
女性は恋愛や人間関係で多く悩みますよね。中でも既婚者の男性に誘われ、悩んでいる人は多いのではないでしょうか。既婚者とふたりで会うと不倫になるの?ハグをしたら不倫になるの?など、どこからが不倫なのか曖昧ですよね。
そこで、この記事ではどこから不倫になるのか、不倫がバレるとどうなるかを徹底的に解説していきます。既婚者相手から誘われている方にも、不倫に至らないためにするべきことをご紹介していきます。
目次
既婚者に誘われた!受け入れたら不倫?
既婚者の男性に誘われたら、それだけで不倫になっちゃうの?と思う人は意外に多いです。
特に誘ってきた男性は悪い人ではないし・・・、いつも会社でお世話になっている人だからと様々なパターンがあるでしょう。悪い人ではないなら、お誘いに出向いてみたいと思う方も多いかと思います。しかし、それが不倫になると話は変わってきますよね。
結論から言うと、既婚者に誘われても不倫になるケースと不倫にならない場合があります。
法律的にはどこから?
既婚者とたった一度の不倫をしただけで、今後の人生に多大な影響を与えます。法律で不倫と認められると、強制的に離婚をすることが可能になり、慰謝料も請求されてしまいます。つまり、既婚者の男性の誘いにのる場合は充分に注意しないと痛い目を見ます。
法律的に既婚者との不倫はどこからアウトかというと、多くの場合は肉体関係が発生した時になります。これは法律的に不貞行為と呼ばれるもので、既婚者が配偶者(妻・旦那)以外の異性と性的な関係になることをいいます。
過去にはこんな事例もあります。
妻の帰りが遅くなったことに不信を抱いたXさんが調査したところ、妻の不貞行為の写真を発見しました。Xさんは悩みましたが、妻との離婚を決意し、妻不貞相手への慰謝料請求を依頼されました。
妻との離婚交渉で、妻は「不貞した原因が分からないのでカウンセリングを受ける。離婚は待ってほしい。」と主張してきましたので、3か月待ちました。
しかし、妻からは「やり直したい。」との提案はなかったのでXさんは離婚をすることにしました。妻との間にはいい思い出もあったのでXさんは多くは望まず、50万円の慰謝料で協議離婚しました。不貞相手に対しては200万円を主張しましたが、相手方は「100万円以上は支払えない、X氏にも落ち度はある。」などと主張して譲りませんでした。そこで訴訟を提起しました。
Xさんの精神的苦痛を詳細に主張しましたが、Xさんが妻からは50万円しか受領していないことを重視され、判決では130万円しか認められませんでした。
そこで控訴を検討しましたが、Xさんはこれを機会に遠方に転職されることが決まったため、第1審での終了を望まれました。相手方も控訴はしないとのことでしたので相手方に130万円と遅延損害金を支払わせて終了しました。
引用:弁護士による離婚相談
上記は大阪市在住の夫34歳(公務員)と妻30歳(公務員)の例になります。妻の帰りが遅くなったことに不信感を抱いた夫が、妻と他の男性がSEXをしている写真を見つけたことから起きた事例です。
最終的には夫が妻の不倫相手に慰謝料を請求して終わりましたが、過去の判例からも、既婚者との間に肉体関係が発生すると不倫になるのが一般的です。
不倫の境界線
法律的には既婚者と肉体関係に発展したら不倫と見なされると解説しましたが、既婚者とキスまでするならセーフ?二人でホテルに行って添い寝するだけなら大丈夫?と疑問に持つ方も多いかと思います。
不倫の境界線はとても曖昧で、既婚者と肉体関係に発展しなくても不倫になるケースもあります。それは不倫に対する法的な範囲として、「社会通念上の許容範囲を逸脱し、夫婦関係の平穏を侵害している場合」といったところまで及んでいるからです。
つまりは夫婦間の生活に支障をきたすことがあると、肉体関係だけでなくても不倫になるということです。
