッチを逆回転させ、ノヴィ・グラッドの墜落が開始。

トニーとソーが協力し、アイアンマンのビームとソーの雷撃で、浮上したノヴィ・グラッドの大地を粉砕することで、隕石として墜落するのを防ぎました。

残ったウルトロン・セントリーの1体を、ヴィジョンがマインド・ストーンからのエネルギー・ビームで破壊し、ウルトロンの人工知能はすべて滅びました

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のその後は?

キャプテンとナターシャ:© 2015 - Marvel Studios

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の戦いのあとも、スティーブとナターシャはアベンジャーズのメンバーとして残留。

2人は、新しくアベンジャーズに加入する、ワンダ、 ヴィジョン、ローディ、ファルコンの訓練を開始します。

ソーはアスガルドに帰り、トニーは休暇をとるつもりだと言い去っていきました。

ホークアイは一時活動を引退。

ハルクは行方不明になり、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)で、その後ハルクがどうしていたのかが明らかに!

【レビュー】『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の評価・評判

ブルースとトニー:© 2015 - Marvel Studios

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の低評価、高評価のレビューをそれぞれ紹介します。

【つまらない?】低評価のレビュー

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の低評価レビュー
Filmarks:★★★☆☆ 2.5
「観なくてもよかったかも……。」
映画.com:★★☆☆☆ 2.0
「展開が退屈。“インフィニティ・ウォーへの繋ぎ”感がある」
Rotten Tomatoes(海外の評価):★★★☆☆ 2.5
「ウルトロンに魅力がなく、退屈」

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のメインヴィラン ウルトロンは、本作だけの単発キャラなので、本作を飛ばしても、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)は問題なく観れてしまうかも……?!

【面白い?】高評価のレビュー

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の高評価レビュー
Filmarks:★★★★★ 4.2
「ホークアイの活躍がすごい!」
映画.com:★★★★☆ 4.0
「エンドゲームへの伏線が最高。キャプテンの台詞がすごい」
Rotten Tomatoes(海外の評価):★★★★★ 4.5
「ストーリー展開や戦闘シーンが、アベンジャーズ1より良くなっている」

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)への伏線がかなり張られていた『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)。

なかでもスティーブの、“キャプテン・アメリカである自分”についての心情を吐露した台詞は、本当にめちゃくちゃ重要ポイントです!

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の総合評価:アベンジャーズに新メンバー加入!

ピエトロ・マキシモフ:© 2015 - Marvel Studios

ヒドラの陰謀トニーのトラウマのせいで大変な事件が起きてしまった『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)。

隕石墜落の危機を乗り越え、強力な新メンバーを迎えたアベンジャーズは、宇宙のラスボスとの直接対決に向けてまた1歩前進しました。

『アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)はエンドロール後に本編はある?

サノスとインフィニティ・ガントレット:© 2015 - Marvel Studios

エンドロールの途中のシーン(ミッドクレジットシーン)で、サノスインフィニティ・ガントレットが登場。

サノスが、まだインフィニティ・ストーンのはまっていないカラのインフィニティ・ガントレットを手に装着するシーンでした。
エンドロール後のシーン(ポストクレジットシーン)はありませんでしたが、「アベンジャーズは帰ってくる(The Avengers will return)」のテロップが登場。

マーベル映画・MCUの時系列、順番について知りたい方はこちら。

https://minority-hero.com/cinema_recommend/1894/Marvel_series/1894/

マーベル映画・MCUの第21弾である『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の考察と解説はこちら。

https://minority-hero.com/cinema_review/Avengers_Endgame/2467/

 
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