すでに女性の中でも、無意識に不倫をしてしまっている方もいるかもしれません。そのため、既婚者に誘われてどこから不倫になるのかをしっかりと把握しておく必要があります。
次に、パターン別にどこからが既婚者と不倫になるのかを解説していきます。
お食事の場合
まずはよくあるケースで、既婚者からお食事に誘われた時です。会社の付き合いや学生の頃の付き合いなど様々なシーンで誘われることがあるかと思います。
基本的に既婚者と食事だけなら不倫にはなりません。食事しただけで不倫になってしまうと、人との付き合いが減ってしまいますよね。ただ、外出先のレストランやバー、街などで知り合いに二人でいるところを目撃されると、不倫を疑がわれる可能性があります。
手を繋いだ場合
既婚者の相手に誘われて食事をするのは不倫ではないとわかりました。ただ、外出先で手を繋いだらどうでしょうか。多くの女性は不倫になると思うかもしれませんね。しかし、これだけでは不倫とは言い難いでしょう。
例えば、人混みがおおい場所に既婚者と出かけたとします。人が密集しすぎて、手を繋がないとはぐれてしまう、人とぶつかって危ないといったことがあります。
このように安全面を考慮した上で手を繋ぐパターンがあります。ある程度、お互いに打ち解けている既婚者の相手だと手相を見たり、マッサージをしたりということもあるかもしれません。
このケースでも浮気とは言いにくいですが、手を繋いだところを見られると確実に誤解されるでしょうし、既婚者の男性が好意を抱いている可能性が高いです。
ハグの場合
既婚者とお出掛けをしてハグをした場合になると、大半の人が不倫であると主張するはずです。しかし、ハグの場合でも不倫にならないことがほとんどです。
日本では異性とハグをする行為は、恋愛感情のあることがほとんどですが、外国だと友達同士でもハグをすることがありますよね。既婚者の相手が外国人、海外での生活経験があるなどのパターンは、下心なしの単なるフレンドリーなハグの場合があります。
また、辛いことがあって、慰めてもらうためにハグをされたというケースもあるかと思いますので、やはり不倫とはみなされにくいです。
しかし、周りから見た時には高確率で既婚者の男性と不倫していると疑われます。久しぶりの再会で挨拶する時や慰める時の優しさ以外の抱擁は不倫のきっかけにもなるので注意した方が良いです。
キスの場合
既婚者男性とのデート中にキス、レストランやバーなどで食事をした帰り際にキスをしてしまった。ということは結構起こりえます。ここまでくると、周りから目撃された時は、不倫だと見なされるでしょう。
そもそも何もない人とはキスをする必要がないですし、理由もありません。仕事で嫌なことがあったからキスをする、挨拶でキスをするなんてことはまずあり得ませんよね。
感情面から考えると、キスから不倫と捉えるのが自然なのでしょうが、実際に既婚者の相手とキスをして不倫と認められたケースはほとんどありませんので、法的に罰せられる可能性はかなり低いです。しかし、かなりグレーな行為であることは頭に入れておくべきでしょう。
体の関係を持った場合
既婚者の相手とキスをしてから肉体関係を持った場合は、完全にアウトになります。これは前述のように不貞行為(パートナー以外との肉体関係)とみなされるので、法的に罰せられます。
しかし、現実では既婚者の相手だとわかってはいても、酔った勢いでホテルに行き、つい関係を持ってしまったというケースはよく起きています。既婚者の相手と二人きりでなくても、複数人の飲み会からお持ち帰りすることはよくありますよね。
たった1回でも酒が入ろうとも既婚者の相手と肉体関係に至ると不倫になります。
①視える有名な占い師が多い
②最大10分(2,400円分)無料のお試し鑑定
③24時間いつでも好きな時に使える
自宅でゆっくりしながら相談してみては?
今月末までの特典を使って相談する
不倫行為とみなされたらどうなる?
実際に既婚者男性と食事をしてから自宅やホテルに行き、不倫行為をしてしまったらどのようなリスクがあるのでしょうか。既婚者と不倫をしてしまう多くの女性が、その先のデメリットやリスクを考えていないことがほとんどです。
既婚者男性に誘われて不倫行為にならないためにも熟読ください。
噂が広まる
既婚者の相手と不倫をしている最中に、誰かに目撃されるとすぐに噂が広がります。デートが終わってから自宅まで送ってもらったり、部屋に一度あげたりするだけでも、近所の人に見られている可能性があります。
すると、不倫をしていることがたちまち広がっていきます。これがダブル不倫だと、住んでいる団地はもちろんのこと、ママ友の間、お子さんの学校にまでバレます。
どんなに気を付けていても、どこかで誰かは見ています。お子さんがいる方は自分だけでなく、子供にも影響が及び、いじめに発展する可能性もあります。そうなると今住んでいる地域にはいずらくなり、周りからも敬遠されるでしょう。
同じ社内の場合は職場にいられなくなる
不倫相手が同じ会社の人間だった場合は、職場にいられなくなります。会社としてはコンプライアンス違反をした両者に対して、異動させることもありますが、何より社内全体に既婚者と不倫した情報が広まるので、当然仕事ができる環境ではなくなり、自然に辞めないといけない状況に追い込まれます。
また人間関係がこじれるだけなく、減給や出勤停止になります。最悪の場合、一度の不貞行為で会社をクビになるケースもあります。どこから不倫なのかを知っておかないと、気付いたら失職してしまいます。
奥さんが家や職場に押しかける
既婚者との不倫行為がバレてしまうと、相手の奥さんが自宅や会社に押しかけてくる可能性があります。ここまでくると、既婚者の配偶者は不倫相手の身元を割り出しています。
特に女性同士の恋愛トラブルは怒りの矛先がパートナーではなく、相手に向かう傾向にあります。会社に押しかけてきた場合は、不倫の証拠をすでに揃えている可能性があります。会社側の対応としては、取引先や会社のブランドに泥を塗る形になるので、クビにすることがほとんどです。
最も厄介なのが、自宅に押しかけてきた場合です。相手の奥さんが復讐としてナイフを片手に持って待ち構えていることもあります。日本ではたびたび、不倫相手を殺害するという事件が起こります。ややケースは異なりますが、1993年に起きた日野OL不倫放火事件では家を放火しています。これによって、既婚者男性の子供も亡くなっています。
このような事件を耳にすると、既婚者相手との不倫がどれだけリスクあるのかを考えさせられます。
日野OL不倫放火事件を詳しく知りたい方は、以下リンクを参照ください
日野OL不倫放火事件詳細→日野OL不倫放火殺人事件
慰謝料を請求される
不倫行為が発覚すると、浮気相手に慰謝料を請求することができます。特に若い時に既婚者と不倫してしまうと、経済的に大きなダメージを受けます。そもそも不倫に対する慰謝料というのは、浮気していた旦那とその浮気相手から精神的な苦痛を与えられたことで発生するものです。従って、明確に〇〇円が請求されるという相場は決まっていません。
しかし、過去の判例から分析すると、不倫が原因で離婚になると慰謝料は数百万円に至ります。
不倫による慰謝料早見表
離婚、別居せずに夫婦のままの場合 | 50万円~100万円 |
不倫で別居した場合 | 100万円~200万円 |
不倫で離婚した場合 | 200万円~300万円 |
こちらは裁判に至った場合の慰謝料なので、示談の場合は金額が異なります。いずれにしても、既婚者と不倫することで、高額の慰謝料や失職、事件性のリスクなど全くもってメリットがありません。
不倫行為にならないために
ここまではどこからが不倫になるのか、不倫をすることでのデメリットやリスクについて解説してきました。しかし、その場の雰囲気や社会的な立場などで既婚者からのお誘いを断ることができない!という女性も多くいるかと思います。
次に少しでも不倫に発展しないように皆さんがするべき対応策を3つご紹介させて頂きます。すでに既婚者からお誘いを受けて悩んでいる方は、ぜひ実践してみることをオススメします。
誘いを断る
なかなか相手に誘われたら断りづらいという女性も多いかと思いますが、時には誘いを断るのは非常に大切です。
自分が誘いを断ったら相手を傷つけてしまうのではと恐れてしまい、断わらない人も多いですよね。しかし、誘いに乗って不倫行為に至ってしまうと、誘いを断る以上に傷がつくのは相手の家族です。
どうしても大事な話をしなくてはならないのであれば、誘いを受けるべきですが、ただの飲み会やお食事程度なら適当な理由をつけて断りましょう。そうすることで不倫を未然に防ぐことができますし、周りの人からの誤解を生むこともなくなります。
断り方はこちら
毅然とした態度
既婚者と不倫に発展しないためには、自分の感情をコントロールする必要もあります。そのために、相手と会う前に不倫なんて絶対しない!と毅然(きぜん)とした態度で振る舞うように心掛けましょう。
スマホのメモ帳などに「不倫はしない!」などと記録を残しておき、自分がトイレに行った時や相手といる時にこまめにチェックするだけでも、お酒の勢いで不倫に発展することも防ぐことができます。
上手にあしらう
既婚者の男性と一緒に食事に行き、アルコールが入ると距離が近くなります。そこで手を繋ごうとしたり、キスをしようとしたりすることもあります。ここで大事なのは、相手を100%拒絶するのではなく、上手にあしらうことです。
なぜなら、下手に拒絶をするとむしろ相手の反感を買い、無理矢理に誘ってくる可能性がありますし、お互いの関係が悪くなるかもしれないからです。
相手から求められた場合は「〇〇さん素敵な奥さんいるじゃないですか」「わたし、今日はそういう気分になれないんですよー」などと上手くあしらうのがベターです。「すみません。これから予定あるので・・・」と、この先の展開がないことを遠回しにちらつかせるのも有効な手段です。
上司や同僚の場合は常にビジネスモード
お誘いを受けている既婚者が会社の上司や取引先だと、時には断らないで顔を出すことも大事なことです。誘いに参加しても、会社の上司や同僚、取引先の相手には自分の情報を極力話さないようにしましょう。
自分のことを話してしまうと、相手に好感を抱かせることになります。心理学では自己開示などと呼ばれますが、仕事関係の人間は仕事の話だけに留めるようにしましょう。
オススメは、上手く相手の話にうなずきながら質問をして、相手に話をさせることです。そうすることで、自分の話をする時間を削ることもできますし、何より相手から何か学ぶこともあるかもしれません。
仕事関係の人に誘われた場合、相手から何かを勉強する学びの場だ!と臨むだけでも、不倫に至る確率をグーンと下げることができます。
不倫をしやすい既婚者相手を見抜くテクニック
最後に皆さんが不倫で失敗しないように、誘ってきた既婚者が不倫しやすい人かどうかを見極めるテクニックを1つご紹介しておきます。ここで紹介するテクニックは科学的な根拠に基づいたものなので、非常に効果的です。ぜひ誘いに乗るか乗らないかの判断材料にでもしてください。
イギリスのダラム大学で編み出したテクニックなのですが、これで「肉体関係を求めやすい男性」「パートナーがいても不倫をしやすい傾向がある人」を見分けることができます。
この研究は700人の学生に、尻軽な性格の人の写真2枚と真面目な性格をした男女の写真2枚の計4枚を見せました。そこで、「どの顔が尻軽な人だと思うか」と質問をしました。
すると、被験者の全員が72パーセントの確率で、尻軽の人を見抜きました。つまり「この人軽そうだな」と思った人は大抵当たることになります。つまり、既婚者の写真を友達に見てもらい、「この人チャラいと思う?」と質問をしてみると、相手が不倫しやすい人かどうかを見抜くことができます。
またこの研究結果で、不倫をしやすい男性の特徴に「鼻が大きい」「眉毛が太い」といったことも傾向も見られました。これに該当する既婚者は不倫する可能性があるので、注意しましょう。
既婚者相手と不倫をすることはデメリットしかない
法的には肉体関係からが不倫になりますが、夫婦生活に支障をきたしていれば肉体関係に発展しなくても不倫とみなされます。しかし、人間関係を維持するには人との付き合いは欠かせません。
そこで大事なのは、既婚者の相手と適度な距離を保つことです。自分が一度でも不倫をしたことで、経済的社会的に受ける影響ははかりしれません。何より相手の家族を悲しませてしまう行為です。
現在、既婚者に誘われている方はこの記事をよく読んで、自分がどのように立ち回るべきかを考えてみるのが良いかと思います!